ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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大切に受け継がれた71年版「チョコレート工場」の精神
「はじまり」を描く企画には当たり外れがある。でもこの映画は実に良くできていた。「パディントン」のポール・キング監督は、原作の真髄を掴み、胸弾むリズムとちょっと枠組みをはみ出すくらいの破天荒さで彩るのが巧い。そして何と言っても要となるのはティモシー・シャラメだ。彼の存在感は寸分の狂いなく世界観に合っていて、最高にコミカルでキュート。歌声も優雅で美しい。そんな彼が押し込められる宿屋やその住人たちの描写には、監督が愛するジュネの「デリカテッセン」の影響があるとか。さらにダンスシーンにはアステアのテイストが見て取れる。嬉々としてルンパ役を演じたヒュー・グラントをはじめ芸達者の競演も楽しいが、重要なのは全てのエッセンスが1971年の映画「チョコレート工場の秘密」へ通じている点だろう。あの名曲のメロディ、セリフ、色褪せることの無い精神。両作を並べて鑑賞すれば最大限の妙味が堪能できること請け合いである。
夢見ることからすべては始まる。お母さんと仲間たちが教えてくれること。
何よりも素晴らしいこと、それはすべてのキャストとスタッフが自分が期待されていることは何かを理解していることだ。それは過剰な演技を披露するということではないし、過剰な装飾を施すことではない。役柄と役割をわきまえ、周りを意識してなすべきことをなす。当たり前だけれど最も難しいことだ。
ティモシー・シャラメはいつも何かを伝えようとするウォンカになって、歌うのではなく想いを伝えようとする。チョコレートで人々を笑顔にする。その願いが叶えば、誰もが笑顔を浮かべてくれる。そしてお母さんにもう一度会える。彼の信じる心は常に開かれている。誰もが知っていることだけれど、心を開くこともとても難しいことだ。
母と離れて7年、修行の旅を続けてきた彼はチョコの街にやって来る。でも、持っていたお金は瞬く間になくなってしまう。なぜなら彼の心は常に開かれているからだ。心を開けば人は優しくなれる。でも、邪心を抱いたり、相手を敵と見なす猜疑心や支配欲を持った人に対しては無防備だ。だから騙されたり、罠に嵌められたり、追い込まれたり…。
最初の一夜を過ごすためにウォンカは宿屋を訪れる。文字が読めない彼は、宿屋の女将と使用人にまんまと騙されてしまう。地下の洗濯場では同じ手口で嵌められた人たちが働かされている。女将に育てられたという孤児ヌードルの手助けで仕事場を抜け出して広場に向かった彼は、自己紹介すると、とっておきのチョコレートを振る舞う。なんと空を飛べる魔法のチョコだ。慌てて駆けつけたチョコレート組合の三人衆が宙に浮かぶ。でも、夢見ることを禁じられた街で得た報酬はすべて取り上げられてしまう。
ウォンカの魔法のチョコを味わった3人組は気が気ではない。実は警察署長も敬虔なはずの神父もチョコ組合の三人衆に懐柔されている。ウォンカのチョコを味わった3人は強敵の出現にあの手この手を使って邪魔をする。こうして、街の支配者と何もかも奪われた者たちの対決の構図が形成されていく。
美味しいチョコレートを生むのはカカオ豆だ。貴重な豆を4つも盗まれてしまったウンパルンパは、警備失格者として島を追い出されて盗人を追っている。一方、大切なチョコが何者かに盗まれているウォンカは盗人対策の罠を仕掛ける。捕らえられたのは、オレンジ色のウンパルンパだ。ヒュー・グラントが演じる極めてスマートな紳士が物語の鍵を握る。秀逸な託し方だ。
