配信開始日:

毒

解説

「グランド・ブダペスト・ホテル」「アステロイド・シティ」のウェス・アンダーソン監督が、「チャーリーとチョコレート工場」などで知られるイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールの小説を映像化した短編4部作の1作。

ある夜、就寝前にベッドで読書していたハリー・ポープは、猛毒を持つアマガサヘビが自分の腹に這い上がってきたことに気づく。そのまま身動きが取れなくなってしまった彼は、深夜になってようやく帰宅したウッズに医者を呼んでもらうことに。すぐに駆けつけた医者は、ハリーを救うべくさまざまな策を講じるが……。

ベネディクト・カンバーバッチがハリー、デブ・パテルがウッズ、ベン・キングズレーが医者を演じた。Netflixで2023年9月30日から配信。

2023年製作/17分/アメリカ
原題または英題:Poison
配信:Netflix
配信開始日:2023年9月30日

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Netflix映画「毒」独占配信中

映画レビュー

4.5なんやねん!というしかないドタバタ劇

2024年2月29日
PCから投稿

ウェス・アンダーソンには、昔は大好きだったけど、もうとっくについて行けなくなり、でもわが道を脇目も振らずに突き進んでいらっしゃるのだから素直に畏敬の念を感じたりもしていて、ただ作品と向き合うとなると、もはや昔のように観客を楽しませてはくれないことへのもどかしさみたいなものが勝つことが増えていた。

が、Netflixで発表した4本の中短編は、アンダーソンの強固すぎる作家性が時間の短さによってほどよく見やすくなっていて、どれもこれも楽しめる。中でも一番のお気に入りがこの『毒』で、行ってみればなんやねん!というしかないドタバタコントなんだけど、それがアンダーソンのおシャレ感やとぼけたユーモアと合致していて最高。

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村山章

3.5撮り方が楽しい

2024年10月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

蛇のせいでベッドから起きられない人物を中心に物語は展開。

動きのない分、俯瞰で撮ったり、画面を2分割したり、技法が楽しい。

色彩や構図もかわいい。

おしゃれ。

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くまっち

3.0映画の観方が少し変わりそう

2024年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

もうこの監督作品は日本語吹き替え版で観ようと思ったので、そうすることにしました。
コントのようなセットで、終始状況を言葉で説明します。
字幕がない分、映像をしっかり観ることができました。
表現の斬新さが魅力で目が離せません。
内容的には、良く言えばオチがあってスッキリしているとも言えますが、真剣に観た分、なんか損した氣分です。

言葉で説明せずに映像だけで状況を描写するって大変なことなんだなあと、あらためて考えながら観ました。
映画の観方が少し変わりそうです。
この監督作品を視聴する価値はあると思います。

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Don-chan

3.5慣れると短編映画も良いかも

2024年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

とうとう「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」からの流れのラスト4作目へ。
さすがにウェス・アンダーソンのこの手の短編映画には慣れてきた。「ネズミ捕りの男」もかなり笑えたが、本作も負けず劣らずだ。ベネディクト・カンバーバッチの熱演!?は腹を抱えるほど笑ってしまった。これは面白い。「ネズミ~」のレイフ・ファインズ同様ベネディクト・カンバーバッチの幅の広さもあっぱれだ。今まで個人的にはあまり人好きのイメージのない役者さんという印象を受けていたが、本作の演技でかなり好感度が上がった。
短編映画にも慣れてきたし、先に観て今一つと感じた「ヘンリー・シュガーの~」と「白鳥」も再度観直してみるべきか。ずいぶん評価も変わるかも知れない。
ところで、ロアルド・ダールって、こういう小説も書いていたんだなぁ…(汗)

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いけい