エクソシスト 信じる者のレビュー・感想・評価
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話はシンプルで見やすい
宗教色強めの洋画ホラーを見慣れない人に、インパクトはあったのでしょうか…それほどでもないという印象です。
悪魔系統を見慣れてる人には今ひとつ物足りない、味気ないといったところ。深みと歪みが欲しかったです。冒頭の女性が嫌悪感を抱くような描写は、現実味があって好きでした。
裏を返せば、分かりやすい。初めて悪魔祓いを知った、という意味では母が強烈だった、というかつて「エクソシスト」と同じかもしれません。
ただ、悪魔祓いという儀式の神秘性、特別さは欠落してしまったと思います。
時代が変われば恐怖も変わります。大衆にインパクトを残した「エクソシスト」の続編と納得させるには、難しいという感触の作品でした。
チューブラー・ベルズ
途中からチューブラー・ベルズのメロディーが流れ
ウィリアム・フリードキン監督作品の続編であることがアピールされます
正式の続編は存在しましたがイナゴがどうとかの
わかったような分からないような作品だったので
本作が正統派続編という事でよいと思います
作品には関係ないですがチューブラー・ベルズというのは
のど自慢でお馴染みのキンコンカンと鳴らすあれです
さて本編ですがフリードキン作品を引き継ぎ
悪魔の欺瞞VS人々の信仰の戦いが描かれています
カラス神父の依頼によりメリン神父がタクシーから戦いの場に降り立つ
あのポスターにもなったカッコいいワンカットとは違い
運命に導かれた私設悪魔祓い師たちが悪魔に立ち向かうことになるという構図ですが
物語や映像もしっかりしており続編に恥じない仕上がりになっています
よくある勧善懲悪のバカみたいな作品になっていないのもポイントが高いです
「ハロウイン」新三部作の監督が、宗教に関係なくみんなで悪魔祓い???それでもラストのサプライズに感激した!
最初から、物語に引き込まれて、また旧作のエレン・バーンステインが登場して、ワクワクぞくぞくしながら観て、ラストでリーガン親子の物語が見事完結。
そこは全く予期してなかったサプライズで、泣けました!
しかし、終わってから考えると、やっぱり何か違う・・・。
あの「エクソシスト」の最新作と言えば、何を求めるか!
と言えば、キリスト教の神父による壮絶な悪魔祓いだと思う。
カトリックの本当のエクソシストをリアルに取り込むべき。
本作では、「悪魔祓いは、いろんな宗教に存在する」と言い始める。
バチカンは死者が出るのを恐れて手を引いてしまい、素人集団による悪魔祓いは、厳格なものではなくなってしまう。
悪魔祓いも多様性を認める時代???
宗教による分断を乗り越えるのか?
宗教に関係なく、みんな誰でも「エクソシスト」(悪魔祓い師)は、ちょっと違うと思う。
監督は、あの「ハロウィン」新三部作の監督らしい!
「ハロウィン」の新しい三部作は1作目は良かった!
特に、オリジナルのジェイミー・リー・カーティスが堂々復活し大バトル!
しかし、はっきり言って2,3は酷かった!
オリジナルシリーズと関係ない話で広げていった。
「エクソシスト」もそうなってしまうのか?
「エクソシスト」と「ハロウィン」は違う!
「エクソシスト」の本領は単なるB級ホラーではなく、リアルでシリアスなものである。
監督には、もうこれ以上有名作品を担ぎ出して、違うことをするのはやめてほしいと切に願う。
それでも、やっぱりラストのサプライズは本当に感激した!!
