青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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(2024-05-26 初回鑑賞) 台湾の人気エッセイからできた物...
(2024-05-26 初回鑑賞)
台湾の人気エッセイからできた物語だとか。
異国の鉄道で旅をする様子、
行き当たりばったりで、都度の出会いを大切にする様子、
思い出の人の足跡を辿りたくなる様子。
すごく共感し、憧れも抱きました。
旅先で、台湾の親切な方々とやり取りしたら、
忘れられない思い出になるでしょうねえ…。
本作を見た方々の印象は、おそらくは、
旅に出かける目線、
青春や恋愛の目線、
見慣れぬ土地の親切な人々への感謝、
など、
好感を抱くポイントが複数ありそうな感じがします。
映画を見終えた後、ふと、来場者特典のポストカードを眺めたら
じんわり暖かくも切ない、あの場面…
泣かせにかかっていますね。まんまと泣かされました。
(2024-08-23 二度目鑑賞)
偶然ですが、お盆の週に、夫婦旅行で台湾に出かけてきました。
思い出が鮮明なうちに見直したくなりました。
台南の街にも訪問し、人々の親切さ、街並みの風情も満喫してこれたもので、
ことさら、身にも心にも沁みます。
街の人々が、見知らぬ旅人に(映画のアミさんにも、わが家夫婦にも) に咄嗟に親切に、全力で歓迎してくださる様子、
旅先への感謝が、何倍にも膨らみました。
神農街の洒落たお店の並びとか、
のどかな保安駅とか、
環状交差点が異様に多い大通りとか、
いろいろ鮮明に思い出せます✨
夢
台湾人のジミーが日本人の女性・アミと出会ってから18年後を描いたジミーのストーリー。
松本の温かい心や、長岡のランタンの打ち上げ、アミの描いた絵が載っている本が特に感動しました。
それでも、また夢に向かって進み続けるジミーはすごい。
旅したいなぁ、と思いました。
いい作品みたぞ感がパネエわ😭🥺
18✖️2ですが完全にノーマークの作品だったんですが
みなさんの口コミの良さでついついフラフラっと劇場に吸い込まれたんですが結果最高過ぎて今年劇場で見た作品では今のところダントツで一番良かったと言い切れるくらい良かったです。
それと台湾と日本てなんか相性が良い感じがしましたね。
あとみんなの自然な演技も良くて普通に会話してるようにしか見えないくらい違和感無しの会話でしたよ。(清原さんの演技とかマジで普通に話してるレベルで自然な演技と見てる人を確実に貰い泣きさせる能力に特化したターミネーターくらいの殺傷能力のある泣き演技っすよアレは!)
さあさあ今から感動シーンになりますから泣いて下さい的な過剰演出だったらワイは絶対に泣くわけねえし!とか思いながらキレながら最初は偏見フィルターかけながら見ていたんですが 自然かつ綺麗な映像で心を浄化されて見ているうちにアミは恐らくそうなってるだろうとは思ってましたがその自分のゴミみたいな覚悟をアッサリ上回る押し付けがましい演出一切無しの感動の波状攻撃をくらってこんなに泣いたの久しぶりってくらい泣きましたよ(カップルだらけの劇場でオッサンが勝手にまあまあの勢いでギャンギャン泣くとか完全な変質者やんけ笑)
ここが凄かったポイントなんですがトンネルを抜けて一面雪景色で静寂になるシーンは演出が凄すぎて鳥肌立ちました!
この作品のおかげで ある一定の泣かせます演出がある恋愛映画のせいで偏見がかなりあったんですが自分の中の意識が完全に覆りました。
こういう内容ってある意味定番の話なのに引き込まれてめちゃくちゃ面白いって思えるのは去年のグランツーリスモとかもそうですが風景の魅せ方や演出や演技の巧さなんですよねー という訳で監督天才やなマジで!
この作品の恐ろしいところなんですが2回目の鑑賞だと
2〜3倍は1回目の鑑賞より泣ける作りなのでアフターサンと似た構造になってるのがナイスだと思います!
