菊地凛子が主演女優賞にノミネート!インディペンデント・スピリット賞ノミネート発表
2014年11月28日 21:00
[映画.com ニュース]第30回インディペンデント・スピリット賞のノミネートが発表された。制作費2000万ドル以下のアメリカ映画が対象となる同賞で、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が最多6部門でノミネートを果たした。また、日本の菊地凛子が「Kumiko, The Treasure Hunter」で主演女優賞部門にノミネートしている。
「バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は、「バベル」や「21グラム」などシリアスなドラマで知られるメキシコのイニャリトゥ監督が手がけるブラックコメディ。かつてヒーロー映画で一世を風びした俳優が、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑戦する姿を描いている。
主演を務めるマイケル・キートンの演技は米批評家から高い評価を得ており、作品賞、監督賞とともにアカデミー賞ノミネートが有力視されている。また、12年の歳月をかけてひとりの少年の成長を描いた力作「6才のボクが大人になるまで。」とジェイク・ギレンホール主演スリラー「Nightcrawler」が5部門ノミネートで、後に続いている。
授賞式は、アカデミー賞の前日にあたる2015年2月21日、米サンタモニカビーチの特設会場で行われる。
主要賞のノミネートは以下の通り。
作品賞
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「6才のボクが大人になるまで。」
「Love is Strange」
「Selma」
「ウィップラッシュ(原題)」
主演男優賞
アンドレ・ベンジャミン(「JIMI:栄光への軌跡」)
ジェイク・ギレンホール(「Nightcrawler」)
マイケル・キートン(「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)
ジョン・リスゴー(「Love is Strange」)
デビッド・オウェロウォ(「Selma」)
主演女優賞
マリオン・コティヤール(「エヴァの告白」)
菊地凛子(「Kumiko, The Treasure Hunter」)
ジュリアン・ムーア(「Still Alice」)
ジェニー・スレート(「Obvious Child」)
ティルダ・スウィントン(「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」)