ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価
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きっと、原作は面白い
この監督さん・・・この手の作品は苦手なのでは??
と思えるぐらいに残念作品でした。
黒木さんとか良い役者さん脇を固めてるのに・・・。
サスペンスでもない、青春物でもない、
家族の物語でも、胸糞話でもない。
何らかのカテゴリーにくくられるべき・・という
ことでは決してなく、
「色がない・味がない」
のです。
せめてスピード感、リズム感あれば・・・とも
思ったのですが、めちゃくちゃ時代錯誤のBGM多めで
まぁ萎える萎えるww
ハラハラもしないし、感動も爽快も痛快もない。
とても面白い原作のおかげでなんとか最後まで
見られたなぁって感じでした。
(途中で結末透けて見えますが・・・)
韓国でリメイクしてもらえないかなぁ。
サイコパス対決で勝ったのは
評価が高くてもあまり注目されない作品がある。本作は今年の邦画ベスト3に入るが、日本アカデミー賞には縁がないか。少年たちに賞をあげたい。途中で結末は想像できたが、そのままでは終わらないだろうと思った。なぜ黒木華が母親役と思ったが、ラストを見て納得。少年が怪物に育つ背景は描かれていないが、先天的なサイコパスが、沖縄という複雑な背景を持つ土地で生まれ育ち、数学で金賞を取ったことも歪んだ自己意識を育む要因になったのか。
主役は岡田将生か羽村仁成か。役の上でも演技でもいい勝負だった。黒木華に江口洋介に北村一輝と、他の出演者もなかなか豪華。もっと宣伝費をかけたら、興行収入も倍増したのにと思った。
ノワール
シーンのつなぎ方がすごいんだよね。
謎を放置したままブツ切れでつないでくんの。
それで興味が削がれないから綿密に作り上げられてる感じがするの。
「どうも一番悪い奴はこいつだな」ってだんだん分かってくるんだけど、そこまでのミスリードもうまいね。
星乃あんなが存在感がある。
さすが美少女起用に定評がある金子修介監督。
でも役柄は可哀想だったね。「マリア様なのか」ぐらいの感じで可哀想感が増す。
練り込まれたミステリで良くこんなの書けたなと思ったら原作は中国なんだね。
確かに最後の黒木華の反応とか日本っぽくなかった。
続編あるみたいだけど、みたいかどうかと言われると悩むところ。観ると思うけど。
観終わった後の感じはスッキリとはいかないしね。
ほんとの悪者は
誰?
最後の最後まで、ムナクソ結末か?はたまたスッキリ結末か?眼が離せない。
他の方のレビューで中国が原作と知りましたが、よくまとまってる。
沖縄が舞台なのも上手い。
ちょっと二宮和也主演の映画「青の炎」っぽいけど、これはこれでよくできてると思った。
若い役者さん達が素晴らしい!
原作は知らないですが、匂わせ方など脚本や演出が良かったです。
動機が弱く感じましたが、頭が良い人にありがちなプライドのようなものが、そうさせたのかと考えました。
とにかく、若い三人の演技が素晴らしかったです。
日本ではこれが限界か
原作読んで、あの話がどんなふうに描かれるのか?
いや、映像化は無理だろ、、って
思ってましたが
やはり、日本人向けにかなりお上品に仕上げてきましたね。
原作知らない方が良かったかな。
甘い!ぬるい!こんなもんじゃない!
って思っちゃいました。
ドンデン返しものをたくさん観てしまった弊害かな
評判が良かったので観てみたが、かなり最初の方でオチが読めてしまったのと、既視感もあったため驚きや刺激はさほどなかった。
羽村君の演技と星乃さんの初々しさは未来を感じた。
岡田将生は最近ああ言った野心家の役多いが、若い頃の人の良さそうなイメージを上手く払拭出来て悪役もしっかりとハマるようになった。
江口洋介はどのドラマを見ても出てくるが、他にいないのか。
「白夜行(東野健吾)」のアンサー映画
好評価なので、観ました。
原作は未観・未読だが、予告編にも入っている"冒頭シーン"は「火曜サスペンス劇場」では、半年に1回
邦画でも、2~3年に1度は登場する 極ありきたりなシーンから始まる。
登場人物全員のキャスティング センスが完璧で、各自の演技も 非常に高いが、
星乃あんなさんをキャスティングした段階で、監督の頭の中での本作の構想は「白夜行」だったことは疑いようもなく
作品の前半は、白夜行テイストだった。
夏月兄妹は、義兄弟である必要性はなく、本当の兄妹設定で良いし、
2人のそれぞれにまつわる"不良行為"も あえて脚本に組入れる必然性も無い。
作品に派手さを求めたい気持ちは理解できるが、原作者のご都合主義で
とにかく564が多すぎて、主要登場人物の全員が"悪"では、リアリティが欠け、1つ1つの事案が浅くなってしまう。
人間関係にしても、義兄妹と義兄妹があって、養子問題があって。。。
本作制作者は、もっとシンプルな展開に原作改編した方が、作品の深みもでたでしょう。
ラストだが、いちいち名刺を観て、電話番号を押す時間までは無かっただろうから、
直前に通話した相手に
リダイヤルするのが、精一杯。
よって、最後の電話相手は、東刑事ではないので、とうぜん横断歩道ではスルーされて。。。
その後逮捕されるが、実証的には不起訴になる方向性だろうが、本作に隠された鍵が隠されており、
ラストは逆転があって。。。と言う"裁判映画"になるのでしょう。次作があるのなら
撮影はきちんとしていたが、画面全体の色調が、どうも荒くて 暗かったが、これは 何を意図したものか、監督に聞いてみたい。
原作が、どの程度のものか 気になったので、今度「バッド・キッズ 隠秘之罪」を観てみたいと思う。
鑑賞動機:原作の評判5割、評判5割
『悪童たち』は未読。
うわあ、これはなるほどそうきますか。こんな話だったんだ。中盤までは『青の炎』や『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』あたりがチラついたりしたが、別物だった。脚色が上手いのだろうね。
岡田将生は悪い役やってる時の方が好きかも。黒木華は終盤のアレがインパクトあった。そして若い三人も非常に難しい役どころを的確に捉えて演じていた。ちょっと彼女に満島ひかりの影を感じると言ったら褒めすぎか。
なんでこうなった?!
