毒のレビュー・感想・評価
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なんやねん!というしかないドタバタ劇
ウェス・アンダーソンには、昔は大好きだったけど、もうとっくについて行けなくなり、でもわが道を脇目も振らずに突き進んでいらっしゃるのだから素直に畏敬の念を感じたりもしていて、ただ作品と向き合うとなると、もはや昔のように観客を楽しませてはくれないことへのもどかしさみたいなものが勝つことが増えていた。
が、Netflixで発表した4本の中短編は、アンダーソンの強固すぎる作家性が時間の短さによってほどよく見やすくなっていて、どれもこれも楽しめる。中でも一番のお気に入りがこの『毒』で、行ってみればなんやねん!というしかないドタバタコントなんだけど、それがアンダーソンのおシャレ感やとぼけたユーモアと合致していて最高。
ウェス×短編= ◎
冒頭ネトフリの「ダダーン!」の音が出ず、そして映画始まるもしばらく無音。
またiPadが壊れたわ.....と思ったが
違った。(ほっ....)
と、無駄に心を揺さぶられるところからスタート。(笑)
気を取り直し
ウェスアンダーソン味を楽しむ17分。
コンパクトなウェスアンダーソンは
それまた良さが出てる気がする。
夜寝る前に読んでもらう絵本のように、
ほどよい尺に、ぎゅぎゅっとワクワクが詰まってる感じだ。
ウェスアンダーソン短編作品が同時にいくつか公開されて、どの作品もサムネイルどれもやはり可愛くて、
わーどれから見ようかな〜とわくわく。
ウェス作品は毎度のこと、見る前からわくわくさせてくれるものだよなあ。
まずはこの「毒」から視聴。
カンバーバッチ!
こんな感じの堅物カンバーバッチをあんまり観たことなかったから新鮮だった
ストーリーだのなんだの、
細かいことをとやかく考えず
ただただ
どーなるんだ?どーなるんだ?と
ほどよい尺で楽しめて
良かったな。
「ウェスアンダーソン×短編は
相性がとても良い」
今後もおぼえているだろうな。
「黒背景、黄色文字」ってのが
そもそもとても好きなのだが
エンドロール、黄色文字の「手書き具合」も
とてもよかったな。良いへにゃり具合。
綺麗すぎない。可愛かった。
他のも見てみよう◯
毒にも薬にもならない
原作は『チャーリーとチョコレート工場』『魔女がいっぱい』『ネズミ捕りの男』『白鳥』のロアルド・ダール
監督と脚本は『ネズミ捕りの男』『白鳥』のウェス・アンダーソン
夜遅く自宅に帰ってきた家主
自宅には毒蛇に噛まれベッドに寝ている男
家主は電話をかけ医者がやってくる
家主が語りを兼ねる
語りは早口
ちょくちょくカメラ目線がイライラする
『ネズミ捕りの男』『白鳥』に共通している
うんざりだ
だが慣れてきた
そのせいか星0.5から星1
ロアルド・ダールの語り口 本数稼ぎではない。
本数稼ぎではない。
イギリス人が、ベンガル人の医者を救急で自宅へ呼びつける。
映画はその救急の姿を克明に描いている。何の話だと思って見ていると『なんとまぁ!?』
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