夢見ることが禁じられた街で、欺瞞に晒された弱者が追いつめられていく。貧乏だから何もできない。貧困に追い込まれて心が俯いたとき人は夢を諦めてしまう。追い打ちをかけるかのように、不寛容で支配的な強者たちの癒着や賄賂によって正義がねじ曲げられる。卑劣な行為が横行し、力に任せて相手を捻じ伏せる理不尽な暴力が蔓延る。ポール・キング監督は、今世界で起こっている憂慮すべき事態を、寓話というオブラートに包み込んで物語に巧みに織り込んでいく。
お母さんとの思い出、ヌードル、そしてウンパルンパ。監督はウォンカを見守る存在によって行間に物語を紡いでいく。 いつも美味しいチョコレートを作ってくれたお母さんの笑顔、アルファベットが刻印された指輪をネックレスにしているヌードル、そしてカカオ豆を取り戻すためにウォンカを追うウンパルンパ。ヌードルとの約束に聞き耳を立てる人たちも忘れてはいけない。誰もがウォンカを見守っている。だからこそ彼らの物語には未来が与えられている。
憂慮すべき事態にウォンカはどう立ち向かうのか。人と人がつながり、知恵を出し合い、勇気を振り絞る。ひとりじゃできないことも、力を合わせて臨めばなんとかできるかもしれない。このテーマには、『パディントン』でも描かれた監督の真骨頂がある。ウォンカと仲間たちの大冒険は、人々の心に熱いエールを贈り、どんなことがあっても夢を諦めない姿に自分を重ね、勇気が沸いてくる。
ウォンカの生い立ち、ヌードルの願い、労働搾取の現実、好きな人への想い、そして誰もがワンコインで味わえる夢を叶えるチョコレート。ウォンカと仲間たちの夢、その先に出現する「魔法のチョコレート工場」は、ジョニー・デップ主演で描かれたあの工場へと見事につながっていく。
冒頭からラストまで、歌によって省略効果とメリハリを生み、エモーションを静かに劇的に高める。現代社会を生きる人々への熱いエールが詰まった作品に仕上げたポール・キングは、やはり素晴らしい語り部だ。
夢見ることからすべては始まる。だから夢を諦めないで…。ラストに明かされる母が残した人生を輝かせる秘訣が、明日に向かう大いなる希望をもたらす。
超有能な「パディントン」シリーズのクリエイターらが手掛けたファンタジー・ミュージカル映画の傑作。
ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演で大ヒットした「チャーリーとチョコレート工場」。
本作は「主人公ウィリー・ウォンカの始まりの物語」を描いた作品ですが、最大の特徴は何といっても「ミュージカル映画としてのクオリティーの高さ」です。
特に楽曲は、すべてと言っても言い過ぎではないほど名曲ぞろいの素敵な楽曲で構成されています。
そして、作品の雰囲気や展開は、子供から大人まで楽しめるコミカルで心地よい上質な完成度です。
それもそのはず本作は、イギリスが舞台の名作「パディントン」シリーズのポール・キング監督らを筆頭に、超有能な「パディントン」のクリエイターらが手掛けているからです。
主演のティモシー・シャラメの歌声は意外にも非常に魅力的で、あらためてスター性を感じます。
また、イギリス出身のヒュー・グラント、サリー・ホーキンス、オリビア・コールマン、ローワン・アトキンソンなどの実力派キャストが脇を固め、演技の面でも楽しめるようになっています。
ファンタジー・ミュージカル映画の傑作の誕生です!
全く新しいウォンカ!
チョコレート工場を立ち上げるまでに、邪魔する悪人がいたり、一緒に立ち上げる仲間もいたり、と王道のストーリーだったが、チョコレートのマジックがいっぱいで、夢にあふれていた!ミュージカル仕様なのも新しいね。
そして、なんといっても、ヒュー・グラントが演じるウンパルンパが最高!オレンジの顔で、緑の髪の毛で、変な踊りと歌を披露する。時々現れては、チョコレートを盗んでいくが、彼の出現を心待ちにしてしまうほど!
