バービーのレビュー・感想・評価
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オッペンハイマーとの共通点
オッペンハイマーを見た後に追加記入。
オッペンハイマーでは法廷の話や国のために原爆作ったわけじゃないんだよという感じで政治的な話でバービーでも政治的な話だしとっても明るいし見てて楽しい雰囲気だけど世の中からの見え方と自分で思っている世界との違いをバービーがみてショックを受けたことやケビンがみて憧れを抱いてしまうところでのバービーの世界が崩壊していったところで世の中を風刺しているのだと感じました。
また、バービーで世の中の変化や男女差別などの世界を表現していて少し重くも感じたし、ケビンとの対決でのハチャメチャな部分はとてもおかしかった
DVD鑑賞でのレビュー
バービーやアメリカのキラキラした世界観が好きで昨年話題になっており、アメリカで賞も受賞。演者も気になっており見たかったので自宅にて鑑賞。
(sns公式の対応を除いて映画に罪はないと思うので)
ピンクの可愛い世界観や前半部分は見ていてわくわくした。
バービーの足が爪先立ちじゃなくなったりセルライトができたり、、、といった描写は悲しかったですがこれが現実。という描写なんだなと思いました。
冒頭の人間世界に迷い込んでいろいろやらかす。という描写はもっとあっても楽しめたかもしれません。
見る前は、バービーが人間界でいろいろやらかすことが中心の映画だと思っていました。ディズニーの魔法にかけられてに近いかな?
個人的にはリアルワールドが男社会すぎてびっくりしました。ケンの暴走の部分と暴走を食い止める後半の部分は少しマンネリしました。ライアンじゃなかったら、見るのやめてたかもしれません。
母親の女性の生きづらさの面は共感しました。
最後、産婦人科病院にかかるという描写が少し謎でした。何か仕事の面接に行くのか?と思ったので。
それが人間なら病院にかかることもある。といった人間になった。という描写だったので、難しいというか、わかりづらいなと感じました。
バービーが女性の社会的地位向上に関する働きをロサンゼルスでする。という話の結末だったら綺麗だったかな。でも何がしたいかわからない。といっていたから、難しいかな。見れてよかったけど、心に残る映画だったか?といわれたら微妙です。そして、シングルマザーで子育てしている母子という設定もわかりづらく、あの男性は誰?恋人?インターン?なのか謎でした。私の読解力が弱いせいかもわかりません。よくわからない人物ということは、登場させなくても良かったかもしれません。あの男性の影が薄かったなと思います。
アメリカでは、自分らしくいていいというメッセージ性があったのでよかった。とありましたが、私はあんまりそういうことは感じなかったです。
例えば、人形好きな男の子が学校でいて、男の子だって人形遊びしていいじゃない。とか、
例えばサーシャが学校で男子と敵対していたりして、バービーが味方をして、男子と対決?というか最終的には和解。バービーありがとう的なストーリーのほうが簡単ですがわかりやすかったかもしれません。
サーシャのバービーヘイトな立ち位置なのに、最終的にはバービーの世界にはまっている。みたいな描写もちょっと雑かな。
バービーによる男性社会への復讐劇。
序盤は心の底から楽しめました。
まずバービー出現のカルチャーショックを表した「2001年宇宙の旅」オマージュのアバンが衝撃的。
モノリス出現から骨を投げるシーンまで、"人類の夜明け"シークエンスをバービーで再現してくれます。
同年のエブエブと言い、みんなキューブリック作品好きすぎだろとw
バービーの玩具を体現したピンク一色の世界観。歌にダンス。ノリノリでキレッキレのライアン・ゴズリング演じるケン&マーゴット・ロビー演じるバービー。
視覚的にも多幸感に溢れていました。
