猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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基本設定の勝利か。 やっぱり楽しめる。
小学生のとき、TVで観た1作目のラストは衝撃だった。その部分だけは今でも良く憶えている。その後、続編、新シリーズ、etc.と一体何作られたのだろうか?
でも、どれも結構面白かったと記憶している。それだけ基本の設定が優れているということか。
本作はリブートということらしいが、「とにかく観てみよう」と観賞。
【物語】
ウイルスの流行により猿の知能が飛躍的に向上し、地球の支配者が人間から猿へと変わり、人間は生存数さえも激減していた。
ノア(オーウェン・ティーグ)はリーダーである父親が束ねるイーグル族(チンパンジー系?)と呼ばれる部族に属して平和な暮らしを送っていた。ところが別の猿族(ゴリラ系?)に村を襲われる。父親は命を落し、生き残った家族と仲間は捕虜として彼らに連れ去られてしまう。
ノアは彼らを救うべく、連れ去られた先を探す。その過程でラカ(ピーター・メイコン:オラウータン?)と彼が守った人間の娘メイ(フレイヤ・アーラン)と出会い、彼らと共に凶暴な猿族の居住地を探し続ける。
そして遂に海岸に築かれた彼らの居住区に辿り着く。その猿族はプロキシマス・シーザーが独裁者として君臨、支配していた。イーグル族の仲間達は奴隷としてそこで働かされていた。そこにはかつて人間が高度な文明で製作した武器や先進機材を収納した格納庫があり、シーザーは守る強固な扉を奴隷を使ってこじ開け、中の機材を手に入れて彼の支配力を絶対的なものにしようとしていた。
ノアはシーザーの野望を阻止し、仲間を救うべく立ち向かう。
【感想】
今回も結構楽しめた。
まず、冒頭の猿たちのダイナミックなアクション。 今さらどんなシーンを見せられてももはや驚きはしないが、あんなシーンを見せられるとワクワクする。CG + モーションピクチャー? 作り方(種明かし)に興味は無いが(というか知らない方が素直に楽しめる気がして知りたくない)。
そして中盤以降に目が行ったのは猿の泣きの演技。「目は口ほどにものを言う」わけで、名優は目で演技をするが、今回の猿は目でものを言っていた(笑)。目を潤ます繊細な演技。 「現代CGはここまで出来るんだ」と、これには感心した。
メインストーリーは、友情、家族愛、そして打倒悪の支配者、という散々使い古された流れだけど、それでも楽しめたのは、やはり基本設定の秀逸さなのだと思う。猿が人間に次ぐ知能だと誰も知っていて、
「どこかで進化の優劣が変わって、猿の知能が人類を上回っていたら地球はどうなってた?」
と考え出したら、興味が尽きない。
また、人間も知能が現代人と同等に発達してから少なくとも数千年の時間を経て現代文明を築いたのであって、猿が仮に突然変異で人並の知能を持ったとしても、いきなり自分達で文明機器を発明したり、製作することはできず、人類の遺物たる先端機器を手に入れようとする設定もリアルで説得力ある設定だと思う。
猿の中でも、人種ならぬ猿種、あるいは部族間の対立や諍いが有ることも、「人類でなくてもきっとそうよな」と納得してしまう。
コロナ以降ハリウッド大作欠乏が続く中で、気楽に楽しめる大作として、おススメできます。
243 さて君のミッションだが禁断の地にあるディスクを取ってくることだ。
300年というと
知能を有する人間が果たしてどれくらい生き残るのだろうか。
その間ずーっと外部との接触を遮断せざるを得ない大多数を
占めた人間の中にようやく現れた対ウイルスの免疫が
備わっている待望の子がメイということでしょうが、
よし、時は来た!お前にミッションを与える
としたのが300年後?
世代として5代くらい?
何回も作戦失敗もあったでしょうに、
その都度エイプと敵味方として接してきた痕跡があれば
すんなり話に入れるんだけど、なんかモヤモヤがあるのですな。
ようやく見つけた人間が猿に尻尾振る胡散臭い奴とはいえ
チョークスリーパーで殺しちゃうの?