かき集め部隊で戦う。
1.2と見てます。2は予算なかったのかアフリカのカットがスタジオでショボくてがっかりだった記憶あり。
パズズはアッカド文明の嵐や蝗害の精霊で、キリスト教により悪魔の仲間入りさせられた土俗の精霊だ。
虫絡みは嫌いじゃなかったし音楽も良かったが残念な出来であった。
さて本作の出来はかなり良いと思った。
過去作との連動も付かず離れず気が利いていた。
一作目の良さはドキュメント感だった様な気がするんだが本作は技術的な向上、撮影部のこだわりもありドキュメント感多少ありのリアルな緊張感が持続したと思う。
今回は悪魔とエクソシストの戦いでは無く、悪魔と宗教を超えた善、愛を信じる在野の人達というフレームであります。プロのエクソシストでも苦戦したわけでパンピーの努力では残念ながら結果も予想できます。
三部作の予定らしく来年公開の次作『The Exorcist: Deceiver』でどういう進みかたするのか楽しみであります。
新たな悪魔祓いネタの作品として鑑賞すれば・・・
メリン&カラス神父が、悪魔との死闘を繰り広げた後の物語がこれです。
その後2作品くらいありましたが、忘れて下さい。
って事でしょう?
この作品の位置づけって。
高いお金支払ってまで権利を買い取り、40年か?
今更、続編的な位置づけの作品を制作する理由が理解出来ん・・・
マクニール家で起きた出来事なんか、別の家庭で起きたエピソードにしちゃえばいいだけなんだから。
何でこだわったんだろうね?
まぁ、3部作で展開させるらしいけど、これ1作で奇麗に終わっちゃってるような気がするんだけど。
でも、大コケしたらしいから、残り2作制作されるのかは知らんし、話の展開も難しいのでは?
なんて思えた。
とは言え、リーガンは家出扱いの設定だったので、実は悪魔に憑りつかれた経験を持つ、最強のシスターとして、最後の作品辺りで登場させるとなる、「おバカな使い方するんじゃないよな。」なんて考えながら鑑賞していたが、どうやらこの線は無さそうかなぁ・・・(笑)
ってか、物語の組み立て方は悪いとは思えないし、新たな悪魔祓いネタの作品として鑑賞すれば、良く出来ているのでは。
①『死霊館』や、『ヴァチカンのエクソシスト』と違い、降霊会をやったら、悪魔が降霊して憑りつかれたとなる展開。
②教会ではなく、過去に同じ経験をした人間を頼りにする。
③神父抜きで悪魔祓いを開始する。
これだけでも新要素満載だと思うが・・・
そう言えば。
ネットでチケット購入する時に、吹き替え版の存在知ったけど、これってR指定作品じゃないの?
何の為の吹き替え版???
堅実につくられた「名作ホラーの続編」だが、個人的にこのエンディングは感じ悪すぎる。
通例、名作ホラーの最新VFXによるリメイク系作品には足を運ばないのだが、『ゲット・アウト』(17)のブラムハウスがやるのならちょっと興味があるというのと、この夏亡くなった旧版の監督ウィリアム・フリードキンの追悼を兼ねて、レイトショーで行ってきた。
先に言っておくと、出来はそれなりによかったと思う。
さすがはブラムハウスで、一定のクオリティはちゃんとクリアしてきたような。
テンポの上げ下げ(緊迫してくるとカットが目まぐるしく切り替わる)とか、ちょっとした不穏な風景や事物のショットの挿入の仕方とか、技術的には結構手の込んだことをしていたし。
旧作の持つ驚くべき画格の高さ(ジャンル映画感がまったくない)や、寒々としたひりひりするような緊迫感は望むべくもないが、少なくとも、一定のリスペクトと内容研究を経て作られた続編であることは、ちゃんと伝わってきた。
ただ、観終わって思ったことがいくつかあって、
●看板やポスターに使ってた、教会中の信徒がリーガン化してる絵柄見て、「ポゼッション(悪魔憑き)」×「ゾンビ化」という新機軸の展開を大いに期待して観に行ったのに、まるでそんな要素は皆無の映画だった! まあまあ詐欺じゃないのか、これは??
