異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
全169件中、41~60件目を表示
凝り固まった人の成長は素敵、音楽に魅せられる
2022年劇場鑑賞60本目 優秀作 71点
あんまり期待してなかったけど、凄く良かった作品
堅物な阿部寛がひょんなことから音楽をやり始め、清野奈々や警察音楽隊の仲間と出会い、少しずつ変わっていく様が元々の性格からのギャップもあって感動した
当方この様だ部署があることは知らなくて、当の本人達も税金の使い道として正しいものなのか疑問に思いながらバラバラな中、必要としてくれている人を目の当たりにしたり、一連の事件に絡んできたりしてどんどん推進していくのが、物語としてよく出来ていた
キーキャラに清野奈々最近多いし、磯村勇斗は言わずもがな何やらせても及第点出すし、高杉真宙の色の無い感じが絶妙だし、阿部寛は適任だし、光石研や倍賞美津子も合っていてキャストがいいチョイスでした
是非
失意の中でも新しい目標や生きがいを見つけて変わっていく主人公という...
失意の中でも新しい目標や生きがいを見つけて変わっていく主人公という王道パターン。
犯人との格闘シーンなど、こんな事あるかい?と突っ込みましたが、まぁまぁ娯楽映画としては楽しめる。
ただし、警察を始め、自衛隊や消防署等の音楽隊というのはあるわけで、それを左遷先として描いたものであるため、自分や家族が音楽隊である人からしたら嫌な気分になる。
そういう人のことことを考えて、もっと配慮が欲しかった。映画は4点だけどマイナス1.5で2.5点。
奏でる音楽からスピリチュアル
言霊が感じられました。
こんなはずではないと思っていたのに
人生とは不思議で予測不能な出来事があるものだと思いました。
阿部寛の存在感ある人間ドラマでした。
パワハラだと投書した部下の男性も好演していました。何も言わなくても表情や仕草が
全てを語っていました。
配信にて観ました。
すんなりいきすぎでは?
昭和にいたような熱血頑固な警察官が警察音楽隊に異動になる話。
最初は詐欺事件と音楽隊の両輪で話が展開するのかと思ったが、徐々に詐欺事件の方はおざなりに…
音楽隊に入ってからの心境の変化がイマイチ分かりにくく、序盤相当怒りっぽかったのに、あっという間に丸くなった印象。そこが上手く伝わればもっと評価されたと思う。事件についてももっと丁寧に扱ってほしかった。
音楽シーンは演者が相当練習したそうで、素人目でも凄さが伝わった。
王道展開で安心して観られる反面、展開の物足りなさも感じる。もう一声ほしかった作品。
また新たな阿部さんを
みることができて本当に楽しませてもらいました。素晴らしい作品でした。パワハラが問題になってるがそれを払拭して新たな現場で自分と向き合い最後はあるべき姿を貫くそんな内容がとっても暖かくて胸打ちました
結論ありきで楽しむ
刑事一筋の阿部寛が、ダメダメな警察音楽隊に異動になった時点できっとこの後こうなるんだろうが読めてしまい、残りはその消化試合的な印象。なんかこの展開はテレビドラマでも映画でも見たことあるよねと思いながら、最後はハートウォーミングで終われるので、なんとなく安心かなと。ただ、安易にコンプラとか最近の若い奴らはみたいな態度はどうなんだ的な描かれ方は、制作が上の世代の方々なんだろうなーと思わせる。
(飛行機で鑑賞)
阿部ちゃんのキャラ変が圧倒的!
ドラマチックに描ける事を淡々と描いてるので、後からジワジワきます。成瀬と関わる人々を特別に掘り下げることなく、あくまでも成瀬目線で描いてるから、彼の心の動きがストレートに伝わります。ぶっきらぼうな彼が叩くドラムの音は生きる歓びに溢れてました!