そういうのって結構実戦を踏まないと覚悟つかんと思うが。
さらにダメ押しで海にドっポーン。
あーそうそう敵を溺れさすのに、チンパンジー側のリスクも顧みず
ごめんね、っと言って爆発させるというのもなんだかな―。
最後もお別れに来たの、と油断させ
こいつは賢いサルやから始末しとこうと思わせる描写もある。
演出と撮影はいいのだがこれで脚本オッケーなのかと疑問でした。
物語の出だしは猿側の都合ばかりで、早よ次の展開よこせ
と思ってましたがメイが出てきてからようやくサスペンスぽく
なったのに、彼女が活躍すればするほど違和感が大きくなっていく
と頭が混乱いたしました。そもそもどうやって基地に
途中経過報告するつもりやったんや?
60点
東宝シネマズ日比谷 20240514
パンフ購入
侵略と支配への恐怖は続く
シーザーの死後何世代かを経た未来を舞台にした新章の始まりです
回を重ねると段々話が娯楽に走ったりしてダレてくるものですが
本作はさすが頭のいい人が創っていて一切のダレはありません
お互いのテリトリーを守り侵害することなく共存する
というのがシーザーの理想でしたが当時もうまくは行きませんでしたが
今もなお侵略と支配に怯える世の中は一切変化することはありませんでした
チンパンジーは村を作り平和に暮らし
オランウータンはその数を減らし絶滅に瀕しています
そして支配者となったゴリラは人間の復権を恐れ
強力な戦闘力を武器に人間狩りとノア達の村を侵攻し
かつての人類の技術の扉を開けるべく奴隷としました
そして知能を失うことなく野生化しなかった人類ノヴァ/メイが現れ
謎のミッションへと行動するのでした・・・
いよいよ第1話以来のSF物語が幕を開けます
全く新しい局面を迎える次回作以降がまた楽しみになる作品です
終わりはあるのか!?
猿と人間、地球の覇権はどちらに、あるいは共存か。この戦いはいつまで続くのやら?なんにしても次回作に期待。
あの天体望遠鏡、最初のエイリアンの巨大砲台のシーンが頭に浮かびましたが、ノアたちは何か見えたのか?
エイプと人間の共存は不可能である。
シーザーの死から300年の地球。
人間は退化しエイプは知能を持ち進化した世界。
しかし退化していない人類も世界各地にいた。
メイが帰った「基地」と交信した場所にもいたわけだし他にもいるはず
エイプよりはるかに知能の高い、コンピューターや通信機器など先端技術を維持管理し使えるような人間が300年いたわけだ。
それなら再び人間が地球を支配できるような抗ウィルス、エイプと対決できる武器(プロキシマスが狙った格納庫にあったような)も他にもあるのではないか。
今回は人類対エイプと言うよりノア率いるチンパンジー・イーグル族対プロキシマス率いるゴリラ王国の色合いが強かったが、次回作・続編があるとするならノア率いるエイプ軍対メイ含む人類軍なのか?
メイは自分の目的をノアには隠していたことがノアにとって「人類不信」につながり結果的に両者は「人類・エイプの共存不可能」と感じていたと考えます。
エイプの知恵袋になるべきラカが実は生きていて…キーマンになるってことはないのかな。
やっぱり素材の良さって大事よなって話
タイトルが全てなんだが、やっぱりこの設定はもう面白い。
大喜利みたいに次々ネタが浮かぶIPもなかなかない。
細かいとこに疑問あったり、ご都合っぽいとこもあっても設定おもろ、この監督はこう撮るんかぁってなるくらい。何度もカバーされた名曲みたい。
あと全作及び前作観てなくても大体わかるつくりで、前半退屈と言ってたけど私は前半も面白かった。
最初の仮面集団もロードオブザリングみたいだったし、博士みたいなオラウータンも素敵やんだった。
田舎を出たノアが都会に出て知らない事を知ってくくだりとかも青春のロードムービーっぽいし。
かつて人間に育てられたシーザーを信仰してる猿。
教義と信仰。この辺の違いも風刺になってて良かった。
人間を信じられるか…いやぁ人間がこの映画を観てるのに今回は猿よりに感情を持っていかれたし、最後のシーンの彼女の手に握ってたアレとか、そうなんよな結局…とか思ったり。
面白いし、続きがみたいなぁという作りだった。
この後の展開で期待したいのは他の大陸で仲間を見つけたり、進化が進んだ知的猿達の存在や、共存派の人間と猿の国だったり出てくると楽しいかもな。
それが宇宙から地球を奪い返しにくる人間軍団と大決戦!妄想が捗ります。
そして今監督の次回作はゼルダでしょ?
