バービーのレビュー・感想・評価
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何かの思想?
最初は良かった。
バービーランドでかわいいピンクに囲まれたバービーたちに、曖昧な恋人?のケン。アラン。
バービー人形たちのファンタジーな世界がワクワク。
人形が人間の世界へ行って真実を知り直面して行く?
死を想像したことで人形に異変が起き、それはそのバービーで遊んだ人間の思いが人形に吹き込まれたことで起きた異変だと分かり、裂け目を閉じるためにその人間と一緒にバービーランドに戻ったら、ケンがバービーランドを支配しており、ケンVSバービーになって、何でか今度はケンVSケンになって、はぁーーーーー?!何かもう分からんってなってしまった。
途中から観るのが辛くなってきたんだけど 何回か観たら分かるんかな。
マーゴット・ロビーめちゃくちゃ可愛くてバービー人形にピッタリだったし、ライアン・ゴズリングのケンもムキムキでかっこいいと思ったけど、何でケンはあんなに影薄い設定なの?
そしてマーゴット・ロビーのバービーは最後なんで人間になるの?えー???
私に想像力がなかったのか残念な感じでよく分かりませんでした。マーゴット・ロビーは問題なしに可愛かったのでそれだけに星3です。
なかなかの珍品?
さすがインディーズ出身の
グレタ・ガーヴィック監督。
分かる人にはわかるギャグ、
ユーモアを散りばめながら
フェミニズムメッセージを
ビシッと突き刺します。
ピンク一色のカラフルな
バービーランドは、毎日ダンス&
パーティーのような夢のような街。
けれど、身体に起きたある異変を
感じたバービーは、人間社会へ。
あまりの現実世界に戸惑いながらも
バービーは大きな決心をする。
その決意とは……。
なんて話なんですが、会話が結構理屈っぽく
哲学的な要素も入ったりして、笑いとマジメの
バランスが妙な感じで、いい意味で変な、
珍しい作品だと僕は思いました。
でも考えてみると、バービーやリカちゃん人形の
世界って、今の時代から見ると不思議な気もしますよね。
面白かった。 バービーランドとリアルワールドの繋がりがよくわからな...
面白かった。
バービーランドとリアルワールドの繋がりがよくわからなかったけどあまり気にならない
最初のツァラトゥストラでこの世界の設定はこうですっての良かった
バービー>おもちゃ>子供が使うもの>子供の記憶と偏見したのを咎めてくれたのが一番の収穫
自分は何者なのかの問いに対して見事な着地だった
イメージが真っピンク過ぎて敬遠されがちだとおもうけど、楽しくなれる映画だと思う
一番楽しめるのはバービー人形で遊んだことある人なのは間違いないと思うが
二者択一かアウフヘーベンするか
昔親の転勤で海外にいってたこともあって人形そのものも知っていたのですが、周りの友人から聞いて何となくみる前~最初は自己肯定感映画なのかなと思いました。
割とそうではなかった。以下はネタバレだが、以下は男女の代名詞ではなく主人公の二名をバービー、ケンとする。
現実世界に行きミソジニーにドン引きするバービーと、バービーに振り向かれず自信喪失していたが現実世界で男性活躍の可能性を信じるケン。そこでフェミニズムとミソジニーが二項対立に走る。ただ、バービー世界の女性陣が持つフェミニズムは男女平等というよりややミサンドリー的な考えの持ち主だという印象を抱いた。また、バービーの世界はフェミニズムが前提であり常識であるから、現実世界にとっては変化をもたらす存在であるが、彼女ら自身は変化(男性優位のケンランド)にたいして抗議した
面白かったのが、持ち主が現実世界で持つ女の生活の矛盾を語るところ。それは私自身が男性との関わりで感じる部分でもあった。ルッキズムから、女はこう振る舞うべきという受動的な行動規範であった。その持ち主は恐らくフェミニストだが、マーベルの社員として活躍しており、ミソジニーに偏ってしまったバービーの世界に提案を試みることろ。娘も次第に打ち解けていくようでよかったです。その人が現実世界にたいして希望を抱いていないためか、より現実的かつ悲観的(ダル着、うつ病など)なイメージを投影するバージョンを上司に提案したのも面白かった。
バービーはケンを励ましたのにも関わらず、特技がないバージョンのバービーであるため、自分を見失ってしまい、創業者に頼んで何者かになれる人間世界に送ってもらった、、?