ついつい偉大な前作と比べてしまいがちだが、今回のウォンカのストーリーも気持ち新たに楽しめたわ。
2024 34本目
アメリカで大ヒットしたし勢いにのってるティモシーだから期待していました。
個人的にはウォンカはジョニーデップの印象が強かった。今作はほんとにプロローグ的な感じでしたね。デューンとはガラッと変わったティモシーも素晴らしかったし歌も上手い。
楽しめたけど盛り上がりがいまいちかなぁ
甘過ぎるチョコレート
本作で唄って踊れることまで示してみせたティモシー・シャラメ。ナイーブなクィアから影のあるカニバリストまで、そのゲイ達者?ぶりは折り紙つきだ。筋肉なら俺の方が勝っていると思っているあなた、それは少々甘すぎる。直近の『DUNE』ではとうとうアクション俳優の仲間入まではたしているティミー、ハリウッド式科学的トレーニングをこなしさえすれば、あっという間に細マッチョぐらいには変身できるだろう。
ロアルド・ダール原作のお子様向けファンタジーは、大人が読んでも楽しめるダークな物語が人気なのだとか。確かにティム・バートン&ジョニデによる映画化作品は、ダークファンタジーと呼ぶに相応しい内容だった。しかし、ダールのファンだと語るイギリス期待の新鋭ポール・キング監督による本作からは、あまり“暗さ”を感じないのである。その“明るい”演出とティミーのイノセントな魅力が相乗効果を生み、本作を限りなく薄っぺらくしてしまっているのである。
普段からディズニーランドでEnjoyしまくっているような能天気ファミリーにはおすすめできるのだが、暗い映画館の中で誰とも口をきかず2時間黙ったまま座っていることにたえられる根暗キッズたちには、いまいち物足りない1本になってしまったことだろう。給食が食べられないため、週末に入る度に子供が痩せ細ってしまう、ワンオペ貧困家庭が急増中の日本ではなおのこと。それを、子供の頃苦労などほとんどしたことがないであろうティミーが演じているから尚更なのである。
チョコレートの中毒性については最近広く知られるようになってはいるが、本作に登場する大人たちが皆ウォンカの作る魔法のチョコレートに嵌まっていく様子はまさに“ホラー”として描くべきだったのである。カトリックの教えと相反する貪欲の象徴としてチョコレートを描いた『ショコラ』のように。脳のエネルギー源が糖分であるため、甘いものを食べると一瞬幸福感に満たされるものの、その罪悪感はやがて“糖尿病”という副作用を人間の身体にもたらすのである。
そんなチョコレートの毒性を表現するにあたっては、ティミーには(ホアキン・ロドリゲスあたりが得意とする)究極の悪やピエロを一度演じてもらう必要があるだろう。かつての2枚目俳優ヒュー・グラントが最近他の作品で演じている悪役は、本作のウンパルンパ役同様実に味わい深いのである。演じることを期待されている善人ばかりでは、(甘いだけのチョコレート同様)いずれは観客に飽きられること必至なのだから。
面白かった。ティムバートン風は期待しないで
ティムバートン風の孤独で奇抜で、狂った感じのと比べると大分ウォンカが好青年。
小説読んでないからわかんないけど、もしかしたらこっちのが近いかもしれん。
できればもう少し若い頃に見たかったなあ。
ファンタジー要素がところどころ組み込まれててよかったし、ギャグがくすりとくる。
丁寧な作りだなと思った。ティムバートンの方見ちゃうともっと毒っけ欲しくなる!
最高の映画
家族の大切さ、友達の大切さ、夢を追うことの大切さ、それらすべてを教えてくれる最高の映画です。
音楽も映像も夢と幸せにあふれていて、見ていて幸せになれる映画。
最後のワンシーンまできらびやかで、なおかつうるっとさせられる展開。
この先ずっと印象に残り続ける映画だと思いました。
魔人ウォンカの誕生物語なのかと思ったら
ヤングウォンカの夢溢れるサクセスストーリーでした。
チャーリーとチョコレート工場でお馴染みウィリー・ウォンカが、工場を持つ事になるまでの活躍を描いたミュージカルタッチのファンタジーコメディ。
亡き母との約束を果たすため、世界一美味しいチョコが集まる街で、自慢の手作りチョコレートを売る店を持つべく路上で販売を始める。
さあさあ、紳士淑女の皆さん!と口上を始め、美味しくて不思議なチョコを売り始めるウォンカ。手持ちのチョコは瞬く間に売り切れるが、街のチョコレート販売を牛耳る3人とチョコで買収された警察署長の手によって売り上げは没収、チョコの販売も禁止されてしまう。
更に前払いで宿泊した安宿の女主人が実は強欲で、たった一晩の宿代をもとに多額の借金を背負わされ、その支払いにとクリーニングの仕事をさせられることになる。
数々の苦難をウォンカは魔法のチョコレートと明晰な頭脳、夢を見るまっすぐな心で乗り越えていく。
まず気をつけないといけないのが、ジョニー・デップ主演のチャーリーとチョコレート工場と直接のつながりはない、ということ。
あれ?こんな設定だっけ?ウォンカのお父さんどこ行った?とか色々最初は混乱したけど、ウンパルンパの登場で、あーこれは全く別の物語なのね、と理解した。
