search #サーチ2のレビュー・感想・評価
全182件中、1~20件目を表示
デジタル世代のスキルすげえ。
一作目に関しては、アイデアや構成の面白さはわかるが、ギミックを精査したことでこぢんまりとしてしまった印象はあった。ところがこの第二弾では、すべてがパソコンやスマホの画面上で進行するという建前はあるものの、絶対に整合性が取れない絵面が飛び出してきて、作品としてのルールよりも面白さの追求が勝っている。そんなアホなと思いはするが、じゃあダメかというとそんなことは一切なくて、わりとオチは読めるものの、ガンガンムチャをしてくれる景気の良さが楽しい。
シリーズとしては、オンライン上でさまざまなハードルを突破していくのが大きな見どころだが、女子高生のデジタルスキルに驚く。もう普通の10代がこんなだったら、われわれ世代のセキュリティなんて鼻紙ほどの頼りがいもないですよ。と戦々恐々とさせられるのもいい体験だった。
前作の画期的な試みをさらに進化させ映像化。純粋にこの手法は面白く、期待を裏切らない作品!
前作のサスペンススリラー「search サーチ」(2018年)は本当に革新的でした。
あらゆるシーンが「パソコンの画面上」で展開されていき、この時代だからこそ生まれた作品と言えます。
思えば、アカデミー賞でも話題となり日本では2017年に公開した「LION ライオン 25年目のただいま」では、インドで迷子になった5歳の少年が25年後に、わずかな記憶を頼りにGoogle Earthを駆使し、オーストラリアの家に居ながらにしてインドの故郷を探し出した「実話」が描かれていましたが、もはやそういう時代なのでしょう。
本作は、高校生の娘が母親を探す物語。この主人公の女子高生がデジタルネイティブ世代とは言え、ありとあらゆるツールを駆使して、めちゃくちゃ速いスピードで世界中のデジタルリソースを使いながら様々な情報を探し出す様は、ただただ圧倒されますし、「これ以上ないエンタメ」とも言えます。
前作「search サーチ」が好きだったので、さらに進化した本作に喜びを感じました。
そして、期待を裏切らない面白さ!
この画期的な作品に触れないのは勿体ないと思うので、是非、スクリーンで体感してほしい作品です。
ハビエルが最高!
前作での斬新さが凄かったのに対して、この二作目ではちょっとパソコン画面から離れてるのが気になったかな(PC画面にしては無理がある点)。そして今回はタイピングの速さだけではなく、アドレスやパスワードのコピペテクニックが凄かった。
最近は日本でもライドシェア問題が取り沙汰されているが、ウーバー・ドライバーの胡散臭さも描かれていました。タクシー会社へ問い合わせすることも出来ず、結局はそこがミソになったかと。
スペイン語勉強しとけばよかった~などと、翻訳機能だけでは難しい点。パソコンを使いこなす技術は凄いのですが、どこかでアナログな知識も必要だと思わせてくれた。siriはよくわかんないけど、最近は車の中でも「ヘイ、トヨタ」とか「アレクサ」とか言っている自分がいる・・・
いやあ面白かった!とても良くできた脚本でした。
いやあ面白かった!とても良くできた脚本でした。コンピューターやスマホに精通している人程面白いと思います。
前作searchとは違う話なのでsearch/#サーチ2だけ観ても楽しめるとは思いますが若干1のシーンを引用しているシーンがあるので1を観てから2を観た方がより楽しめるかと思います。
とにかくよく出来た脚本で面白かったので翌日息子を誘ってもう一度観に行きました。
デジタルってすごい
テンポよく新しい情報がわかってきて、パソコン上だかはジューンと一緒に手がかりを見つけていく感覚になってくる。
前作同様に細かい伏線も効果的で楽しい。
フェイスタイム、世界のライブカメラ、スマートウォッチ、Siri、ネットフリックス、などなど多様化しているデジタルコンテンツがストーリーにうまく盛り込まれている。
海を超えてコロンビアとの連携は圧巻だった。それができたのは、言うまでもなくデジタル機器のおかげ。情報社会にとってスケールは無限大であるというメッセージのようにも感じた。
デスクトップのMac が欲しくなる
パソコンの画面内で物語は進む
前作同様に面白かった
テクノロジーやITサービスの進化と
それを使いこなすZ世代の主人公の行動力がすごかった。
サポートする大人たちも味があり
誰が真犯人なのか最後までわからなかった。
しかし、このシリーズの映画を観るたびに
デスクトップのMac が欲しくなるなあw
ヘイ!siri!
アマプラで暇つぶしに見るつもりが見入ってしまった!
これは良作!
