劇場公開日 2023年8月11日

  • 予告編を見る

バービーのレビュー・感想・評価

全459件中、41~60件目を表示

3.5バランス感覚

2024年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

賛否あるようですが、自分は概ね楽しむことができました。マーゴット・ロビーはとても魅力的ですね。
人間界でのドタバタまでは隙もなく一気に魅せられたのですが、バービー界に戻ってからの展開が停滞してしまったような気がします。もっともっと馬鹿に突き抜けていれば傑作になる余地があったんじゃないでしょうか。
不満な点はサーシャのキャラが明確でない事、いかにもハリウッド的なオチの付け、バービーあるある的なくすぐりがわかりにくかった事。欧米人はもっと面白く見れているんでしょうね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ちょんまげ

3.5じゃない方

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

世界を席巻したバービー映画。実はグレタ・ガーウィグとあまり相性がよくない。自分はあの娘のような少女時代を送ったから。通ってない道なのだ。

ドールあるあるは面白かった。つま先とか、髪とか、プラスチックと格闘する少女たち。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mikyo

5.0オッペンハイマーとの共通点

2024年3月15日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
RRR

2.5DVD鑑賞でのレビュー

2024年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ななか

3.5バービーによる男性社会への復讐劇。

2024年3月12日
iPhoneアプリから投稿

序盤は心の底から楽しめました。
まずバービー出現のカルチャーショックを表した「2001年宇宙の旅」オマージュのアバンが衝撃的。
モノリス出現から骨を投げるシーンまで、"人類の夜明け"シークエンスをバービーで再現してくれます。
同年のエブエブと言い、みんなキューブリック作品好きすぎだろとw

バービーの玩具を体現したピンク一色の世界観。歌にダンス。ノリノリでキレッキレのライアン・ゴズリング演じるケン&マーゴット・ロビー演じるバービー。
視覚的にも多幸感に溢れていました。
極才色の世界とノリは、チャリチョコを初めて見た時の感覚にも近く心地よかったです。

が、幸せな気分に浸れるのもここまで。
後の展開は男性視聴者にとっては中々にシビアと言わざるを得ませんので、覚悟して臨んでください。

バービーの世界は現実社会の反転になっており、つまりは過剰なまでの女性中心社会なんです。ケンはあくまで添え物、主体性のない"おまけ"です。そんなケンが、男性的自尊心に目覚めるところから話は大きく転がっていきます。

この先はネタバレになるので伏せますが、男性性と女性性。遂になる要素、その社会の受け止め方をバービーの世界と現実の世界との比較で嫌というほど突きつけられる事になります。
見ようによっては…いや、むしろ露骨なまでに男性批判女性讃歌的な表現が含まれてきます。
はっきり言って仕舞えば、女性から見た男性社会イジリや批判が多分に含まれています。
正直、私個人はあまりノレない…というよりこの表現は少々不快でした。
不快という事は…、自分自身の中にどこか男性的優越感がある事の裏返しなのかもしれません。そんな身につまされる部分もこの作品が持つ特異性でしょうし、アメリカヒットの要因なのかもれません。

エンディング間近のケンの姿には泣きました。哀愁溢れる姿はゴズリングにピッタリです。
男性優位は良くない、ジェンダー平等というのはわかる。けどもだからと言って男性が女性に軽んじられる事で復讐されるストーリーが評価されるというのもどこか違うように感じました。
深読みすると色々言いたい事はありますが、表層的なエンタメ性と社会性、どちらも持った作品がヒットしているのは評価すべき所だと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ジョイ☮ JOY86式。

2.0ガールズパワー!

2024年3月7日
iPhoneアプリから投稿

ガールズパワーガールズパワーガールズパワー!!

女女女女女!!
太っててもなんでもいいじゃん!みんな素敵なんだから!!

ほんとにそうか!?

明日起きてマーゴットロビーになれるならなりたいだろうよ!!