極才色の世界とノリは、チャリチョコを初めて見た時の感覚にも近く心地よかったです。
が、幸せな気分に浸れるのもここまで。
後の展開は男性視聴者にとっては中々にシビアと言わざるを得ませんので、覚悟して臨んでください。
バービーの世界は現実社会の反転になっており、つまりは過剰なまでの女性中心社会なんです。ケンはあくまで添え物、主体性のない"おまけ"です。そんなケンが、男性的自尊心に目覚めるところから話は大きく転がっていきます。
この先はネタバレになるので伏せますが、男性性と女性性。遂になる要素、その社会の受け止め方をバービーの世界と現実の世界との比較で嫌というほど突きつけられる事になります。
見ようによっては…いや、むしろ露骨なまでに男性批判女性讃歌的な表現が含まれてきます。
はっきり言って仕舞えば、女性から見た男性社会イジリや批判が多分に含まれています。
正直、私個人はあまりノレない…というよりこの表現は少々不快でした。
不快という事は…、自分自身の中にどこか男性的優越感がある事の裏返しなのかもしれません。そんな身につまされる部分もこの作品が持つ特異性でしょうし、アメリカヒットの要因なのかもれません。
エンディング間近のケンの姿には泣きました。哀愁溢れる姿はゴズリングにピッタリです。
男性優位は良くない、ジェンダー平等というのはわかる。けどもだからと言って男性が女性に軽んじられる事で復讐されるストーリーが評価されるというのもどこか違うように感じました。
深読みすると色々言いたい事はありますが、表層的なエンタメ性と社会性、どちらも持った作品がヒットしているのは評価すべき所だと思います。
ガールズパワー!
ガールズパワーガールズパワーガールズパワー!!
女女女女女!!
太っててもなんでもいいじゃん!みんな素敵なんだから!!
ほんとにそうか!?
明日起きてマーゴットロビーになれるならなりたいだろうよ!!
自分が可愛いと思われてたいから太らないだけで男に強要されてるわけじゃないと思うけど。あんなことやこんなことも。
ここまできっぱり男vs女みたいな構図がなんとも、、、。
女便所クソ汚いし、女性専用列車は女vs女のリングみたいなもんだぞ!!!
君の彼女も後輩の女の子にはきっと意地悪してるよ!!
それが女さんなの!!
そこも可愛くて愛しいの!!!
それが現実です。
ディズニーランドでSDGsの話をされたような感覚
まずはひとこと、
「っお〜、、メッセージ性が、、つよいぞ、! (汗) 」
マーゴット・ロビーのバービー、
ライアン・ゴズリングのケン。
「正直期待するっきゃないっしょ!バカバカしいやつ、THEアメリカのエンターテイメント!みたいなやつ、見せてくれんでしょ!」って、数年前から公開を楽しみにしてたのだけど、、、
「おお、そういう感じか、!」
と、観てる途中で"社会的な自分"に、切り替えて鑑賞した。
ん〜〜〜〜なんだろなあ〜〜〜
もちろん、伝えることの大事さ、みたいなんもわかる。
おそらくアメリカで「バービー人形自体」が議題に上がるもの、時事的テーマにされるものなんだとは思うのだけど、そういう「時代」「時代の切り替わりのはざま」なのはわかってるんだけど、
最近エンタメが、ちょっと説教くさくてしんどくなっちゃうな。
窮屈な社会で生きてるからこそ、エンタメに救われたい。
それさえも、許してはもらえないのだろうか〜?
や、社会的メッセージを唱える映画はもちろんあっていい。
ただ、なんか「バカバカしくて現実逃避できそう」な映画っぽいじゃんこのバービーのポスターや宣伝!笑
だから期待しちゃったのよ、バカバカしさを。真逆だったね。
現実忘れるためにディズニーランド行ったらミッキーがめちゃくちゃSDGsについて説明してきた、、、みたいな。
しんどかった、、、NOとも言えない、、向こうは正論だろうから、、
そんな気持ちになった、今回の「バービー」
ミッキーが伝えるからこそ影響力があるんですよ!!
