映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のレビュー・感想・評価
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わさドラ映画の新境地
ドラえもん映画としてのワクワクドキドキ冒険要素は控えめだが、画面はとても賑やかで飽きがこない。
耳で聞く音楽の楽しさを、アニメーションという映像で表現する試みが見事に成功していた。
大人向けな描写も多く、クライマックスはドラえもん映画史上でも屈指の盛り上がり。
エンドロールも素晴らしく、映画館を出ると思わず主題歌を口ずさんでしまうような、音楽が、音が大好きになる名作。
純粋に楽しめた
題名的には面白くなさそうだなーと思いながら子供にせがまれて鑑賞。確かに、ちょっと弱いなと思う所もありながら、いつもの冒険的な感じと一風変わっていて、かなり楽しめた。
できないのび太に合わせて皆がセッションする部分は、親の立場になったからか、普通に泣きそうになってしまった。
音楽は皆をその時だけでも幸せにする力があると思う。単純なテーマで、普通に感動してしまった。
しずかちゃん、あなた縁がないって言われてるのよ?
音楽がテーマということでひたすら音楽に関連したワードや名前が飛び出してくる。
音楽にたいしての興味を引き出すようなつくりではあった。
だけどさ、やけにのび太くん以外聞き分け良すぎない?
とくにしずかちゃん、あなたバイオリン好きじゃなかったかしら?
わたしバイオリンが良かったわ の一言が欲しかった。
子供に対して下手なやつには才能や縁がないと突きつけているかのような
あまりの現実に一瞬ドキっとしてしまった。
そして、バイオリンが大切だということをすっかり忘れたかのように
スネ夫くんにもっていかれ、残念がる様子もない。
人間らしさが無いなーと…
あとストーリーラインはちょーっと無理筋な気も…
去年が良かっただけに残念さがのこった
駄作ではないが、良い点を探すのも難しい
近年の映画ドラえもんは八鍬監督作品のような旧作をベースにキャラクターの掘り下げを行った作品や、今井監督+川村元気や山崎貴のSBMなどストーリー性に振り切るなどなど
結構攻めた作品が多い印象でしたが、
今作は、その、なんというか、コメントが難しい作品でした。
近年、ちょっと受け入れがたいキャラクターの言動があったりして
こんなのありえない!と思う作品がいくつかありましたが、
本作は決してそんなことはなく、
前半の何気ない描写が後半の重要なシーンにつながったり、旧作のオマージュを入れ込むなど
真摯に作られてはいるように思えました。
ただ、ストーリーにテーマ性がなく
いくつかのコンテンツが先にあって、無理やりそれらをストーリー仕立てに仕上げたような印象です。まるでゲームのチュートリアル。
前半は本当に「ここでこの技を使うとギミックが動くよ」的なテロップが出てきそうでしたし、
後半でも何かよくわかんないまま色んなキャラクターのところにお使いに行かされて
なんで行ったのかわかんないままストーリが進んでいくRPGのよう。
敵との戦いや音楽の楽しさ、のび太の成長など主軸の据えれそうな要素はいろいろありましたが、
結局どれも表面をなぞるだけで観客が感情移入したり、厚みのあるストーリーに仕上がるわけでもなく・・・。
PROアカウントの方もおっしゃってますが、深く考えずに見るのがいいのかなと・・・
心と気分はどらえもん。
原っぱでリコーダーを吹くのび太の前に現れた髪の白い謎の少女ミッカとの話。
音楽会向けてに練習するも…上手く吹けないリコーダーが嫌でどらえもんの道具“あらかじめ日記”に「音楽がなくなる」と書いた事で…、その日宇宙から降ってくるノイズ胞子に侵食され始める地球…。
ここ最近のどらえもん映画って、テーマは壮大な感じだけど…声優さんばっかに力を入れて内容に引き込まれない、やはり小さいお子様向けなのかな。
コンプライアンス的な事を意識してこういう感じの作品が多めになったのかしら?
大山のぶ代さんが声優の頃の作品って、もっとストーリーもしっかりしてたし、笑えたし、怖かったんだけだ、何か観てても何とも感想が出てこないのよね、それとも自分が大人になってしまったからかな。
前のどらえもん映画のレビューでも書いたと思うんだけど、どらえもん映画と言ったらやっぱ「どらえもんのび太のパラレル西遊記」が一番好きだね怖さと面白さとで!