自分が可愛いと思われてたいから太らないだけで男に強要されてるわけじゃないと思うけど。あんなことやこんなことも。

ここまできっぱり男vs女みたいな構図がなんとも、、、。

女便所クソ汚いし、女性専用列車は女vs女のリングみたいなもんだぞ!!!
君の彼女も後輩の女の子にはきっと意地悪してるよ!!

それが女さんなの!!
そこも可愛くて愛しいの!!!

それが現実です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ちま

3.5ディズニーランドでSDGsの話をされたような感覚

2024年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

まずはひとこと、
「っお〜、、メッセージ性が、、つよいぞ、! (汗) 」

マーゴット・ロビーのバービー、
ライアン・ゴズリングのケン。
「正直期待するっきゃないっしょ!バカバカしいやつ、THEアメリカのエンターテイメント!みたいなやつ、見せてくれんでしょ!」って、数年前から公開を楽しみにしてたのだけど、、、

「おお、そういう感じか、!」
と、観てる途中で"社会的な自分"に、切り替えて鑑賞した。

ん〜〜〜〜なんだろなあ〜〜〜
もちろん、伝えることの大事さ、みたいなんもわかる。
おそらくアメリカで「バービー人形自体」が議題に上がるもの、時事的テーマにされるものなんだとは思うのだけど、そういう「時代」「時代の切り替わりのはざま」なのはわかってるんだけど、
最近エンタメが、ちょっと説教くさくてしんどくなっちゃうな。

窮屈な社会で生きてるからこそ、エンタメに救われたい。
それさえも、許してはもらえないのだろうか〜?
や、社会的メッセージを唱える映画はもちろんあっていい。
ただ、なんか「バカバカしくて現実逃避できそう」な映画っぽいじゃんこのバービーのポスターや宣伝!笑
だから期待しちゃったのよ、バカバカしさを。真逆だったね。

現実忘れるためにディズニーランド行ったらミッキーがめちゃくちゃSDGsについて説明してきた、、、みたいな。
しんどかった、、、NOとも言えない、、向こうは正論だろうから、、
そんな気持ちになった、今回の「バービー」

ミッキーが伝えるからこそ影響力があるんですよ!!
的な感じで、バービーだからこそ、なのかなあ、、、。

インスタやyoutubeでも思うけど、
「影響力」にすぐビジネス結びつけすぎてたり、SDGsくっつけたりするの
ちょ〜と目にしすぎてしんどいな。
エンタメの世界って、なかなか守られないな
や、エンタメはビジネスと昔から切っても切れない仲だから仕方ないのか。。。
難しいね〜。。。いつの時代も、芸術(アート)とビジネスの関係性。。。

とにもかくにも、
みんなが「夢の国」へ行くように、
私は映画「バービー」に、現実世界を忘れるためのエンタメ、として期待してしまってたんだろなあ。

「息抜きの場」「ただただエンタメを楽しむ場」として
期待しちゃってた
これは勝手な私の期待で、勝手に撃沈してるけど。笑

エンドロール
Nicki Minaj & Ice Spiceの「Barbie World」の時間が
もしかしたら一番アガってたかもしれない。笑

あそこが一番「バービー」だったわ。笑

コメントする (0件)
共感した! 1件)
cris

4.0日本人が作るバービー映画も見てみたい

2024年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

もう色々テーマのテンコ盛り!
それなのに、凄まじい完成度の一本の映画に仕上がっていて、ちょっと普通では考えられないレベル。興行的にも全世界でバカ売れ大ヒット!

しかし日本では大コケだったそうですね。

公開時、日本ではネットであれこれ炎上したとかいう話ですが、そういう炎上事件がなかったとしても、この映画は日本でヒットしたかなぁ…。

これはね、そもそも日本ではバービー人形が思うほど成功しなかったのと同じ感覚があるんじゃないかなぁ…。

お人形についても、日本にはリカちゃん人形があるからって言い訳がされるけど、もしリカちゃん人形がなかったとしてもバービー人形は日本でヒットしなかったと思うんだよね、なんとなく。

どうして日本でバービーがヒットしないのかっていう問題は、きっと各方面の専門家が分析しているんでしょう。それはそれとして、私は日本人の感性で作られたバービー映画が見てみたい!

