レオ ブラッディ・スウィートのレビュー・感想・評価
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なんだかモヤモヤが残る
アクションは凄いしダンスは上手なので、インド映画としてはこれでOKなんでしょうが、散々悪の限りを尽くしながらのうのうと善人ヅラしていたのには、モヤモヤが残りました。
印度製アクションのスタンダード
毎度長くて濃い印度映画。
いつもと違うのはカフェ経営者で家族想いの一般人なところ。
しかし冒頭の野生ハイエナ捕物騒ぎで主人公のおじさんの
身体能力を披露してちょっと凄い事をアピール。
ある晩閉店していたカフェに強盗団が乱入。家族を人質に取られ
絶体絶命の危機に落ちていた強盗の銃であっという間に全員射殺。
こいつは只者ではない!と思わせつつ本人は人を殺めてしまった事
への良心の呵責で落ち込み、あれ?やっぱり普通の人かも。
そこに今度は強盗団の元締めが復讐にやって来るがこれも撃退。
これは元特殊部隊の凄腕工作員とか沈黙シリーズの設定に違いない。
ところが本題はここからで一連の騒動が反社会的組織の目に留まり
実はそのボスの死んだはずの凶悪な息子説が浮上。
あれ?ここまでで結構な尺を使っていたと思ったが終わるどころか
盛り上がってきた。この映画ちゃんと完結するの?
その後マッドマックスなカーチェイスバトルやら敵本拠地に
乗り込んで大暴れ、長〜い回想シーンなどイベント盛り沢山。
最後の最後で実は俺ボスの息子っす♪って叔父貴も倒して
組織も壊滅状態にして一件落着。あーPart2に続くのかと思ったら
ちゃんと完結してホッとしていたら携帯に着信アリ。
「これで終わったと思うなよ」ってまだ続くんかい!でTHE END。
エンドロールの歌の歌詞で先日観た「ヴィクラム」がどうとか
言っていたがなんか関係するのかな?
やっぱり尺が長くて話が濃い印度映画。もうお腹いっぱいです。
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