青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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恋愛映画ではない!これは30代男性の再出発のロードムービー!
恋愛映画っぽい宣伝になってて敬遠してる人もいそうなのが勿体無い。エンディングの主題歌まで噛み締めて観てほしい映画。
そして「主演の演技」と「展開が読めるからこその良さ」を絶賛したい映画。
「主演の演技」については18歳と36歳を演じ分けるシューグァンハンさんが素晴らしい。交互に見せられる演出なのに違和感が全くない。異国から来た4つ上の女性にドキドキする18歳の青年と、築き上げたものもたった一つの約束も無くしてしまった36歳の男のどちらもちゃんと見える。仕草一つ一つに違いがあって素晴らしかった。
「展開が読めるからこその良さ」については、そのままの通り。予告でもあらすじでも「そうなんだろうな」と予想はついたし実際展開は変わらない。でも、だからこそ18歳の頃の日々の眩しさが尊く感じられたんだと思う。視聴者はどうなるか予想はつくのに、18歳の主人公だけは気付かないままでもどかしく、無情な時間の流れに取り残された男の後悔がよく分かるようになってる。異国からきた女性の想いを知るために、初恋の思い出を辿りながら旅をして人生を再出発する男の映画としてとても良かった。
いいのだけれど
清原果耶もシュー・グァンハンもすばらしい。雪景色の風景も美しいのだけれど
でもなぁ…
2人で初めて見た映画「ラブレター」、電車に揺られてイヤホンを半分ずつ入れて聞くミスチル、胸に秘めた願いごとを載せて空に送るランタン… なんだか既視感
脇に勢揃いの黒木華、松重豊、道枝駿佑、黒木瞳
出てくるたびに、それぞれの役者にしか見えなくて。あ!この人も出てるんだ…と。こちらも既視感。もちろん皆さん、上手いのですが。
主役以外は有名どころを外し、18才ジミーも実年齢に近い俳優さんだとよかったのかな。若い時と現代を行き来する作品だとドラマ「初恋」が秀逸。
とても切ないですが、自分と向き合うきっかけにもなる映画でした
藤井道人監督と清原果耶さんが出演しているとのことで、情報解禁からとても楽しみにしてました。
果耶さんの涙のシーンが、感情の違いによって全て違っている泣き方で驚きました。
指の仕草も、鑑賞しているこちら側も切なくなるほど、胸が締め付けられました。
シューグァンハンさん、18歳と36歳の演技を使い分けていて、とても驚きました。
18年前のシーンか現在か、一瞬で把握できたので、物語をとてもスムーズに観ることができました。
それにしても、18年前のシーンでシューグァンハンさんは実年齢で果耶さんより12歳ほど歳上なのに、果耶さんが歳上のお姉さんに見えたのは、
お互いにすごいなと感じました。
果耶さんの映画「デイアンドナイト」と同じ台詞に思わずクスッとしてしまいました。
とても切なくて涙が止まりませんでしたが、
最後のシーンにとてもとても救われて、また涙がでていました。
自分にとって青春とは何だったんだろうか、
そしてこれからどんな人生になっていくんだろうか、少しですが考えるきっかけになった映画でした。
旅先の出会う人それぞれの台詞が、
心に響いてます。
windowXPの起動画面
でかいスクリーンでXPの起動画面を観れただけでも映画館でみて良かったと思った。
それ以外にも当時のゲーム、音楽、映画と90年代後期から2000年前期のコンテンツがストーリーとは別に当時の青春を蘇らせてくれてノスタルジックになってしまった
それらは小道具に過ぎないのだけど当時を連想するのには大事なキーパーツで
よくぞ権利関係がんばってくれたなぁと
プロデューサーの手腕と理解に関心しました
ストーリーは予告をなぞるようなので
それほど驚きなどは無いですがわかっていても終幕に向かうプロセスがとても丁寧で意図通りに感情が入り泣いてしまった
ボクは41なのでこのぐらいの時代を駆け抜けた世代なら何か思うことがある映画だと思う
いい映画に出会えた
原作も読みたいが翻訳はされてないようなので
この機会に翻訳された原作を読んでみたい
カラオケ屋の店長がピエール瀧みたいでとてもいい役者さんでした
台湾愛
張震プロデュース、監督は藤井道人、キャストにお芝居が上手な役者さんがたっぷり、しかも私の好きな青春映画、そして舞台は大好きな台湾。見に行かないわけがないくらいツボをついてきた作品なのだが、いい意味で予想が裏切られた!
