99%、いつも曇り

劇場公開日:

99%、いつも曇り

解説

短編映画「橋の下で」「ヴィスコンティに会いたくて」で監督としても注目を集める俳優・声優の瑚海みどりが長編初監督・脚本を手がけ、自ら主演を務めたヒューマンドラマ。

アスペルガー傾向にある女性を主人公に、「発達障害」という言葉の違和感や他者とともに生きることのメッセージを描く。正義感が強くおしゃべりでパワフルな45歳の楠木一葉は、母親の一周忌で会った叔父から子どもを作らないのかと聞かれて大きく揺れ動く。生理も来なくなり子どもは作れないと言い放つ一葉だったが、夫の大地は子どもを欲しがっている様子。15年前に流産した経験があり子作りに前向きになれない彼女は、自分がアスペルガー傾向にあることに悩んでいた。養子を迎えるよう勧められるも、一葉と大地の想いは次第にすれ違っていく。

夫・大地役で「バベル」の二階堂智が共演。2023年・第36回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門上映作品。

2023年製作/110分/G/日本
配給:35 Films Parks
劇場公開日:2023年12月15日

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(C)35 Films Parks

映画レビュー

4.0そもそもどうして結婚したんだろう?

Mさん
2024年11月29日
Androidアプリから投稿
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M

5.0ときどき 100%かな

2024年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

見ていて とても似てると笑 ずっと曇りって 当人に自覚はあるのでしょうか たぶん他人から見た感じなのかなと でも兄弟の子供を、預かっているとき ラストの朝食に牛乳をこぼした後の二人の笑顔は それぞれのカタチでの100%と ワタシは感じてます👍

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mmnioh

4.0自身を誠実に見つめ直すと、それは映画素材の宝となる。

2024年9月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

例えば、フライパンで同じ料理をつくっているにも関わらず、信じられないミスを毎日繰り返してしまう、一つのことに集中できなくて、興味の赴くまま、別のことにのめり込んで、周りを引きずり回し、トラブルがあいついでしまう・・・パワフルで根が明るいので、心の中は土砂降りの雨とまではいえないが、99%、いつも曇りの状態で、なんか生きづらい。 でも、そんな発達障害気味な主人公の特徴が、上手く生かされて、物語が転がっていくその転がり具合が、可笑しくもあり、楽しくもあり、哀しくもあり。そして、いろいろなネガテイブピースが、最後こうなるかと唸ったラストは涙・涙でありました。 終映後の瑚監督とのトークイベントで犬童監督(「ジョゼと虎と魚たち」等)が「自分を主演に映画を撮る監督は往々にして自分を綺麗に見せる罠に落ちるが、その場合だいたい失敗に終わる。が、この映画はそれがない。」趣旨のコメントをされてました。その言葉どおり、半モヒカン刈りでしゃがれ声の中年女性が普段着姿で悪銭苦闘する姿は、自身を誠実に見つめなおし、それを一つ一つ丁寧にエンターテイメントに昇華させた結果で、それがとても良かったと思います。多分映画製作仲間の身内が相当数いらしたのだとは思いますが、会場は拍手の嵐だったのも肯ける良作でした。

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pen

5.0良い映画

2024年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

久しぶりに良い映画を観たなぁ。 主人公の生きづらさが何だか自分の生きづらさと重なって心に沁みました。

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映画女子