いやぁキタイデキル!ウホウホ
とにかく名作シリーズになりえるので観といて損なし。
ちなみに
デートで◎ 手堅く楽しいし、ウホウホ言い合いたい。
友人で◎ 映画好きなら一緒に行きたい映画
家族で◯ 普通に良き。🦅を買ってもらおう
1人◎ 熱中できます。
リブート三部作よりは面白くなりそうな予感
「完全新作」と宣伝されていますが、世界観はリブート三部作と地続きで、
人間の作ったウィルスによって知性を得て、人間との共存を模索しながら、
猿のカリスマ的指導者となっていったチンパンジー、シーザーの死から
300年後の地球が舞台です。
リブート三部作については、一作目を除いて、二作目以降、
猿だらけの暗い絵面で、お話も娯楽性に欠ける駄作だな、
と個人的には思っていましたが、今作は、人類文明が衰退した
緑豊かな地球を舞台に、比較的娯楽性の高い作品に仕上がってます。
画のトーン、音の使い方、音楽などオリジナル(1968年)への
リスペクト、オマージュも随所に見られます。
予告編を見る限り、猿の王国の主プロキシマス・シーザーが悪役で、
それに対して、チンパンジーの若者ノア、オランウータンのラカ、
知性を持った人間の少女メイ(ノヴァ)が共闘するお話、かなと思いますが、
そう単純ではなく、それぞれのキャラクターがもっと複雑な描かれ方をしています。
知性を持った猿(プロキシマス、ノア、ラカ)の人間に対する視線と洞察、
人間(メイ、トレヴェイサン)の本質と、知性を持った猿に対する視線、本音。
特に、プロキシマスとメイの描かれ方は興味深いです。
考えさせられました。
IMAXで鑑賞しましたが、シネスコよりは天地が広く感じるけど、
IMAXのフルサイズではないような?
予告編を見ると通常版はシネスコのようなので、
シネスコ版は上下が多少トリミングされているのかな?
傑作誕生
IMAX版で鑑賞。映像、音響共に文句無し!
ただ、通常のシアターでも十分堪能出来ると思います。
今作はリブート版の4作目。前3作が非常に良い作品だったので、期待感を持って見に行きましたが大満足です。監督は知らなかったですが、最高でした。CGもこれはもう芸術ですね。
偉大な創始者シーザー亡き後、数百年後が本作の舞台。若きノアが主人公。今作は物語が奥深く見応えがものすごくあると思います。
続編は必ず作られると思います。
ちょっと残念なのが、前3作でシーザーの相棒で良き理解者のラカがいないこと。ノアにシーザーの事を話してあげていればいいんだけど。
恐らく続編はノアが猿達のリーダーに相応しいかどうかが焦点になりそしてノアの葛藤等が描かれるのではないかと思います。ノアには頑張って欲しいと思います。
序盤で猿達が馬に乗っているシーンが出てきて、オリジナル版を思い出しました。テレビ放送で何回か見たけど、いよいよリブート版もその世界に近づいて来たんですね。
予備知識ゼロ民にはアッサリ味
予備知識ゼロ、前作等ノーチェックで行った感想。
映像の綺麗なあっさり味の映画。
まぁこうなるよね、という王道展開なのでそこそこ楽しめる。
「どうなっちゃうの〜?!」というハラハラは感じなかった。
前作からの繋がりポイントを抑えてたら全く感想違ったかも。
昔、映画館でアバター観たときの感覚を思い出した。つまらなくはないけど、たまにちょっとだけ退屈。
仲間達と離別した主人公ノアが旅の行く先で、聡明な心優しいオラウータン『ラカ』と訳ありな人間の女の子『ノヴァ』と出会うも、その3人だけで過ごす描写は短く、いわゆる"絆"を感じられるほど長くない。『バトル漫画ではメインバトルより修行シーンが好き』って人は物足りないはず。
ラカが人間なら演者は絶対モーガンフリーマンじゃん!と思ってた。4DXやばい。木登りシーンすごい揺れた。喧嘩シーンは毎回背中をドンッてされて嫌だった(笑)
見終わる頃にはサルの顔の見分けがつくようになる!!
主人公はやっぱちょっとイケメン猿♡なのね。
2000年以降のシリーズは見て行った方がいい作品
昭和時代の猿の惑星は見てましたが、
地球に残った人類の変わり様にビックリしました。
2010年以降の猿の惑星シリーズを見てから行った方があのヒロインが存在する流れと後半へのつながりがわかるのかな?(リブートシリーズはまだ見れてないので....??)
