毒舌弁護人 正義への戦い

劇場公開日:

毒舌弁護人 正義への戦い

解説

ハリウッド映画全盛の香港で、香港映画として初めて興収1億香港ドルを突破し、最終的に1.21億香港ドル(約22億円)の大ヒットを記録した法廷ドラマ。

治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして新たに法廷弁護士として道を歩み始める。そんなラムがはじめて弁護を担当したのは、とても複雑には見えない単純な児童虐待事件だった。しかし、その事件が思いもよらない展開をみせ、ラムとパートナーの若き女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。

「密告・者」「激戦 ハート・オブ・ファイト」などのダンテ・ラム監督作で脚本を手がけてきた脚本家のジャック・ンの初監督作品。主人公ラム・リョンソイを演じたのは、香港の国民的コメディアンで俳優や映画監督としても活躍するダヨ・ウォン。

2023年製作/133分/G/香港
原題:毒舌大状 A Guilty Conscience
配給:楽天
劇場公開日:2023年10月20日

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映画レビュー

3.5法廷モノにハズレは少ない。 無実の人間が無罪になり、悪が裁かれる展...

2024年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

法廷モノにハズレは少ない。
無実の人間が無罪になり、悪が裁かれる展開は爽快感がある。
香港の裁判では裁判官も検察官も弁護人もカツラをかぶらないといけないのか。
最初に観たときはふざけているのかと思った。
また、裁判官だけでなく、検察官と弁護人も黒い法服を着るのも意外。

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省二

4.0後半ググッと

2024年4月18日
PCから投稿

裁判物というと、悪を憎み・裁き・結果を出す。
そういうスカッとしたものが多いけど。
まー最初は「これギャグもの?」で。
全くやる気がない主人公に、共感できない。

のだけど。
中盤過ぎから、小さなヒントから真実を導き弁護していく。
そこには同じ弁護士仲間がいるのが、チームっぽい。
「先輩」「兄貴」って呼ぶの、香港あるある。

特権社会が犯人を隠し、無実の人に罪を被せる。
そこに反発していく主人公、やるじゃん!って。

風変わりではあるけど、こういう裁判物もありかな。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「正義もここに座っている」

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ゆき@おうちの中の人

4.5天秤を持ったビーナスが求めるもの それはコモンセンスにおけるイクオリティ

2023年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

実に面白かった‼️過去最高の評点
こんな弱いもの見方の信念をもった弁護士が増えて欲しい(ちなみに裁判官や検察官は国の犬で、三権分立とは程遠いし、一般市民と感覚がかなりずれている ある意味エクストラオーディナリーな世界)
弁護士(人)が幾度と繰り返すセンテンスに、コモンセンスがある(香港英語なので聞き取りにくいが…)字幕約は忘れたが、一般的な普通の感覚とでも言おうか、心に突き刺さるワードであった
人間すべての核となるべきところだと思うが、マネー プレステージ ポジションによって核すら変化していますが、ビリーフを持って生きていかないとダメだな〰️と自分を見直せる、とても良い時間でした

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ろくさん

3.5検察官を弁護士に依頼するのが意外とキモだった

2023年10月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

法廷ものはハズレが少ない。そんな持論を持つ私なので、大した情報がないまま本作を視聴した。
興味深いのは香港の法制度。検察官を弁護士に依頼することがあるなんて!手ごわい弁護士が検察側に回るとやっかいだからという対策がなかなか面白かった。
「毒舌」とうたっているが、これ毒舌なのかな。口が悪いと毒舌はイコールではない気がするんだけど。それでも、香港にもいる大富豪一家の傲慢さと、犠牲になった弱者という構図は、万国共通の面白さだ。主人公が挫折を味わったり、他の弁護士と協力することでチームものとしての面白みもある。
ただ、ラストの追い込み方には疑問が残ってしまう。精神的な揺さぶりに頼る感じ。いや、あの裁判ではそこにすがるしかなかったんだろうけど。もうちょっと痛快な決着がついてくれた方がよかった気がしてしまう。ここらへんは完全な好みの問題だけど。
香港で相当ヒットしたという本作。通常であれば続編が作られるんだろうな。続編ができても何ら不思議はないエンディング。ちなみにあのエンドロールは国民性なんだろうか。ジャッキー・チェンの映画でよく見る手法(オフショットの映像)だったのがまた面白かった。ただし、笑えるところはあまり多いと思えなかった。後で観ていた中国系の方々は大笑いするシーンが多かったから香港でウケたのもわかる。
多少の不満はあるが、やはり今回もハズレではなかった。法廷もの強し!

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kenshuchu
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