そう気づいてからは、純粋にファンタジー映画として楽しむことができた。チョコレート工場でお馴染みのミュージカル調なのは継承されていて、随所に楽しい曲とダンスで楽しませてくれる。大人には少し甘すぎるきらいがあるストーリーだけど、チョコレートムービーだからヨシとしましょう。
主演のティモシー・シャラメは見たことあるなーと思ったらデューンの主演の子なのね。こういう華やかな役柄もよく似合う注目の俳優さん。ウンパルンパがめちゃくちゃシブカッコいいイケおじやなぁと思ったら、まさかのヒュー・グラント。なんか最近いい味出してる役が多い。
やっぱりウォンカ絡みの映画は夢がある。だけどしんどい現実も乗り越えなきゃいけない。そこをとてもポジティブにあっけらかんと描いてくるのは、シリーズ共通のテーマだと思う。
ただ、ティム・バートンほどの毒ではないので、そこは現代風アレンジなのかも知れない。
まさに子どもの夢を描いた作品
本作を『チャーリーとチョコレート工場』の続編だと誤解して足を運ぶ人が多いのが残念だ。この作品の後日譚は1971年の『夢のチョコレート工場』であり、ジョニーデップは関係ない。そもそも親が歯医者だった設定は原作の『チョコレート工場の秘密』にはなく、チャリチョコのオリジナル要素であり、本作にはしっかりと『夢のチョコレート工場』をリスペクトした要素が詰まっていたことは1971年版を知っている人には明白だ。
ロアルド・ダールの作品は子どもが大人に立ち向かう構図が多い。これは本作でも同様だった。ウォンカとヌードル、それぞれが組織や親に立ち向かう姿は確かにロアルド・ダール作品が描く希望だった。
子供騙しの作品と呼ぶ声も見られたが、子供騙しでいい。ロアルド・ダールは子供の為の作品だ。前日譚としてこれ程にない完成度だと感じた。
とにかくHappyなホリディ映画
本作はウォンカのチョコレート工場の始まりの物語、ですが原作や前作の映画で見るウォンカの少し拗らせた偏屈な感じがなく、チョコレート製作の夢を胸いっぱいに秘めた青年って感じ
簡単に騙されちゃうというか純粋なウォンカの描かれ方が新鮮でしたね。
特に見たかったのがヒューグラント。
CGとはいえこういう役柄でヒューが出てくるとはって感じですね。
魔法のチョコレートを食べて人々が幸せになる、ハッピーミュージカルムービーでした。
悪役の描かれ方もコミカルで、子供にも安心して見せられるホリディ映画としては秀逸です
疲れた時に見たのでホッとしました
年末年始にチンチンを流行らせるための12月
子供も楽しめるコメディ作品。
概要としては、チョコに色んな物質を混入させることにより、
人の気分を高揚させたりなどが可能ということである。
良い点
・契約書の伸び方
悪い点
・母と女将が一見似ている
・やや現実寄りのえぐい成り行き
その他点
・結局毒かどうかは、求められている効果かどうかということである。
・結局背が高いか低いかは、周りと比べてどうかということである。
・乾杯
ウォンカのチョコレート‼️食べたい!!贈りたい!!贈られたい!!
バレンタインデー間近の今日、
ウォンカのチョコレートを観て、平凡な日常に夢とファンタジーを
届けて貰いました。
ティモシー・シャラメくんの歌って踊れる芸達者ぶりと、
好感度に幸せになりました。
題名が、
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」です。
「チャリーとチョコレート工場」の20年前くらいの若き日の
ウィリー・ウォンカが「ウォンカの店」を出して、そこから夢の
チョコレート工場を作るまでのお話。
「チャーリーとチョコレート工場」は、
その後20年くらいして、ウィリーは一本の白髪を頭髪に見つけたことから、
「死」を身近に感じだすのです。
それでいずれかは誰かにチョコレート工場を譲ろうと、
後継者探しをするというお話。
もちろんウンパルンパも大活躍します。
でもこちらの映画は初めっからミュージカル映画ですし、
ティモシー・シャラメくんの勢いというか、ともかく若々しくて楽しい。
もちろん悪党どもの嫌がらせにはらはらするし腹立つし、・・・
宿屋の前に捨てられた黒人少女のヌードル(セントチヒロ・チッチ)と、
チカラを合わせて戦います。
そして最後には、ヌードルのお母さんを探し出すウィリー。
なんといっても存在感抜群のウンパルンバのヒュー・グラント。
歌と踊りののうまさも超一流の芸達者、
加えてスターオーラが飛び抜けています。
監督は「パディントン」のポール・キング監督。
よっぽどヒュー・グラントがお気に入りらしく、
「パディントン2」では悪役のヒューさまが囚人服で歌い踊るのが
ラストのエンドロールでしたものね。
それにしてもウィリーのお母さんがサリー・ホーキンス、
チョコ好きの神父がローワン・アトキンソン、
悪徳宿屋の女主人がオリヴィア・コールマン。
なんと実力者揃いなんでしょう。
またまた楽しくて心温まる映画を届けてくれて感謝です。
ウンパルンパの歌声、
♪♪ウンパルンパ・トゥンパディディー♪♪
が頭の中で鳴り響いてます。
元気をもらえる作品!