的な感じで、バービーだからこそ、なのかなあ、、、。
インスタやyoutubeでも思うけど、
「影響力」にすぐビジネス結びつけすぎてたり、SDGsくっつけたりするの
ちょ〜と目にしすぎてしんどいな。
エンタメの世界って、なかなか守られないな
や、エンタメはビジネスと昔から切っても切れない仲だから仕方ないのか。。。
難しいね〜。。。いつの時代も、芸術(アート)とビジネスの関係性。。。
とにもかくにも、
みんなが「夢の国」へ行くように、
私は映画「バービー」に、現実世界を忘れるためのエンタメ、として期待してしまってたんだろなあ。
「息抜きの場」「ただただエンタメを楽しむ場」として
期待しちゃってた
これは勝手な私の期待で、勝手に撃沈してるけど。笑
エンドロール
Nicki Minaj & Ice Spiceの「Barbie World」の時間が
もしかしたら一番アガってたかもしれない。笑
あそこが一番「バービー」だったわ。笑
日本人が作るバービー映画も見てみたい
もう色々テーマのテンコ盛り!
それなのに、凄まじい完成度の一本の映画に仕上がっていて、ちょっと普通では考えられないレベル。興行的にも全世界でバカ売れ大ヒット!
しかし日本では大コケだったそうですね。
公開時、日本ではネットであれこれ炎上したとかいう話ですが、そういう炎上事件がなかったとしても、この映画は日本でヒットしたかなぁ…。
これはね、そもそも日本ではバービー人形が思うほど成功しなかったのと同じ感覚があるんじゃないかなぁ…。
お人形についても、日本にはリカちゃん人形があるからって言い訳がされるけど、もしリカちゃん人形がなかったとしてもバービー人形は日本でヒットしなかったと思うんだよね、なんとなく。
どうして日本でバービーがヒットしないのかっていう問題は、きっと各方面の専門家が分析しているんでしょう。それはそれとして、私は日本人の感性で作られたバービー映画が見てみたい!
リカちゃん映画じゃないですよ?バービーの映画!
それと同じくらいゲイの人が作ったバービー映画も見てみたい。
その次に、ゲイじゃない男性が作ったバービー映画も見てみたい。
黒人女性が作ったヤツとか、ユダヤ系の映画作家が作ったヤツとかも見てみたい。
もちろん一定水準以上のクオリティは求めてますよ?
発売開始からの長い歴史の結果、バービー人形も本作 映画『バービー』も、なんだかポリコレの権化、フェミニズムの権化みたいになってしまったじゃないですか。それはそれで大事なことなのかもしれないんですけど、アメリカ人女性作家以外のバービー映画も作って比べてみたいです。
世界中でこれだけヒットしたらお金の面では多少赤字が出ても会社はビクともしないでしょ?
ここまで来たら、広島・長崎に原爆が落とされて敗戦した日本が、バービー人形の着せ替え服を作ることで復興していき、やがて豊かになってもバービー人形は根付かず、リカちゃん人形の亜流、「じゃない方」人形としてのバービーがニッチな活躍をする映画とか見てみたいよ。
テーマ性を勝手に想像して敬遠している者よ、観るべき
タイトルが偉そうになってしまったのは申し訳ない
だがこれは悲劇であり喜劇でもある全ての人間、その人生に贈る良い映画だと思う
何が正しいか?間違いか?それを手を取り合いつつ、孤独に模索する。それが人生ってもの(かも)しれない
老化も生物には抗えないものだし、それが"劣化"かどうかなんて人それぞれだ
普遍的でありふれた『個』を取り戻すというテーマはやっぱり刺さる
老若男女だれにでもオススメできる作品だ。なにを受け取るかは自由だけれど
メタ発言マシマシ、ユーモアに溢れていて真面目に悪ふざけしている様に終始ニコニコして観られた
入れ子のような皮肉の応酬。それを解説する頭は私には無いことが悔しいがそれでも文章が長くなり過ぎるため割愛する。
ちなみにケンの「なぬ!?」やラストのシャツの文字など、翻訳にも笑わせられた
映画に罪はないけれど…
映画の内容とは関係のないことでかなり話題を集めた本作。あの問題もあったので観ようか悩んだが、映画自体に罪はないので鑑賞。
