【全米映画ランキング】「インクレディブル・ファミリー」がアニメ映画史上最高のOP興収でV
2018年6月19日 17:00
[映画.com ニュース]3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ディズニー/ピクサー最新作の「インクレディブル・ファミリー」がアニメ映画史上最高となる約1億8000万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作は、ピクサーの長編劇場用アニメの第20作で、04年に大ヒットを記録したヒーローもの「Mr. インクレディブル」の14年ぶりとなる待望の続編。前作で大活躍した父親ボブが家事や育児に専念し、ボブの妻ヘレン/イラスティガールが新たなミッションに挑む中、全世界を恐怖に陥れる陰謀が動き出す。批評家からは絶賛評が多く寄せられ、レビュー・興行ともに申し分のないスタートとなった。声の出演にクレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター、キャサリン・キーナー、ボブ・オデンカーク、イザベラ・ロッセリーニ、サミュエル・L・ジャクソン。監督は前作の「Mr. インクレディブル」や「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」「トゥモローランド」といった実写作品でも知られるブラッド・バード。
興収約2000万ドルで2位となったのは前週首位の「オーシャンズ8」。10日間の累計は約7900万ドルで、最終興収は1億2000万ドル強といったところか。
約1500万ドルのOP興収で初登場3位となったのは実話ベースのコメディ「Tag」。30年以上も本気で「鬼ごっこ」を楽しむ、いい年をした男たちの滑稽な姿が描かれる。出演はエド・ヘルムズ、ジェレミー・レナー、ジョン・ハム、アナベル・ウォーリスら。監督はTVシリーズ「This Is Not Happening」などの演出を担当し、本作で長編映画デビューを飾ったジェフ・トムシック。
その他7位には1972年公開のブラックスプロイテーションの同名作をジョエル・シルバーらがリメイクした「SuperFly」がランクインした。
今週末は、大ヒットシリーズの最新作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム出演)が公開となる。