私としては男女はお互いに影響を受けて振る舞うことは当然だと認識していたので、現実世界=性別に影響されないっていうメッセージがあまり理解ができなかった。
ちなみに同じ映画館の人がこれ日本人向けじゃないよね~って言ってて、割と日本では男女は男女意識が強く、ミソジニーが浸透しており、かつ上昇志向というよりかは周りの影響を受ける傾向にあるのかと我に返った。
確かにキャピタリズムが繁栄した、米国なんかでは、女の人も学歴があり、医師や弁護士、MBAとればキャリアも男性同様なんとかなるきはするが、そうすると最初の現実世界の描写と矛盾するしな。となるとこれはバービー自身が捉えた現実世界なの?監督が言いたいことがあまりわからなかったです。
バッティングセンターに行ったような感覚
映画は、作者が投げかけたメッセージを我々観客が受け取るキャッチボールである。それがなるべく分かりやすく行えた方が良い映画だと思っている。
しかし今回は作者がただボールを投げているだけで、読者が拾いきれない部分も大いに出てきた。そのためバッティングセンターに行っているような感覚に近い。
映画自体に退屈する箇所は全くなく、面白く視聴することはできた。バービーの本気を感じることはできたが、映画としての出来を考えた時にそこが残念に思える。
クスッと笑えるシーンや風刺的な台詞の数々は本当に秀逸だった。しかしバービーランドへの行き方や、後半部分のメッセージ等が曖昧になっている。そこをあと30分ほど尺を使って述べてくれれば、より良いものとなったかもしれない。
前半は凄いが、後半は微妙に感じた!!
出だしはバービーワールドに観客を引き込むのが本当に上手く、ハッピーな気分になりました。バービー遊びあるあるネタや自虐ネタも豊富で、これは★5間違いないと思いました。しかし、人間の母親がお弁舌を述べたあたりから雲行きが怪しくなり、感性が占めた内容は理屈っぽくなり、作り手が変わったのかと思いました。バービーは気力を失ってしまいつまらなく感じ、残念に思いました。FF6のティナを思い出しました。ハツラツとしたマーゴットにすぐ戻ってまた自信を持って解決して欲しかったですし、最後はロスに住むのではなく、人間に愛されるドールというハッピーで普遍的な締め方をして欲しかったです。マテル社の黒服たちも人数が多くて常に圧迫感があり、また爺ばかりで何か不快でした。マーゴットもゴズリングも決して若くはないですが、ドール役を違和感なくこなしていて流石でした。ゴズリングはラ・ラ・ランドで女に捨てられた意趣返しをしているように感じ、興味深かったです。プレイリストも良かったです。男性がバカっぽく描かれていますが、逆にこれくらい女性に甘えても良いのかと、「ボブという名の猫」でも感じましたが気持ちが楽になりました。
バービーの光と影をポップにしっとりと描く
人間の思いがバービーに影響を与え、バービーが人間的な感情を持ち合わせてしまったことから、人間界とバービーランドの裂け目の修復目的で人間界へ赴くバービー(と勝手について来たケン)。
2人が人間界を経験したことによりバービーランドのパワーバランスが変わり、女性優位から男性優位のケンダムランドへ、そしてラストシーンを迎える本作。
バービーランドと人間社会の2つの世界を描くことで、人形のフラットな世界観から、立体的に見えてくる面白さを描く。
人間がバービーに影響を与えるのはともかく、バービー人形が独立した考えを持ち、行動していくのは、AIバービー的で違和感を感じずにはいられないが、バービーが人間的感情を持ち合わせたら、というイフが展開されているのだと思い、大目にみたい。
盛り込むテーマや配慮すべき項目が多く、コンセプトが全体的にボヤけたしまった印象がある。
ケン役をライアンが演じるのはあまりに老けすぎているが、マーゴットロビーも年齢的には成熟しているのでなんとか許容できるキャスティングにはなっている。2人とも圧巻の演技であることに異論はないが。
ベティでお馴染み、アメリカフェレーラのポリコレ批判の長回しは、多くの女性が共感するだろうし、ある種映画の肝の部分になっているので、注目したい。
バービーランドの世界観のつくりこみはすばらしいし、愛を感じる。音楽もアイススパイス、ニッキーをはじめ、豪華女性アーティストが楽曲提供しており、聴き応え十分である。
マテル社との軋轢も多かったことが予想される本作。子供から大人まで楽しめる作品を求められ、多大なプレッシャーも多かっただろうが、見事着地させたグレタカーヴィクの力量に賞賛の拍手を送りたくなった。
えっ、面白い!
