映画ポスターデザインの第一人者・小笠原正勝氏 ゴダール、タルコフスキー、清順作品などを集めた全仕事集が発売
2020年6月11日 10:00

[映画.com ニュース] ジャン=リュック・ゴダール、アンドレイ・タルコフスキー、鈴木清順をはじめ、錚々たる映画監督作品のポスターデザインを手掛けてきた映画ポスターデザインの第一人者・小笠原正勝氏の全仕事を網羅した書籍「映画と演劇 ポスターデザインワークの50年 知られざる仕事師の全仕事」が発売中だ。
小笠原氏は、武蔵野美術短期大学商業デザイン科を卒業後、デザイン制作会社である東宝アートビューロー(現・TOHO マーケティング株式会社)で演劇ポスターや映画広告のデザインを担当の後、1976年フリーに。ATG(日本アート・シアター・ギルド)の映画ポスターを制作し、「股旅」(市川崑監督)がカンヌ国際映画祭第1回ポスターコンクールでグランプリを受賞。また、岩波ホールのエキプ・ド・シネマや、フランス映画社のBOWシリーズのアートワークに携わるほか、歌舞伎をはじめとする演劇ポスターも数多く制作している。
手掛けたポスター約500点をジャンル、時代ごとに掲載し、映画ポスターにまつわるエピソードを収録。ミニシアターブームに大きな役割を果たした、フランス映画社のバウシリーズをはじめ、日本映画からロシア、アジア映画まで、映画好きならば一度は目にしたことのあるビジュアルと、ポスターデザインにまつわるエピソードで、映画の近現代史を一気に駆け巡ることのできる、映画ファン必携の一冊だ。B5判/320ページ/価格4000円(税別)。
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