ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価
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宣伝は少ないが、これはロングラン確定でしょう
ネタバレしたくないので、最小限。 これは面白いし、怖い。 主演の岡田将生さんと子役3人が素晴らしい。 最初は遺産目当ての完全犯罪を実施した岡田さん演じる主人公の殺人を偶然撮影してしまった子役3人が、お金欲しさに脅すというところからスタート。 しかし、ここは本当に序盤。 あっという間の2時間。 脇役も江口洋介さん、黒木華さん、北村一輝さんと豪華。 プロレス好きならグレートオーカーンもダメ親父役で出演。 多分あなたも騙されるはず。
なんて怖い映画なんだ!
子供が大人を脅す!それだけでもクレイジーなんだか… 小さな町だからこそ有りそうな人間関係からの出来事 それぞれの思いが残念な悪循環を引き起こしサイコパスにとっては最高な展開! どうやって結末をつけるのか! とても面白い映画だった!それにしても欲深い人間は怖い!
凄く面白い作品🎉必見だと思う
ストーリーが面白く展開のテンポも丁度良い。キャスティングも巧妙にハマってるし13歳トリオが見事な演技で盛り上げる秀作。沖縄を舞台にして邦画仕立てになっている点も加点ポイントである。クライムサスペンスの頂点にも行けそうな勢いがあった。最強のサイコパスに名を連ねることができそうだし次作もありそうなので今後が楽しみです。筋書きには触れられないので是非映画館でご覧ください。 29
タイトルに惑わされるな!
中国のミステリー作家であるズー・ジンチェンの「悪童たち」を原作とし、舞台を沖縄に移した作品でした。妻の両親を崖から突き落として殺す東昇を演じた岡田将生が、サイコパスを完璧に演じており、改めて単なる色男ではなく、素晴らしい俳優だなあと感じました。そんなサイコパスと戦うことになるのが朝陽、夏月、浩の3人の中学2年生でしたが、年相応の”不良”である浩とは対称的に、物語が進むにつれて狡猾な”悪”が滲み出て来る朝陽の凄みは、東昇に引けを取らない大人のそれでした。そうした観点から、本作はまさにサイコパス対決であり、観る前の悪い殺人犯vs純粋な少年少女という図式とは全く異なる展開に仰天しました。 結果的に、本作の「ゴールド・ボーイ」というタイトルが、今ひとつピンと来ないものだと感じた次第。原作小説の「悪童たち」というタイトルの方が、ストレートに本作の内容を表していて分かりやすいように思いましたが、逆に彼らが”悪童”であることを端から明かしてしまうと、観る方もそういう目で観ることになるので、敢えてニュートラルな題名にしたのかなと感じたところです。 ただ東昇(岡田将生)と朝陽(羽村仁成)という両サイコパスの顔写真を半々にしたチラシの写真を観れば、これまた結果論ではありますが、最初からこの2人のサイコパス対決が暗示されおり、この点では配給側にしてやられたとも思いました。 話は飛びますが、中国を舞台にした小説の日本版を制作するにあたり、何故舞台を沖縄にしたんだろうということに注目したいと思います。シングルマザーに育てられた朝陽、そしてバツイチの親同士が再婚して法律上の兄弟になった夏月と浩の家族は、いずれも貧困層と言って良く、一方で東昇の一家は沖縄有数の企業グループの経営者一族であり、こうした貧富の格差を背景にした物語を描くには、沖縄が妥当だと判断されたのだろうと愚考します。 これはこれで良いと思うのですが、それならばこうして欲しかったなと思う点が2点ありました。1点目は俳優陣。本作の俳優陣は非常に良かったのですが、奄美出身という設定だった東昇以外は沖縄本島出身という設定だったのに、彼らが”うちなーんちゅ”にこだわって選ばれた訳ではなさそうなのがちょっと残念でした。2点目は映像。せっかく沖縄を舞台にしているのだから、もっとクリスタルクリアな質感の映像で沖縄の自然美を強調した方が、人間たちの悍ましさをより浮きだたせることが出来たんじゃないかなと、これまた愚考したところです。 最後に、エンドロールの後に続編があるようなことを仄めかしていましたが、実際本作の物語をそのまま続編にすることなんて出来るのかなと、ちょっと首を傾げました。まあ「ゴールド・ボーイ2」というキャプションが、「ゴールド・ボーイ?」に変わって終わったので、本作の評判を確認した上で続編の制作の実施を決断するのでしょう。仮に続編が創られるとした場合、本作を上回る意外性と物語性のある作品が出来ることを願って止みませんが、果たして・・・ そんな訳で本作の評価は★4とします。
内容面白かったけど、タイトルダサくないか?