もっと主義主張の激しい映画かと思ったけど、ちゃんと世界観、キャラで面白おかしく味付けしてあって面白かった!
しっかりしたミュージカルコメディ映画。
マーゴットロビーのバービーっぷりが素晴らしい。
バービーに詳しくないけど、詳しい人からすると色々とネタが分かってより面白いと思う。
あと映画に詳しい人。
世界観は設定ガバガバだけど、そんなことはどうでもいいのだ。
しっかり言いたいことを言いつつ、笑わせてくれるんだから凄いよ。
子ども騙しではない完璧な娯楽映画
グダグダのアイドル映画か、強強のポリコレ・フェミニスト映画かと思ったら、決して子ども騙しではない巧みなストーリー。過去の失敗作も繰り出し、果てしない自虐を厭わない遊び心溢れるマテル社の全面協力も見事。空想界と現実界のそれぞれの意味を失わせず包摂する世界観作りも上手。最後のオチはこれ以上は考えられない。娯楽作品として完璧。
オシャレでポップな自己探求
オシャレなドリームバービーランド。そこではみんなバービーで、みんながケン。唯一無二の存在のアラン(笑)!ケンもバカっぽいけど、ちゃんとアイデンティティーについて考えている。深い。みんな違って、みんないい。楽しく、いろいろ考えさせられる時間だった。
可愛い世界観!
Barbie landはポップで可愛いプラスチックの世界として、クオリティの高い映像だった。音楽も多く、楽しい雰囲気で見れた。ただ、real worldの方は複雑が故、私に刺さるようなリアルさが不十分だったかなと思う。結末の持っていき方もなーー、、。なんかな。とにかく衣装は可愛い。
リアルの男女の性差はもっと根深いと思うのだけど…
フェミニズムや製造元のおもちゃ会社すら揶揄しているおバカ映画と聞いてみてみた。
確かに、名作のパロディなどは、笑えるものがあった。
しかし、バービーがマテル社で逃げ惑っている時に、何故かマトリックス的に民家のキッチンにバービーが迷い込み老婆が出てくる展開には、頭の中では?しか出てこなかった。
最終的には後半で、老婆はバービーの生みの親の亡霊だとネタばらしされたが、そうすると人形の国が現実世界に介入してあーゆう展開になったのだろうか?
なんとも、ご都合主義の描きたにしか見えず、私はそこまでこの映画に入りきれなかった。
男女の性差(男は女を従えたい生き物といった描き方)も、アリーmyラブのように、現実のセクハラ訴訟や職場の問題を出された方が、何となく実感が湧くが、この映画にはそういったリアリティがなかった。
その分、見終わったあとはどうも肩透かしを食らったような感覚しか生まれなかった。
現実のジェンダー問題って、もっと複雑ですよ…。
最後のシーンが深い
バービーはプラスチックの人形で、下はツルペタ。
最後のシーンで婦人科に行ったのは、人間になる事を選び最初に女性という自分の体を知る為=自分をきちんと理解してケアする。というメッセージだったのかな。
サンダル履いてたから、てっきり妊婦健診かと思ったけど違うみたい。
人間は死があるがゆえに人生は一度きり=人間の生に対する喜びをバービーは感じたかった。か、興味本位か。
鑑賞後しばらくレビューを書けずにいた。
それは、あまりにも女性が強すぎる内容だったから。
私は女性だから、理解できる部分は沢山あった。
でも、あまりにも女性本位に見えた。
ケンが弱々しかったからかな、、、
男女共に手を取り、助け合い、切磋琢磨するパートナーとして描かれていない。
私は私。あなたはあなた。女性や権力をお飾りにしなくても、あなたはあなた自身で十分。バービーはケンに伝える。
あるポッドキャストで男性が言ってたのは、「女性は社会から離され家事育児をしていた。男性がいざ社会から切り離されたら何が残る?女性はその孤独に耐え頑張っている。男にそれができるのか」みたいな内容だった。
ケンは身一つで立ち上がらなければならない。
だけど、「あなたはあなたでいい」がアバウト過ぎて、突き放された感覚。
久しぶりにネガティブな事書いてしまったが、
世界観はとても可愛らしく徹底されている。
ファッションもステキだし、バービーの悩みながらもポジティブな姿がマーゴット・ロビーによって完璧に表現されていると思う。
センシティブな内容だけど、笑いどころ満載で、鑑賞後に自分らの考えや気づきをディスカッションするきっかけになる映画。
Netflixの「ボクらを作ったオモチャたち」で、バービーの歴史や登場するキャラクターを知る事ができるので合わせて観るのがおすすめ。
ガル・ガドットのバービーも見たかったなー✨
多様性?