(なんか今回も『ハロウィン』と同様、実は三部作になる予定らしいから、この「あと」そういうアポカリプス的な展開が待っているのかもしれないが)
●「今度はダブル悪魔憑きだ!」って、黒人&白人の少女のセットなのかよ。
こんなジャンルにまで、「ファッションフォトの呪い」と同様の「ポリティカルコレクトネス」が広がってきてるのかと思うとげんなりしてくる……。
続編があったら、今度はトリプル悪魔憑きで、黒人&白人&東洋人の三色団子になるぞ、絶対……。
●細かいところにはネタバレになるから深入りしないけど、作中でくだらない下衆いこと言ったり、協調性に欠く行動とったり、相手に対して不寛容な態度をとったり、大事なところで心の弱さを見せてしくじったりするのが、全部「白人」サイドってつくりは、さすがにどうなんだろうね?? で結局あのラストでしょう?? なんだろ、このあまりの「落差」は? ここまでくると(監督が白人で主演が黒人っていう配置も含めて)なんだかいろいろ考えさせられるよなあ。
ま、このところ映画が始まる前の宣伝で、毎回毎回『ウィッシュ』の黒人少女が歌い踊ってるのを繰り返し観させられて、いいかげんうんざりしてきてるせいで、八つ当たりで癇に障ってるだけかもしれませんが(笑)。
●その割に番宣では基本お友達の「キャサリン」のほうのヴィジュアルばっかり使われてるのって、リンダ・ブレアのイメージを引っ張ってるんだろうけど、本来のヒロインは黒人の少女のほうなのに、本国としてはそれでOKなんだろうか??
「隠しネタ」ってより、日本の宣伝会社が「いやあ黒人の少女がリーガン化してもお客さんぜったい観に来ないっしょ」みたいなムーヴ見せてる感じがするんだけど。
本国がその「擬態」に無条件でOK出してるとするなら、それはそれでどうかと思うわけで。
●旧作は「母と娘の物語」でもあったが、今回は「父と娘」の物語。やっぱりそれも時代というものか。
ちなみに、この設定にすると、娘を風呂に入れたり、着替えさせたり、身体の傷を確認したり、性的暴行の有無を確認したりと、さまざまなシチュエイションにおいて「親が横についていてやると逆にセクハラ」みたいなことになってて、大変に気を遣う作劇上の難しさをかかえていた。
●楽曲として「チューブラーベルズ」を使うのは大いに結構なんだけど、あの曲のキモはメインの旋律にあるんじゃなくて、多重録音で上へ上へとダサいギターソロやらコケ威しの効果音やら人間の声やらが乗っかっていくのがミソなのに、ぜんぜんその要素はオミットされてるんだよなあ。
●前作の『エクソシスト』は、ホラーである以上にきわめてシリアスな「宗教映画」だったといってもいい。
転じて今回の作品は、旧態然とした信仰が力を喪うなかで、神の実在に確信がもてなくなった人々(民衆も教会も)が、「カトリックの儀礼」ではなく、さまざまな宗教勢力(カトリック、バプテスト派、ウィッカ、ブードゥー、無宗教などなど)の「紐帯」と「連帯」という形で、「なんとなく一神教のヤハヴェを信じてる連」でゆるやかにつながって悪魔に立ち向かおうとする。
そんなことできんのかよ、と思って観ていたら、案の定うまくいかない部分もどんどん出てくるわけだが、じゃあ本家本元のカトリック勢力の活躍ぶりはというと、儀式は公的に●●になるわ、飛び入りの神父は●●●●わと、ホントろくな扱いじゃない(笑)。
というか、カトリックの人これ見たらけっこう激怒するんじゃないの? アメリカでも福音派と同じくらいはいたと思うんだが……大丈夫なのかな?
