松潤、サプライズ誕生日の仕掛けに苦笑「まさかギャグができるなんて」
2017年8月23日 20:35

[映画.com ニュース] 2006年に「この恋愛小説がすごい!」第1位に選ばれた島本理生氏の小説を、「嵐」の松本潤、女優の有村架純主演で映画化した行定勲監督の最新作「ナラタージュ」の完成披露試写会が8月23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
劇場前の階段に敷かれたレッドカーペットを、有村の手を取ってエスコートして歩いた松本。4年ぶりの主演映画だが、撮影は昨年夏に行われており「ようやく皆さんに見ていただけるので、ワクワクしています」と期待をにじませた。
高校の教師と生徒として出会った2人が、数年後に再会し許されぬ恋に落ちていく物語。「1シーン1シーン丁寧に、心血を注いだ作品。とても素敵で、とても苦しくて、とても濃密なラブストーリーができ上がった。長く愛される作品になればいい」と自信ありげだ。
有村も、「(撮影)当時は23歳で、大人の恋愛を演じられたことは一生忘れられない出来事でした。今日、この場にいられることをとても誇りに思う」と感慨深げ。「愛する形はそれぞれあると思いますが、共感できる、できないではなく、見終わった後に大切な人を思い出してくれたらとてもうれしい」としみじみ話した。
行定監督は、10年来の構想を実現させただけに「ずっと思い続け、待ったからこそこの2人に出会えた。リスクの高い部分もあったが、一緒に作ることを受け入れてくれたから今日がある」と感慨もひとしおの様子。「かつての日本映画が恋愛劇を堂々と撮っていたように、成瀬巳喜男に近いものができると思った。素晴らしい映画になったので、自信を持ってお届けできる」と言葉に力を込めた。
また、今月30日が松本の34歳の誕生日のため、サプライズで巨大ケーキが登場。しかも、デコレーションが“ナラタージュン”となっており、松本は「まさか、タイトルと自分の名前でギャグができるなんて」と苦笑い。だが、写真撮影では「ン」の文字だけが抜かれたため、「あれ? 抜いちゃうんですか。刺しておいてくださいよ」とちょっぴり残念そうだった。
「ナラタージュ」は10月7日から全国で公開される。
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