猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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二重構造のドラマに圧倒される
「まだやるの?」
21世紀版のシリーズは3部作とも面白く、これはロードオブザリングくらいしか思い出さないほど。それくらい完璧で物語もきれいに完結していたから、この4作目はディズニーになったスター・ウォーズやインディ・ジョーンシリーズ同様に中身がない冗長な映画になると、正直な所期待度は低かった。
が、蓋を開けてみると21世紀版では最高傑作と思える素晴らしい出来!
確かに序盤が長くて少し退屈したり、生き延びていた知恵を持つ人間が、なぜ300年も黙っていたのか疑問に思う所もあるが、それは続編で分かるかもしれないので保留。
エイプ同士の対立は人類の歴史や現代社会を反映したもので猿の惑星シリーズのもつ文明批判というハードコアSFな伝統を感じるが、やはり人間が絡むと俄然面白くなる。
人間側のメインキャラは2人だけだが、2人とも際立ったキャラになっていて、とても人間臭いのがいい。
この先はエイプと人間の戦争になるのだろうか?その結末が共存と平等だとしたら続編はいらないが、一筋縄では収まらない奇想天外な展開を、この映画からはどうしても期待してしまう。
(エイプ≠モンキーでエイプはチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなどより人間に近い猿を言うそうです。テナガザルやニホンザルなどはモンキーなので猿の惑星でも下等な猿として扱われるかもしれません)
猿VS人間のアクション映画です
幼いときに旧作・1作目ラストシーンの
衝撃の洗礼を受けている僕としては、
どうしても物語の裏にある「何か」を
期待してしまうのです。
うーむ、結局「わからん」で終わってしまった。
なんで人間残ってんの?とか。
もしかしたら未見のままのリブート3部作
を観ていないからそうなっちゃうのかな?
だとしたら残念な状態で観たことになりますね。
(ウィルスの件も含め、どうやら世界線は
続いているようですね・・・)
ということでリブートを観ていない
自分にとって本作は、ただただ人間とサルが争い合ってる
としか見えなかったんですよね。まぁ、主人公の成長って
のもありますが。
まぁ続編ありそうですから、これからってとこ
なんでしょうかね?
とにかく戦う以外のイベントがないので
あまり面白みが感じなかったんです。
人間VSサル 猿の部族間争いなど。
まぁ、配給がディズニーになった功罪も
ありそうですが・・・。
時間見つけてリブート、、見てみようかな。
相入れないと分かっていても期待してしまう
猿と人間、相入れないと分かっていても
エイプの主人公と人間が通じ合うと期待しちゃい
ます。毎回のことながら…
シリーズもの映画によくある、
前作の登場人物や設定が出ててきて「あっ、あれだ!」と気づいたときの楽しみはありました。
が、「シーザー」連呼しすぎ。笑
もうちょっと出し惜しみしてほしかったです。
ポスターにあんなに大きく映っているプロキシマスと、
捕虜の人間はキャラクターが深掘りされてなくて、登場するシーンやラストは盛り上がりに欠けました。
プロキシマスの部下?のほうがインパクトありました。
ストーリー全体の新鮮さはないですが、
なぜか毎回、魅力的な猿たちで面白かったです。
これからまた悲しい争いが始まるんだな…と
感傷的に。
次作も観に行きたいです。
恐ろしいなあ……人間は……
猿VS人間というより、猿VS猿の話で、最後に、初代「猿の惑星」に倣...
猿VS人間というより、猿VS猿の話で、最後に、初代「猿の惑星」に倣った落ちを持ってきているのが、なんとも中途半端な感じ。しかも、前半がまったりとした展開で、ややだれ気味。人間も猿も結局同じことを繰り返し、同じ理由で滅ぶのだといった点だけは、考えさせられた。CG等の技術などは無い時代だったけれど、同シリーズ初作のすごさを改めて認識させられた。
映像は凄いけどドラマ不足
序盤に巨大天体望遠鏡的なのが映った時点で、大オチの予想はつくため、そこに至る過程や葛藤を描くのか…と思いきや、そうでもなく。
シーザー亡きあと想いは伝承されず、人類とエイプは共存できなくなった世界。そこで知能の高い人間・ノヴァと、若きエイプ・ノアが心を通わせ協力し合う…というほどでもなく。
全体的にある意味リアルで、そんなすぐに信頼関係は築けないしお互いの目的を優先させるよなというのも分かる。なので理解はできるのですが、展開にドラマというかエモーショナルな部分がないし、起承転結までが恐らく数日間の短い期間というのもあって、サラッとし過ぎていた感じはありました。
これ続くのか…?もうそろそろ終わりで良さそう。
オリジンに繋がる前日譚シリーズ最新作
ただの猿のくせに偉そうだ。
猿と人間の立場が逆転したとしたらという話が面白いのは、それが現実にはあり得ないので、猿にも人間にも時には批判的に時には同情的に高みの見物ができるからだ。猿が人間並みの知性を手に入れるのと反対に、人間は知性を失う世界が描かれる。人間が長い年月をかけて進化したように、猿も長い年月の進化の結果、知性を手に入れるのなら分かる。しかしこの猿たちは、進化の過程をすっ飛ばして知性を手にしてしまったように見える。野生のまま突然考える力だけ身に着けたらどうなるかを、この映画は描いているようだ。姿や動作は野生の猿そのものである。文明社会からはまだほど遠いが、言葉を話し、社会を作っている。良い方に進めば、原始人や未開の種族のような、自然と共存する平和な生活を送るかもしれない。しかし悪い方に進めば、力で他の者を征服して権力を誇示するようになるかもしれない。人間が猿に置き換わっただけで、やることは同じだなと思う。
しかし、この猿たちのリアルさは素晴らしいと思う。野生の猿が、話すことができ感情も持つことが率直におかしく感じられる。変に人間らしさを身についけていないだけ、ギャップの面白さがある。これは映像技術の進化だろう。
この作品は、壮大な物語の幕開けに過ぎないようで、内容は物足りない。数少ないが生き残った人類と猿たちの、この世の覇権をめぐる戦いが始まるのだろうか。テーマが人間と猿との共存であるので、果たして新しい世界を共同で築いていけるか、それとも凄惨な戦いが始まるのか期待させる。
やはりオラウータンが最高
apesの表情がとても豊かで良かった。
喋る猿の違和感がなくなってきた
冒頭から猿たちが岩山を登るシーンなのですが、驚異的な運動能力とか動きはまさにチンパンジーって感じなのですが、片言で喋る。
手話を使うチンパンジーは現実でもいるから違和感はないけれど、言葉を話すチンプもシリーズを見続けてきたせいか違和感がない。
物語が進むにつれてなんか流暢に喋っている気がしますが。。
野生のヒト族が完全に獣っぽいんだけど、知性のある人間とどこで別れちゃったのか?
たとえ森で暮らすことになったとして知性を手放すことがあるだろうか。。。
コミュニケーションを取る上で必要な道具を使う文化などは失うことはないように思うんですけどね。。。
人を優位に描きたくなるのは作り手の意向なのか、結局ヒト対類人猿の構図になるのか、。。。
大昔の猿の惑星を見た時類人猿達の文化レベルはもっと非常に高かったことを思い出しますが、どういう進化を辿るのか。
人間も猿もひどい
とても良かったー!
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