SUNRISE TO SUNSETのレビュー・感想・評価
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P.T.Pを忘れない。
学生の頃に行ったライブ。
当時のことを鮮明に思い出し、涙が止まらなかった。
当時はただただかっこいいバンド!としか思っていなかったが、大人になって改めて当時の映像を見て違う意味でかっこいいバンドだと思えた。
ライブ映像のKの歌声はもちろん、ライブ以外での様々なKの表情、メンバーの当時の気持ちをこうして見聞きできたことはファンとして感謝しかない。
最高でした
私がPTPに初めて出会ったのはエアジャムのライブ映像がテレビから流れて時に衝撃を受けました。
その頃、リンキン・パークしか好きではなく、日本のロックなんてダサい。そう思ってました。
まさに衝撃的な出会いでした。
こんなに音楽がかっこいいバンドが日本にもいるなんて。
そこからサマソニやワンオクとの対バンライブに行き、またすぐライブに行けるなんて思ってたら、kが急逝。
渋谷AXにも献花をしに行きましたが、みんな号泣している人ばかり、私もとてもじゃないけど現実は受け入れられませんでした。
kが亡くなってから、最後のライブでも涙、涙…あれから自然とPTPの音楽は聴けませんでした。
あれかは、あんなに大好きだったPTPの映画が始まったので3回見に行きました。
特に池袋HUMAXシネマの音楽の響きが最高。
元気だった頃のKの笑顔が見れてこっちまで笑顔になれたり、やっぱり泣いてしまったり
色んな感情が溢れてきましたが、
やっぱりPTPは日本のロックシーンでもっと売れるべきだった。もっと活躍できてたら、絶対世界を目指せるバンドでした。
これからも、応援し続けます
ファンでなくても傑作ドキュメンタリー
ラウドロックのジャンルのバンド”Pay money To my Pain“(略称:PTP)の結成から直近のライブまでのドキュメンタリー。ただ、バンドのドキュメントというより、ボーカルのKにスポットを当てた作品です。
バンドのファンでもなく、このジャンルに詳しくないので、映画を通してだけでしか語れませが、映画はとても心に響くものがあります。
ボーカルのKはとにかくカッコいい。歌は上手く、小柄ですが筋肉質でイカついのですが、笑う子供みたいな親しみを感じます。彼に魅せられて、メンバーを集めてバンドに人気が出てくるのが前半パート。
ネタバレってか、ドキュメントなので事実なのですが、ボーカルのKは亡くなっています。彼が亡くなった後が後半パート。
Kというカリスマ性を持ったボーカルが居なくなり、バンドや他のアーティストやファンがどう変わったのか。それを通してKとはどういう存在だったのか、というのがメインのテーマかな。
象徴的なのは前半パートでのライブ風景は主に小規模なライブハウス。一方で後半はZeppや名古屋ドームといった大きな会場です。亡くなって存在感が増した、という見方がテーマなんでしょうが、ではKが望んだのはどっちだったんだろう、と考えさせられました。
カリスマ性と精細さが、自我の強さと他人への愛情が、色々と相反する気持ちをKは抱えていることが劇中から感じられます。大きな会場、沢山の人の想いは糧にも毒にもなるのだろうな、と。
また、前半は関係者のインタビュー中心でしたが、後半はKのいないライブ映像がかなり長いです。そうなると「あ〜、このライブ風景をKが観たら、どう思うだろうか」などと考えてしまいます。
長いライブ映像を、そんなことを考えて観ていると、ふと、空いている映画館の隣でKも一緒に観て、ニコッと笑い「そんなの、一緒に歌いたいに決まってるじゃん」と言い出しそうな、、、そんな感覚になっていると、ライブ後半で会場中が携帯の明かりで照らされるシーンが、何と言ってよいのか、エモーショナルな気分にさせられます。
何に感動したのか、この感動をどう表現したものか、難しく、観終わった瞬間は「スゲーもん観たな」ってことだけでした。話して、整理しても、表しきれない感情が残っている。
PTPやロックには縁がなくとも、伝わる普遍性のあるドキュメンタリーであることは間違えなく、傑作です。
あれから10年、ファンは絶対観るべき
普段全く泣くような人間ではないのですが、まずオープニングの1曲から色褪せないカッコ良さと懐かしさで不意に泣いてしまいました…
10年以上前学生の頃は、何も知らずただただかっこいいと思ってLIVEに行ったりCDを聴いていましたが、自分も30代になり当時の彼らの曲作りに対する思いを知って、改めてそれぞれの曲の印象が変わりました。
Remember the name で特にキャッチーな曲が増えた気がしますが、その頃からKさんの苦悩も増えていったのかもしれません。
ちなみにKさんにスポットが当たりがちですが、もちろんメンバーの皆さんの人柄が好きです。個人的には昔YouTubeの激ロックのインタビュー絡みのPABLOさんが面白くて好きでした笑
後半にかけては観るのが少し辛かったですが、
最後のBLARE FESTのシーンは本当に観て良かったです。
当時Pay money To my Painが復活すると知った時は嬉しかったですが、やはりKさんが居ないならと思って足を運びませんでした。
これを観てマジで後悔しました…
学生時代の汗だくのLIVEとも重なって本当に鳥肌と涙でぐしゃぐしゃになりました。
周りの席からも嗚咽が聴こえてきて何とも言えない一体感がある不思議な空間でした。
長くなりましたが、とにかく本当に最高です!
とにかく観てください!
前情報無しで見ても最高。
映画館で観てほしい作品
ファンの為の映画。ファンなら最高
10年前にボーカルのKが亡くなり
活動休止となったバンドPay money To my Pain(PTP)の
ドキュメンタリー映画です
PTPの事を当時から知っていた人達は必見ですが、
活動休止以降にサブスクやフェス等でPTPを知った人にこそこの映画が届いて欲しい。
楽曲の想い、バンドの意思が感じられるから。
かなり間口の狭い映画作品ですが、
音楽、バンド、ロック、フェス等が好きなら見て損はないです。
以降ネタバレです
前半はPTPメンバーや活動時からKと繋がりのあったバンドマン、スタッフのインタビュー
活動当時の映像記録などがメインです。
後半では、2020年のBLARE Fesで復活ライブをやった時の映像が流れます(8曲)。
(ボーカルなしで復活Live?と気になる方は映画館で見てみて下さい)
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