前作に引き続きオリジナル素晴らしい内容
今回も見てきましたドラえもん!!
私の大好きな音楽の題材だったのですごく楽しみにしてました〜
すこし、前作のユートピアみたいに泣かされないだろうなんて思ってた過去の私を殴りたい。
やっさり、ドラえもんとのび太の絆はいつもうるっときちゃいます。
今日はメタサウンドで観てきたのでクライマックスの迫力はやばかったです。
伏線回収のひみつ道具、あらかじめ日記はわかったけどもう一つのひみつ道具は見破れなかった。
来年春の魔法学校?もすごく楽しみです!
ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)
世界の音は素晴らしい
戦わない為の力
音楽で世界を救う話。
銃や武器などで相手を傷つける方法ではなく
音楽を奏でる事で敵を退けようとする。
単純な力で相手を屈伏させて倒し支配しよう
とする戦争へのアンチテーゼに感じた。
いつもの冒険活劇とは毛色が異なってますが
個人的には嫌いじゃない。
作品の方向性は分かるが話の煮詰め不足感が
あるので伝えきれてない所があるのが残念に
思えた。
しかし映画館の周りの子供がドラえもん達の
楽しい音や歌につられて口ずさんでいたので
自分自身が童心を喪っているだけで音楽には
人を動かす力があるんだなと再認識した。
音楽っていいね
芳根京子ファンとして鑑賞。見渡す限りほぼ子供連れの中でのおっさん1人鑑賞、笑。
ドラえもんの映画見るなんて何年振りか、映画館では間違いなく数十年振り、笑。
芳根京子の出番は超少なかったですが、ドラえもん自体は久しぶりだからかおもしろかった。便利な道具たち、おーそういうことかーという感じの軽ーい伏線みたいなやつも散りばめられてて意外と楽しめました。私もバンドやらアカペラやら音楽をやってきた人間なので、世界から音楽がなくなったらとか、長い歴史で作られてきた音楽とか、映像で見せてもらえてジンときました。歌いたくなったなぁ。
近年でダントツ、、、
正直つまらなかった。本筋に入るまでここ最近のドラえもんはだらだらと長いが前回の「空の理想郷」は冒険的な動きがあったが今回はそういうのが無い。それで半分くらい消化して敵に魅力もないからツラい。ゲストキャラもなんか微妙だし音楽と演出で誤魔化してる感が強いかな。ストーリー的には面白くない。
来年はあの作品のリメイクっぽいしそれに期待。
ファミリー層向けかな?
のび太の努力に凄く感動した。
伏線回収もさすがドラえもんって感じ。
ひみつ道具で大冒険!って感じのストーリーでは無かった。
映画ドラえもんは悪役が必ず存在し、いつものメンバー達でひみつ道具を駆使しボスを倒して終わり!(語彙力)って感じですが、そっち系の方がハラハラするしドラえもん好きな私としてはそういうほうが良かったかな。
音楽がテーマなので仕方の無いことかもしれないけどね。小さい子供たちはそっちの方が受け入れやすいのかな。
エンディング後1番最後に、2025年春公開決定とお知らせがあった。その中には魔法使いの格好をしたドラえもんとお城が映っていた。
となると魔界大冒険が思い浮かんだが、過去にリメイクされていたので、来年は魔法のテーマの完全オリジナルかな?
