オールドのレビュー・感想・評価
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目に見えないもの
時間とはなにか。実はそもそもよくわかっていないなと思った。時間は目に見えない。見えないものは怖い。時間の進みが異常に速いというのは、わかりやすい物理的な恐怖ではない。そういう恐怖を描くのは、ウイルスとかそういうもので阿鼻叫喚している現代にはマッチしているのかもしれない。人は生まれた瞬間からゆっくりと死に向かっているわけだけど、普通の時間の進み方の時にそんなことを意識している人が多くない。しかし、数時間で子どもが大人になってしまうような中では、時間て恐ろしいなと思えるようになる。そういえば、自分はいつも死に向かって歩んでいるんだなと改めて考えてしまう。
家族の物語としてもなかなか秀逸だった。ものすごい勢いで時間が進むので、子ども時代はあっさり終わり、大人になってしまうが、心はそれに追いつかない。親は老人になり、記憶が薄れていく。時間が進むというのは色々と残酷で哀しいことなんだと改めて認識させてくれた。
シャマラン監督の“奇妙な味”を十二分に味わえるサスペンスストーリー
謎の力で急速に老いていくビーチでサバイバルする家族を描く、奇妙な味のサスペンスストーリー。深く考えたら負け(?)の荒唐無稽な設定のもと、21世紀の映画で子役の役者を入れ替えることで急速な成長を表現し、それが不思議な説得力と面白さをかもしだしてしまうのがシャマラン監督の凄さだと思います。初期のシャマラン作品っぽいテイストがありつつ、途中からいい意味で悪ノリしていくのも楽しめました。恒例の監督出演もこれまで以上にハマっています。シャマラン監督ファンはもちろん、これが初めてという方にも入門編としてお勧めできる1作です。
冒頭、ビーチに行く前のリゾートホテルのシーンが、旅行気分を味わえるぐらい細やかに描かれているのが特に心に残りました。最後まで見るとその理由もよく分かって、シャマラン監督にしか描けない特異な作風の一端はこういうところにあるのかもしれないと思いました。
シャラマン監督臭プンプン
かの名作「シックス・センス」で鮮烈なスタートを切ったM・ナイト・シャマラン監督だったが、後の作品は何かとクレームの付く作品が多かった🥸
正直、マ王はシャラマン監督の映画はどれも好きである😊
クセが強い方が映画は楽しめるというもんだ✨
そもそも、ハリウッド辺りはシャラマン監督のストーリーテーラー振りを見習うべきではなかろうか😑
さて今作であるがマ王的には生死のジャッジが曖昧な気がしてならない💦
お腹の傷は治るのに刺されて殺されたり、骨折は立ち所に治るのに崖から落ちたら死ぬってトコは物語上「邪魔だから消えてもらう」パターンに沿ってる感じがして「都合が良すぎる!」って思ってしまった🙃
適当に悪人がいて適当に善人もいて皆が色んな事をする所は飽きさせない工夫なんだろうけど、だったら製薬会社は珊瑚をどうして最初のウチに破壊しておかなかったのか🤔
アレが無ければ脱出不可能な場所なのに😅
ただし、下手な湯治よりも治りは早い場所なので怪我人にはオススメですわな🤣
まぁ映画とはエンターテイメントだからして、細かな言い掛かりは無作法かもしれないけど、シャラマン監督っておそらく血液型はO型に違いない😐
大雑把な出来上がりは彼の十八番である😵💫
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
あの場所って別の使い方あるんじゃね度★★★★☆
シャマラン監督あと少し考えてくれ度★★★★☆
老化の恐怖
バカンスに来た家族が老化するビーチに閉じ込められる話
ホラーではなくサスペンス映画
製薬会社が時間が早く進む土地を使い病人を呼び寄せて新薬の実験をしている。時間が早く流れるので短時間で薬の効果を確認できる。最後は子どもだった二人が脱出して警察に知らせる。
黒人は普通にいいやつパターン
体がバキバキで治るのはホラーみが強い
☆☆☆★★(大甘💧) 2021年9月12日 TOHOシネマズ錦糸町...
☆☆☆★★(大甘💧)
2021年9月12日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン10
何故?、、、何故?、、、何故?、、、が多すぎる(^^;)
何故に衣服は伸縮するのか?
ハルク族か💦
何故に傷口は塞がるのに、刺した傷口は塞がらんのか?
《アレ》の効果は感情に左右されるんか💦
何故に成長度合いに応じて知識が増して行くのか?、、、等々。
これがトム・ハンクスだったなら、いつまでも子供のままだったろうなあ〜。
…って、それはそれで全然違うジャンルになっちゃうね(´Д` )
ハードルを思いっきり下げて観るとどんどんと楽しくなる…かも(u_u)
Backroomのリミナルスペース感があった!!