リカちゃん映画じゃないですよ?バービーの映画!

それと同じくらいゲイの人が作ったバービー映画も見てみたい。

その次に、ゲイじゃない男性が作ったバービー映画も見てみたい。

黒人女性が作ったヤツとか、ユダヤ系の映画作家が作ったヤツとかも見てみたい。

もちろん一定水準以上のクオリティは求めてますよ?

発売開始からの長い歴史の結果、バービー人形も本作 映画『バービー』も、なんだかポリコレの権化、フェミニズムの権化みたいになってしまったじゃないですか。それはそれで大事なことなのかもしれないんですけど、アメリカ人女性作家以外のバービー映画も作って比べてみたいです。

世界中でこれだけヒットしたらお金の面では多少赤字が出ても会社はビクともしないでしょ?

ここまで来たら、広島・長崎に原爆が落とされて敗戦した日本が、バービー人形の着せ替え服を作ることで復興していき、やがて豊かになってもバービー人形は根付かず、リカちゃん人形の亜流、「じゃない方」人形としてのバービーがニッチな活躍をする映画とか見てみたいよ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ケンイチ

4.5テーマ性を勝手に想像して敬遠している者よ、観るべき

2024年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

難しい

タイトルが偉そうになってしまったのは申し訳ない
だがこれは悲劇であり喜劇でもある全ての人間、その人生に贈る良い映画だと思う
何が正しいか?間違いか?それを手を取り合いつつ、孤独に模索する。それが人生ってもの(かも)しれない
老化も生物には抗えないものだし、それが"劣化"かどうかなんて人それぞれだ
普遍的でありふれた『個』を取り戻すというテーマはやっぱり刺さる
老若男女だれにでもオススメできる作品だ。なにを受け取るかは自由だけれど

メタ発言マシマシ、ユーモアに溢れていて真面目に悪ふざけしている様に終始ニコニコして観られた
入れ子のような皮肉の応酬。それを解説する頭は私には無いことが悔しいがそれでも文章が長くなり過ぎるため割愛する。
ちなみにケンの「なぬ!?」やラストのシャツの文字など、翻訳にも笑わせられた

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ezio

2.0映画に罪はないけれど…

2024年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画の内容とは関係のないことでかなり話題を集めた本作。あの問題もあったので観ようか悩んだが、映画自体に罪はないので鑑賞。

うーん、最初の人形を壊すシーンからして嫌悪感。全く笑えない。最後の終わり方も気持ち悪い。
確かに共感できるものもあるけど、大部分で共感できひん。
唯一、ゴッドファーザーとシックスセンスのシーンはちょっとクスッとした。

ライアン・ゴズリングが頑張ってるなあという印象。あのトラブルがなかったとしても、日本ではあまり賞賛を得られる映画ではないやろうなと思った。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
める

3.5個人的に好きな作品。ミュージカルで舞台化して、再映画化すると洗練されるかも

2024年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

リカちゃん、バービーちゃんで遊んだことがある世代の人には、忘れかけてた幼児期の大切なお友達に映画館の中で再会して、私たちが大人の階段を上っていって彼女たちの存在を忘れたその後も、燦然と子供たちの夢みる心を守り続ける社会的使命を負った、世界中の子供たちのお友達。

映画館の中では、リアルサイズで超ハッピーなバービーワールドが目の前に広がっていて、遊園地やディズニーランドに遊びに行った時のように、胸がドキドキしまし。

お人形さん遊びをしてる時の子供の高揚感のままに、バービーとケンたちが会話を交わし、ダンスを踊り、お洒落な服をきて、本当に幸せそう。

大好きだったお友達の様子がちょっと変で、身の上を案じながら、ついつい物語に没頭していって、気が付くと大人になった観客(自分)が、幼い頃のお友達バービーに共感して、またバービーと心を通わせているという、心の旅を体験できる作品でした。

