宮内知美、ロマンポルノ主演で「すごく成長できた」
2010年3月5日 11:34

[映画.com ニュース] 伝統の「にっかつロマンポルノ」を22年ぶりに復活させた「ロマンポルノ・RETURNS」の第2弾「後ろから前から」に主演した宮内知美が3月4日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた公開記念トークショーに出席し、「ロマンポルノに出演して、すごく成長したんじゃないかな」と胸を張った。
1971~88年のわずか17年間で1133本が製作された「にっかつロマンポルノ」シリーズにおいて、コメディ路線で異彩を放つ畑中葉子の主演作「後から前から」(1980)のリメイク作。初主演映画「エッチを狙え!/イヌネコ。」で初ヌードを披露した、3代目ミニスカポリスの宮内が、色仕掛けで乗客を誘うタクシー運転手に扮する。
トークショーは宮内が、木下と増本監督からの質問にイエス/ノーで答える形で進められた。増本監督の「撮影前、役作りはしましたか?」という質問に、宮内は「ノー。歌やダンスのレッスン、それにボディケアはしっかりしましたけど」。これには元お笑い芸人の経歴をもつ増本監督の血が騒いだのか、「それが役作りしたってことですよ!」と痛烈なツッコミが入った。また「やり直したいシーンがある?」の問いに、宮内は「イエス。琴乃ちゃんとのラブシーンは、朝方の撮影で正直朦朧(もうろう)していたので」と少し後悔が残っている様子。今度は木下が「役者はみんな、やり直したいって言うもの。でもやり直しはできない」と俳優の先輩としてアドバイスしていた。
木下と増本監督に挟まれ、質問攻めにあった宮内はトークが終わると、やっと安心したのか、「今回の出演をきっかけに、ロマンポルノの存在や影響の大きさに驚いている。私自身は成長したんじゃないかなと思うし、宮内知美の『後ろから前から』がもっと浸透してくれれば。『寅さん』みたいなシリーズになればうれしい」と抱負を語った。
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