【国内映画ランキング】「TOO YOUNG TO DIE!」がクドカン史上最高の成績でV、「日本で一番悪い奴ら」は8位
2016年6月27日 19:10

[映画.com ニュース] 6月25~26日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。脚本家・宮藤官九郎の映画監督4本目となる奇想天外コメディ「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」が、全国288スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員18万8028人、興収2億5811万9400円を稼ぎ、初登場1位を獲得した。これは最終興収10.2億円の監督第2作「少年メリケンサック」(09年公開)の興収比128.2%で、クドカン監督作としては過去最高の成績であり、初の首位デビューとなった。
本作は、バス事故で命を落とした高校生が主人公であったことから、今年1月に長野県軽井沢で起きたスキーバス転落事故を受け、2月の公開から延期されていた。その影響が懸念されたが、宮藤作品やキャストの長瀬智也らのファンと思われる学生・20代OLを中心に動員し、最終興収15億円超が見込まれる好スタートとなっている。
新作では他に、「凶悪」(13年公開)で高い評価を得た白石和彌監督が綾野剛を主演に迎えた最新作「日本で一番悪い奴ら」が8位にランクイン。全国178スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員5万1950人、興収7161万3600円をあげた。15歳未満の入場・鑑賞を禁止する「R15+」指定作品だが、この成績は同じ「R15+」指定作品だった「凶悪」の興収比212.6%となっており、まずは興収5億円が当面の目標となりそうだ。
前週3位に後退した「ズートピア」は2位に再浮上し、公開10週目で累計動員557万人、興収は72億円を突破。ちなみに、最終興収254.8億円を記録した「アナと雪女王」(14年公開)は10週目に185億円を突破していた。
2度目の首位に前週返り咲いた「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」は、3位に後退するも累計興収は16億円を突破して好調をキープし、体感型上映システム「MX4D」「4DX」でも上映されているホラー作品「貞子vs伽椰子」も4位に踏みとどまり、間もなく5億円に到達する。「64 ロクヨン 後編」は5位となったが、前編が10位と依然として前後編同時ランクインを続け、合わせて30億円を突破した。
なお、トップ10入りはならなかったが、昨年12月から配信された全4話に新作カットを加えたディレクターズカット版のアニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」が13位となっている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【時代が物語に追いついた】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…
提供:Henge