ジェームズ・フランコ、W・フォークナーの小説を脚色・監督へ
2011年1月7日 16:45

[映画.com ニュース] マルチな活躍ぶりを見せている米俳優ジェームズ・フランコが、ノーベル文学賞を受賞した20世紀米文学の巨匠ウィリアム・フォークナーの長編小説「死の床に横たわりて」の映画化に取り組むことが分かった。
米Moviefoneによれば、米フォックス・サーチライトのもとで、フランコが脚色と監督を務めるという。「死の床に横たわりて」は、亡くなった母親の亡骸を、遺言に従って遠く離れた土地に埋葬するための旅に出た貧農の一家を描いた作品。かつてショーン・ペンも映画化を望んでいたとされる。
また、フランコとプロデューサーのスコット・ルーディンが組んで、現代米文学の代表的作家コーマック・マッカーシーの長編「ブラッド・メリディアン」の映画化に着手するらしいという噂もあわせて報じられた。ルーディンは、マッカーシー原作「血と暴力の国」を映画化した「ノーカントリー」で、アカデミー作品賞を受賞している。
フランコは、すでに短編の監督・脚本を手がけた経験があり、長編監督デビュー作「The Broken Tower」を準備中だ。また現在、実在の登山家アーロン・ラルストンに扮した「127 Hours」(ダニー・ボイル監督)でアカデミー主演男優賞ノミネートが有力視されるほか、2月27日に開催されるアカデミー賞授賞式の司会にも抜てきされている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント