コラム:Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー - 第24回
2015年5月20日更新
【vol.24】演技だけじゃない!歌うま女優たちのミュージッククリップ集
最近、ミュージカル映画や音楽映画が増えていると思いませんか? 音楽をテーマにした作品だけじゃなく、ドラマやアクションでも「この人、歌もうまいのね!」とビックリさせられる女優がたくさんいますよね。そこで今回は、演技力だけじゃなく歌唱力も抜群なアクトレスたちのミュージッククリップを集めてみました!!
♪アナ・ケンドリック♪「イントゥ・ザ・ウッズ」のシンデレラ役が記憶に新しいアナ・ケンドリックは、ブロードウェイデビュー作12歳にして史上2番目の若さでトニー賞にノミネートされた天性の歌い手。ラップだってお手の物な彼女が、主演作「ピッチ・パーフェクト」の劇中で披露した「When I’m Gone」をシングルリリース用にリテイクした「カップス」は、口コミで火がつき米国で250万ダウンロード超えの大ブームに! 歌いながら手拍子やカップを叩いてリズムをとる遊びは、まねしたくなること間違いなし。今年の忘年会の余興は「カップス」で決まり!? 「ピッチ・パーフェクト」は5月29日についに公開! 全米で大ヒット発進を切った続編も今年中に公開される予定。早く見たい!!
♪ジェニファー・ローレンス♪オスカー女優ジェニファー・ローレンスが、人気シリーズ第3弾「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」(6月5日公開)で歌声を披露。実は人前で歌うのが世界中の誰よりも苦手だというジェンは、歌うシーンの撮影時に駄々っ子みたいに泣いちゃったそう。だけどそんな不安もなんのその、彼女が歌った劇中歌「ハンギング・ツリー」は米ビルボードのシングルランキング「Hot 100」で初登場12位、発売から約2カ月で110万ダウンロードを達成しちゃいました。荒削りでちょっぴりもろい歌声は、革命のシンポルとしての使命を課せられたカットニスにぴったり。でも、本人は絶対に自分の歌を聴きたくないそうで、この場面になると耳をふさいでいるんだとか。どんな意味の歌詞なのか、どんな場面で流れるのかは劇場でチェック!
♪ズーイー・デシャネル♪歌うま女優といえば、やっぱりこの人。「(500)日のサマー」「New Girl ダサかわ女子と三銃士」でおなじみ、ロックデュオ「シー&ヒム」のズーイー・デシャネルでしょう。ほんの少しアンニュイさを秘めながらクラシカルに響く彼女の歌声を聴くと、懐かしいような、子どもの頃に戻ったようなリラックスした気持ちになりませんか? 何から何までキュートなズーイー、最近は元「ザ・ビーチ・ボーイズ」のブライアン・ウィルソンのニューアルバム「No Pier Pressure」に参加。南国ムード満点な「On the Island」を歌っています。この曲があれば、いつでもどこでもバケーション気分にひたれちゃうかも。
♪レイトン・ミースター♪「ゴシップ・ガール」でブレイクしたレイトン・ミースターは昨年、初アルバム「Heartstrings」をリリース。上の動画は、タイトルナンバーのMVです。2008年に歌手デビューした当初は、コブラ・スターシップとのコラボなどダンスミュージック系だったけれど、今回のアルバムではコンテンポラリーフォークに路線変更。意外な気もしますが、両親の影響で子どもの頃からポップスよりもフォーク派だったんだとか。全9曲の歌詞を自分で書き上げ、シンガーソングライターとしてナチュラルな魅力を開花させたレイトンですが、次回作の予定はまだ立っていないみたい。もっと彼女の歌声を聴きたい!という人は、映画「カントリー・ストロング」をお見逃しなく。
♪スカーレット・ヨハンソン♪「her 世界でひとつの彼女」ではハスキートーンで「ザ・ムーン・ソング」を歌い上げたスカーレット・ヨハンソン。実は2006年から音楽界に進出していて、08年にはトム・ウェイツのカバーアルバム「Anywhere I Lay My Head」(デビッド・ボウイがゲスト出演!)、翌09年にはピート・ヨーンとのデュエット曲を収めた「Break Up」をリリースしています。上のビデオは「Break Up」の収録曲「Relator」。最近はエイリアンやら、脳みそ覚せいウーマンやら、人間離れしたスカヨハばかり見ていたから、自然体な姿がとっても新鮮(笑)。
そんな彼女、今年に入ってからはなんとガールズバンド「ザ・シングルス」を結成しているんです。メンバーは、シンガーソングライターのホリー・ミランダ、ケンドラ・モリス、ジュリア・ハルティガン、そして3姉妹バンド「Haim」の長女エスティ・ハイム。ファーストシングル「Candy」は、乙女チックにハジけまくった超ポップなダンスチューンに仕上がりました。スクリーンではセクシー&タフ、音楽ではガーリー&ポップと表現者としてふり幅のあるスカヨハ、現在準備中の長編監督デビュー作「Summer Crossing」はどんなテイストになるんでしょうか? 新たな一面を見せてくれることに期待しちゃいましょう。