うーん、最初の人形を壊すシーンからして嫌悪感。全く笑えない。最後の終わり方も気持ち悪い。
確かに共感できるものもあるけど、大部分で共感できひん。
唯一、ゴッドファーザーとシックスセンスのシーンはちょっとクスッとした。
ライアン・ゴズリングが頑張ってるなあという印象。あのトラブルがなかったとしても、日本ではあまり賞賛を得られる映画ではないやろうなと思った。
個人的に好きな作品。ミュージカルで舞台化して、再映画化すると洗練されるかも
リカちゃん、バービーちゃんで遊んだことがある世代の人には、忘れかけてた幼児期の大切なお友達に映画館の中で再会して、私たちが大人の階段を上っていって彼女たちの存在を忘れたその後も、燦然と子供たちの夢みる心を守り続ける社会的使命を負った、世界中の子供たちのお友達。
映画館の中では、リアルサイズで超ハッピーなバービーワールドが目の前に広がっていて、遊園地やディズニーランドに遊びに行った時のように、胸がドキドキしまし。
お人形さん遊びをしてる時の子供の高揚感のままに、バービーとケンたちが会話を交わし、ダンスを踊り、お洒落な服をきて、本当に幸せそう。
大好きだったお友達の様子がちょっと変で、身の上を案じながら、ついつい物語に没頭していって、気が付くと大人になった観客(自分)が、幼い頃のお友達バービーに共感して、またバービーと心を通わせているという、心の旅を体験できる作品でした。
個人的に好きな作品です。子どもの頃、お人形さん遊びをしていた人には、幼少期に自分が描いていた夢の世界の崩壊の危機に、動揺して、刺さりまくると思います。
架空の世界の話なので、ミュージカルで舞台化して、再映画化すると、さらに洗練されて、この話で伝えたかった作者の思いが、より深く、より明確に表現できるんじゃないかと思いました。
この作品、十分素敵なのですが、とくに必要のないカットや台詞もあったんじゃないかなと思いました。思い切って、なくてもストーリーが成立するシーンはカットして、いきなりストーリーを止めるとか、いきなり歌い出すとか、そういう緩急のリズムがあってもいいのかなと思いました。
子供はいきなりお人形さん遊びをやめて、お母さんのところに走っていったり、泣いたり、笑ったり、忙しい生き物です。お母さんも子供のお世話が大変!
だからこその、子供が没頭できる世界を、大人が気合を入れて作ったのが、子供の集中が持続可能で、かつ情操教育に配慮して作ったハッピーな「バービーランド」で、玩具メーカーの人達が真面目に議論した結果、多様性に配慮したいろんな種類のバービーとケンが、仲良く暮らすバービーランドはキテレツ感が出てきてしまっていて、だからこそ、このお話はミュージカル化をどんどん進めてほしい。その方がもっと面白くなる。
20年後くらいに、ミュージカル化された「バービー」を観てみたいです。
人形の家
ピンク色のワーナーロゴから「2001年宇宙の旅」のパロディを経て、バービーランドを紹介するタイトルバックまでは快調で、これは傑作かもしれないと思っていたら、バービーが現実世界を訪れ、どうやら男社会と女社会の二項対立がテーマらしいと見えてきたあたりから、思考停止して物語が機能不全に陥ってしまう。
奇しくもイプセンの表題作も同じようなテーマで、もちろん大事なことではあるのだが、それを今さら声高に教条的に語っても、映画は空回りするだけだ。グレタ・ガーウィグは「フランシス・ハ」以来のファンだし、出演作も監督作も女性の生き方にこだわっているフシもあるが、いずれにしても今回はどうもボタンのかけ違いがあったようだ。
監督本人がバービーを演じるのは確かにタイプも違うし年齢も考慮して排除したのかもしれないが、彼女より年上のライアン・ゴズリングがケンを演じるのも同様に無理があるのでは?
最後に、ガーウィグさん、結婚おめでとうございます。既に長年のパートナーではあるけれど。
全アメリカ人女性に捧ぐ、普通のバービ-(女性自身)になる事への自由解放!