VFXをふんだんに使いつつも境目が全く分からない技術は、ハリウッドの凄さですね。
エイプの表情の豊かさに原始に戻った地球描写はすごいとしか言えません。
物語的には感動するとかではなく考えさせられる映画です。
人間により急激な進化を遂げた地球を支配したエイプと破滅の道を辿った人の生き残り関係性の物語から何回も出てくるあの言葉の意味......
次回作が楽しみになる映画です。
まだ見れてませんが最低前作を見て行ってください。
人の変わり様に追いつけないのでモヤモヤが残ると思います
まだまだ猿VS人間の戦いは終わっていない
チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」(1968年)を子供の頃、テレビ放送でみて、ラストの大変に衝撃を覚えた世代です。あれから色々な映画を見ていますが、ラストの衝撃がこんなにも凄い作品は、後にも先にも「猿の惑星」のみだと思っています。ですので、ティム・バートン監督作品のリブート「PLANET OF THE APES 猿の惑星」に大変にがっかりさせられました。
そして月日が流れ「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が制作され公開され、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」(1968年)に至る前の事を描いた作品が3作作られ、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の出来に満足を覚え、その後の2作品に、少しやり過ぎ感を覚えましたが、それなりに納得させられ、本作品が作られた訳ですが、実は、本作品こそ、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」のリブートなりリメイクになるのかと思い、期待半分にして見に行ってきましたが、蓋を開けてみると、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」の時代に至る前の時代の作品であり、前作品の延長上の作品でした。
まだまだ、人間と猿との戦いは続いていて、前3作品が、シーザーの時代のお話なら、本作品からは、ノアの時代のお話になった感じです。ですから、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」から本作品まで、あまり時間が動いていない事のお話で、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」に至るまでは、まだまだ先になりそうですね。
ティム・バートンの「猿の惑星」では、人間がそもそもしゃべる自体が、ちょっと駄目な内容だったですが、本作品では、まだまだ人間は希望を捨てていないようですね。この先も、まだまだ、猿VS人間の戦いはありそうな展開ですね。
今回は、猿が、人間の作り上げたモノを奪おうと言う所のお話でしたか、しかし、単に猿VS人間の戦いだけの内容には、少し飽きた感がありますね。
チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」へのリスペクトもしっかりありましたが、そろそろ、違う展開もみたいものです。
チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」に繋げる為にも、なぜ、猿が人間の文明を隠したがったのか、人間がその後口がきけなくなったのかなど・・・そろそろ、その辺にお話を繋げて貰いたいな・・・・
ここまで作ったのだから、ヒットしないから、もう作らないではなく、しっかりそろそろ、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」に繋げて、あの偉大な作品に、敬意を示して欲しいかな・・・・
人も猿も猿をころす、、、
前半人間が出てくるまでが、「あれ?なんで猿なんだっけ?」と思ってしまう。時代劇でもいいんじゃないのかな?
ノヴァが出てきて、CMのシーンのところで、ズボン履いてるのをみて、「あ、宇宙飛行士かな?」と思ったら、違った。
前振りでは「300年後」とあり、本編字幕では「数世代後」となってたけど、300年のハイテク機械が作動するのかな?90年代のPCだって動かないのに。
人の言葉を話す人間と話せない人間の隔絶がちょっとひどいかな?って。猿と人間が逆転というより、原始人?的な?だって退化して動物になったなら、裸でしょ?完全に。隠すってことは羞恥心の現れだもの。