画面のみで全てのシーンが展開していく意欲的な作品だけと予想以上にストーリーがしっかりしていて、最初はまさかの浮気?から始まり過去の犯罪歴から詐欺師疑惑が出てきて、、
さらに二転三転していくストーリーはなかなかに面白い!
前作も見たくなった(^o^)
Gメールは使わん方が
良さそうな気がしてきた。こんな子おったらもう丸裸やん。
二人で旅行に出かけて、帰国予定の日に娘が空港に迎えに行くも予定の時間になっても現れず、最後の便の乗客がいなくなっても二人の姿はなかった。
これは失踪事件なのか、それとも何かの目的があって行方をくらませているのか。
この奇妙な失踪をうけて高校生の娘ジューンは警察に捜査を依頼するが今一つ動きがよくない。そこでスマホやパソコンを駆使して二人の行方を追いかけ始める。
手口はもう犯罪スレスレかと思ったら完全アウトなヤツも、事情が事情やからええやん!的なノリでガンガンセキュリティの壁を崩していく。
なんなら母親の恋人のGoogleの個人アカウントを突破していったり、母親のマッチングアプリの履歴を見たりと、セキュリティってなに?おいしいの?的な勢いでガンガン情報を集めて、旅行先の二人の足取りを追っていく。
ただ、あーあんまり無茶な設定は入れてないなーと思ったのが、防犯カメラのハッキングとか、警察の犯罪者情報の履歴を盗んだりすることはできない。あくまで一般的には入れる範囲のところで無茶してる感じ。
物語は結構転調が利いていて、あっちに話を誘導してるなーと思うとそれがミスリードやったり、で、こっちかなとおもうとそれもサクッと潰してくる。
まあそれでも、賢明などんでんストーリーウオッチャーさんはもしかしたら気が付いちゃうかもしれないなーというところもあり、私はなんとかなり序盤の方で気が付いてしまいました。はい、ちょっとした自慢です。
ともかく、サスペンスとしては短い尺でちゃんとできてて、終盤まではそっちちゃうかーとミルクボーイと化してしまうのだが、終盤&オチは多少うーんという出来かなぁ。
佳作、がピッタリの表現かな。でも面白いよ。
今どきの18歳は…
前作見ずに鑑賞。
なにはともあれ、18歳の検索の速さに驚き。今どきの18歳は、みんなこんな感じなのか?
と、そのスピーディな検索で、どんどん話が進むので、アラフィフの俺はついて行くのがやっとです(^_^;)
スピーディな展開で、ストーリーもよく出来てて、ミステリーとしては良い作品なんだけど、やはりパソコンの画面内の映像のみなので、ちょっと物足りないかなぁ~
ちょっと捻りすぎか?
字幕版。
面白かった。
伏線の張り方とミスリードが絶妙で、二転三転する展開に最後までハラハラさせられた。
ただちょっと捻りすぎな感がなきにしもあらず。
「PC画面縛り」は本作でも健在。この縛りを超えて見せたいシーンは、再現ドラマという体にして見せる演出はなかなか考えたなあと。
次回作があるとするなら、次はチャット型AIがフィーチャーされそうな予感。
面白かったんだけども
サーチ1の主人公は、失踪した10代の娘のSNSを解読し交遊関係を探っていく父親だった。2では、10代の娘が主人公で、失踪するのは母親で、母親の知らない一面を探っていくというよりは、ネットを駆使して母親が巻き込まれた事件を解決する。
1の、PC画面だけを観させる斬新な設定は、息の詰まる緊迫感があり、そこからニュース映像などを駆使して、舞台が広がって行く様にはオオーっと感心したものだが、2では、始めからライブカメラを多用しているので、果たして設定が活かされているのか疑問に思った。
二匹目のどじょうは実在した
PCやスマホの画面でのみ物語が進むという斬新な設定だった『search』。その2作目がこれ。この作品も、同じようにPCやスマホの画面でのみ物語が進みます。
映画作品では、多くの場合、二匹目のどじょうは居ないというのが定説ですが、この作品は違うようですね。2作目のハードルが高いのは、“前作ではああいう事だったら、2作目では、どういう展開になるかね?”と言う様に、前作を踏まえての鑑賞になってしまうので、ストーリー設定が難しく、且つ、物語のパターンは言うほど多くないという事から、2作目は凡庸になってしまう訳ですが、この作品は、その前作の呪縛を凌駕してきました。『そう来たか!』と。
細かい事を言えば、ちょっと説明が足りないところもありますが、でもそれで物語が破綻することは無く、むしろ逆に、説明されていなかったことが逆に後で伏線であったという展開もあって、物語の展開に引き込まれました。
それにしても、アメリカって、こんなにSNSやネットサービスが普及しているんですね。驚きです。日本は、G7でGDPが最下位になってしまいましたからねえ。やっぱり、ディスラプティブなサービスの進化は必要だと思います。なんだかんだと言って、それに対する抵抗勢力が強くて、サービスの進化は進まないんですが。
デジタル好きなんで良かった!