個人的に好きな作品です。子どもの頃、お人形さん遊びをしていた人には、幼少期に自分が描いていた夢の世界の崩壊の危機に、動揺して、刺さりまくると思います。

架空の世界の話なので、ミュージカルで舞台化して、再映画化すると、さらに洗練されて、この話で伝えたかった作者の思いが、より深く、より明確に表現できるんじゃないかと思いました。

この作品、十分素敵なのですが、とくに必要のないカットや台詞もあったんじゃないかなと思いました。思い切って、なくてもストーリーが成立するシーンはカットして、いきなりストーリーを止めるとか、いきなり歌い出すとか、そういう緩急のリズムがあってもいいのかなと思いました。

子供はいきなりお人形さん遊びをやめて、お母さんのところに走っていったり、泣いたり、笑ったり、忙しい生き物です。お母さんも子供のお世話が大変!

だからこその、子供が没頭できる世界を、大人が気合を入れて作ったのが、子供の集中が持続可能で、かつ情操教育に配慮して作ったハッピーな「バービーランド」で、玩具メーカーの人達が真面目に議論した結果、多様性に配慮したいろんな種類のバービーとケンが、仲良く暮らすバービーランドはキテレツ感が出てきてしまっていて、だからこそ、このお話はミュージカル化をどんどん進めてほしい。その方がもっと面白くなる。

20年後くらいに、ミュージカル化された「バービー」を観てみたいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
山川夏子

2.0人形の家

2024年2月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ピンク色のワーナーロゴから「2001年宇宙の旅」のパロディを経て、バービーランドを紹介するタイトルバックまでは快調で、これは傑作かもしれないと思っていたら、バービーが現実世界を訪れ、どうやら男社会と女社会の二項対立がテーマらしいと見えてきたあたりから、思考停止して物語が機能不全に陥ってしまう。
奇しくもイプセンの表題作も同じようなテーマで、もちろん大事なことではあるのだが、それを今さら声高に教条的に語っても、映画は空回りするだけだ。グレタ・ガーウィグは「フランシス・ハ」以来のファンだし、出演作も監督作も女性の生き方にこだわっているフシもあるが、いずれにしても今回はどうもボタンのかけ違いがあったようだ。
監督本人がバービーを演じるのは確かにタイプも違うし年齢も考慮して排除したのかもしれないが、彼女より年上のライアン・ゴズリングがケンを演じるのも同様に無理があるのでは?
最後に、ガーウィグさん、結婚おめでとうございます。既に長年のパートナーではあるけれど。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
梨剥く侍

2.5色が可愛い

2024年2月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

さすがです。
ただ期待してただけに内容が薄くて残念。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
りょう

4.0全アメリカ人女性に捧ぐ、普通のバービ-(女性自身)になる事への自由解放!

2024年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
The silk sky

3.0マーゴット

2024年2月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

って本当にツルペタな感じ。ライアンゴズリングは無駄遣い

コメントする (0件)
共感した! 1件)
michi

4.5バービー世界を実写化!強いメッセージとシュールな笑いに包まれた風刺的な作品!

2024年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

【あらすじ】
様々なバービーとケンたちが暮らすバービーランド。主人公のバービー(マーゴットロビー)は完璧な自分に戻るために、現実の世界に自分の持ち主を探しに行く。しかし、現実の世界はバービーランドとは全く違っていた…。

【感想】
序盤:何だこれ…?
中盤:この映画のテーマが分かってきたぞ!
終盤:(ケンのダンスを観て)何だこれ…??

結論、面白かったです!
主演のマーゴットロビーの魅了が溢れる作品でした。私が思うマーゴットロビーの魅了は、喜怒哀楽を120%観客に伝える力だと思います!顔立ちや演技にも華があり、ド派手なバービーランドに負けない存在感でした!

もう1人の主人公ケン。
ライアン・コズリングがコメディ役は新鮮でしたが、全力で演じ切っていました!
特に最後のダンスはもう笑っちゃいました!