女性が責任ある役職をどんどんやっていくことも素晴らしくて、家庭を第一優先に生きていきたい人がそうすることも素晴らしい。
男性がプライベートを優先に働くことも、仕事で自己実現することも素敵だと思う。
性差による得意不得意はあれど、"らしさ"や"べき"に自分が縛られていないのであれば健全なんだろう。
気づけなかったユーモアやギャグがたくさんあった気がして悔しかった。
幼い頃お人形遊びの楽しさが分からなかった。バービーの世界に惹かれたことがなかったけれど、スクリーンで見たお人形の世界はとってもチャーミングで出てくる女優さん皆可愛らしくてキラキラしていた。こんな風に子供の頃に無かった感性が今の自分の中にあることを発見してくれるエンタメがありがたい。
中盤少し物語から気が逸れてしまった為3.5。
期待していたよりもはるかにブラックユーモアたっぷりで最初から最後ま...
期待していたよりもはるかにブラックユーモアたっぷりで最初から最後までずっとクスクスしっぱなし😂😂😂
ライアン・ゴズリング演じるケンの当初の屑っぷりがかなりイラつく感じではあったけど↓↓↓
怒りゲージ
MIN ■■■■■■■□□□ MAX (("o(-"-;)プルプル
現実世界に飛び込んだケンはこれまでの価値観を完全に覆す衝撃的な新しい価値観を知って人が(いや人形が、か?)変わる。それって誰にでも起こりうること。無知ほど怖いことはない。やはり変革は『意識と知識』から。
でもそんなのぜーんぶ抜きにして、ポジティブハッピーパワー満載で元気になれるスーパームービー✨✨✨
おもしろ…い?
まず世界観が合わなかった。あのバービー世界のピヨピヨした感じが受け付けなくてなかなか情報が頭に入ってこなかったけど『まぁバービーの世界だし…』と思って観ていた。そして定番バービーが死を考え始めたところからグッと興味を惹き始めたが、その後の人間世界に行ってからが微妙だった。バービーの世界は振り切った世界なのはわかるけど、人間社会まで割とデフォルメされた世界観でバービー世界の単純さに対して人間世界はもう少しリアリティを持って描かれないと対比としての面白さがないのでは…?と思ってしまった(女社会と男社会という対比にはなっていたと思うけど)
また、人間社会でも一部の人間にバービー社会が認知されていたり、あの世界そのもののルールがよくわからなかった。役員秘書の女性のバービーってことはわかったけど、定番バービーは現実世界に無数に存在しているはずなのに、バービー社会では一人しかいないのは何故だろうか?また、後半はほとんど言葉で主張を繰り返すばかりになっていて観ていてうんざりした。
女性の生きづらさや困難を描くのであれば、もう少し上手いやり方はあったのではないだろうか?ケンが支配する世界で洗脳されたバービー達を洗脳から解いて、元の世界に戻す。でも、以前の自分達の振る舞いも反省してケンにも歩み寄るってなるけど、ケンが自分も判事になりたいと言っても了承はしない。そして、アランという中立、中性的なキャラクターは都合の良いお世話キャラクターとして描かれているのは都合が良くないだろうか?また、現実世界のバービーを作っているメーカーは女性をターゲットにしながら重役は全員男性で差別的だ。もし世の中の男女格差を批判するのであれば、彼らが報いを受けなければいけなかったのではないだろうか?男性社会でも既得権益についていて、男らしさを増長させているのは彼等の存在が大きいはずだ。一口に男性と言っても権力の世界から爪弾きにされて、その辺縁にいる利益を得られづらい男性も多くいる。そして、そんな所謂弱者男性は自分が得られなかった利益の理由を自分より社会的立場の弱い者達に向ける(そして彼らがミソジニーやインセルになる)
人種問題などは社会の構造批判になるが、男女問題の時に男性の存在そのものが攻撃対象になることがうんざりするぐらい多くなる。それは、実際にある男女の格差を縮めることはなく、むしろ対立を激化すると思う。女性は溜飲を下げ、男性は言葉を失うがそれは一時的なもので裏ではより深い対立を産んでいると思う。
この映画はまさにその象徴のように感じた。誰が利益を得ているのか、もう一度考えた方が良いかもしれない。
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