ダム・マネー ウォール街を狙え!のレビュー・感想・評価
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ポール・ダノの魅力
なぜだかわかりませんがポール・ダノって気になる役者さんです。初見は『リトル・ミス・サンシャイン』でした。ほとんどセリフがなくしずかーな芝居ののちにブチ切れるあの役、サイコーでした。その後は『それでも夜は明ける』や『スイス・アーミー・マン』、さらに『ザ・バットマン』などでバラエティに富んだ役が印象的でだったのですが、自分の中ではずっと『リトル・ミス・サンシャイン』のイメージが引きずられていました。
そして本作。遂にポール・ダノのイメージを塗り替える映画に出会いました。ノンフィクションのこの作品。主人公である実在の人物本人をかなり忠実に再現しているようで、その特異なキャラクターを見事に演じ切っていました。
作品としては知的でありながらもGiant Kiling的な爽快な作品で、実話でありながらなかなかのコメディでもあり、しっかりとエンターテイメントしているところに好感が持てました。両手を挙げて「誰もが楽しめる」とは決して言えませんが、なんだかんだ観て良かったなと思える映画でした。
コロナ禍の頃を思い出したな
良かったです
お好きな人は見て下さい。私にはこんな映画でした。
お金は信念を生まないが、信念はお金を生む
この手のテーマは好きな事と実話ベースという点にも興味を持ち鑑賞
マネーゲームで一儲けしたサクセスストーリーかと思いきや、個人投資家が既得権益で至福を肥やす富裕層に挑むといったテーマでした
過小評価されていたとある企業株に注目した株オタYoutuber(本業は証アナ)の主人公が強い信念で市場を巻き込み社会現象に発展する話です。主人公の不屈のエネルギーとそれを見事に体現するポール・ダノさんの演技が見応え○
株式売買は資産形成の手段ではありますが、根本は「その企業を応援したい」という思いが源泉となる経済支援であり、主人公視点ではそれが終始一貫されていて気持ち良く。かつ彼に共鳴した小口投資家の「彼が応援する株を応援したい」という熱量と空売りやヘッジファンドでシステム的に儲けるビジネスライクな富裕層のオーラの対比が、共感性を持って鑑賞できるポイントなのかなと感じました
物語を更に楽しむために最低限以下の下調べをすると💯(証券会社のHPに説明がある事が多い)
⚫︎株式とは何か
⚫︎株価が動く仕組み
⚫︎空売りとは
⚫︎ヘッジファンド
ありがとうございました
iDeCo NISAの前に見るべし!
日経平均37,000円台 実に喜ばしい!いや?喜ばしい? iDeCo NISAと 騒いでる
⭕️親の会社が倒産して 家も年金も
全てを失った
⭕️奨学金も1,000万円超 従軍して返済する友人
⭕️優良企業が ヘッジファンドに乗っ取られて従業員の生活が破綻 周囲には空き家ばかり
そんな現実と向き合っている若きアメリカ人の投資に対する考え方に 日本人が追いつく日が来るのはいつ?
20代、30代の投資をスタート!教材としてもおすすめ!