岩井俊二もスラムダンクもあまり触れてきていなくて申し訳ないけれど、この作品の世界には十分没頭できた。訪れたことは私もないけど、なぜか懐かしさを感じる台南の街並み、台湾のドラマの世界でお馴染みの人情味溢れるキャラの濃い登場人物たち、そこに馴染んでいく凛々しい清原果耶ちゃん。全てを堪能しました。そしてラストの衝撃と言ったら…
出会えて良かった!
意外にも客席は青春18✖︎◯回の方々が多く
令和のラブストーリーを昭和世代の皆さんが見届けている事に感激しました
「夢を叶えた人はひと握りだよ…」黒木華さんが呟く台詞が印象的でしたが
若かりし日の夢は叶えられずとも
こうして穏やかで優しい作品に出会えた事が
人生にとって最も幸せな瞬間だと思えましたね
正直ミッチー目当ての鑑賞でしたが
風香る5月にぴったりな作品でしたし
皆さんのレビューが素晴らし過ぎて感涙してしまいました
ワンポイント出演ではありましたがやっぱり
ミッチーはキラキラ王子様でした⭐️
台湾旅行に行った気分になる🎵
台湾、日本、新潟、福島、鎌倉、情景描写が繊細で良かった⭐︎
私はこれまで、あまり、合作映画を観てきませんでしたが、
本作は評判通り、素晴らしい映画でした!
【ノブ様のレビューを拝見して、鑑賞を即決しました。】
特に、すごいなと思ったのが、
黒木華の演技。
出演は短かかったけど、
この人、なんでもできるなっていう。
ほんとに、役の幅が広い。
プロだなって
思いました。
あと、こういったエンタメ作品を通して、さらに日台友好になると良いなと思いました。
そして、いつか台湾に行ってみたいなと思いました。
映画最高!
清々しい自分確認の旅
青春というタイトルとキラキラした二人がバイクで夜を走るシーンを目にした時、最近はもうそういう作品を見たいと思わなくなってしまっているが、藤井道人監督ならば見たほうがいいな、と鑑賞。ただ純粋で優しくて、甘酸っぱい青春の思い出ではなく、自分を確認して前に進む旅の目的はそこにあったと、徐々に理解する。台湾の青年が主人公のお話を日本人脚本監督、でも自然に見えるのはやはり台湾と日本は文化的に違いがあまりないからか。しかもこの青年ちゃんと18歳と36歳に見えるのがすごい。台湾のお話にも、旅先の日本での風景にも、人との触れ合いによって温度や質感がリアルに感じられる、素晴しい台日合作映画と言える。チャン・チェンが、エグゼクティブプロデューサーというのが意外で驚いた。鋭い目線の演技をするこの方も日本大好きで、こんな優しい作品をプロデュースするなんて。旅の出会いみたいでなんだか嬉しくなった。
18才の思いが浄化されている清々しさ
18才の時にたまたまであったバックパッカー・アミ 短い間の語らいであったであろうに、その後の彼の人生の大きな礎となる 映画ではあるけれど、そのような純粋な思い・美しさが人間には備わっていることを信じたくなる、そんな気持ちを持ちました
18年思いを持ち続けることのできる、そして自分の目標を達成する拠り所となるアミの存在に、清原さんはそのものでありました
数年前「君の膵臓を食べたい」という作品でも、主人公桜良が死ぬまでのわずかな期間一緒に過ごしたことが、主人公「僕」(北村拓海)のその後の人生に大きな影響を及ぼしていました ささいな偶然の出会いであっても、相手を思い、相手の人生を共有したいという思いから、自分の人生が相手の存在によって「生かされる」こと
美しい風景や、「Love letter]へのリスペクトを絡めつつも、他人の人生を、幸せをずっと自分の中に持ち続けられる 恋愛映画の枠にとらわれないところが素晴らしかったです
本作も「君の膵臓を食べたい」もエンディングはミスチル 儚い生命が散っていく中で、残された者の思いが伝わる歌詞でありました(5月9日 イオンシネマ シアタス心斎橋にて鑑賞)