そして、コメディ3大俳優(私が勝手に作りました)の1人、ウィル・フェレルも今作でユーモアのセンスを大爆発させてくれました。
実は結構好きな俳優だったので、スクリーンで観るのは新鮮で嬉しかったです。

バービーランドはCGでなく、本当にセットで作ったと聞いて驚きました。
このセットを作るために、ピンク塗料が世界的に不足になったとか。笑

ただのシュールなコメディ映画ではなく、メッセージ性の強い、深い作品でした。
男性と女性で鑑賞後の感想も変わってくるんじゃないかなと思います。

【お気に入りのシーン】
ケンのダンスシーン。

コメントする 2件)
共感した! 13件)
UUU

4.5バービーとピンク

2024年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

アメリカのドラマや映画の中で言われる「バービーみたいな女の子」は軽い侮蔑が入ってる。小さい頃からアメリカのシットコムで育った私の印象はそんな感じだった。
金髪の女の子は軽い胸が大きい女の子は頭悪い。だからバービー人形を好きなことは何となくはっきりと言えなくて悲しいなーと思ってた。でもこの映画を見てそんな悲しい思いをする女の子が居なくなるかもと思った。
バービーはちゃんとしっかり自分で歩いていける女の子だし男に頼らなくても生きていける。ピンクだって何となく好きと言いにくい色じゃなくて胸張って好きと言える
観終わった後は清々しい気持ちになった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
マツコです

4.5万人受け、エンタメ仕立てが極まる

2024年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

先日「哀れなるものたち」を見たが、双璧を成すような内容だったと感じる。
かたや欧州の、かたや米国の、といった具合に。
テーマを同じにした作品はここ数年、本当にたくさん作られている印象があるが、
初期のホラーじみた描かれ方に比べ、ついに万人受け、エンタメ仕立てが極まった感が強い。以降、これらを基軸とし、派生した作品は生まれても、越えるエンタメ系ジェンダー作品は難しいかもと想像した。

男であることも、女であることも、
ありつつ、よりよく生きようとすることも、
なんか大変だなぁとしみじみ思わされる。
なぜならそれは完璧なイメージで、
イメージは現実ではないからイメージなのだ。
実現することもなければ、実現させると何かが歪む。

刷り込まれたそれらを恐ろしくともはぎ取って、
「人間」として歩み始めたバービーに幸あれ。
そこから何をどうつかみとってゆくのか。
前途に先行するイメージはない。

ポップな画面と、チャーミングな面々がとにかく楽しい。
一番好きなキャラは案外、CEOだったりするw
泣いて笑って七変化、ライアン・ゴズリングの熱演も良かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
N.river

3.5ピンクとマーゴット一色にしたことの勝利!

2024年2月7日
iPhoneアプリから投稿

この映画で良かったところは、美術 衣装 マーゴット ライアン アメリカが出ていた事。

マーゴットじゃなかったら、主張の弱い纏まりのない映画に見えると思う。

ケンの存在の弱さが現代の男性の悩みとリンクしてるのはある意味裏テーマぽくて面白かった。

最後に病院に行くのは人間として生きることへの覚悟と生々しさなのかもしれないけど、演出としてはちょっとイマイチだった。

コメントする 1件)
共感した! 9件)
大粒 まろん

3.5団塊ちょい遅世代から観たバービー

2024年2月4日
Androidアプリから投稿

去年あまり食指も動かず、見逃したアンコール上映を観てみました
たしかに家父長制やMe Tooの時代にメッセージとして感じられた方の意見は、理解出来るのですが、私の感想からいうと、バービーの持つアメリカの小手先から繰り出される問題って、ピンとこないですってこと

かのバービーが日本を席巻したというならまだしも、ある層の子女向けのこの世界観はなじみとしても、興行的に大きなインパクトは感じなかったです

結果まあ観てもそこそこの感動 お遊戯レベルの映画としてしか感じなかった

セットの世界観はよくつくられてましたよ
あとネトフリのセックス・エデュケーションのメンバーが結構出てましたが、プロデューサーの関係なのか少し気にはなりました
以上です

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ソルト