本を綴る

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本を綴る

解説

小説を書けなくなったベストセラー作家を主人公に、本と旅と人が織りなすハートウォーミングな物語をつづったロードムービー。

作家の一ノ関哲弘は小説が書けなくなり、全国の本屋を巡りながら、書評や本屋についてのコラムを書く仕事をしている。哲弘は旅先での出会いや友人との再会によって刺激と温かさに触れ、厳しさを痛感しながら自分が書けなくなった理由と向き合う。彼には「悲哀の廃村」というベストセラー小説があるが、その作品こそが書けなくなった原因でもあった。ある日、那須の図書館司書・沙夜と森の中の本屋を訪れた哲弘は、古書に挟まれたまま届けられずにいた恋文を発見し、宛先の人物に渡すため京都へと向かう。

東京都書店商業組合が運営するYouTubeチャンネル「東京の本屋さん 街に本屋があるということ」にて配信されたドラマ「本を贈る」の新たな企画として制作され、ドラマのメガホンをとった篠原哲雄監督と脚本を手がけた千葉一凛が再タッグを組んだ。矢柴俊博が主演を務め、遠藤久美子、宮本真希、長谷川朝晴が共演。

2023年製作/107分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2024年10月5日

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映画レビュー

4.0本のの重要性

2024年10月14日
PCから投稿

本が、人と人をつなぐ。
ややご都合な部分もあるが、書店や図書館の重要性をしっかり描いた作品だったので、なんだか気分がよくなりました。
実在の店や図書館が出てくるのがまたよかった。

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コージィ日本犬

5.0苦悩する作家の旅、書店の試行錯誤

2024年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

この映画の観賞後、本がますます好きになり、
本や本文化はもちろんですが、「書店員さん」も大事だと再認識。
店員さんが、書棚と書棚の間で考えながら作業をしている姿は、知的で静か
な文化遺産そのものです。そして、店主の個性も魅力です。
『本を綴る』
名バイプレーヤー矢柴俊博さんの初主演作になりますが、瞼までピクピク
させる熱演に乞うご期待。矢柴さんの良質な演技の中に見え隠れする
「鋼のような強さ」がこの映画を静かに貫いていて軸ぶれがなく、終盤、
彼の着地点が見つかる事によって、観る側の気持ちもふわっと軽くなります。
(本も応援したいので、星は多め。^ ^)
矢柴さんは「小さな作品ですが、皆さんと一緒に育てていければ、、、」
とコメント。一年かけて大きく育ち、また東京に戻って来る日が楽しみです。

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belle

3.5色んな意味で本が好きな人達が作った映画 そして優しい気持ちになれる...

2024年10月8日
iPhoneアプリから投稿

色んな意味で本が好きな人達が作った映画

そして優しい気持ちになれるような映画だった

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jung

2.0黄色い消防車

2024年10月6日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

旅をしながら全国の本屋をまわりコラムを執筆する本を書けなくなった作家の話。

かつてベストセラーになった本を書いたが、その作品が誰かの灯火を消すことに繋がったことを知り、小説を書けなくなった主人公が、図書館や本屋を巡りながら、思いを届けたり、自分と向き合ったりするストーリー。

本屋がなくなっていく理由は活字離れに加えて、利益が少ないは万引きが多いはネットで買えるはというところでしょうか…そんな現状の中で、本を愛する人や本屋を営む人たちと交流していく展開だけど、残念ながら年に10冊程度しか本を読まない自分には思いは届かず…。
昔は倍以上読んでいたけれど、その時でも、本は読むけれど本屋に思い入れはこれっぽっちも無かったしね。

婆ちゃんのロマンスの話しも関節的だし、いくらか感情が入ってきたのは旅館でのやり取りぐらい。
決して悪い話しではないけれど、話しがピンポイント過ぎるのか、そんなものなのかねぇ…というだいぶ他人事な感じに終止した作品だった。

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Bacchus