●てか、見よう見真似で、元見習い修道女とか、ペンテコステ派とか、ブードゥーの呪い師あたりの素人集団が勝手に「エクソシズム(悪魔祓い)」の儀式をやるのって、普通に考えて「悪魔のつけ入る隙しかない」くらいに危険でヤバそうな行為だと思うんだけど、どうなんだろう? でも結局、「呪詛返し」のような形で「本当にひどい目に遇う」のは、適当やってる寄せ集めの民間人じゃなくて、●●のほうなので、さらにモヤっとする。
●なんか今回の悪魔って、強いんだか弱いんだかよくわからないんだよね。
しきりに「口」で煽って相手に付け込もうとするので、力の発現になんらかのセーブがかかってて出来ることに限界があるのかな、とか思ってたら、やにわに身体的暴力やポルターガイスト、テレキネシスを発揮して、相手にえげつない直接的攻撃を加えたりもしてくる。そのバランスが微妙にとれていないので、「おいおい、そんだけやれるんなら最初からやれよ」と思ったりもする。
あと「口」で煽るやり方も、「相手しか知らない秘密の暴露」一辺倒で、あまり芸がない。
で、言われた人間のほうも、それで思い悩んで葛藤したり信仰を揺るがせたりするのかというと、ほとんどそういう内面に踏み込んだシーンはない。ただ単に「ひるんで」「攻撃力が落ち」「敵の攻撃の当たり判定が高まる」という「ステータスの弱体化」がみられるだけである。このあたりがやっぱり、旧作にははるかに及ばない部分なんだろうなと。
●エンディング、すでに●●の存在すら忘れていたので、意外なオチだったといえば意外なオチだったが、なんか猛烈にデジャヴがあるなと思ったら、『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』のラストでした(笑)。
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……と、あんまり下げることばっかり言ってるとなんだか感じが悪いので、観ていて面白かった部分についても一応列挙しておく。
●冒頭のハイチ地震。「震災」の悲惨な体験によって主人公のなかで従来のキリスト教信仰に疑念が生じて、無神論者になっている感覚は、日本人である我々にとっては「とても得心がいく」理由だと思う。
●『エクソシスト』の出だしが、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)の「魔の森の探検」だったり、シスターフッド×失踪という『ピクニック at ハンギング・ロック』(75)みたいなネタだったりするのは、結構新鮮だった。
悪魔憑きのきっかけがコックリさん(みたいなの)というのも、今風のアレンジとしては王道で良かった。(ただこの二人がなんで憑かれたか、なんでWで憑かれたか、二人がお祈りしてた地下壕はもともとなんのための場所なのか、などの基本的な理由やロジックがあかされないので、ちょっともやもやする。)
●シンパパとひとり娘の距離感というのは、そこそこ上手く表現できていたと思う。悪魔憑きが始まってからも、旧作以上に「娘の考えていることがよくわからない恐怖」「昨日までなついてくれていた娘に急に反抗される恐怖」「娘のやってくる悪戯が得体が知れない執着を感じさせてなんか恐い」「娘の女の子特有の部分にずけずけ立ち入れない不便さ」といった、「娘親の抱きがちな日常的でリアルな悩み」に寄り添って、全般の描写がなされている感じがする。
●娘のふたりとも、「失踪から見つかった直後の不安定な状態」と「完全に悪魔憑きになって汚言と自傷で別人のようになった状態」の「あいだ」の時期がけっこうしっかり描かれていて、『エクソシスト』が「アンファン・テリブルもの」の一典型であることを強調してきている印象。あるいは、リアルに心に問題を抱えた児童や自閉スペクトラム症の児童をベースに敢えて意識した形で、それらに「寄せた」描写になっている点も見逃せない。
●特撮は総じてよく頑張っていたと思う。というか、敢えてVFXの最新技術を強調するよりも、特殊メイクアップで頑張ってる部分を強調していて、そうすることで旧作へのリスペクトを押し出そうとしているのはちゃんと伝わった。