コロナ禍で 日本にもyoutuber有名人が続出したけど、投資方面 ムーヴメントというスターは生まれなかったのがかえすがえす残念と改めて思う
映画での学び つくづく大きい
この時期にぴったりの映画
株価が上がって儲けたファンドいなかったのか
私は株知識ほぼ無いですが、巨大ファンドがとある企業の株に「空売り」という手を仕掛けていること、「空売り」は、株価が下がるほど仕掛けた方に利益が上がること、それなら株価を上げれば対抗できる、を早々に説明、それさえ分かればハナシが分かるというシンプルな作りで、株シロウトの私でも楽しめました。
ファンドの株ゲームで企業が荒らされ被害を被った名もなき庶民の話を交え、
キースが自分の好きな企業がハゲタカどもに利用され食い荒らされるのを阻止し、ついでにそんな悪い奴らにお仕置きしたいというのが発端だったというのも分かりやすい。
したい放題の巨大な強者に小さい弱者が立ち向かってやっつける話は気分がいいです。
しかも実話。
普通のヒトでもある程度の知識を持っているようで、アメリカ人への株式投資の浸透ぶりが分かった。学校で教えるくらいだとか。こういう知識は子供の頃から仕込んでほしいです。
でも、シロウト考えですが、株価が上がって単純に儲けたファンドいたんじゃないでしょうか。
個人投資家の行動を支える形でもっと大きな資本を注ぎこんで買い続けて、高いときに半分売るとかして残った半分は長期的に保有して「通常運用」するとかなら、すごい利益を手にしたのではと思う。映画でも、ゲームストップの従業員が、「実は最高値で所有株の半分売って、その利益で大金持ちになった」と言ってましたし。
彼、「株主」だから店長より発言力あってお前に何も言わせねえ状態になってたみたいでしたね。好きな会社だから株を買って支える、が株の本来の形だというのを彼が体現したようでした。
エンドロールで流れた実際の公聴会の映像が興味深かった。
実話が映画化されたら、普通は俳優の方がイケメンなのに、実際のキースさんはポール・ダノより大分ハンサムで尖ってそうだった。
ハンサムで野心家っぽいと映画が微妙な感じになりそうなのでポール・ダノだから好感度高くて良かったかも。
つい最近の、コロナ禍になってからの事件で、現在進行系で係争中らしく実際の登場人物たちも多くは語れず迂闊な行動ができないようなのが「実話」のリアル感を感じさせます。
株取引の下剋上
もっと面白くなったのでは?
マネーショートも好きだったので、見に行きました。
実話としては面白い話だなあと思ったけど、どうしてこの株に夫婦揃ってそこまで固執したのかがよくわからず、気持ちが乗りにくかった。そんなに有名なインフルエンサーだったの?
なので、この人に追随して買った若者たちの気持ちも理解できなくて、そのあたりをもうちょっと丁寧に描いてくれたら、わかりやすかったのに。
含み益と実現益
日々刻々と変動する株式相場、推定資産の中には含み益が入っている。実際に売却しなければ実現益にはならない。
借金返済やマイホームの購入のために売却するのか、それともごく一部の金持ちに対抗するという理念?のために持ち続け、さらに買い増しするのか…
含み益は一瞬にして泡のように消えてしまう。
映画の途中で、持ち株の半分を売却する、それが出来ればいいのになと思っていました。
投資にたらればは禁物。全部売却したあとで爆上げしたり、売却せずに持ち続けて暴落したり、そんなことが起きるのが株式市場なので、一喜一憂せずに、含み益があっても生活は変えない、投資は自分の理念に従うようにしたいと思います。
想定外の感動作
今サイトのコラム、見てとけば良かった
実際の事件やゲームショップだけでなく、株の空売り等の知識もない状態で映画館に行ってしまったので、映画館では分からない事が多いままでの鑑賞でした。
単なるゲームショップでどうして60億ドルもの巨大損失する程の価値と投資が行われたのか? いくらSNSが発達していても資産の少ない一般人が、大きな影響を与える程の大多数の人が簡単に投資に参加するのか? 主人公の自宅は大きな庭と大きな地下室と多数のモニター。これで'lower middle class'だって。
鑑賞後はポカンも多かったけど、ちゃんと調べると理解は出来る。調べる事で株や経済の仕組みをほんの少しだが理解できた。映画では仕事中や時間があれば株価を見たり売買をしていた。アメリカでは子供の頃から株や経済の仕組みを学ばせる。これが日本との決定的な違いであり、日本と差がついた大きな理由の一つだと思う。
ポール・ダノ 降臨!
ゲームストップ社とは日本企業で例えるなら、TSUTAYA的な会社とアメリカ在住のインフルエンサーが言ってました。オタクがSNSで一致団結すれば、シュリンクする企業でも株価を上げられる?しかし、空売りって本当に良くないと思いますよ。
トマ・ピケティのr>g理論だと、低賃金ロビンフッダーみたいになるのも無理はありません。労働で1万円を稼ぐのがこんなにも大変なのに、株は持てば持つほど増えますしね。でも、大資本の都合が悪くなると、突然個人の証券口座にログインできないようにするとかマジでやりそうで恐ろしい。ロビンフッド社は故意ではなかったようですが。
ポール・ダノ、その存在が唯一無二です。
佇まいからして、最高でした。
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