田中麗奈の30~50代までの演じ分けに、篠原哲雄監督も驚き
2014年4月18日 20:00

[映画.com ニュース] 女優の田中麗奈が4月18日、NHKの主演ドラマ「ダンナ様はFBI~愛のミッション~」の取材会に、原案者の田中美絵氏、演出を務めた篠原哲雄監督とともに出席した。
田中氏による同名エッセイを原案としたドキュメンタリードラマ。駆け出しのコピーライターだった美絵(田中麗奈)が、元FBIの敏腕捜査官だった夫ジム(エリック・ボシック)とともに歩んだ半生をコミカルに描く。エッセイでもつづられることがなかった仕事や子育てなど、知られざるエピソードも盛り込まれている。
田中は、「よくできたラブコメだなと思って読んだら、本当の話というのを知り、人生ってこんなにもドラマチックなことが起きるんだなと思った。ドキュメンタリーの要素もありながら、他とは違うオリジナルのドラマになっている。前半は弱々しく頼りげのないドジな田中麗奈で、後半になるにつれ田中美絵さんになっていけたらと思っていた」と役作りを語った。
また、「山桜」以来3度目のタッグとなった篠原監督との仕事に「また一緒に作品をつくれることは光栄。若い頃から自分をさらけ出しているからこそ、今回もさらけ出せた部分はあると思う」と厚い信頼。篠原監督も、「麗奈ちゃんは30~50代をひたむきに演じてくれた。ビックリしたのは、50代の女性もできるんだなってこと。自然体でやっているように見えて、細かいところもコントロールしながら丁寧に作っていた」と称賛。すると田中は、「脚本には簡単に『10年後』とか書いてあるけれど、とんでもないことだと思った(笑)。衣装やメイクさんのお力を借りながらも、ちょっとした勇気がいる作業だった」と正直な思いを吐露した。
田中美絵氏は本作を鑑賞し、「改めて濃い人生だったなと思う。田中さんの芝居が、私が若い頃に切羽詰まった時とよく似ていて、きっと私もあんな目をしていたんだろうなと。夫もどこかその辺から見ているのでは」と懐かしんだ。田中は国際結婚についての意見を聞かれると、「国際結婚をした知り合いから、両親に会えないことがとても大変だと聞いた。国際結婚ってキラキラしているイメージもあるけど、どちらかの家族が離れるとなると軽い気持ちでは踏み込めない。考えちゃう」と真剣に答えていた。
「ダンナ様はFBI~愛のミッション~」は、NHK BSプレミアムで5月11日午後10時から放送。
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