嵐が丘(1939)

劇場公開日:

解説

ハリウッド黄金期の巨匠ウィリアム・ワイラーが、エミリー・ブロンテの名作小説を映画化した文芸ドラマ。荒野に佇む古い館・嵐が丘の主人アーンショーに養子として引き取られた孤児ヒースクリフは、アーンショーの娘キャサリンと恋に落ちる。しかし、キャサリンが上流階級の青年エドガーにプロポーズされたことを知った彼は、ショックから姿を消してしまう。数年後、都会で成功したヒースクリフは嵐が丘へと舞い戻り、自分を貶めた住人たちへの復讐を開始する。

1939年製作/104分/アメリカ
原題または英題:Wuthering Heights
劇場公開日:1950年12月1日

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映画レビュー

4.0原作を知らなくても楽しめるが

2024年11月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

原作はこんなもんじゃないんすよ。狂気が足りない。スケールが小さい。非常にポップな仕上がり。ラブロマンス映画を撮りたかったのなら、無理に「嵐が丘」を原作にしなくても良かったのでは。まぁ、楽しめたので許す。 嘘。許せない部分はある。本当に「嵐が丘」を撮りたかったのであれば、原作の後半をごっそり削いだのはいただけない。こっからってとこよ!?こっから愛と憎しみのドロドロの復讐劇よ!?まぁ、なんとなく嫌な予感はしましたよ?「104分…?収まるのかなぁ…。」うん、収まる訳が無い。これ程の超名作小説を原作に映画を撮るのなら、尺なんて気にしてる場合では無いのです。イワン・プィリエフ監督の「カラマーゾフの兄弟」(230分)を見習って欲しい。配給会社から何言われようと、原作主義で通して欲しかったです。 とはいえ、ラブロマンスとしては良い作品です。ヒースクリフとキャサリンの面倒くさい性格を軸に、すれ違いや感情の起伏を描き、ロマンチックなラストへ展開していきます。音楽も雰囲気たっぷりに盛り上げています。 余談ですが、主演の2人が撮影中険悪な関係だったことが作品にとってプラスになったというエピソードはある意味本編より面白い(笑)

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吹雪まんじゅう

3.5物凄く良かった。

2023年6月14日
iPhoneアプリから投稿

キャシーが死んでしまうまでは。 キャシーとヒースクリフの関係性が素晴らしく好きで、 性格を追っているだけで愛し合っているのがわかるし、 本当に我が強い二人だからこそ、寄り添え無かったのもわかる。 ああやって傷つけ合いながら愛し合っている、 愛しているから傷つけてしまう関係が本当に好き。 巻き込まれた方は、溜まったもんじゃないけどね。

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JYARI

3.0ローレンス・オリビエ

2023年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作を読んだことがないので見てみた。 ヒースクリフは原作よりも優しめに描かれているようだが、これくらいで十分。それよりも罪が深いのはキャサリン。一番哀れなのはイザベラだった。 モノクロだが、セットも衣装も良いように思った。 名前だけを知っていたローレンス・オリビエを初めて見たが、体格がよく風貌もワイルドよりで、とても魅力的なヒースクリフだった。

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SpicaM

3.0愛の物語+復讐劇

2022年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

愛の物語+復讐劇。 退屈はしませんでしたが、巨匠ウィリアム・ワイラー監督作品の中ではさほど面白くはなかったです。

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光陽

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