ノヴァが抜き取ったHDD?も、そんなに大事なのかな?って思っちゃうし、結局人間を口封じに殺してしまうことで、ノア達に不信感を抱かせたよね。
シーザーの教えが余り活かされてないよね、特に「猿は猿を殺さない」ってのが。だから主役が猿でも結局人間と同じように欲深い争いとかになるんだよね。
で、次回は、全面戦争ですか?オリジナルシリーズの「1」や「2」のような救いのない絶望が欲しいんだけどなあ。映像は良かったよ。
そろそろSF原点に回帰した作品に戻って欲しい願いかな。
チョット最近思う事(余談)・・・短ヨウツベを時々見てるんやが、観た人いたかもやけど 母犬と死んだ子犬と無造作に土に埋める飼い主(多分アジア人男)そしてソレ撮ってる人の腹立たしい映像あったんよね。
飼い主が死んだ子犬を箱にも入れずに、墓穴へそのまま埋めて土かぶせてて、母犬が必死に子犬を掘り起こそうと制止するんだが、飼い主につまみ出されて、抗う事も叶わず、最後に母犬が目から涙流して号泣してるアップが映し出されてて。
メッチャ衝撃やったし超激怒したし 母犬の想いにこっちも涙したわ。
動物にも感情があるのに全く無視されてて、やりきれない思い。
人と言う者は自分の都合解釈でしか考えてない。せめて飼い犬への愛があればこんな事したり映像は撮って流れないと思うのだが。酷い世の中である。
それを踏まえて、公開初日に「猿の惑星/キングダム」を観た。
サルが地球を征服し、人類がサルに追いやられてる話シリ-ズの最新作である。
仕上がりは まずますな感じに思います。
(作品シリ-ズ)
①1968年:猿の惑星
②1970年:続・猿の惑星
③1971年:新・猿の惑星
④1972年:猿の惑星・征服
⑤1973年:最後の猿の惑星
⑥2001年:PLANET OF THE APES 猿の惑星(リメイク作)
⑦2011年:猿の惑星: 創世記(リブ-ト作)
⑧2014年:猿の惑星: 新世紀
⑨2017年:猿の惑星: 聖戦記
⑩2024年:猿の惑星/キングダム (今作)
実に長い間語り継がれて製作されてきている。
本作はKingdom of the Planet of the Apes ⇒ ”類人猿の惑星の王国”となる
初作見た時、と或る惑星に不時着したら サルが世界征服してて更にそこが地球だったって話・・・凄っごい話だと思ったけど。今や あの頃の驚きとか感動が何故か微塵も感じられないなと感じました。
・ゴリラ ⇒ 悪のイメ-ジ?世界征服者。力あるが知性はアホ?
・チンパンジ- ⇒ 一般人的、市民イメ-ジ
・オランウータン(ラカ) ⇒ 人間とサルとの中間的存在、賢い知性感情。
・人間 ⇒ 最も賢く生きるが、行いは時として愚か。裏切る。
※人が人を殺す場面があるが、遠目でみてサルがサルを征服し殺している。
※類人猿は皆英語話してるw この不思議さ。又は日本語だったリw。
今作はチンパンジ-市民のノア、そして言葉話す人間 ノヴァに焦点を当てている。見ていて 確かに世界はゴリラ族(プロキシマス・シーザー)が牛耳っているのだが、それに抗うチンパンジ-のノア。そして 更に彼ら以上に人間の地位を守ろうと画策するノヴァ。そんな感じでしょうか。
見ていて あんまり話さないけど、人間は賢いのよ!アンタらみたいな毛むくじゃらに負けるワケ無いのよ・・・そう言ってる様な振る舞い演出(画策)が いかにも”人間味”を良くも悪くも表していると思うね。
しかし、言葉は皆で通じ合えるし、勢力による場所の征服争いは起こるが 交渉は出来るだろうし、火は扱えるし、親子や友人の関係など 感情は同じだから、サルの惑星となってるけど 今のこの現代社会の縮図に置き換えられると思うわ。
ロシアにウクライナ、イスラエルにパレスチナに簡単に当て嵌められるだろうね。
・シ-ザ-の証 ⇒ ラカ ⇒ ノア ⇒ ノヴァ 渡されるのだが。何だろうなしっくり来ないのよね。
この女、絶対悪に手を染めそう。そう思えるから不思議。
最後、人間の創った砦が一旦システム復帰するが結局破壊しなきゃって事で 海洋で浸食されていく。プロキシマスは殺られて、平和に戻れる?いや そうは成らないだろう。きっと次の世界征服する者が現れてくるだろう。それがサル(類人猿)の社会だと思うのだな。
そろそろ この手のネタは飽きたと言うのが本音かな。
原点初作に戻って欲しいと願うね。
勢力争いが主で、ロマンスなど殆ど皆無だから、場内カップルや女性の方は少なく感じました。
ご興味ある方は
劇場へ。
アバターダメな人(私)猿の惑星は良かった!
