世界の終わりから

劇場公開日:

世界の終わりから

解説

「ラスト・ナイツ」「GOEMON」「CASSHERN」の紀里谷和明監督が、「さがす」の伊東蒼を主演に迎え、女子高生が世界を救うために奔走する姿を描いたドラマ。

事故で親を亡くした高校生のハナは、学校でも自分の居場所を見つけられず、生きる希望を見いだせない日々を送っていた。ある日、ハナの前に政府の特別機関と名乗る男が現れ、男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。まったく心当たりがない男の依頼に混乱するハナ。そしてその夜、ハナは奇妙な夢を見る。

伊東が主人公ハナ役を演じ、「ケンとカズ」の毎熊克哉、Netflixドラマ「今際の国のアリス」の朝比奈彩、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の増田光桜といった若手陣のほか、冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリ、市川由衣、映画監督の岩井俊二、お笑い芸人・作家の又吉直樹など個性的なキャストが顔をそろえる。

2023年製作/135分/PG12/日本
配給:ナカチカ
劇場公開日:2023年4月7日

スタッフ・キャスト

監督
原作
紀里谷和明
脚本
紀里谷和明
プロデューサー
三宅はるえ
川端基夫
中林千賀子
紀里谷和明
エグゼクティブプロデューサー
紀里谷和明
小林琢磨
アソシエイトプロデューサー
金谷徹
山口直
藤田剛
撮影
神戸千木
照明
阿部良平
録音
島田宜之
音響効果
大塚智子
プロダクションデザイナー
赤塚佳仁
衣装
福士紗也佳
衣装デザイン(老婆/小人/ソラ)
丸山敬太
ヘアメイク
小出みさ
ヘアデザイン(老婆/ソラ)
TAKU
メイクデザイン(老婆)
SADA
装飾
坂本朗
下村沙愛
編集
江橋佑太
紀里谷和明
音楽
八木信基
スタントコーディネート
出口正義
VFXスーパーバイザー
渡邉雅志
助監督
松倉大夏
キャスティング
伊藤尚哉
ラインプロデューサー
坂上也寸志
制作担当
竹森昌弘
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映画レビュー

4.0色眼鏡で見ることなかれ、紀里谷和明入魂の一作

2023年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

最初で最後の試写会@新宿バルト9で鑑賞。
これまで紀里谷監督作は全て鑑賞。個人的には、私の心の琴線に触れるものはなかった。
それでも、先入観を一切捨てて鑑賞。素晴らしいの一言です。
紀里谷監督が伝えたいメッセージが全編にちりばめられており、伊東蒼や毎熊克哉がその代弁者として、もう見事に作品世界を必死に生きています。
上映後、紀里谷監督が「最後の監督作」と謳った理由を吐露しましたが、その言葉にも胸を打たれました。
色眼鏡で見てほしくないし、先入観も持って欲しくないので、作品の内容には触れません。
ただただ、劇場で観るべき作品としてオススメします。

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大塚史貴

2.0なんというか

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 1件)
Keita

3.5世界の終わり・・・女子高生に託された想い

2024年5月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ratien

2.5人間讃歌。湯バーバと未来風死神の夢オチ。

2024年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

萌える

内容は、2030・2・7の孤独な女子高生が、知らない人からいきなり『夢を見なかった?』から始まる夢野久作ドグラマグラ的物語。すったもんだありながら主人公の少女が世界の終わりを望みながら世界の再生に思いを馳せる厭世的なSF作品。
 印象的な台詞は『私は愛されていた。ずっと』主人公ハナが終盤付近で両親の想いに触れる場面。想いがテーマの一つであるが故のしようがない様に感じます。
『これでやっと死ねる』無限の民の長が最後に呟く言葉。死は解放と重なって本当に幸せそうでした。
 印象的な立場は、それぞれの登場人物が重なり重要な役回りだった様に感じます。
ハナ=ユキ・ユキ父・シロ=エザキ・無限の長=ラギなどです。複雑な役回りで荒い脚本なのは否めませんが書いてある本人が混乱したのではないかの様な絵作り。言いたいことが多すぎて乱雑ですが、結局なにわ節だと分かる分かりやすさが受けたのかも知れません。
 印象的な場面は、夏木マリさんの一人芝居が千と千尋の神隠しを彷彿とさせる程の実写版・湯バーバ銭ーバでした。もうそれにしか見えない所が怖かったです。
 あまりにも盛り込みすぎの物語で、複雑に見える物語が落語の死神であったり、ドグラマグラ的であったり、神様もう少しだけだったり、7人の侍だったり、インターステラーだったり、ファゥンデーションだったりして楽しかったです。
お腹いっぱいになり何も残っていない印象の映画でした。欲張り過ぎて統一感のない話は中々入り込めないかもしれません。
 クライマックス付近で、作者がもうこれで打ち止めです!と言わんばかりの閉店ガラガラの場面が見えて楽しかったです。

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コバヤシマル
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