人は変われる、変わらなくっちゃ。
コメディだと思ってた。
こんないい映画なのに危うく見逃すところだった。
30年間、家庭を顧みず、仕事一筋に、身を粉にして働いてきたのに、今の世の中に合わないからといって否定される。主人公と同じような思いをしている中高年は多いはずだ。
変わったのは世の中だ、しかし理不尽だろうが、自分が変わるしかない。阿部寛演じる主人公の成瀬は、しぶしぶながら音楽隊の仲間と関わりを持つことで、音楽を通じて、変わらざるをえなかった、そして自ら変わった。
変わった結果、今までの非を認めることができるようになった。素直に謝ることが、感謝することができるようになった。
愛想を尽かされた娘と一緒に演奏ができるようになった。こんな幸せなことがあるだろうか。このシーンは泣くところじゃないんだろうけど、涙が止まらなかった。
そして最後のセッションを終えた鳴瀬の笑顔のなんと清々しいことか。
出演者も、脇役に至るまで贅沢で勿体ないと思うくらいだけど全く無駄でなく(小沢さんを除く)いい使われ方だった。俳優さんたちの本気度が伝わってくる。(「それ」とはえらい違い)
犯人逮捕のところだけ少し残念だったけど、映像も音楽も良く、個人的に刺さるところの多い作品だった。
映画っていいな。
現実味が薄っす…
主人公成瀬が音楽隊に入る経緯の持って行き方が強引。
投書(匿名?)ひとつで異動させるかね?
それこそパワハラ人事じゃない?
音楽隊は左遷された人たちの集まり?
音楽やりたくて警官になるの?違和感。
目星ついた容疑者を追わない無能1課。
(根拠がないとはいえ30年選手の意見を聞こうともしない上司)
演奏は素晴らしかったが。
音楽隊って左遷なの?
阿部寛さんの相変わらずのポンコツ親父ぶりが際立っていました。
ドラムの演奏も今回にあわせて猛特訓したのであろう。
忙しいスケジュールの中で大したものです、
ストーリー展開には2時間の映画の中では少し無理があるかなとは思いますが、阿部寛さんならではホッコリする内容でした。
ところで、警察音楽隊って左遷なの?
カッコいい服着て颯爽としてるけど、隊員の皆さんは本業の片手間でやっているのでしょうか?
あくまでも映画の中の話であればいいかな。
思った通りにホッコリできた。
刑事課の仕事と音楽隊の仕事のギャップの表現が予想外に大きかった。けど、結局はホッコリできたな。個人的に警察の音楽隊ってカッコ良いと思うしイメージアップに貢献してるとおもう。当事者の隊員の方達は実際こんな感じなんだろうか、と思ってしまった。チーム、組織は助け合いフォローし合うもの。そうだよねー、と共感。
音楽隊は閑職ではないですが
↑この前提が頭ん中に居座ってたので(警察、消防、自衛隊のコンサートに嬉々として参じる)、「観たいんだけどなー、うーん。」でしたが観て良かった!音楽隊をベースに世知辛さをリズム良く活写出来ていたのではないでしょうか。
阿部寛の主人公は前半ちゃんとムカつく「職人気質」を履き違えた化石だし、周りを彩る面々がひっそり抱えるモヤモヤもちゃんとコチラに刺さってくる。このストーリー唯一の許せない点は「最高の善人」に対する処遇だが、そこまで言うのはそれこそ世知辛い。
それこそ音楽隊という存在価値をそのまま映画にフィードバックしたような快作。物語の中心にある事件は「誰にでもある危険」としてちゃんと怖い。自分の親を含め、年配の方々には「自分の明日」として観て頂きたいと強く思いました。
観終わった後に心が温かくなる映画
警察音楽隊というマニアックところを取り上げているが、知らなくても十分に楽しめた。
自身が音楽に関っていたので警察音楽隊の設定が気になったが見てる分にはそんなの気にするのは野暮だというくらいストーリーとキャストの演技に引き込まれた。
王道のヒューマンドラマでなんとなく分かる展開が逆に気持ちいいし、伏線の回収も丁寧。
エンディングも綺麗にまとめているし是非観てほっこりして頂きたい。
全169件中、41~60件目を表示