それとやはりキャスティングの良さってのが際立っていてあの二人だから尚更泣けたって思います!
自分は清原さんを全く知らなかったんですが(市子を見るまで杉咲花を知らないくらいの情弱なので笑)演技バチクソ上手いやんけ!
たまには青春物を観たい、でも100%青春だと眩し過ぎる。そんな18...
たまには青春物を観たい、でも100%青春だと眩し過ぎる。そんな18×2どころか×3の自分にとってこのタイトルとあらすじは程好く感じ映画館へ。
総じては新海誠監督の初期作品的な情緒的音楽と季節感と時の交差(と電車)、はたまた彼女が残した物にまつわるストーリーは「世界の中心で愛を叫ぶ」とも重なるものの、もはやこういう物語・世界は「イワイ」とか「シンカイ」?という映画の一つのジャンルのようなもので、その視点で観れば、オリジナル性もあるピュアで爽やかでウルっと来る物語でした。物語後半、リュウや幸次との出会いのシーンを入れることで、ジミーの重たい気持ちを少し軽くしてあげられたのは観てる側も良かったと思います。出てくる誰もが温かく優しい映画でした。
二十歳前後の頃の、旅やバイトでつかの間だけど時間を共にしたちょっと気になった異性は一人二人はいて、それは誰もがそうでしょう。連絡も取れないし、何しているかもわからないし、映画のようにドラマティックにはならないけれど、18×1だったあの頃とその人の顔を思い浮かばせてくれた。そんな映画でもありました。
青春恋愛でなく、涙腺崩壊映画でした
君の膵臓をたべたいは何度観ても号泣するのですが、これも同じだ。清原果耶さんAMIの死を分かってて、旅に出たジミーの気持ちでもう一度観ることにします。
Love letter の雪のシーン。真似したくなりますね(やった)
台湾に行きたくなったのは勿論だけど、只見の自然や長岡でランタン飛ばしたくなりました。
それにしても清原果耶さんは演技が凄いですね。引き込まれる😊
切ない。
素敵な物語です。
申し訳ない
途中で寝てしまった。゚(゚´Д`゚)゚。
泣くポイントがわからずミスチルのエンディングが流れ申し訳ないという結果になった。
ただただ隣のお客様は号泣してたよという報告しかできない。
所々見ていて純粋に思ったのが、ジミーもあみも恥ずかしさからお互いの好きだという気持ちが素直にカミングアウトができず、言うタイミングを見計らないながらもいうタイミングも見出だせず別れたことに、ジミーはあみの死を理解するのに時間がかかったんだね。
だから、旅のゴール地点が決まっているのに、わざわざ遠回りして、気持ちの整理がついてからあみの家に向かったんだよね。
ジミーの葛藤やあみが抱える悩みや迷いの描写が綺麗に描かれているのが非常に素敵だった。
特典ポストカード
せつなくて甘酸っぱい
予告を見て気になっていた映画で鑑賞しました!
始まりは18年前の台湾
カラオケ店でバイトする高校生・ジミーは、日本から来たバックパッカー・アミと出会う。
天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー
しかし、突然アミが帰国することに
意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する
時が経ち、現在
人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いた絵ハガキを再び手に取る
初恋の記憶がよみがえり、あの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意するジミー
東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう
鈍行列車に揺られ、一期一会の出会いを繰り返しながら、ジミーはアミとのひと夏の日々に想いを馳せる
たどり着いた先で、ジミーが知った18年前のアミの本当の想いとは
というのがあらすじ!
展開はべたでしたが旅先での景色は綺麗で美しかったです!
そして清原果耶さんとシュー・グァンハンさんの演技が素晴らしかったです😊
夜景でのシーンはアミは小悪魔でしたね
あと電車の中でアミーとジミーが片耳イヤホンで音楽を聴いてるシーンはおそらくアミは聞こえてたよね
気持ちを考えるとせつなくなりました…
ところどころの台詞や表情でもしかしてアミは病気で余命があるのかなって思ってたらそうでしたね
びっくりしたのがジミーはアミが亡くなってること知ってたこと笑
最初は全然知らない感じで進んでいってたのに…笑
最後のミスチルはほんとに最高でした…
それにこの映画を観てたら旅に行ってみたくなりました…
一休みはより長い旅のためという台詞が心にささりました!
