君の忘れ方

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君の忘れ方

解説

大切な人を亡くして悲嘆(グリーフ)を抱えている人に寄り添う「グリーフケア」を通じて、婚約者を亡くした主人公の青年が再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。「若武者」「ふれる。」の坂東龍汰が映画単独初主演を務め、ヒロイン役で西野七瀬が共演した。

森下昴は付き合って3年となる恋人の柏原美紀を、結婚間近に突然の事故で失ってしまう。昴は茫然自失の日々を過ごし、そんな息子を見かねた母・洋子は実家のある飛騨に昴を呼び戻す。洋子も昴が7歳の頃に夫が急死し、悲嘆に暮れる日々を送っていたが、久しぶりに会った彼女は英気を取り戻しており、そんな母の姿を見た昂は、きっかけさえあれば人は立ち直れるのではないかと考え始め、「グリーフケア」という概念と出合う。昴はグリーフケアの会「つきあかりの会」に参加するが、うまく悲しみと向き合うことができない。そんな昴は「つきあかりの会」の異端児・池内武彦から、寂しくなった時、亡き人の幽霊を召喚する方法があることを聞かされる。

昴役を坂東、美紀役を西野が務めるほか、南果歩、津田寛治、岡田義徳、風間杜夫らが顔をそろえる。監督・脚本は「神さまの轍 check point of the life」の作道雄。

2024年製作/107分/G/日本
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2025年1月17日

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(C)「君の忘れ方」製作委員会 2024

映画レビュー

3.5忘れないこと

2024年12月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

難しいテーマを思い切って扱った作品だと思います。グリーフに苦しむそれぞれの姿が痛々しいです。 結局、忘れ方とは、忘れないことなのかもしれないなと思いました。

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おっけ

5.0心に染みる映画でした

2024年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

抽選に当たって、作道監督と西野七瀬さんの舞台挨拶付先行上映会に参加させて頂きました。貴重なお話をありがとうございました。 大切な人を突然の事故で失ったことを受け止められない主人公が、同じように苦しみを持つ人たちと出会い、その人たちの思いを知ることで、自分なりの受け止め方を見つける物語です。 主人公役の坂東龍汰さんが、やり場のない思い、心の葛藤、気持ちの変化を見事に表現されていました。私も同様の経験がありますので、主人公のやるせない気持ちが痛いほど伝わって来て、心に染みる映画でした。 西野七瀬さんは、表情もない、セリフもないという難しい役で、なんで、この役、西野さん?って思っていたら、最後に泣かされました。作道監督、ズルいです。劇場公開になったら、監督や、西野さんが語っていたこだわりの部分を、改めて確認しに行きたいと思います。

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GF