とべない風船

劇場公開日:

とべない風船

解説

豪雨災害からの復興が進む瀬戸内海の島を舞台に、それぞれ心に傷を抱える男女の不器用ながらも優しい交流をつづったヒューマンドラマ。2018年7月に発生した西日本豪雨による土砂災害を題材に、被災地出身でCMディレクターとして活躍する宮川博至監督が長編初メガホンをとった。

陽光あふれる瀬戸内海の小さな島。数年前に豪雨災害で妻子を亡くした孤独な漁師・憲二は、疎遠だった父に会うため島へやって来た凛子という女性と出会う。彼女は教師の仕事で挫折したことをきっかけに、自身が進むべき道を見失っていた。互いに心を閉ざしていた憲二と凛子だったが、島の人々に見守られながら少しずつ親交を深めていく。

「コンフィデンスマンJP」シリーズの東出昌大が憲二、「ドライブ・マイ・カー」の三浦透子が凛子を演じ、小林薫、浅田美代子が共演。

2022年製作/100分/G/日本
配給:マジックアワー
劇場公開日:2023年1月6日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5辛過ぎる

2024年7月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

辛いよそれは。辛いとしか言いようがないよ。教師2年目で鬱になって地元戻ってきたとか、奥さん余命宣告されて亡くしちゃったとか、辛いこといっぱいあるけど、それには敵わないよ。霞むよ。それでも島から離れず、島の人たちは見捨てず、生きてきた。そしてこれからも生きていく。東出くんはこういった役をやっていけばいいんじゃないでしょうか笑

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いつこ

3.5黄色い風船に託す思い

2024年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

家族を失った悲しみから立ち直れない人生。
そんな喪失から生きる力が湧かない男を東出昌大がナチュラルに
自然に画面に写っていました。
多島美と言われる広島の蒲刈島や江田島にロケした美しい景色。
画面には光が多く差し込んでいて“悲しい喪失“の物語なのに、
本当にカメラが美しい。
雪に閉ざされる北海道より、やはり陽光に抱かれる温暖な
気候の地域は“魚を釣る“果実を剥く“畑を耕す“だけでも
シンプルに生きていけるけど、一旦豪雨が襲い土砂が崩れると
生きることもままならなくなるんですね。

豪雨で妻と息子を失った漁師の憲二(東出昌大)。
妻子の帰りを待ち庭の洗濯竿に黄色い風船を括り付けている。
妻子が帰る時の目印だ。
決して還らない人、還らない日々なのに待ち続ける。
“待つのは自由“
“忘れないのも自由“
“幸せにならないのも自由“
それでも島に父親を訪ねて帰ってきた凛子(三浦透子)の
押し付けがましくない優しさに触れ、
風船を空に逃して自由にしてやる。
そのシーンは、賢ニの再生がほのかに見えてホッとします。
同じ生きるなら死者より正者の側で、
美味しく食事して肩の荷を軽くして
生きてほしい。
それは死者の願いかも知れません。

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琥珀糖

2.0髭面の東出昌大がかっこいい

2024年5月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ポスターが目を引く。
めちゃくちゃオシャレで好き。

内容はボチボチかな。
感動はするけど、こんなものかって感じ。

全体的に悪くはないんだけど、特に褒めるところもない。
強いて言うなら、髭面の東出昌大がワイルドでかっこいいとこと、空や海の映像が綺麗ってとこ。

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JBはただの映画好き。

0.5「黄色い風船」を「黄色いハンカチ」と言うが「黄色いリボン」だ

2024年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