PIGGY ピギー

劇場公開日:

PIGGY ピギー

解説・あらすじ

自分をいじめる同級生を目の前で誘拐された少女が究極の選択を迫られる姿を描いたスペイン発のリベンジホラー。

スペインの田舎町で暮らす10代の少女サラは、クラスメイトから執拗ないじめを受けていた。ある日、あまりの暑さに耐えきれず1人で地元のプールへ出かけた彼女は、そこで怪しげな男と、3人のいじめっ子たちに遭遇する。その帰り道、サラは血まみれになったいじめっ子たちが男の車で拉致されるところを目撃。警察や親に真実を打ち明けて捜査に協力するべきか、それとも沈黙を貫いて自分を守るべきか、決断を迫られるが……。

テレビ業界でキャリアを積んだカルロタ・ペレダ監督が、ゴヤ賞を受賞した2018年制作の短編映画「Cerdita」を自らのメガホンで長編映画化した。「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のラウラ・ガランが主人公サラを演じ、ゴヤ賞で最優秀新人女優賞を受賞。

2022年製作/99分/PG12/スペイン
原題または英題:Piggy
配給:シノニム、エクストリーム
劇場公開日:2023年9月22日

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(C)MORENA FILMS-BACKUP STUDIO-FRANCESA

映画レビュー

1.0「キャリ◯」って映画のリスペクトだね。

2025年3月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 3件)
マサシ

4.0ちょっと説明が欲しい部分がないこともないけど、「リベンジホラー」的要素に一味加えたさじ加減が面白い一作

2025年3月23日
PCから投稿

いじめられっ子がいじめっ子に復讐を果たす、といった「リベンジホラー」的作品はその金字塔の一つである『キャリー』(1979)を始め数多く存在するんだけど、本作は復讐したい相手が連続殺人鬼にさらわれたことで、恨みをひとまず置いて彼女らを救うのか、あるいは見捨てる形で復讐を果たすのか、の選択に悩む、というひねりが加わっています。

展開の先行きの見えなさにハラハラすることはあっても、良心の呵責に苛まれる主人公サラ(ラウラ・ガラン)の葛藤は観客にも十分共感できるものです。一方で、連続殺人犯の行動もサラの描写と並行して描いていくんだけど、こちらについてはあまり行動の背景を明確に描いている訳ではなく、かなりの部分を観客の創造に委ねる形となっています。とはいっても、おおよその察しはついてしまうんだけど。

サラがいじめを受ける原因には家族との関係が大きく関係していることは折々の描写から明らかで、サラの母親役のカルメン・マチは、配役としては脇役のはずなのに、さすがの演技力でその家族が抱える問題に強い説得力を与えていました。

いじめの当事者だけでなく、サラと連続殺人犯、サラと家族といった関係も絡みつつ、しかしカルロタ・ベレダ監督は難解という印象を抱かせず、ホラーとして楽しめる要素をちりばめています。クライマックスの展開、というか状況設定に至って「もー我慢できん!」とばかりにやや暴走気味になってるけど。

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yui

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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抜刀バニー

2.0脂肪遊戯。

2025年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

母の強さは世界共通。

全編に渡り子豚薄ピンク色のフィルターがかかっておりSNSな感じでバえる仕上がり。
悲しき怪物との邂逅により芽生える自我、さながら現代版ミツバチのささやきと言ったところであろう(??)

フルスロットル虐め映画のせいか、無闇に人に勧めるという行為はいわゆる拡散の様で躊躇してしまう。
これを観てしんどくなる当事者はどこにでもいる。

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