今回の映画で1番謎でした。笑
音を楽しむ120分
いやあビックリした
予告から想像するような話ではなかった
正直、いい意味で予想を裏切られた。これは面白い
散発的な音が重なり音楽となり
不特定多数の音と音楽がセッションし、オーケストラと化す
「原初の音楽」を彷彿とさせる展開だ
下手糞な音を排除するのではない
上手いい奴が前に出て主張するのでもない
皆で「音」を「楽」しむことそのものが
のび太の成長と物語のけん引力となっていく
クライマックスにおける音/無音の使い方も良く、
ものすごくさりげなくはられた伏線とその回収もよかった
やや強引に感じられる部分がないわけでは無いのだけど
テンポのいいみせかたでストレスなく最後まで一気に楽しめる作品だ
ほんわか、ファミリー向けだけど華やか
近年の時事ネタ、考えさせられる大人なドラえもんからは一旦離れたthe・ドラえもんという雰囲気の映画で、子供でもワクワクしながら観ることができると思います✨
しかし、有名な作曲家や音楽が端々に出てきたりと音楽好きにはたまらない深めの設定になってもいます🎶音楽に関するクスッと笑える小ネタも結構挟まれています。
ストーリーでは相変わらずのび太くんがまっすぐで涙腺が緩みました…明確な悪役がいない分、フラットな気持ちで観ることができると思います✨
終わりは大団円、壮大かつ幸せいっぱいでした。
子供に向け 音楽のユートピア
前作の「空の理想郷」より理解しやすい物語です。かなり子供に向けると思います。前作はユートピアの反対側なら 本作は童話のような世界観で音楽の良さを述べています。個人的にユートピアみたいだと感じます。悪役の対立は重くなくてのび太の成長や彼たちの個性の表しは最も魅力的な所だったと思います。駄作ではなく親子にお勧め致します。
以上は個人の主観的な考え方です。もし 不愉快な気持ちを与えさせられるなら誠に申し訳ありません。
音楽の心地よさに睡魔が…
のび太とドラえもん中心にいつものメンバー達との友情と活躍を安定の展開で楽しくみれた。が、平和なアニメゆえ優しい音楽で睡魔が…まあ、多少の睡魔なら話がわからなくなることはないから安心。いつも通り面白かった。
結構多い子連れでない大人鑑賞
コロナ禍前はオールナイト上映もあったドラえもん。昔を懐かしんで観にくる大人達も多い。
自分は家族にお付き添いなんでドラえもん自体にそこまで思い入れはない。子どもの頃はコミックもアニメも楽しく拝見してましたが大人になって気がついた!のび太君がいつまで経ってもダメ人間なのは便利な道具をホイホイ貸してるドラえもんが原因ではないかと‥こんなのび太君が嫌いで正直アニメは好きではない。映画の方も同じストーリーの使い回しが多くて劇場で爆睡する事もしばしば‥
ただし映画では道具に頼りながらも仲間のため努力するのび太君が見られますのでアニメがダメな分は三倍マシに見えます。
今作は新しく友達になったミッカ達と地球を救うためいつものメンバーで音楽を奏でながらピンチを脱するストーリーです。バイオリン担当がしずかちゃんではないのにちょっと笑った。
危機の元凶がアレでドラえもん史上悪人がいないというのは初めてではないかな?
ミッカちゃんがとても可愛いのは二重丸です。
来年は魔法使い?多分次回もまた付き添いで劇場に来るでしょう。
敵がイマイチ
秋の音楽会に向けてリコーダーの練習をしていたのび太は、不思議な少女・ミッカと出会った。のび太の吹くリコーダーの音色が気に入ったミッカは、ファーレの殿堂を復活させるために音楽を一緒に演奏してくれる人を探していた。のび太たちは殿堂の復活のため演奏したが、音楽を消すノイズが迫ってきた。さてどうなる、という話。
物語の中で音楽が流れるが、そこはなかなか良かった。
しかし、今回の敵である音楽を消すというノイズがアメーバか黒いタコみたいで、敵との戦いが音楽を演奏するというなんとも戦ってる感じがしなくて、そこはイマイチだった。
地球には、もっと演奏の上手い人も居るのに、ほとんど素人ののび太たち5人に演奏を頼む必然性も感じなかった。
ミーナのコンサートとかもっと聞かせてくれたら良かったかも。
こんなモヤっとしたストーリーで、子供に受けるのかなぁ?
しずかちゃんはクビ
前作「〜空の理想郷(ユートピア)」のあまりの面白さから、すっかりトリコになってしまった映画ドラえもん。しかも今回のテーマは音楽!ってことで、期待値激高。初日の初回で見て参りました。ストーリー、メッセージとしては断然前作の方が優れているけど(比べるのも酷な話だけど)、音楽がテーマなだけあってこれまでのどのドラえもんより、映画館で見るべき映画になっていたと思う。今回だけでもIMAXで上映して欲しかったな〜。
いつもよりジャイアンに対して辛辣なスネ夫には大笑い。「命の危機を感じて逃げたんじゃない?(台詞曖昧)」は、どこへ行ったんだろうに対するコメントとして秀逸すぎて、めちゃくちゃ笑った笑 映画ドラえもんって、のび太やジャイアンにスポットが当たりがちだけど、実はスネ夫がテレビアニメ以上にいい味を出しているんだよね。しかも、もう知らないからね!と投げやりになったり、人間味もたっぷり。そんなわけで、私のお気に入りはスネ夫。みんな、もっと注目して!
