香取慎吾、3DCGアニメ「friends」で“赤おに”に
2010年12月7日 05:01
[映画.com ニュース] 「SMAP」の香取慎吾が、日本の童話「泣いた赤おに」をベースにした3DCGアニメ映画「friends もののけ島のナキ」に、声優として出演することがわかった。「ALWAYS 三丁目の夕日」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の山崎貴監督が、新人の八木竜一と共同でメガホンをとる。
香取は、山崎監督のデビュー作「ジュブナイル」(2000)に主演しており、タッグを組むのは11年ぶり。“赤おに”のナキの声を担当することになり、「童話の『泣いた赤おに』がベースの脚本を読ませていただき、もののけたちに笑っちゃいながらも最後間しっかり号泣していました。魅力的なもののけたちの中で、自分がどんな赤おにを演じられているのか、今から興奮しています」と意欲をのぞかせている。
山崎監督の「ジャパニーズオリジナルのCGアニメができないか?」という発想のもとに始動し、もののけ島に住む赤おに・ナキと青おに・グンジョー(山寺宏一)の友情を軸に、人間の子ども・小竹との交流を描いたオリジナルストーリー。今回は、キャストのアフレコ後に音声や口の動き、表情に応じてキャラクターの動きや表情を描き起こすプレスコを採用。さらに背景をミニチュアで制作し、そこにCGキャラクターを重ねることで、これまでにない臨場感を実現させようという意欲作だ。
香取と山寺のほか、ゴーヤもののけ・ゴーヤンを阿部サダヲ、幼少時代のナキ(コナキ)を加藤清史郎、ネコもののけ・ミッケをYOUが演じる。
「friends もののけ島のナキ」は、2011年12月に3D、2Dで同時公開。