いや、いや、岡田将生よ。もう完全に新しい道開拓してるやん。あのなんとも言えない飄々とした、何考えてるか分からない感よ。最高でした。めちゃくちゃ胸くそ悪い映画ですが、めちゃくちゃ面白かったです。
社長令嬢と結婚した玉の輿婿さんが義理の両親を崖から突き落としたところを、たまたま撮影していた中学生3人組から金目的で脅されるって話で、いや、もう危ないから、その人異常者やから、子供の敵う相手じゃないから、って思っていたら、もうおい、おい、おい、こっちも怖すぎる!頭脳明晰な中学生と目的の為なら殺人も躊躇わない男との心理戦が繰り広げられ、終始ただ事じゃなかったです。
最後はなんとかかんとか終わってくれたな、って思ってたら、え?なに?続編?ほんまやってくれましたわ。
少し期待しすぎて、鑑賞してしまったため、思ったよりは面白くなかった...
少し期待しすぎて、鑑賞してしまったため、思ったよりは面白くなかった印象ではあったが、最後まで飽きさせない展開には感心した。後半、何となくオチが分かってしまっていたのも、残念。女の子の女優さんは良かった。
最上級の切なさが残る
主人公が義理の両親を崖の上から突き落として殺害した現場を3人の少年少女がカメラでとらえてしまう。
そこから始まる主人公と少年たちの心理戦という話。
まあ、ドンデン返し系の話は、色々観てきたし、先が読めるとか読めないとか関係がなく、種が明かされた後は「あーそうね」くらいの感想になりがちなんだけど、最後の最後に「えっ!?えー・・・」っなりましたよ。
最後にもって行かれたー
とても批評し難い映画でした。
主演岡田将生と謳った映画でしたが、羽村仁成君が全て持って行った映画でした。
とはいえ、黒木華さんはしっかりした演技で、星乃あんな嬢は初めの荒れた感じから、後半女性らしい表情まで見事でした。
お父さん役の北村一輝さんは、元々凡人に見えない役者さんで、役が合わず大変そうでした。
3人の悪童の実年齢が役の年齢に近いので、違和感が少なかったと思います。
中盤ごろは評価3.5でしたが、ラストシーンで評価4.0となりました。
沖縄ならではの不思議な映画でした。
90点 子供達の演技に注目!よく映画化してくれました!
羽村さんの演技が凄い…!中学生役の友人も凄いですが、殺人鬼の岡田将生さんの演技も凄かった…!このもう一言です。その俳優を引き立てるのが、北村さん(父親)、黒木華さん(母親)、松井怜奈さん(奥さん)など知っている俳優陣ばかりでめちゃめちゃ良かった!
前半はとにかく岡田さんが殺人鬼で見ててゾッとしてしまったし、あの嘘くさい演技が笑えてくる。物語の中盤は羽村さんと岡田さんの心理戦が繰り広げられる。お金が欲しいから殺して欲しい人がいる…いや凄いセリフだな…
後半は羽村さんの演技が凄すぎて全部持っていかれましたね笑まさかってこういうことかと。
ちなみに漫画は観たことはないです。原作もないです。
またパンフレット購入しましたが、高ぇなと思いましたが値段以上の価値あるパンフレットでした。笑
俳優さんのインタビューがあり、監督、脚本の方のインタビューあり、家の間取り、沖縄のどんな場所で撮影したのかなど豪華なパンフレットでしたよ!
期待度○鑑賞後の満足度○ 3人が東昇と対峙するクライマックスシーンの直前に夏月(原作の普普)が一瞬振り返って海を見るカットが素晴らしい。ただ、これがなければ原作の骨格を映像化しただけの作品。
《原作既読》…来月には原作を中国語原文で読める予定。楽しみ…
①原作は面白いプロットを持った犯罪小説である。中国でもこんな小説が書かれるんだ、と感心したぐらい。
②ただ、中国特有の社会制度、社会問題が背景にあるので、それを日本に写し変えるのが上手く出来るのかどうか危惧があったが、やはり上手く行ったとは言えず、それがこの作品の弱点というか説得力が足りない要因となっている。
③原作を単純化し過ぎ。それが成功しているとは言えないし、私の解釈とも違う(まあ、私の解釈なんてどうでも良いし、違っていても映画として面白くて良くできていれば良いのですけど)。
④
規模感は小さいながら見応えある登場人物と真実でした
沖縄の一部を舞台とした、遺産目当てで義父母を崖から突き落とし殺害した若旦那とその瞬間を動画で撮った中学生との金銭取引。中学生は3人で、1人は頭脳明晰の母子家庭、もう1人はその友人で後の1人は友人の義妹。
双方に家庭内の問題があり、身内に何かしらの殺害希望を持ち合わせていることから、殺しの安直思考だったり、取引に殺害を要求したりと中学生側も自然とサイコパスの領域に。頭脳明晰の中学生と若旦那には数学大会入賞者という共通点があるが中学生の方が成績は一枚上手の金賞であったりとどこか殺人犯に引けを取らない度胸も持ち合わせている。これにも訳がありますが。
ゴールドボーイの善悪の思想が見られた作品でした。
あと岡田将生さんかっこええ。
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