PIGGY ピギー

劇場公開日:

PIGGY ピギー

解説

自分をいじめる同級生を目の前で誘拐された少女が究極の選択を迫られる姿を描いたスペイン発のリベンジホラー。

スペインの田舎町で暮らす10代の少女サラは、クラスメイトから執拗ないじめを受けていた。ある日、あまりの暑さに耐えきれず1人で地元のプールへ出かけた彼女は、そこで怪しげな男と、3人のいじめっ子たちに遭遇する。その帰り道、サラは血まみれになったいじめっ子たちが男の車で拉致されるところを目撃。警察や親に真実を打ち明けて捜査に協力するべきか、それとも沈黙を貫いて自分を守るべきか、決断を迫られるが……。

テレビ業界でキャリアを積んだカルロタ・ペレダ監督が、ゴヤ賞を受賞した2018年制作の短編映画「Cerdita」を自らのメガホンで長編映画化した。「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のラウラ・ガランが主人公サラを演じ、ゴヤ賞で最優秀新人女優賞を受賞。

2022年製作/99分/PG12/スペイン
原題または英題:Piggy
配給:シノニム、エクストリーム
劇場公開日:2023年9月22日

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(C)MORENA FILMS-BACKUP STUDIO-FRANCESA

映画レビュー

3.5🐽展開が面白いわ🐽

2024年10月30日
iPhoneアプリから投稿

映像のパンチが強いんじゃ🐽⤴️
いじめられっ子が殺人鬼の誘拐を目撃するんだけどいじめっ子が誘拐されたので困ったね🥺って話で殺人鬼がいじめられっ子には優しかったりするし展開がカオスで先が見えないしテンポが良いし時間もそんなに長く無いし一気に最後まで見たって感じでしたよ🐽
あと主人公がゆるキャラみたいで可愛いのよな👾(しかも普通なら露出が多くてセクシーなはずがアレだし)
自分だけかもしれませんがかなり笑えて😹楽しく見れたし🤡劇場に行けなかったのが残念ですね🥲
普通にディズニー作品くらいの感じで楽しめました👍

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お主ナトゥはご存じか2世

4.0想像以上のハラハラ感

2024年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

青春ルッキズム映画かと思いきや、あら?!わりとサスペンス要素もあるのね!

太ってることでいじめられてたサラ。
誰もいない時間のプールに行くも、いじめられっこに見つけられて網で頭を押さえつけられて溺れさせられたり(一回もぐって遠いとこに泳いで行けばいいのに…)して荷物も持って行かれて、水着で歩いてかえるすがら今度は男子のいじめっ子たちに煽られる。
そりゃこれだけやられれば、頭から血を流して車の中に閉じ込められてるのを見ても「うん、だまっとこ」ってなるわい。

母親の気性の荒さとか子を想う重い気持ちが逆に辛い、ってところもあるけど、スペインってこんな感じなのかもしれないなー。日本人が穏やかで和を大事にしてるだけで。

最後の最後は、とうとう自分でやっちゃった?!?!引き継いだ?!と思ったら、縄を打っただけで友達を助けちゃうあたり、サラの人の良さがでたよねー。

10代設定のサラを37歳が演じてるのもすごい笑

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soleilヾ(´ε`○)

3.5悲しさと優しさ、ぶつけようのない怒り

2024年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

楽しい

自分が醜いのか。それを突きつけられたときその相手に助けの手を差し伸べられるのか?
いつもスプラッターやバイオレンスがふんだんに盛り込まれた映画ばかり見ていると感覚が麻痺して「いいぞやったれ!!無視してやれ!」「いけ!トドメをさせ!当然の報いだ!」などと思ってしまうが、やはり良心はあるし人間が人間とせしめているのが慈悲や良心、自制心なのだ。
そういう意味では「ホラー/ドラマ」としてカテゴライズされている本作だが、描写を置いておけばストーリーから感じられるものはドラマが大部分を占めているように思う。
不器用、なだけでは済まされない殺人鬼もやはり人であるゆえに、純真であるがゆえに、行動力が会ったばっかりに…と思ってしまう。

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ezio

4.0素晴らしい。

2024年5月14日
iPhoneアプリから投稿

DVD初見。
支持。
生死の間でもがく男女親子の何たる激烈な哀切。
性愛と憎悪が薄皮一枚で隣合う。
露悪の先に確かに醸し出る文芸エロス文芸ロマンな映画的上質。
ブレランの良さを最も正しく評論出来たかの確かな筆致。
物語る量の丁度良さ。
劇場で観ねばだった。
三宅隆太氏推薦作。

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きねまっきい