「90歳過ぎてもバイタリティがすごい」九十歳。何がめでたい りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
90歳過ぎてもバイタリティがすごい
作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎ、断筆宣言して人づきあいも減り、毎日、特にする事もない生活を送っていた。そんな彼女のもとに、編集者の吉川がエッセイの執筆依頼をしてきた。最初は断っていたが、書き始めると、怒りのエッセイが大反響となり、愛子の人生は90歳にして大きく変わり・・・という事実を基にした話。
実話ベースで実際に90歳の草笛光子が愛子役をされてるだけで素晴らしいと思う。
佐藤愛子さんの本は読んだ事ないけど、映画の中で言ってたような事が書かれてるのだろう。バイタリティがすごいと思った。
編集者・吉川役の唐沢寿明、娘・響子を真矢ミキ、孫・桃子役の藤間爽子、吉川の妻役の木村多江など、素晴らしい役者が揃ってて、みんな上手かった。
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みかずきさんのコメント
2024年6月28日
みかずきです
仰る様に、主人公役の草笛光子のバイタリティー凄かったですね。
90歳でも活き活きとしていました。
原作のエッセイ集は未読ですが、世の中を一刀両断にするような小気味良いエッセイだろうと推察します。
本作でも、毒舌で、嫌みにならないのは、劇中で、断筆した時も毎朝、数誌の新聞を読んでいたので、時代にマッチしているのでしょうね。
では、また共感作で
ー以上ー