●キャサリンの妹がめたくそ可愛い……でも弟もろとも途中でフェイドアウトして忘れ去られたように出てこなくなってしまった。ラストくらいはどうしてるかもうちょっとちゃんと描けばいいのに。
●脇役だと、やはりアン・ダウドの隣人が良い。
口うるさいけど、実はとても心根が優しく気にかけてくれている存在。
医者を生業としていて科学的な知識もあるのに、宗教的な秘儀にも知識が深いという清濁併せ呑むありようを、製作者が「現代に生きる人間の理想像」と見ているのがよくわかる。
あと、クリスを前作に引き続いて演じているエレン・バースティンは、佇まいにさすがの風格がある。てか、この人90過ぎてるんだよな。実はこの人がいちばんバケモンなのでは?(笑)
ちなみに、クリスが娘にやったことに対して抱えてる苦悩って、『積み木くずし』の穂積隆信が言ってたことと一緒だよね。実際、彼の場合は娘を35歳で亡くしてるわけで。
●キャサリンが教会で荒れ狂うシーン、何かに似ているなと思ったら、ジャック・ケッチャム原作の『ザ・ウーマン』シリーズの『ダーリン』(21)でした。
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というわけで、楽しめた・楽しめない、だけでいうと、スピーディーな展開とはったりのきいたスリラー演出がきちんと成されていて、ふつうに「楽しめた」。
点数自体、4くらい付けてもいいかな、と当初思っていたくらいなのだが、ではなぜ1点減点したかというと、どうしてもラストの処理に納得がいかなかったからだ。
まあ、話の流れ上、こうせざるを得なかったってことなんだろうけど……。
なんか結局、「党派的」な政治的スタンスのせいでこんな結末になっちゃった感じがして、違和感があったんだよね。
どうせ●●層の●●はバカで、蒙昧で、短絡的で、一生懸命教会通ってても宗教の本質すらわかってなくて、いざというときにもろくに役に立たないばかりか、要らないことして自滅してやがんの、だから言ってただろ、こういう連中がアメリカの癌なんだって――みたいな、これみよがしな「ざまーみろ」感をなんとなく感じちゃったんだよね。
だからって、そんなひどい「罰」与えちゃうんだ、みたいな違和感。
「連帯」とか「寛容」とか言う連中にかぎって、敵対的な相手勢力に対して攻撃的なのは今に始まったことじゃないが、ここまで露骨な形で、対比的に「天国と地獄」を設定されると、さすがにいい気分では劇場を後にできなかったということだ。
エクスシスト?
もうやめたら?
はぁ...。もう嫌だよ。今年はなんでこんなにもホラーが面白くないんだよ。2023年も終わろうとしているのに、ここに来てワーストランキング更新。これを三部作やるって、全くどんな神経してんだか。頼むから、ホラーする気ないならさっさと退散した方がいいと思うんですけど。
最近、ずいぶん前の名作の名を借りてリメイクするのが流行っているけど、本当に冗談抜きでやめた方がいいと思う。その名作を汚すことにもなるし、そもそもこんなやり方でお金稼ごうなんて卑怯すぎる。正当なリメイク、正当な続編だったら納得できるけど、本作にはリスペクトの欠片も感じないんだもん。やってることがしょうもなさ過ぎる。ねぇ、誰のために映画作ってんの?
ジャンプスケアを多用する映画は、クソだ。
ホラーでもなんでもないシーンのボリュームをいちいち爆上げして驚かせる。未だにそんな古典的なことやって、どこのどいつか満足するんだよ。ちゃんとした恐怖で勝負してくれ。そんな見せかけの驚きはとっくに飽きてる。悪魔でビビらせてくれ。「死霊館のシスター2」もそうだけど、悪魔祓いというワードをアメリカは安売りしすぎている。
それでも、前半は割と良かった。
黒人親子のストーリーは興味深かったし、悪魔が徐々に迫りきているような展開も面白かった。なのに、フリがこれっぽっちも生かされていない。期待だけさせといて、中身はとことんダメ。ホラーとしても、人間ドラマとしても、そもそも映画としても、ハッキリ言ってクソ。とても2023年の映画とは思えない。こんな映画を作ろうとした製作陣が怖い。。。ホラーってそういう事?
