君の忘れ方

劇場公開日:

解説

大切な人を亡くして悲嘆(グリーフ)を抱えている人に寄り添う「グリーフケア」を通じて、婚約者を亡くした主人公の青年が再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。「若武者」「ふれる。」の坂東龍汰が映画単独初主演を務め、ヒロイン役で西野七瀬が共演した。

森下昴は付き合って3年となる恋人の柏原美紀を、結婚間近に突然の事故で失ってしまう。昴は茫然自失の日々を過ごし、そんな息子を見かねた母・洋子は実家のある飛騨に昴を呼び戻す。洋子も昴が7歳の頃に夫が急死し、悲嘆に暮れる日々を送っていたが、久しぶりに会った彼女は英気を取り戻しており、そんな母の姿を見た昂は、きっかけさえあれば人は立ち直れるのではないかと考え始め、「グリーフケア」という概念と出合う。昴はグリーフケアの会「つきあかりの会」に参加するが、うまく悲しみと向き合うことができない。そんな昴は「つきあかりの会」の異端児・池内武彦から、寂しくなった時、亡き人の幽霊を召喚する方法があることを聞かされる。

昴役を坂東、美紀役を西野が務めるほか、南果歩、津田寛治、岡田義徳、風間杜夫らが顔をそろえる。監督・脚本は「神さまの轍 check point of the life」の作道雄。

2024年製作/107分/G/日本
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2025年1月17日

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(C)「君の忘れ方」製作委員会 2024

映画レビュー

3.0う〜ん😟

2025年2月1日
スマートフォンから投稿

寝られる

寝落ちはしませんでしたが、寝落ちしかけること数回(^^ゞ

最後まで延々と、なんだかなぁ~☹️を観させられた感が強くて、アンダーニンジャを博打する方が正解だったかもと思った次第😅

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おたか

3.5グリーフケアに触れて

2025年1月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

愛する人を失った、つらさを抱えた人々のお話。
忘れ方か…忘れなくていいと思うけど。
比べるものではないけど、でも、年齢順に来るお別れに比べると、事故などの突然のものは、やはりなかなか受け入れ難いと思う。
南果歩さんの母親もずっと苦しんでいるが、岡田義徳さんが演じた池内の役が泣けてしまった。

「忘れても思い出すから」というセリフに、時間が助けてくれて前に進める人も、やはりその人への思いに戻るんだよな…などと思った。
津田寛治さん、自分がこれまで見た中では一番優しい役。良い役だった。グリーフケアは実際には難しい事も沢山あるだろうが、ただ話を聞くという点が良かったと思う。

*****
坂東君を初めて見たのは仲野太賀の「静かな雨」だったのですが、主演作を初めて見たので感無量。

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ふわり

3.0悲しみとの向き合い方

2025年1月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

寝られる

公開週は他に観たい作品が多くて、手が回らなかった本作。スルーしようかとも思ったのですが、やはりちょっと気になって公開から1週間遅れで鑑賞してきました。

ストーリーは、結婚を間近に控えた婚約者・柏原美紀を突然の事故で亡くし、気力をなくしてしまった青年・森下昴が、心配する母に実家の飛騨に呼び戻され、そこで喪失の悲嘆から立ち直る「グリーフケア」というものに出会い、「つきあかりの会」に参加し、その主催者や他の参加者との交流を通して、亡くなった人との向き合い方を考えていくというもの。

本作で「グリーフケア」という言葉を初めて聞きました。確かに身近な人を突然亡くした悲しみは、言葉で言い表すことはできないし、簡単に癒えることもないでしょう。そして、それをどう受け入れ、どう乗り越えていくのかも、人それぞれです。

本作を通して、死や悲しみとの向き合い方はさまざまあり、忘れなくてもいいんだ、忘れてもいいんだ、そこに立ち止まっていてもいいんだと教えられた気がします。でも、一つだけ、後を追うようなことだけはしてはいけないと強く思います。

亡くなった人が何を考え、どう感じているかなんて、誰にもわからないから想像するしかありません。でも、その想像には、きっと自分の気持ちが少なからず反映されているでしょう。そう思うと、「天国のあの人が○○と言うはず」なんて、亡くなった人を言い訳にして、自分の思いを代弁させているだけのような気もします。結局、残された者は、自分の生きたいように生きる姿を、亡くなった人に見せ続けるだけでいいのではないかと思います。

とはいえ、ストーリー的には大きな起伏もなく、平坦で物静かな流れは、心地よくもあり、眠気を誘われもして、込められたメッセージを必ずしもきちんと受け止められていない気がします。あと、逆に不穏なBGMはなんだか気になってしかたなかったです。ホラー感を演出したかったのでしょうか。だとしたら目ざす方向性が間違ってないでしょうか。そんな話ではなかった気がするのですが…。他の方のレビューを読んで補完したいと思います。

主演は、坂東龍汰さんで、抑制の効いた演技が本作にマッチしています。脇を固めるのは、西野七瀬さん、南果歩さん、津田寛治さん、岡田義徳さん、風間杜夫さんら。西野さんは出番もセリフも予想外に少なくてちょっと残念でした。

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おじゃる

4.0「抱きしめて思い出す」

2025年1月27日
iPhoneアプリから投稿

知的

今年25本目。

シネスイッチ銀座で。
抱きしめて思い出す。いい言葉だなあ。

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ヨッシー