【第86回アカデミー賞】過酷な役づくりに挑んだジャレッド・レト、初の助演男優賞受賞!
2014年3月3日 10:45

[映画.com ニュース]第86回アカデミー賞授賞式が3月2日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、「ダラス・バイヤーズクラブ」でトランスセクシャルのエイズ患者役に挑んだジャレッド・レトが、助演男優賞を受賞。授賞式では家族への感謝の気持ちを述べるとともに「ダラス・バイヤーズクラブのチームの全員に、3600万人のエイズで亡くなった方々、不平等に苦しんでいる方々が、私たちとここに立っています」と語った。
レトは、1997年に「プリフォンテーン」(日本劇場未公開)で映画初主演。その後、ホラー映画「ルール」、テレンス・マリック監督作「シン・レッド・ライン」、デビッド・フィンチャー監督作「ファイト・クラブ」など話題作に出演し、「レクイエム・フォー・ドリーム」で強烈な印象を残した。徹底した役づくりを行うことで知られ、本作で13キロを超える減量をしたほか、「チャプター27」では30キロ増量という過酷な肉体改造を遂げた経験をもつ。「ダラス・バイヤーズクラブ」の演技でこれまでに、第71回ゴールデン・グローブ賞、第20回全米俳優組合(SAG)賞でも助演男優賞を手にしている。
俳優活動に加え、ミュージシャンとしても活躍。98年、兄シャノンとともにロックバンド「サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ」を結成し、音楽フェスティバル「SUMMER SONIC」などで日本のステージに立ったことも。今年は4月2日に大阪BIGCAT、3日に東京SHIBUYA-AXでの来日公演を予定している。
「ダラス・バイヤーズクラブ」は、HIV陽性のため余命宣告された男が、生き残りをかけ無認可治療薬の密輸販売に姿を描く。レトと同じく、主演のマシュー・マコノヒーも21キロにおよぶ減量を達成し、話題を呼んだ。今回のアカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、助演男優賞など6部門にノミネートされていた。
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