冒頭では平凡な少年にみえるアサヒだが、友達が高校生を脅して得た金で平然と飯を食うところ、殺人犯から金をゆすりとろうとし実行できる肝の座り様…ただの母思いの少年ではないという違和感が形になってく様は面白かった。
だが、すべて計算して行動する人間が14歳の自分の誕生日に人を殺すだろうかというのだけは少し解せなかった。あとは、あぁいった人が死ぬシーンで陶酔的なクラシックが流れるのはよくあるがなんだか少し陳腐に感じた。
てっきり、ヒロシくんが人殺しにビビって通報し捕まって終わるかと思っていたが、救いようのないラストになってしまった。しかし、母親がアサヒの化物具合を知るシーンはぞっとして凄く良かったと思う。
続編がある風なのが意外だが、見るかは少し微妙だ。
中学生による美人局絡みの事件の後で
9日(土)で館内3人⁉って、これは失敗したと思ったけど、メチャクチャ面白かった。設定も沖縄で良かった。いい意味でも悪い意味でも沖縄らしさが出ていた。触法少年などの知識が十分なのに、その日にやるか?というのが減点理由。
鑑賞した中でゴジラ-1.0、パーフェクトデイズが昨年度の双璧だったが、この映画も来年度の賞の候補に上がるはず。
中学生は怖い!いや、もう今は小学5,6年生も含めての設定でも十分可能な世の中になっているのではないかと思う。星乃あんな、良かったねぇ。
余韻がすごい
終わり方があれっていうのもあるけど見た後の余韻がすごい。いろんなシーンが頭に残ってる。途中までは本当に何が起きてるのかよく分からなかったけど結末がだんだん見えてくる感じがめっちゃ鳥肌立った。2?って出たから楽しみにしとく。
星乃あんなちゃんの存在感が🤍
素晴らしかった!星乃あんなちゃんのパートと 黒木華さんのシーンが凄く良かった! 岡田将生さんのサイコパスももちろん良いのだけど、 こうゆう役やったら上手なの知ってたから ドライブマイカーの時の方がゾワゾワしたかも。 羽村仁成くんも良かった! ストーリーは2転3転して退屈はしなかったけど もう少しバックグラウンドや人間関係の描写あったら もっと印象深い感じだったかもしれない。 個人的にはすぐ忘れそう。エンタメとしては良き(๑•̀ㅂ•́)و✧
何も調べずに見て
俳優さん目的で見たけれど、めちゃくちゃ面白い作品でした! ただ、どう話そうにもネタバレを言ってしまいそうで怖い。少しでも興味あるなら、何もネタバレ踏まずに見てほしい。明るくなるまで席を立たずちゃんと見てほしい。
見てて気持ちのいい映画ではない。予告では、岡田がサイコパスかと思い...
見てて気持ちのいい映画ではない。予告では、岡田がサイコパスかと思いきや。この少年の俳優、なかなかすごい。そして、黒木が良かった。真っ直ぐな感じと厚みのある感じ。とうとう、サイコパスがこんなにカジュアルに描かれる時代になったのか。彼女のラストの手紙は救いだし、黒木の電話がつながっていたことも。
金賞を取った少年だったからこのタイトル
公開4日めの夕方で観客は私1人という「SPY×FAMILY 」以来の貸し切り映画鑑賞状態でしたけど、面白いわ。
この中に出てくる子供で人を殺せそうな人はやっていないで、人を殺せなさそうな人がやっている話。(カツアゲはやっても人殺しはビビる友人とか。)
岡田将生扮する殺人鬼VS中学三人組も対子供が面白さを引き出していて、よく話を設定変更して作り変えたのがうまく作ったって思った。
PG12だし宣伝弱いし、もったいない良作。
目が離せない!
これは面白い!最初から最後までずっと面白い! そして、何を書いてもネタバレになってしまう! 巨大企業の娘婿になった男が社長である義理の父母を崖から突き落として殺す。しかし、それを見ていた子供達がいた…。そこから始まる物語。 いく層にもなった物語が二転三転して、次はどっちに転がるか分からない! 金子監督ならでは、子供の使い方も流石に上手い! これは優れたクライムサスペンスだ! こういうのをサスペンスというんですよ、「マダム・ウェブ」さん😁 元は中国の大ヒット小説が原作らしい。あちらではドラマ化もされ大ヒットしたらしい。うん、どうりで日本っぽくない話だなと思った。 劇場で観たのですが、観客が二人!! どうなってんだ!?日本の観客!! #ゴールドボーイ
美しい岡田将生を見れただけでも 良かった!
