君の忘れ方

劇場公開日:2025年1月17日

君の忘れ方

解説・あらすじ

大切な人を亡くして悲嘆(グリーフ)を抱えている人に寄り添う「グリーフケア」を通じて、婚約者を亡くした主人公の青年が再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。「若武者」「ふれる。」の坂東龍汰が映画単独初主演を務め、ヒロイン役で西野七瀬が共演した。

森下昴は付き合って3年となる恋人の柏原美紀を、結婚間近に突然の事故で失ってしまう。昴は茫然自失の日々を過ごし、そんな息子を見かねた母・洋子は実家のある飛騨に昴を呼び戻す。洋子も昴が7歳の頃に夫が急死し、悲嘆に暮れる日々を送っていたが、久しぶりに会った彼女は英気を取り戻しており、そんな母の姿を見た昂は、きっかけさえあれば人は立ち直れるのではないかと考え始め、「グリーフケア」という概念と出合う。昴はグリーフケアの会「つきあかりの会」に参加するが、うまく悲しみと向き合うことができない。そんな昴は「つきあかりの会」の異端児・池内武彦から、寂しくなった時、亡き人の幽霊を召喚する方法があることを聞かされる。

昴役を坂東、美紀役を西野が務めるほか、南果歩、津田寛治、岡田義徳、風間杜夫らが顔をそろえる。監督・脚本は「神さまの轍 check point of the life」の作道雄。

2024年製作/107分/G/日本
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2025年1月17日

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(C)「君の忘れ方」製作委員会 2024

映画レビュー

4.0ずっと愛し続ける

2025年7月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

坂東龍汰さんのファンなので劇場公開時映画館で観たかったが、日に1回上映の時間が合わず断念。
でも家で観てよかったかもしれない。
映画館で観たら、止められない涙声と鼻をすする音が館内に響き周りの人に迷惑をかけたかもしれないから。

愛する人を突然、病気や事故で亡くしてしまったら。
経験のない人は想像でしかないが、実際経験がある者には本作、共鳴しかない。
この映画は、
それでいい、愛する人を忘れなくていい、
愛しているのだから忘れなくていい、
そう寄り添ってくれる映画。

(途中、捕まっていない通り魔殺人の犯人を突き止めようとする南果歩さんの狂気から、
あっそっち系の映画? 犯人探し系?復讐?
とも思いワクワクしたが僕のカン違い。
しっとりとした、消えない愛の話でした。)

僕が6才の時、父が42才の若さで亡くなった。
脳出血の発症から2日後、眠るように還らなかった。
当時の医療技術ではなす術がなかったのだろう。
御葬式が終わるまで慌ただしくて悲しんでいる暇などなく、何がなんだか分からないまま時だけが過ぎた。
やっと家族だけになった夜8時過ぎ、庭で飼っていた番犬が吠えた。
門の来客チャイムも鳴らず、見ても誰もいない。
犬は何かを視て吠えていた。
それが3日間続いた。
母は「お父さんが会いに来てくれた」と微笑んだ。
僕はオバケが来るなんてコワイコワイと泣いた。
せっかくお父さんが会いに来てくれたのに。
次の日から父の訪問はなくなった。僕が怖かったから僕を想い、怖がらせられないと父は遠慮したのだろう。
あれから54年経っても、僕は今でも父に守られていると
毎日生きている。
まるで「君の忘れ方」の登場人物の誰か、みたいだ。

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なかじwithみゆ

3.5忘れ方というよりは向き合い方

2025年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

タイトルや予告から連想できるように、大切な人を亡くした側(残された側)の再生の物語。
過剰な演出は無く、淡々としたテンポで物語は進む。劇伴は控えめで心地よい。
主人公が、母親を含む周囲の人たちに接していく中で、自身の喪失感に対し、客観的な視点をもって向き合えていく過程が丁寧に描かれていた。
何か明確な答えが提示される映画ではないが、大切な人を亡くすという経験をした際に、そっと背中を支えてくれるような映画であった。

準主役である美紀役の西野七瀬の台詞は大袈裟ではなく2,3言だったと記憶している。それにも関わらず繊細な演技で存在感を放ち、観る側に希望を与えてくれた。
他にはいない稀有な女優になってきたと感じる。

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きなり

5.0⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

2025年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

Cine Switch 銀座で映画「君の忘れ方」を観ました。 終了後  作道雄監督と坂本美雨さんのtalk showがあり とても有意義な時間を過ごせました。       作品はgrief careという誰もが直面するthemeで終始考えさせられます。                津田寛治さん・岡田義徳さん 親父達の慟哭に少し揺さぶられた。  西野七瀬さんは出演場面が少なく台詞無しの幻影😧                         物足りないなど 否定的な感想もありますがこれはこれで良かったのでは🤔                                          上映終了後、作道雄監督からProgramにautographして頂きました。宝物です。

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麻婆春雨と担々麺 大盛

2.5人の心の闇は深い

2025年3月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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ねこたま