ブルーバック あの海を見ていた

劇場公開日:

ブルーバック あの海を見ていた

解説

オーストラリアの豊かな海に育まれた母娘の絆を、環境保護のメッセージを込めて描いたヒューマンドラマ。人気作家ティム・ウィントンのベストセラー小説を原作に、「渇きと偽り」のロバート・コノリー監督がメガホンをとった。

若き海洋生物学者アビーは、母のドラが脳卒中で倒れたとの知らせを受け、西オーストラリアの海辺の町ロングボート・ベイに帰郷する。幸いにも症状が軽かったドラはすぐに退院し、美しい海を一望できる高台の自宅に戻るが、言葉を発することができなくなっていた。母を世話するためしばらく実家に滞在することになったアビーは、環境活動家だった母とこの家で一緒に過ごした少女時代を思い返し、自身の原点を見つめ直していく。

「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカが主人公アビー、「メリンダとメリンダ」のラダ・ミッチェルが母ドラを演じ、母娘と心を通わせる漁師マッカ役で「ミュンヘン」のエリック・バナが共演。

2022年製作/102分/G/オーストラリア
原題または英題:Blueback
配給:エスパース・サロウ
劇場公開日:2023年12月29日

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(C)2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA

映画レビュー

4.0【”人間は海から産まれた。”今作は、西オーストラリアの豊饒な入り江、ロバーズ・ヘッドを開発者から守る母娘の長きに亙る物語であり、水中の多くの魚の群れのショットが美しき作品でもある。】

2024年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

萌える

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共感した! 5件)
NOBU

ダイバー故のモヤモヤを楽しむ

2024年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 海の環境保護活動を続けて来た老母のもとに海洋学者の娘が帰郷して思い出を語るお話です。静かな物語だけど、親子二代を通じて「海の生き物が大好き」の思いが滲み出ていてよかったなぁ。映画映りを気にしてという事もあるのかも知れませんが、母娘ともにいつも素潜りと言うのがカッコいい。そして、ダイバーとしては、映像の隅に出て来る魚一つ一つを同定したくて仕方ありません。リーフィー・シードラゴンが出て来た時は、隣席の我が家の妻も「あっ」と声をあげていました。  ブルーバックとはポスターに映っている魚に娘が付けた愛称の事で、見た所、ベラかブダイの様なのだがしっくり来ません。後に調べるとオーストラリア南部の固有種ブルー・グローパーAchoerodus viridis であると判明。ああ、漸くモヤモヤが晴れた。

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La Strada

3.5息をのむほど圧倒的なオーストラリアの海に感動!

2024年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

母親が脳卒中で倒れたことで、娘が母との関係性、母の想い、母への想い、 今の自分に至るまでの成長について丁寧に描いていて好感が持てました。 まずはオーストラリアの海の圧倒的な景色の素晴らしさと映像美。 これには息をのみましたし、魅入ってしまいますね。 ストーリーも、いろんな視点から母娘の物語に収斂されていくところが 好きですし、ラスト近くの海における母娘のシーンも素晴らしかったと思います。 主人公アビーを3人の俳優が演じていて、 ミア・ワシコウスカに焦点が当たりがちではあるものの、 青年期を演じているイルサ・フォグの演技が素晴らしかったです。 彼女の演技がこの映画のクオリティを高めていると思いました。 ブルーバックというタイトルも良いですね。 静かでありつつ心に沁み入り癒されました。

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ひでちゃぴん

3.0少し退屈だったが、終盤は見どころがあった

2024年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

生態系の破壊を食い止めようとする人達のお話で、ヨーロッパではウケそうだけど日本ではどうかな?という印象を持った。 ブルーバックがたぶんCGだが、もしかして本物か?と思わせるようなリアルな動きを見せてくれて、単純にすごいと思った。 海の自然を守る事は立派な事だけれど、魚を取ることで生活している人達の主張もちゃんと聞きたかったかな。魚を取る側の人間と許可を出す側の人間が、利権のために動いている狡い大人としか描かれていなかったため、勧善懲悪ものを見た気分になり、あまり共感できなかった。

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ジュンヤ