15ミニッツのレビュー・感想・評価
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こんな展開は予想できない
リアリティ番組のホストという役どころで、異色のキャラクターを演じているデニーロ。前半は、その役の持つ特殊性を説明するのにどうしても時間を費やす。
捜査に同行するテレビ番組で、いわば「警察24時」的なものに、現実の警察官がテレビ捜査を繰り広げ、視聴者の目の前で事件が解決していくという、野次馬目線を刺激する演出は、やがて最悪の悲劇を生んでしまう。
きっと何かひねりがあるのだろうと思って見ていたら、ど真ん中直球の展開だったので、逆に驚いた映画でした。ただ、後味の悪さは否めません。
2018.5.6
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素晴らしき哉、人生
犯人二人が面白い。ウルグ役のオレッグ・タクタロフは格闘家らしいが、残虐な役割を果たさずビデオばかり回している。『素晴らしき哉、人生』を引き合いに出して、監督のフランク・キャプラを名乗るところは笑ってしまった(老衰で亡くなってますがな・・・)。
アメリカに限らず、メディアの過激な報道と裁判に関する風刺が存分に込められています。最初は人種問題も絡めているのかとハラハラして観ていましたが、エドワード・バーンズがポーランド人の息子であるところから見て関係なさそうだ。15分間だけ有名になれるとかいうテーマよりは風刺のほうが印象が強く、火事の細かな演出は凝りすぎだと思います。デニーロが途中で殺されるというのは何だか慣れてしまっていて、特別びっくりはしなかった。
この映画!意外とやるな!
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