アメリカは何故だか面白いホラーを作れない。
CGやVFX技術はこれほどまでに進化しているのに、何故だか一向にホラーだけは安っぽい。どうしてかな。予算かけなくても、どうせ見てくれるんだろとでも思ってるのかな。呆れた。
No Believe
初代の「エクソシスト」をギリギリに鑑賞してから今作を鑑賞。できるなら吹替で鑑賞したかったんですが、微妙な時間帯にしか無かったので泣く泣く字幕で鑑賞。案の定、体感5分くらい寝ました笑
じわじわと責めてくるタイプのホラーではなく、ドカンと音を出したり、絶叫したりとするタイプだったので、背面ブリッジほどの強烈なインパクトがありませんでしたし、ボリュームが振り切っていたのかうるさいと思うシーンも度々あったのがキツかったです。
様々な国の宗教が入り乱れており、その点でも結構混乱しましたし、1本目の正統派続編と謳う割にはツギハギで作ったなー感が否めなかったです。もうアメリカ映画ではマストな偉大な過去作に多様性をエッセンスする流れはやはり好きになれずでした。
子役2人はメイクの関係もあると思いますが、素晴らしい演技力もあっておどろおどろしさ全開でとても良かったです。
神父が出てきた瞬間、やっとエクソシストが始まるなー!と思ったらあっさり首をパーフェクトクローザー状態になってしまって唖然としました。
終わり方もこれで解決したの?ってくらいあっさりしていましたし、三部作構成ってまだこんな感じのが2本も続くのかと思うと首を傾げざるを得ませんでした。
次回作もそこまで期待はしていませんが、まぁ映画ファンのお布施だと思って観に行こうと思います。
鑑賞日 12/3
鑑賞時間 12:20〜14:25
座席 S-36
たしかに【正統派続編】
今作の主役は黒人と白人の少女2人。悪霊がとりつく理由も方法も初代『エクソシスト』とはまったく別物。一体どこに正統派の要素が?
物語は冒頭から2人の少女の関係や、親子関係を丁寧に描いていく。ブラムハウス・スリラーの真骨頂ともいえる緊張感が凄い。
さらに、恐らくワザとだと思えるくらい初代とはストーリーの流れも内容も変えていて、続編と言いながらも踏襲はしないということか。
最近のホラーにあるような家族の葛藤なども織り込んで時代に対応してるが、それが今作では良い方に作用している。
ただ肝心の悪霊祓いのシーンは圧倒的に物足りない。初代であったような悪霊との息詰まるようなバトルではなく、その場しのぎのような行為ばかり。キリスト教神父によるエクソシスト行為もローマに断られたため、自分たちでやるはめに。アフリカの宗教を取り入れたり医療機械を入れて心電図を見たりと、どうにも説得力に欠ける有り様。
映画冒頭でハイチかな?の土俗的宗教家のお祈りを受けていたのでそれがラストに効いてくるのか?!と期待していたがそうでもなく、いったいあのおまじないは何だったのか。
結局、エレン・バースティンとリンダ・ブレアのツーショットを出すことで【正統派続編】といえることになったが、まあそれだけ。
フリードキンが凄かったと再認識できた本作でした。
「ご近所エクソシスト」w
正当な続編!え?正当?いや!これは正当な続編です!!!!
大好きなエクソシストシリーズ!正当な続編!待ってましたーー!!!!
鑑賞前に新宿で開催されていた「リアル・ブラムハウス」という展示イベントでテンションMAXにしてから鑑賞🎬
できるだけ情報を知らない状態で映画を観ようと思っていたんだけど、リアル・ブラムハウスのスタッフさんから「今までの話全く関係ないですよー」という情報が…笑笑
それだけは耳にしてから観ることになりました…!
エクソシストシリーズ観たことない人も気になったら観て大丈夫🙆♀️
リーガンが悪魔祓いをした世界線でまた違う家族が巻き込まれる物語。
確かに、全く新しい物語。
…え?本当に正当な続編????って思って思いながら見ていたけれど!!!
シリーズファン大歓喜!!
ドラマシリーズとも繋がるものがありスゲェなって拍手and脱帽です!!
ホラー好きどうしても変なとこで笑っちゃうのよね…🥹
一緒に行った子と2人でケラケラ笑ってしまった…笑
「お前がエクソシストになるんだ!」展開大好きすぎた〜🥹ケラケラ笑った!!
最後の方、かなり泣かせに来たよね?!
思わずウルウル感動してしまったよ…!
今回メインの除霊される女の子2人なのに
パネルやポスター女の子が1人しかいないものが多くて
ずっと謎に思ってたけど映画観たら全部解明されたよ🥹
そういうことだったんだね…!