とてもいい言葉です😌
もう一度この映画を観てみたいです!
素晴らしい映画をありがとうございました☺️
どこか懐かしい雰囲気
日本と台湾舞台の純愛映画ですが
予想以上によかったです
台湾行ったことある人ならわかる風景や習慣などもわかるし お互いの国の良さが出てる気がします
台湾舞台は今の撮影なんでしょうけど おそらく昔からあの雰囲気なのかなと
良い意味で日本と比べて台湾はより島国であり 昔の日本っぽいのが残ってます
また個人的に色々タイムリーなのでより見てて感情的に見られます笑
ランタンには願い事を書いて上げるんだ
JRの青春18切符みたいなタイトルで、あまり興味がそそられなかったが、結構皆さんの評価が高いのでTOHOシネマズ新宿で「青春18✕2 君へと続く道」を。
本作では、カメラが5秒以上静止するカットがほぼ無い(測った訳ではないから感覚だが)。カメラは微妙にパンしたり、ズームしたり完全に固定される事がない。唯一長回し(と言っても10数秒か)だったのは二人が列車の中で、並んでミスチルを聞くシーンを正面から捉えたカットである。
短いカットで繋がれているが、忙しなさを感じる訳ではなく、編集が上手い。
日本編と台湾編も上手くカットバックされており、日本の雪国の風景の美しさが充分に捉えられている。
18歳のジミー(シュー・グァンハン)は台南のカラオケ店でバイトをしている受験生だが、大学合格発表の日に日本から来たバックパッカーのアミ(清原果耶)が財布を落としてカラオケ店で働きたいとやって来る。日本人オーナーは彼女を雇い、ジミーを教育係に指名する。アミは持ち前の天真爛漫な明るさで人気となり、カラオケ店の客も増える。
ジミーは4歳年上のアミに恋心を抱き、アミもジミーに心引かれる。そんなジミーの気持ちを察したカラオケ店の同僚が日本映画のチケットをくれ、二人はデートで「Love Letter」を一緒に観る。映画が終わった時、アミは号泣していた。
突然、アミの帰国が決まりジミーは落ち込むが、最後にランタン祭りにアミを誘う。
一緒にランタンを上げた二人は約束をする。
アミは帰国し、ジミーは台北の大学に進学する。大学の同級生とゲーム会社を立ち上げ大学は卒業せずにゲームを作る。ゲームが完成してジミーは手紙をくれたアミに電話をし日本に行きたいと伝えるが、アミは彼氏とブラジルへ旅に行くと伝え電話を切る。
ジミーには25歳の時に彼女が出来るが、仕事優先の彼について行けず別れてしまう。彼は仕事に打ち込む。
出逢いから18年後、経営の仕方からジミーは自分の会社から追われてしまう。
最後の仕事で一緒に会社を起ち上げた友人と東京を訪れるが、その後アミがくれた手紙を手に日本国内の旅にでる。
鎌倉、松本、長岡。長岡のネットカフェの店員(黒木華)にランタン祭りに連れて行ってもらい、ランタンを上げ、アミとランタンを上げた事が思い出される。
そしてアミの生まれ故郷の只見へ。
アミの家でアミの母から台湾で描いた画集を見せられる。アミは心臓の病で亡くなっていた。ジミーにブラジルへ行くと電話で言った時に彼女は既に病院のベッドの上だったのだ。ジミーはアミが亡くなった事を知っていたが、家を訪ねて来たのだ。
カラオケ店でジミーに隠れて飲んでいた薬、日本からかかって来た電話、台南で一緒に上げたランタン(その時アミは涙を流していた)。一度出てきたそれらのシーンの別アングルのカット。画集を見ながら涙を流すジミー。
台湾に帰った彼は、長い人生の新たなるスタートを切るのだった。
18歳と36歳を演じたシュー・グァンハンと清原果耶が実に良かった。脇の人たちも皆好演だった。