まぁ、歳甲斐もなく 観ちまった~ 映画「バ-ビ-」っすわ。
ファンの「オッペンハイマ-」のキノコ雲写真コラボですっかりゴタゴタ感が初っ端から出ちゃったけども。
かつ、どっかの政治的?背景の連中レビュ-で 公開前なのに150本程度も★1投稿されてすっかり 悪意ある評価を受けた様だ。よって現在点数が低いのはこのセイ。現時点での この評価点情報はニセモノと思って良いでしょう。
今作は 全く 原爆関係とは一切無関係である。関係シーンなど微塵も出て来ないよ。安心して日本人は見て欲しいね。
そして予想外だったのは 案外シッカリしたアメリカ人女性像をテーマに語られていた事だな。
見た目はハチャメチャで爆笑もしたけど、現代の女性が抱えている悩みをこのバービ-人形を通して上手く表現している点である。
これは秀逸さを感じたわ。アメリカで大ヒットするハズである。
残念だが日本人DNAにはこの類は少ないので共感は低いかも知れないかも。劇場に外人で男女ピンクの洒落たコーディネイト服の来場者が数名いたわ。凄い人気なんだと思った。
---mc----
バービー(主):マーゴット・ロビーさん
ケン(主の彼):ライアン・ゴズリングさん
グロリア(人間界持ち主母):アメリカ・フェレーラさん
サーシャ(人間界持ち主娘):アリアナ・グリーンブラットさん
ルース・ハンドラー:リー・パールマンさん
ナレーター?(老人):ヘレン・ミレンさん
特筆すべき点は、街で見かける老人役(ナレ-タ)でヘレンミレンが観れたことかな。
そこは おおおお~っとなった。流石大御所女優・・・いい味ですナ。
バービー人形の生みの親、ルース・ハンドラー。
彼女は2002年(85歳)に亡くなった。バービー人形を開発した彼女はかつてマテル社の社長だったが、粉飾決算で告訴され、有罪判決を受けている。彼女の娘 ”バーバラ”が 人形の”バービー”名となったのである。この辺りの説明をさらりとやってる所がニクイ~。
兎に角、共感して良かった点は、
大人になってから娘のバービ-で人形遊びをしたグロリアの マシンガントーク。 今のアメリカ女性大半が抱えて感じているその思いを一気に語る所である。ここは凄く良かったし分かりやすかった。
ある意味幼少時は憧れの人形(職業・スタイル・イメ-ジ)だったが、実際大人になって、自身の娘も大きくなった時、今とかつての自分を見つめ直した時に コノ現実との乖離をバービ-に求める・・・普通のバービ-を売って欲しい願い!!!
かつての憧れ そしてスタイル。今の自分にも当てはまるスタイルを人形にもあっても良いじゃない~の発想だ。
何処かに現代の女性が抱える悩みがあるとしたら それを自由解放して欲しい望みをバービ-に託しているのだと感じた。
ラストは、バービ-は自分らしく生きる憧れの夢を抱いて人形の世界から人間界に人に成ってやってくる。
そして人間界の人々の助け応援が有って、病院(産婦人科)へ。
ナ・ン・デ ??
そう 人形 ⇒ 人間の女性。女性である証(生殖器)を認めてもらう為である。
日本版:”リカちゃん” もやってくれ。デミ・ム-アなら出てくれそう!
リカちゃんキャッスルは 福島県にあるしね、使えそう。
興味ある方は 是非劇場へ。
バービー世界を実写化!強いメッセージとシュールな笑いに包まれた風刺的な作品!
【あらすじ】
様々なバービーとケンたちが暮らすバービーランド。主人公のバービー(マーゴットロビー)は完璧な自分に戻るために、現実の世界に自分の持ち主を探しに行く。しかし、現実の世界はバービーランドとは全く違っていた…。
【感想】
序盤:何だこれ…?
中盤:この映画のテーマが分かってきたぞ!
終盤:(ケンのダンスを観て)何だこれ…??
結論、面白かったです!
主演のマーゴットロビーの魅了が溢れる作品でした。私が思うマーゴットロビーの魅了は、喜怒哀楽を120%観客に伝える力だと思います!顔立ちや演技にも華があり、ド派手なバービーランドに負けない存在感でした!