今までのエクソシストとはかなり一新した内容と展開で
グロさも心臓ドキッとシーンもかなり少なめに感じたので、これを機会に色んな人にホラー観てもらいたいな!
究極の選択
予告編は観ないで劇場へ
“「エクソシスト」の正当な続編”の謳い文句にかなり期待して劇場へ…。
2も3も本家との真っ向勝負を避け、それぞれの違う切り口・スタイルで良い映画でした。
が、今回は…
本家をかなり薄めて薄めた表面的な“怖さ“しか伝わってこない。
冒頭のハイチのエピソードを見れば、クライマックスの”子供の選択“は、悪魔が究極の選択を迫るという重要なポイントであるはずだが…。
こちとら予告編でそのこと知っちゃってるため衝撃度は半減以下。
”子供の選択“なら「ソフィーの選択」の方がよっぽど怖い。
この映画の予告編、確かに本編を観たくなる内容だとは思うが他にも(ネタバレにつながるので言いませんが)ミスリード的な部分が見受けられる。
是非、未見の方は予告編を見ずに、まっさらで観ることをおすすめします。
私にとっての「エクソシスト」の正当な続編は、TVシリーズですね。
続編に名作なして事で・・・ちょっと残念
「エクソシスト」の新たな続編の噂を以前から知っていて、いよいよ公開まじかになったので、「エクソシスト」の2、3、ビギニング(ビギニングは続編と言うよりスピンオフですが)と見直しましたが、どの作品もウイリアム・フリドーキン監督の「エクソシスト」を越えられる作品ではなかったですが、しかし、1本の作品考えれば、決してどれも悪い作品ではなく、今回の作品は、これまでの作られた「エクソシスト」の関連作品をなかったことにして改めて作ったのだろうから、相当な覚悟があるんだろうなと思っていたので、楽しみにしていました。
まずは初日に行ったのですが、あまりお客の入りが悪かったので、エクソシスト世代として少しショック・・・・
まずは、本作品、音なので脅かすシーンはいらないようね。
ホラーというよりもオカルト映画だと思うので、見ているこちらに精神的にグイグイくるような作品にして欲しかったな・・・
しかし、正直、「エクソシスト」と繋げていくようなエピソードが弱いと思うよな、元祖「エクソシスト」が、教会側、神父側から悪罵払いを描いていたように感じるのだが、本作品は、憑依された事が題材になっているのかな・・・
描き方も、別に本作品も「エクソシスト」の続編として捉えなくてもよかったかな、期待感を持って臨んでしまったので、本作品がやはり薄ぺらい印象もあるかな・・・
強いて評価出来るのは、結末は私好み!本作品、聞いた話では3部作にするとは聞いているので、本作品がある程度本国でヒットしているので、次回は、もう一人を連れていく話かもしれないかな・・・
俺的には次回作として、リンダ・ブレアの登場で話を展開して欲しいと思っていたけど、「えっ」思うこともあった・・・しかし、ラストのこの展開もわざとらしい・・・
結局、エクソシストの続編に名作なして事で・・・ちょっと残念です。
無理して作った続編
1973年のエクソシストの1作目は早朝の行列に並んで衝撃を受けて映画館を出た印象深い作品でした。
その後2作続編が作られて見てます。
1作目のフリードキン版は別格の出来でしたが続編としては2も3も見ごたえはあった記憶があります。
さて今回は1作目の母親役のエレン・バースティンも出演している正当な続編という触れ込みでしたが、
結果的には悪いところばかりが気になるストーリーで、改めて1作目のすばらしさを認識しました。
1作目の脚本と演出の凄さは必見で出演者達がどれだけリアリティを感じさせる演技をしていたかを
見てない方には一度は体験してほしいです。
今回の続編はおすすめ度はかなり低いです。お金を払って見る必要はないでしょう。一作目は是非ご覧下さい。
少女は悪魔と旅立った
悪魔祓い
副題通り。
全140件中、81~100件目を表示