猿の惑星初体験でしたが、家人に事前に簡単に説明して貰ったおかげでシーザーのこともすんなり理解でき楽しめました
開始早々感じたのはアバター感
アバターは1,2通して受け付けなかったのですがこれは初めから楽しく鑑賞できたのはストーリーはもちろん主要キャラが理性的で声と表情の感情表現が素晴らしかったからではと感じました
ツッコミ所としては、天体望遠鏡の部品?がカラカラ回せたこと
なんで錆び付いてないのん?誰か油差してたんかい!笑
(追加)シマウマと共に原住民と化した人間たちがたしか白人ばかりだったように見えたところ、奴隷に当てはめた描写が白人のみにしていたのだとしたらよかったです(黒人の方もいたらすみません)
ノアとラカが2人で過ごすシーンはさながらスターウォーズのルークとヨーダでしたしラカの表情がこの作品では最高に良かったです(喋った!?のシーンでは劇場内に笑いが起こりました笑)
鷹の歌を歌ってと所望され「僕は父ではないから…」と拒絶した後、最後の場面で力を込めて歌い始めた時の覚悟を決めた表情にはグッときました
シーザーが意外に理解的に見えましたが、そこに至るまでにたくさんの蹂躙があったのではないか?と思えた(新参のノアの母親が彼らに逆らうなと助言していたことなどから)のと、壇上で何て素晴らしい日だ!と何度も民衆に訴える所はカルト掛かっていて、初代シーザーの教えを都合よく歪めて強要しているあたりが文字で本に残して歴史を正しく伝えることと読み書きの重要さを伝えたかったのかもしれないと感じました
読書する人口が減っているとよく目にする昨今、私も意識して本を読もうと改めて思いました
続編も楽しみです!
猿知恵。
捕まるまでが結構面白かったのに。
捕まった後、受け入れてもらえるなら、ラカ何のために犠牲になったの、無駄死にじゃん。
人間要らないね。
最初の崖上りと鳥使いがちゃんと活かされてた。鳥はそうだろと思ってた。
水のシーンとか撮影大変だったろうな。ちょっと観る方も注意が必要。
大きなスクリーン、音響の良いスクリーンで観てよかった。
根っこのところでは、猿をバカにしてるよね。
前半の映像体験はよかった。後半は退屈だった・・・。
以下ネタバレ
鑑賞前日にテレビ番組の
「情報7daysニュースキャスター」で
雑草の増え方の紹介を見た。
(「情報7daysニュースキャスター」は
雑草で困っている人を取材しているのに、
雑草で困っている人と同じ画面で
ゲストコメンテーターの
ナントカクリエイターとナントカ大学の教授が
大笑いしているワイプを表示していて感じが悪かった。
MCの有名脚本家は
表情をきつくしてて対象的だった)
雑草の繁殖力の凄さを
前日にテレビ番組で見ていたため、
「猿の惑星/キングダム」に登場する
都市部のビルが植物に囲まれている背景には
説得力があり、
未知のジャングルを探検する
緊張感があった。
藤子・F・不二雄の短編漫画の「みどりの守り神」
を思い出したりしながら、
序盤は、
ゲーム「フォールアウト3」の廃墟めぐりのさらに先に進んだ
緑化された廃墟探検が新鮮な映像体験だった。
前作「猿の惑星: 聖戦記」から数世代経過した
人類の文明の遺跡である都市部が
(パンフレット880円には300年後とあった)
植物に覆われているビジュアルは説得力があったが、
後半、
人類の文明の電気製品が現役で稼働するのは、
さすがにご都合主義すぎだろうと思ってしまい、
せっかく前半の緑化された廃墟でつくられた緊張感
がなくなり、あげくのはては、
ラストでコンピューターを稼働させている人類が登場し、
メンテナンスや各資材の調達の描写ゼロのため
ここらへんの簡略化やご都合主義は
「メイズランナー」の監督らしさかな・・・
と思ったりもしました。
前半の
緑化された廃墟での高さを使った
猿アクションはハラハラした緊張感があり、
これまでの猿の惑星の中では
1番センスオブワンダーなビジュアルだなと思いました。
ボトルキャップフィギュアが懐かしい
ティム・バートンの2001年版の猿の惑星と
シーザー3部作もつまらなくはないけれど、
やはり、
猿が演技している映像より、
1968年版とその続編の
地球がこうなってしまったのか!
な驚きと戸惑いの映像体験が
猿の惑星の魅力だと思っている観客としては、
緑化された廃墟探検パートが
「猿の惑星/キングダム」の見どころだなと
思いました。
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