インターネットやスマホなどの機能使って色々操作するアイデアは結構あるけど
ここまでしっかりした映画はあんまりないんじゃないかな?
最後らへんで「おいおいw結局ただのサスペンスかよw」とおもったけどそうじゃなく最までデジタルやった
ある意味これも新しいソリッドシチュエーションやな
#2を最初に見たからこんどは1を見てみようと思う
初見が大事、吹替か字幕か?
前作を超えたかも?
2020年に観た『search/サーチ』(原題:Searching 2018年)とは繋がりが無いと聞いたので観なおさずに鑑賞したが問題無くて、興味があれば前作も。
いろんなツールを使いこなす《格好良さ》と《ついて行けない自分》と《便利だが怖い世界観》を考えさせられる。この進化や至る所に有る監視カメラの数は止まらない。みんなが使いこなせなくても良いが犯罪の抑止に繋がる事を祈る。
「パソコン画面で観るのも良し」と聞いたが大画面テレビで楽しめる。
日本語吹き替え版も近々観ようと思うが初見のお楽しみはもう味わえ無いので残念だ。
自分の理解力のせいなのか、演出の不備なのか
ちょっと、細かな部分のつながりが良く理解できなかった。
これは、デジタルに疎い自分のせいなのか、ただの演出上の不備なのか、それともそこを含めて「狙い」なのか。まあ、わりと肯定的に受け取りましたけど、前作でよかったところが受け継がれていない気がします。
ラスト、警官隊が突入する場面で、連続ドラマの第9話がポーズする画面と重なり「今まで見せられていたものはフィクションでした」みたいなツイストが起こりますが、これが混乱に拍車を掛けます。
大きな話の流れはだいたい理解できましたが、コロンビアの宅配アプリ専門のドライバーのおじさんとどうつながったのかとか、急に画面が客観視店に切り替わり、普通のドラマのように見える場面など、興ざめな印象でした。
続編としては、及第点といったところでしょうか。今後、低予算で次々にシリーズが展開していくかもしれませんね。
あー面白かった!
1を映画館に観に行って、すごく満足した記憶です。
続編が上映されてたのを知らず、アマプラで観ました。
深夜に部屋を真っ暗にして見ていたら、ちょっと途中で怖くなったり、
そのタイミングでなんでか小さな地震が来てミシッと天井がなり
かなりビビりながら鑑賞しました笑。
今回もシナリオが面白くて、カメラやモニター画面越しのみでの映像が
新鮮な緊張感をくれました。
なんというか、すべてが『映像』として
映画スクリーン上に更にもう一枚の画面を置くと
独特のホラー感がほんのり漂って癖になります。
モキュメンタリーホラーのイメージがあるからかな。
普通の演出だと、【このシーンは大丈夫】【このシーンは人が死ぬよ】
みたいな雰囲気が演出で出されてて、
緊張感にも緩急あって観れるんですが、
カメラをもう一枚はさむと、
全てのキャラが平等に被写体になり
次に何が起こるか分からない緊張感を感じるんですよね。
カメラ映像に写ってる人は、
死ぬフラグの立ったモブみたいに見えてしまうからかな?
1でもそうでしたが、捜査し尽くして
これ以上どうにもならないほどの行き詰まりに諦めかけた時、
主人公がふっとひらめいて新事実に行きつく
という展開がゾクゾクして大好きです。
今回も、どんどん現れる新展開に主人公とともに驚かされました。
「今そこにある危機」に出てた人だ!
恋人との旅行中に行方不明になった母親を、ネットを活用して探す少女の活躍を描く物語。
独創的なアイデアで注目を浴びた「search/サーチ」の第2作。続編ではなく、まったく新しい登場人物の新作ですね。
前作同様、ほぼPCの画面上で物語が進む展開。ロスとコロンビアの距離、或は行政上の問題もあり、その設定に無理を感じることなく物語に没入することが出来ました。
その意味では、前作以上に完成度は高いように感じます。
ただ、明らかになった犯罪自体は、辻褄が合わずに戸惑いを覚えてしまったのが残念。工夫が足りない・・・でななく、工夫し過ぎて蛇に足を付けてしまった・・・そんな印象を持ってしまいました。
私的評価はやや厳しめです。
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