きみは愛せ

劇場公開日:

きみは愛せ

解説

「愛うつつ」の葉名恒星監督が、愛することにもがき苦しむ若者たちの姿を描いた青春群像劇。リサイクルショップで働く無欲な慎一。スナックで働きながら好きな人を待つ日々を過ごす、慎一の片思い相手の凛。そして、雀荘で働く凛の兄で、慎一の同居人でもある朋希。彼らは都会から離れた小さな町で、なんとなく満たされてはいるものの、どこか物足りない毎日を平和に過ごしてる。ある出来事がきっかけとなって、傷つくことを恐れる彼らの生活が予想もしていなかった結末を迎えることになる。主人公・慎一を演劇ユニット「グレアムボックス」などで活躍する海上学彦。朋希役を「佐々木、イン、マイマイン」「愛うつつ」の細川岳。妹の凛役をヌードモデル・写真家としても活躍する「シスターフッド」の兎丸愛美がそれぞれ演じ、高野春樹、川添野愛、田中爽一郎、花影香音らが脇を固める。

2020年製作/103分/日本
配給:映画の会
劇場公開日:2022年1月28日

スタッフ・キャスト

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(C)2020「きみは愛せ」製作委員会

映画レビュー

4.0愛=好き-SEX

2024年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

愛とは何か

島田紳助が言ってた

愛=好き-SEX

これが分かる映画

本当に愛するということは、自分の犠牲を払ってまでしても、愛する人の幸せを考えること

今回は異性に対してだが、自分の犠牲をどこまで払えるかは、親子関係でも同じ。

自分の誰かに対する愛に疑問を感じるようになったら、この映画がオススメ

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hiro

3.0グダグダな男たち

2022年5月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

萌える

リサイクルショップで働く慎一、慎一が片思いの凛はスナックで働き既婚者との不倫がやめれない。凛の兄朋希は雀荘で働いていて、慎一と同居してる。この3人とその周りの人達の話。
慎一は凛が好きなら奪えよ、ってずっと思って観てたし、朋希は彼女に振られ手当たり次第に女を抱き、何を考えてるのかさっぱりわからないし、凛のセフレは妻が妊娠中なのに、何とかする、と言って何もせず凛との不倫を止めないしし、どの男もグダグダだなぁ、って思った。
最後はあれ?って思ったが、まぁ面白かったかな。
慎一役の海上学彦のナイフを持って鼻水垂らすシーンはなかなか良かった。朋希役の細川岳はチャラい演技が似合うと思った。妹の凛役の兎丸愛美はエロいシーンもやってて可愛かった。
佐藤あみと白子も可愛かった。

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りあの

4.0「せめて」きみは愛せ。

2022年4月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

愛はたったひとつのはず。人はいつだってひとりしか愛せない。そんな淡い幻想を抱きながら愛に迷う3人にスポットを当てた群像劇。

三者三様の愛の形。どれもいびつでこじれていて、一筋縄ではいかなくて、自分に嘘つきで。目新しさや予想外の展開が待ち受けているという訳ではないけど、それでも決してありきたりの物語にさせなかった3人の熱演が心地良かったです。特に細川岳のふとした笑顔の奥に漂う闇深さがいい。あのナチュラルでリアルな演技はこれからも大注目です。

朋希と慎一の大切に想う人には幸せでいて欲しいという気持ちは共通している。せめてきみは誰かを愛して欲しいし、誰かに愛されて欲しい。凛にその想いがどれくらい届いているだろうか。ヒロシに関してはほんま痛い目見て下さい。3人はこれからどうなってゆくのか。それでもきっと愛なんてものを夢見ながら生きてゆくのかな。

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はるたろう

4.5Love Someone

2022年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

「なんとなく満たされていて、どこか物足りない毎日。」主人公3人の平和な日常。
フライヤーのこの一文に惹かれた。
細川岳さんは、「佐々木、インマイマイン」に出演されていたので強烈に印象に残っていた俳優さん。
自分がこれまでの人生で一度も訪れたことのない金沢が舞台というのも先入観なく見られるかなと。
結果、土地勘がないから余計なことを考えずに没入できました。

恋愛映画というジャンルにあるアンニュイなものはあまりなくて、
人間愛の深い所を覗き込んだ印象。
心拍数があがっちゃう、バイオレンスも少々。

主人公たちの不安定さが、緊張感としてこちらに伝わる。どう進むのか?先が読めない。

カナザワ映画祭「期待の新人監督スカラシップ」第1回作品
映像はとても落ち着いていて、穏やか。
細川岳さんの演技は期待通り。バグるので、ドキドキしました。
海上学彦さんは初めて知る役者さんでしたが、デビュー当時の堺雅人さんを彷彿とさせる佇まい。
兎丸愛美さんの繊細な表現も奇麗でした。
葉名恒星監督しかり、
主演の海上学彦・細川岳・兎丸愛美 3人のこれからも注目したいなと感じられる映画でした。
日本の映画制作、今後も楽しみです。

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なる