何千本も映画を観ていても、映画(監督や俳優もそうだが)には相性と言うものがあって、観ていない作品がある。私のように映画館で観る事にこだわっている者にはなおさらだ。
私の場合、この映画に出てくる「Love Letter」である。きっと「Love Letter」を観ているか、いないかで本作の評価が変わってくるかも知れない。(なんで観てないかな)
タイトルなし(ネタバレ)
時を越え、国境を越えた切ないラブストーリー。
主演の二人のみずみずしさ、透明感が素晴らしい。
特に清原香耶、最高です。
そして、なぜかパンフレットでも紹介されない、バイト先のカラオケ店長。
日本語も中国語?も流暢でコミカルで優しくておかしくて、本当にいい人。
二人にとって重要なキーマンで印象に残り、本作の温かさの一翼を担っていました。
本作は本当に良かったのですが、後を絶たない、岩井俊二と監督作「Love Letter」の大量のエピゴーネンのうちの1本だった。
なぜか皆、あからさまなリスペクトが実に気になる。
少しは隠してほしい。
ストレートすぎると思う。
美しい映画。
台湾と日本の映画でかつMr.Childrenの曲がテーマソングということだけで1人で観に行きました。22歳(ちょうどアミと同じくらいの歳の時に)で台湾も行きましたし本当荷物と板で波乗り三昧してた頃を思い出しました。
台湾は二度訪れ、台南のあたりの宿とか地元の人にはお世話になったのですごく懐かしくなりました。台湾の方々は純粋に優しいんですよね。
そこで知り合った民宿のオーナーや従業員たち(作中のカラオケ店のみんなみたいな)に美味しい台湾料理連れてってもらってビンタン飲んだり、その当時は原付国際免許なくても乗らせてもらったり、恋愛はしませんでしたが台湾が大好きでした。主人公が人生を費やして仕事に没頭して、初恋の女の子との約束を果たそうとしたら既に亡くなってて。それを最後の方に種明かしされ、最初の冒頭で「あるいは僕の人生はそもそも間違いだったのか」につながりました。トンネル抜けた真っ白な雪景色は本当に美しかった。一休みはより長い旅のため。ちょうど今わたしも40歳で子育てと仕事してて「旅は何が起こるかわからないから面白い」とか言ってたなーって。笑
2人の恋愛も甘酸っぱくて純粋で観てて良い気持ちでした。本編も泣かせていただきましたが、エンドロールの記憶の旅人の大サビで何故かわからないけどとめどなく涙が出ていました。
私も人生走り終えたら一旦旅にまた出たいな。
キラキラ色の旅行物語
言葉が通じない台湾旅行に行った氣分
アミ(清原果耶)の爽やかな風貌と
明るい雰囲気が魅力的
カラオケ神戸のボスの関西弁
『Love Letter』(岩井俊二監督作品)の豊川悦司さんの
オマージュかもしれない
チェリーボーイのジミー(シュー・グァンハン)は
オレンジ系(台湾の青春色)を着てた
いつも青系(日本の青春色)の服の
快活で気丈なアミが
映画館で泣いてしまった
関東から東北の電車の旅は
まるで記録映画
長野の居酒屋の店主(ジョセフ・チャン)との
夜空の松本城
電車内で出会う明るい青年(道枝駿佑)との
大雪原
小樽じゃないけど聖地巡礼するほどだから
雪山に「お元気ですかー」は当然だよね
ネットカフェの店員(黒木華)や
白髪の男性(松重 豊)
いい人たちに導かれ
福島のアミの実家にいた裕子(黒木瞳)
アミの本名がユウコだったのかと一瞬思ったけど
違ってよかった
繊細で美しいBGMとカメラワークが秀逸
アミの絵画もキラキラしてた
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