ティモシーさん、初めてみたけど良い俳優さんですね!一言で言うと美しい‥😍
個人的にはチャーリーとチョコレート工場のブラックジョークよりも、ストレートな明るさのこちらの方が好みかな😋
気分が落ち込んだ時にまた見たいですね笑
夢を見る
結果、満足です(^^)
前作の「チャーリーとチョコレート工場」が大大大好きだったので、その前身かと思ったら、必ずしもそういうわけでもない
そこを期待していたから星1つマイナスだけど、それを踏まえずに、また別の映画としてみたら、楽しい映画でした
前作の好き加減はあのシニカルな皮肉やナンセンスな、どこか大人の映画であると思ってたから、その良さは求めちゃダメやんだね
カラフルで、音楽もよくて、ちゃんとミュージカルになってる
その辺は観ててただ楽しい
しょっぱな、ウォンカのお金がなくなっていくシーンからウォンカの人の良さが、可愛く滲み出てるわだけど、どうしても前作のイメージが捨てきれず、もうちょいと捻くれたヤツであって欲しいと思ってしまったw
じゃあどこであんなに捻くれちゃったかね
とにかく前と繋げちゃいかんのだな、と
新しい映画として観ました
エンローバーが無い
僕も昔、チョコレート系工場に勤めてました
チョコレートコーティングのお菓子の場合、チョコレートタンクからエンローバーを通して、チョコレートを下地生地にコーティングしていきます…
「チョコレート工場のはじまり」なので、エンローバー工程は、まだ無いのかもしれない…
どうでもいいの
夢のある映画だもの
本作はブラックで有名なコーティング系工場ではなく、純粋で夢のあるチョコレート菓子が魅力的な映画です
夢があっても悪夢じゃないの
削除しないで
訴えないで
守秘義務はギリギリ守ってるハズです
ピンと来た人は、黙って黙とう… アーメン
飴とムチは社訓でしたっけ?
脱線しないで
前作は、劇場公開当時に映画館で観て、その後TVでチラ見して以降、観てません
前作はうっすら記憶に残っていて、ラストはしんみり涙した覚えがあります
かなり好きな作品でした
脇役だった アナソフィア・ロブは強烈に覚えてます
テラビシアにかける橋は、凄く良かった記憶がある
リーピングは覚えてない…
ウンパ・ルンパは、前作の方が好き
あの頃のT・バートンは、まだ勢いがあった気がします
昔の名監督は、皆Dの餌食に…?
このシリーズは何となく、D配給だと勘違いしてましたが、Dじゃなくて良かった
削除しないで
長くなりましたが、やっと本題です
本作は吹替版で鑑賞
安心・安定の ティモシー・シャラメ
どんな役でもしっくりこなす
地声も美声だけど、今回は吹替版なのさ
最近は役を選ばない印象の ヒュー・グラント
終活…?
削除しないで
モーリスが懐かしい
大好きな サリー・ホーキンス
ゴジラでは、あっさりお亡くなりに…
半魚人には、無駄に抱かれてましたね…
ブルージャスミンは、ケイト様しか覚えてないの
いつもギラギラ オリビア・コールマン
女王陛下のお気に入りは、レイチェル・ワイズとエマ・ストーンしか覚えてない
レイチェル様 お初の?レイプシーンだったハズ…
昔は濡れ場NGだったのに…
それしか覚えてない
ファーザーは、もやもやしつつ、現実味のあるラストだった
エンパイア・オブ・ライトが1番好き
無駄に抱かれてましたが
鑑賞中は、ずっと号泣してました…
黒人少女は新人みたいだけど、特有の色気がありましたね
本人より、声の方が可愛い吹替版…
吹替声優も新人の セントチヒロ・チッチでびっくり
なんちゅう名前だ… 七光り狙いか?