また観たくなるような作品
日台合作のラブストーリー。
18年前の台湾と現在の日本、国と時間を跨いだ切ないロードムービー。
とにかくその映像が美しく、日本も台湾もその街並みや景色に吸い込まれるようだった。
またジミー役のシュー・グァンハンがすごく良かったです。この物語を引っ張るような空気感でした。
清原果耶は何というか大きくなったものですね。
前後に散らせた構成や、終盤の伏線回収も見事。
ただ最近の邦画ラブストーリーで良くある展開で、どうしても先が見えてしまうのが少し気になりましたか。
反面、わかっていても心地良い時間でもありました。
あと「Love Letter」へのオマージュや、劇場で映る「藍色夏恋」のポスターなど、国境を超えたラブストーリーを感じて嬉しかったです。
サラッとした透明感のある音楽も、その物語に合っていましたね。
彼らの良き思い出を振り返るように、また観たくなるような作品でした。
アミ旋風
18年前を思い出しながら日本を一人旅する36歳台湾人男性の話。
会社を失うことになった主人公が最後の東京出張の翌日、18年前に出会ったアクティブな4歳上の日本人女性との思い出を振り返りつつ旅をするストーリー。
ラブストーリーといえばそうではあるけれど、高3男子がちょっと大人のおねーさんに憧れて、勝手に片思いを加速させている感じでもあるし、気に掛けて貰えている感じもあるし…。
福島と聞いてまさか2011年絡めて来ないよね…と思っていたら只見?
ってことでそこは良かったけれどちょっとそういう系のオチかなというのは読めてしまったし、せっかくの山場が振り返りの実は…な感じで、そこまでかなり面白くはあったけれどちょっと狙いすぎだしクドく感じてしまったかな。
さよなら、青春⁈…⭐︎
ここでの評価が高く、GW中に見逃したので平日鑑賞。
午前中に映画館のサイトを見たら、自分含めて8枚しかチケットが売れてなくて、「オイ!オイ!」と思ったけど
入場したら30名ほどの観客でした。
清原果耶演じるアミがバックパッカーとして台湾を訪れ、バイトすることとなったカラオケ屋でシュー・グァンハン
演じるジミーに出逢い始まる物語。
それが18年前で、そこと現在とを行ったり来たりしながら進む。
清原果耶が帰国してからが、伏線も何も出てこないので 多分そうかなぁ…と思って見ていたら、そのままの
ラストに突入。
やっぱり…という感じのエンディング。
決して面白くない映画ではないし、良い映画とは思うけどなんだか物足りなさを感じてしまった。
キャストも清原果耶はもちろん、脇も道枝くん、黒木華、松重豊などもったいないくらいの配役を
配しているし、ジミー役のシュー・グァンハンが松下洸平に見えて(笑)困ったくらいですごく
良かった。
でも、それだけで終わってしまったかなぁ…。
⭐︎3にしようかと思ったけど台湾と福島の風景が美しくてそれに魅せられた。
ジミーが旅をする松本から日本海側、福島への鉄道。
雪深くなるほど乗客もいなくなり、日本の過疎をしみじみと思わされる。
風景が一番印象的だった。
優しく切ない素敵な映画でした♡
なんて素敵な映画でしょう。
台湾の景色、日本の雪景色、映像も心に沁みました。
ストーリーも良かったです。
若い人から、お年を召した人まで、ぜひ観てほしいです。
キュンキュンします。
泣けます。
あ〜良かった♡
結末が読めるからか、感動しなかったなあ
まず、WANDファンの私としてはミスチルがあまり好きじゃないんです。
ジミーの回想を織りまぜた、もうひとつの青春はジミーの旅なんでしょう。早い段階で結末が読めてしまいました。感動しなかった原因なのかな。