ビーチの設定はBackroomの1つだとすると、しっくり来ました。ビーチには知的な人々が集っていましたが、後半は忘れたり諦めたりして、これは人生そのものを表しているようで、しんどい表現でした。公開当時はビーチでの妊娠が話題になりましたが、赤ちゃんはすぐ死んでしまい、ビーチでの人口増加は作者に阻まれた感じでした。この作者なら、ディアトロフ事件について何か分かるのではないでしょうか。ラストは駆け足過ぎて何かダイジェストになってしまい、残念です。現代で被験者の同意なしの人体実験が平然と行われるのは、創作とはいえ興醒めです(ワクチンで大規模にやられているが)。奴らをビーチに置き去りにするとか仕返しがないと、登場人物は報われず、ストーリー的には全くスッキリしません。
一つの家族の物語。
奇想天外なストーリーだと思って観ていたが、最後は結構リアリティを感じさせる終わり方。腫瘍摘出をあんなに簡単に出来るのかとか、海女でもあるまいしあんなに長時間海に潜っていられるのか、とかつっこみたい所もなくはない。コミカルなスリラーではあるが、家族の物語としてよく出来ていると思うし、主人公の夫婦は最後には心底幸せだったと思う。そして、いつも思うのだが、シャマラン作品に出てくる子役は実に演技が自然でリ上手い。
面白かったです。
最後の展開まで面白くハラハラドキドキしながら見ました。設定にいろいろ無理があるのでしっかり考えると無理もあります。そこは考えずに映画を楽しみましょう。ただ一つだけ最後のメモ帳が濡れてないのは少し冷めたかな。
せっかく舞台設定は面白いのに、突っ込み所やご都合主義が多すぎるのが残念
特殊な岩のせいで生体の細胞分裂がめちゃくちゃ早くなる入り江に閉じ込められ、一日で何十年もの歳を取ってしまうと言うサスペンスホラー。
現実世界の何処かにギリありそうな舞台設定で、なかなか先が気になる内容だけど、そこで起こる現象の描写や設定そのものは雑。
まず肉体は成長(老化)していくのに、何故か髪の毛や爪は伸びない。その理由が「髪の毛は死んだ細胞だから」とかいう意味不明な理由。いや毛根は生きてるだろ(笑)。単に何十年分ものスピードで髪や爪が伸び続ける描写が面倒だったのと、やったらやったで滑稽なシーンになりそうだからだろう。また、五~六歳くらいの子供が、わずか数時間で肉体はともかく、思考まで大人のようなレベルを獲得するのもご都合主義。腫瘍の摘出シーンにしても傷が早く治るのは良いとして、麻酔なしで腹を切り開いたり、雑菌の感染や増殖に関しては完全に無視。単に傷が早く治るシーンを見せたかっただけで、リアリティがかなり犠牲にされているなという印象。
オチの「一日で治験が出来るから」という理由で、今まで何百人も犠牲にしてきたというのも無理がある。単に早く新薬の結果が分かるというだけの理由で、普通の会社員が全員グルになって何の罪も無い人たちを犠牲にしている感覚がおかし過ぎて、返ってリアリティが感じられない。これなら凶悪犯罪者や死刑囚を集めての非合法実験とかならまだ納得感もあったのに、何で一般人?そもそも治験は早けりゃ良い訳でもあるまい。逆にこんな特殊な環境下での治験だと、普通の状況では生じない副作用などがあり得そうなのに、その危険性も無視。
また、こんなに行方不明者が出ているのに、このホテルに旅行に来ていた事を犠牲者の関係者全員に隠し通すのも無理がある。天涯孤独の無職でもなければ、身内や友人、会社の同僚などに旅行に行く事を伝えてるだろうし、単に携帯やパソコンを処分すりゃ誰にも気づかれずにOKって事にはならないだろ。
誰が、何の目的でこんな事をしているのかという興味で最後までは見れたものの、ちょっと突っ込み所やご都合主義が多く、勧善懲悪が果たされても後味は悪いラストだった。
なんとも
気持ちの悪い映画だった。
ただ、一ヶ所だけ、「歳を取るのもわるくない」と思えるところがあったのが救いだった。
あと、特定の病気の描写で、患者さんはどんな気持ちで見るのだろう、と思った箇所があった。監督や脚本家は考えて欲しい。
シンプルに不気味。ラスト20分の衝撃!
話はいたってシンプル。
高級リゾートホテルで、特別に案内されたプライベートビーチ。
「あれ?子供たち、成長してない?」
「お母さんの病気が進行してる?」
そして気付く・・
「なんか、時間の進み方はやくない?ここ」
ホラーというよりは、ゾクゾク怖い感じ。
でも洞穴のシーンは結構恐怖でした。
オチは、なるほど~!と思いましたが、
冷静になると、つっこみどころは多々あり。
なるほど
鑑賞中はあまり気にならなかったが、冒頭から伏線張りがある。
作品自体の時間軸が早いのもあるが、実際あり得ないスピードで物語が進行していくので、内容理解に苦しんだ。
結論はなるほど、大多数のためであれば少数は犠牲にすることは厭わないという一殺多生ということであった。
扱うテーマはおもしろかったものの、なんとなく鑑賞していて引かれない印象だった。
老い という恐怖
おもしろかった。
時間って概念てきなものと思うんだけど、細かい描写でわかりやすく恐怖を感じれた。
ホテル側の目的が謎だったけど、新薬投与して人間で研究してたのね。
倫理的には大問題だけど、数十人の犠牲で数十万の人々が救われているわけであって、別の作品なら少ない犠牲で大人数を救うことは美談とされているのもあるし色々考えさせられる映画だった。
若い子どもら二人になって妊娠して出てきた時は少し笑ってしまった。計画的に。って伝えたいものと思うし色々伝えたいことがあったように感じて、ところどころこの作品を作ってる人の知性とか教養とかの賢い部分が見えてしまったな。
途中、飽きそうになったけど最後良かった、姉弟が職業と名前を覚えていることが最後に警官へ何が行われていたか伝えることにつながったり細かいところに伏線があり全体でみればおもしろい作品だったと思う。
奇妙と言うよりホラー感のある映画
人が結構死んでいくのでホラー感強めでしたね。
理由が判明するまではかなり不気味な作品でした。
判明してからの焦り、諦め、そして子供が大人に、大人が老人になるくらいの人生観が見えるのが面白かったです。
最後もきちんとオチが付くので、ある意味達成感がありました。
Netflixの規模は小さいけど不気味なホラー系映画が見たい人にはオススメです。
バードボックスよりは面白かったですね。
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