バイオリンを担当外にされたしずかちゃんにも笑った笑 上手くなってもらったら困るもんね。これが大人の事情ってやつですよ。無駄に規模感がデカくなったり、悪にメタファーを感じず面白味が無かったりと気になるところは多いんだけど、笑える箇所は多いし、なんだかんだで満足度は高かった。そして今回、交響楽ということで声優陣がとにかく凄い。石丸幹二と吉川晃司、マジでハマり役。いい声しすぎて惚れてまう。この映画をきっかけに、子どもたちにCOMPLEXの良さを知ってもらいたいなぁ、なんて思ったり。
何よりラスト間近のたった10秒でめちゃくちゃ感動してしまった。これはズルい。急にぶっ込まれたら鳥肌立ってしまうじゃないか。さりげなさと美しさ。心をぐっと掴む、素晴らしい演出です。見応えや不満は多少残ったままだったけど締め方も良くて、主題歌のVaundyも最高にハマっていたし、音楽映画としては文句無しの出来。入場者特典のコミックも、ちゃんと映画に沿っていて面白かったな。次回作も何やら良さげ。こりゃ、来年も楽しみですな。
音楽とは生命の賛歌
心臓の音、歩くリズム、まな板で食材を刻む音、蝉の声、ノコギリやトンカチの音……
世界はリズムと音楽で包まれ、音楽なしでは生きていけない。
だから、リズムに乗って楽しめば、生きるエネルギーになる。
楽器や歌の上手い下手はたいした問題ではない。
音楽とは生命の賛歌だ……
というテーマについては、ストレートに伝わってきました。
その楽しさについては、アニメーションと音楽両方の力で上手く表現していたと思います。
ただ、一方では敵の設定が上手く生きてなかったような。
理屈で考えすぎちゃって、複雑にしたのが空回り。
伏線を立てすぎて、回収に忙しすぎ、観客として感情的に入り込む手前で立ち止まらざるをえなくなった印象を受けました。
Fさんの精神は受け継ぎつつも、オリジナルで作る映画の難しさも同時に感じました。
地味
大体同じ楽器で似たような曲を演奏しててちょっと途中見飽きた
ミッカちゃんの歌声、最初しずかちゃんが「すごい歌声!」と褒めていた
しかし下手クソと思ったわけではないが、個人的にすごい!とは感じなかった
キャラの呼び方、序盤のび太くんはミッカちゃんを「ミッカ」と呼んでた
しかし中盤「ミッカちゃん」と呼んでいた
今井監督の前作新恐竜でも似たようなことがあった
ミッカちゃんの「のほほんメガネ」、「のび太」、「のび太お兄ちゃん」呼び方変化は分かるが
こっちはよくわからなかった
のび太くんが途中リコーダーでみんなと演奏したいと思い、夜中お風呂場で練習してたのはなんか泣けた
キャラデザは良い、ミッカちゃんの最後ののび太お兄ちゃん呼びは破壊力高い
音楽がメインなので、別にひみつ道具使ってたたかったりせず
唯一戦ったというシーンはコエカタマリンや空気砲使うところ
個人的にドラえもん映画と言ったら戦ってるシーンが楽しみなんですよね
それで今年はほぼなしでタイトルにあったように「地味」だと思いました
あとミイナさん事情も聞かずにおばあちゃんからもらった縦笛を簡単に貸さないでください
このキャラは別にいなくても成り立つ話だったのでは?
他にも言いたい事ありました
ドラえもんでは大体OPに入る前「ドラえもーん」とのび太くんが呼んで始まります
しかし今回はそう呼ぶどころかのび太くん、ドラえもんも出さずに始まったのがちょっと不満です
前回の新恐竜の際は「ドラえもん」と連呼し、缶につまずいてOPに入っていたのにどうしてでしょうか?
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