もう1人の主人公ケン。
ライアン・コズリングがコメディ役は新鮮でしたが、全力で演じ切っていました!
特に最後のダンスはもう笑っちゃいました!
そして、コメディ3大俳優(私が勝手に作りました)の1人、ウィル・フェレルも今作でユーモアのセンスを大爆発させてくれました。
実は結構好きな俳優だったので、スクリーンで観るのは新鮮で嬉しかったです。
バービーランドはCGでなく、本当にセットで作ったと聞いて驚きました。
このセットを作るために、ピンク塗料が世界的に不足になったとか。笑
ただのシュールなコメディ映画ではなく、メッセージ性の強い、深い作品でした。
男性と女性で鑑賞後の感想も変わってくるんじゃないかなと思います。
【お気に入りのシーン】
ケンのダンスシーン。
バービーとピンク
アメリカのドラマや映画の中で言われる「バービーみたいな女の子」は軽い侮蔑が入ってる。小さい頃からアメリカのシットコムで育った私の印象はそんな感じだった。
金髪の女の子は軽い胸が大きい女の子は頭悪い。だからバービー人形を好きなことは何となくはっきりと言えなくて悲しいなーと思ってた。でもこの映画を見てそんな悲しい思いをする女の子が居なくなるかもと思った。
バービーはちゃんとしっかり自分で歩いていける女の子だし男に頼らなくても生きていける。ピンクだって何となく好きと言いにくい色じゃなくて胸張って好きと言える
観終わった後は清々しい気持ちになった。
万人受け、エンタメ仕立てが極まる
先日「哀れなるものたち」を見たが、双璧を成すような内容だったと感じる。
かたや欧州の、かたや米国の、といった具合に。
テーマを同じにした作品はここ数年、本当にたくさん作られている印象があるが、
初期のホラーじみた描かれ方に比べ、ついに万人受け、エンタメ仕立てが極まった感が強い。以降、これらを基軸とし、派生した作品は生まれても、越えるエンタメ系ジェンダー作品は難しいかもと想像した。
男であることも、女であることも、
ありつつ、よりよく生きようとすることも、
なんか大変だなぁとしみじみ思わされる。
なぜならそれは完璧なイメージで、
イメージは現実ではないからイメージなのだ。
実現することもなければ、実現させると何かが歪む。
刷り込まれたそれらを恐ろしくともはぎ取って、
「人間」として歩み始めたバービーに幸あれ。
そこから何をどうつかみとってゆくのか。
前途に先行するイメージはない。
ポップな画面と、チャーミングな面々がとにかく楽しい。
一番好きなキャラは案外、CEOだったりするw
泣いて笑って七変化、ライアン・ゴズリングの熱演も良かった。
ピンクとマーゴット一色にしたことの勝利!
この映画で良かったところは、美術 衣装 マーゴット ライアン アメリカが出ていた事。
マーゴットじゃなかったら、主張の弱い纏まりのない映画に見えると思う。
ケンの存在の弱さが現代の男性の悩みとリンクしてるのはある意味裏テーマぽくて面白かった。
最後に病院に行くのは人間として生きることへの覚悟と生々しさなのかもしれないけど、演出としてはちょっとイマイチだった。
団塊ちょい遅世代から観たバービー
去年あまり食指も動かず、見逃したアンコール上映を観てみました
たしかに家父長制やMe Tooの時代にメッセージとして感じられた方の意見は、理解出来るのですが、私の感想からいうと、バービーの持つアメリカの小手先から繰り出される問題って、ピンとこないですってこと
かのバービーが日本を席巻したというならまだしも、ある層の子女向けのこの世界観はなじみとしても、興行的に大きなインパクトは感じなかったです
結果まあ観てもそこそこの感動 お遊戯レベルの映画としてしか感じなかった
セットの世界観はよくつくられてましたよ
あとネトフリのセックス・エデュケーションのメンバーが結構出てましたが、プロデューサーの関係なのか少し気にはなりました
以上です
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