映像も音楽も素晴らしかったし、ジミーもアミにも好感が持てました。
伏線の張り方もピタリと決まっていたし、良作なんだけど、最高!とまではいかなかった感じです。
これぞまさに純愛
清原果耶ちゃんが好きだというのと、映画の評価がとても良かったため鑑賞。
ひと言で言うとこれが本当の純愛ラブストーリー、!という感じだった。序盤は暗い感じから始まり、「こんなテンポでずっと進んでいくのかな?」と思っていたら過去と未来を行き来しながら物語を少しずつ紐解いていっており観る人を飽きさせない物語の構成になっていた。
最初は主人公の目線での物語、終盤に入るとヒロイン目線での物語。そのふたつの物語が終わったところで主題歌が流れ、見終わった時に題名の深い意味に気づきとても感動した。
主要キャストの演技が物凄く良かったため感情移入しやすく、また観たいと思える映画だった。
どんな世代でも誰とでも観たい作品
感動系の作品で全く心が動かないタイプなのですが、この作品は主役のお二人の演技力でグッと心を掴まれました。
観ようか迷っている方への目安としては、親子でも恋人でも友人でもどんな方とでも観れる、微笑ましく温かい作品です。誰かと観ていて気まずいシーンはありません。
物語の流れとしては「君の膵臓をたべたい」と似ている気がしました。予告編にも映っていて薄らと展開が読めるのですが、それを踏まえた上でも台湾や日本の華麗な雪景色が舞台となり主人公の年齢設定などのおかげで大人でも心に届く物語だと思います。
大人に刺さるからといって若い層に刺さらないというわけではなく、本当に全ての方に、という表現がピッタリかな、と。
清原果耶さん、ドラマでは拝見していましたがスクリーンで改めて観ると凄い女優さんなんだと実感しました。これを機に清原果耶さんの出演作品を全て観たいという気持ちにまでさせてくれた程の演技力でした。
カラオケ一家がいい味出してて楽しかった
カラオケ一家がいい味出してて楽しかった。
ロードムービーとしては良くできていて、旅に出たくなるし、行ってみようと思えたので成功している。
本筋のところでは感動はあまりせず。
なんであんな嘘付く必要があったのでしょう?
としたら、なぜあんなに思わせぶりなことをするのだろう?
アンビバレントな小悪魔女子と理解すれば良いのだろうか。
と思ってしまって映画のリアリティーが下がってしまった。
エンドロールのミスチルの歌までが作品
公開するやかなりの高評価に期待に胸膨らませて観に行き期待以上に感動させられました。
日台合作ということで日本に優しい台湾とそれに応える日本の構図が人間関係で表現されてたかな。アミの出身地が福島県というのも東日本大震災で台湾から多大な援助頂いた繋がりもあるのかなと思いました。
ベタになりがちなストーリーを素晴らしい脚本とキャストの素晴らしさ、無駄が何一つなく台詞一つとっても意味の無いセリフ無し、生きるうえで大切な格言めいた台詞の数々。
映像も綺麗すぎず、ここぞの景色は素晴らしい映像です。
心の内を言葉にせず表情で表す、行間を読ませる映画は大好きなので最高でした。
あえて思い出をリフレインしてアミの心情を明らかにする手法は見事で涙腺に訴えます。
ジミーの思いがエンドロールのミスチルの歌詞に落とし込まれて、この歌詞で映画が完結したような。
本当に監督脚本が藤井道人監督で良かった。
ひとつの作品でジミーの立場、アミの立場の両方で入り込めて珠玉の恋愛映画とはこういうことを言うのでしょう。
ジミーがアミに惹かれていくのは中年の自分には懐かしい青春時代の恋愛を思い出させてくれました。
平日の夜の鑑賞で観客は多くありませんでしたがエンドロールどころか終わって明るくなってもすぐに席を立つ人がいませんでした。
全283件中、121~140件目を表示