削除しないで
BiSHは知らない…
洗濯作業仲間?のおじいさん役 ジム・カーターが、太った淀川長治に見えた…涙
神父役の ローワン・アトキンソンの吹替が、全然合ってなかった…
この映画の吹替声優で、1番不自然だった
チョコプラ松尾駿だとスグに判った…
まるで「キングコング」のGACKT吹替版みたいだった…
削除しないで
でも考えてみれば、Mr.ビーンって、まともに声を聞いた記憶がない
「ジョニー・イングリッシュ」シリーズでも、まともに喋ってなかったような…?
本作の神父吹替声優では、永井一郎系のハスキーボイスが似合うような気がする…
具体的な名前は浮かばないが、あくまで個人的な意見です
脱線しすぎましたね
前作はラストで泣いた記憶があるけど、本作は泣けるシーンがやたらと多い気がした
何気ないシーン、ミュージカルシーン…
油断してると、ウルッと涙が…
歳とりましたね
やや下品な、涙と笑いのミュージカルシーンは、Dには出せない気がします
削除しないで
ラストの母と娘の再会シーンは、やや強引な気が…
泣けるシーンが多かったけど、ラストは少し物足りなかったです…
前作のような甘い余韻は無かったが、全編通して優しさ溢れる映画だった
観て良かった
「カリッ」が忘れられずに、観た日からチョコを割る快感に溺れた
チョコに対する絶大な愛が溢れていて、かつチョコへの真っ直ぐな夢も味わえた作品。でも「夢のチョコレート工場」や「チャーリーとチョコレート工場」は観ていません。いつか、必ず。
この街ではチョコは麻薬となって人を堕落させるし、賄賂となって人を操る。しかしチョコは決して人を駄目にしてしまうものなんかじゃない! と言う価値の再認識みたいな筋書きさえ織り込まれてはいなかった。チョコへの想いは揺らがない。綺麗な薔薇には棘があっても、美味しいチョコには罠など仕込まれていない。そう言う意味では、超絶シンプルで、テーマに迷いがなかった。
ふっと空に浮いたりキリンの乳搾りをしていたり、雷からチョコを作ったりするファンタジーのシーンが魅惑的で、物語に身を預けてしまえました。そのファンタジーも至極当たり前のことのように出現する。そして、全部分かった上で、笑って許すカカオ豆の番人? ヒュー・グラントのカッコ良さ。
ティモシー・シャラメ演じる、一途なウォンカが同時に生粋の脳天気青年であったことも、このシネマの心地良さを作っていたのでしょう。だから地下の洗濯場の住人たちも、知らずウォンカと心を一つにしてしまう。そして気がついたらカリッ、トロッ、パリッと言うチョコの擬音が頭に溢れて…
ローワン・アトキンソン(お久しぶり!)の神父も、キーガン=マイケル・キーの警察署長も、分かっていて仕方なく愉しそうに堕ちていく、聖なる堕落物語も見られて幸せでした。署長のメガ進化は少々、可哀想でしたが。
ウォンカと母親の愛の物語は切なかったけれども、それも祝福しながら、最後にチョコは勝つのだった。
ロアルド・ダールによる名作児童小説「チョコレート工場の秘密」に登場...
ロアルド・ダールによる名作児童小説「チョコレート工場の秘密」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始まりの物語を描くファンタジーアドベンチャー。
純粋な心ときらめくイマジネーションを持ち、人びとを幸せにする「魔法のチョコレート」を作り出すチョコ職人のウィリー・ウォンカは、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くという夢をかなえるため、一流のチョコ職人が集まるチョコレートの町へやってくる。ウォンカのチョコレートはまたたく間に評判となるが、町を牛耳る「チョコレート組合」からは、その才能を妬まれ目をつけられてしまう。さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れ、事態はますます面倒なことに。それでもウォンカは、町にチョコレート店を開くため奮闘する。
若き日のウィリー・ウォンカを「DUNE デューン 砂の惑星」「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメが演じた。「ラブ・アクチュアリー」の名優ヒュー・グラントがウンパルンパを演じ、サリー・ホーキンスやオリビア・コールマン、ローワン・アトキンソンら演技派俳優が共演。監督は「パディントン」シリーズのポール・キング、製作は「ハリー・ポッター」シリーズのデビッド・ハイマン。
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