これ ほんとに 面白かったです! とにかく ストーリーが 2転 3転 するのが 面白かった! えっ? えっ! と 次の展開が 気になって 目が離せませんでした。 あっと言う間の 2時間でした。
不快感たっぷりだけど、観てほしい映画
岡田将生さん目当てで観に行きました。
簡潔な感想としては、不快感たっぷりです。ただし、この映画においては褒め言葉になると思います。
人の命を自分の能力の高さを示す道具のように扱う大人と少年が対立します。主人公2人は殺してしまうほど憎いではなく、殺したいから理由をつけているように感じられ、その欲の強さを不気味に思いました。
こんなに負の感情が強く出る映画や小説は普段触れないので、物語って幸せ、面白い、穏やかになるというプラスの感情だけのためにある訳ではないってことにも改めて気付かされました。
ストーリーは、大人と少年少女どちらが優位なのか、はたまた外部者(簡単に二項対立にすると、彼らが悪なら、こちらは善?)が上回れるのかというのが終始興味を惹き、あっという間の2時間でした。
ただ、東昇が東家に目をつけた理由は?、朝陽はどこまで見通していたの?、朝陽は源さんとこれからどう戦っていくの?などもっと知りたい、もっと書いてほしいってところも残りました。不満じゃなくて、小説読んでみたい、続編に期待するみたいな前向きな感想です。
かなり重めな作品ではありますが、羽村さんの演技がとても良いと思いましたし、岡田さんはやっぱり最高でした。あの端正な顔で、素敵なヨウジヤマモトのお洋服に身を包み、冷徹な人柄を演じるのとてもよかったです!
岡田将生全面主演ではない
岡田将生主演以外は前情報ゼロで観ました うーん 悪くはなかったです 展開も早いので飽きずに観られる けれど崖転落の最初のシーンが1番衝撃的で そもそも遺産を手に入れるために義両親殺す? 頭のいいヒトがやることかなぁ? そこからは悪ガキ3人のストーリーがほとんどなので 意外にも岡田将生の出演は少ない 沖縄の暑さとか 産業がないことの貧困とか 情景がうまく描かれていたし その中でかわいい女の子の悲哀が光っていた まあ最後のおかあさんの行動が救いと言えば救いかな
大人のトラウマを衝いてくる稀有な作品
『神戸連続児童殺傷事件』を覚えていますか? うん?という方も酒鬼◯◯◯◯と聞けば、お分かりだと思います。 酒鬼◯◯◯◯は事件当時14歳、この事件をきっかけに少年法の刑事罰が厳格化、対象年齢が16歳以上から14歳以上に引き下げられたように記憶しています。 この事件は、我々大人にある種のトラウマをもたらしました。中学生の発想や行動力について大人たちは上手く理解できないし、彼ら中学生についての想像力が及ばないことを痛感させられたのです。 高校生になると、当の本人たちも大人っぽく振る舞うことへの憧れを持ち始めたり、大人っぽいねと褒められたりするのが意外と嬉しかったりする〝半分大人〟が増えてきます。 大人からすれば面倒くさい半面、顔の見える相手としてそれなりにコントロールできるような気がして、得体の知れない恐怖を感じることはあまりないのです。 〝所詮はこども〟と思っていたはずなのに、大人以上の知力や体力を発揮する中学生に脅威や恐怖とまではいかなくても、末恐ろしいなという感覚を味わったことは誰にでも経験があるはずです。 村上龍さんの小説『希望の国エクソダス』でも中学生が〝堕ちていく日本〟を傍観するしかない大人に代わって、希望となっていきました。 大人の既成概念に当てはまることのない人格や言動、つまり〝大人の想像力を超える〟存在のインパクトはテロやホラーに匹敵する恐怖を与えることがあり、それがこの映画の最終的な衝撃となっているのです。 冷静に振り返ると、局所的にはかなり無理のある場面も多々あるのに(墓前でのアレなどは、普通はあんなに上手く計算通りいかず、二人揃って食べてくれなかったりして失敗(「後でいただくわね」)するとか))、気にならずにグイグイ引っ張られていくのは、この先何が待っているんだろう、と気になって仕方がないほど中学生のやることなすことが、大人の深層に眠るトラウマを衝いているからだと思います。
中盤以降の展開は読めるが、羽村仁成との出会いに感謝
公開週なのでネタバレなしの感想。 中国で人気を博したサスペンスだけあって、行き着く先の分からない序盤は素晴らしい。ただ、どうせどんでんを返すんでしょと思って観ると展開が読める。最大のクライマックスがあまりに予想通りに進行し拍子抜け。 とは言え、羽村仁成という才能との遭遇は衝撃的。今後、彼がどんな役者に成長するのか愉しみで仕方ない。
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