アナザーラウンドのレビュー・感想・評価
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アル中な彼らを徹底的に突き放して欲しかった
トマス・ヴィンターベア × マッツ・ミケルセン。
㊗️アカデミー賞国際長編映画賞。
4人の高校教師による「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論に対する実証実験。
所詮アルコール濃度を一定に保つなんて無理な話。濃度の上昇に反比例し落ちてゆく彼らを味わった。
出て行ったマッツの嫁さんがまた会いたいと連絡してきたのが意味不明だった。最後まで突き放して欲しかった。なので大きく減点。
ラストのマッツのダンスは👍
ファンにはたまらんだろう。
40代、仕事も家庭もひと段落する中で自分を見つめ直す
アルコールがテーマだが、仕事も家庭もマンネリ化してくる40代の悲哀を描いているように感じた。
マンネリ化した日常にスパイスを与えるためにお酒の力を借りて順調に人生が明るくなるが、やはりそんなに上手くはいかない。
自分はあまりお酒が飲めないし、お酒の味も苦手なので、正直 お酒でバカ騒ぎできるのがちょっと羨ましい。
でもお酒で失敗する面を見ると、飲めなくて良かったなと思うが、まぁ飲めた方が人生は豊かになるのかなと少し羨ましく思う。
伏線になるとは思わなかった小さな要素が、後半に驚くほど効果的に活きていく
アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞したデンマーク映画。
血中アルコール濃度を0.05%(ワイン1〜2杯)を常に保てば効率がよくなる論を実験する4人の教師の話。
お酒の良い/悪いどちらも描いてるのが良い。それだけに留まらず人生とは?まで飛躍する良作
飲み過ぎたらアカンってのは間違いないし、それも作中に語っている。それだけだったら興味深いテーマの映画だね。で終わってました。でもそれに加えて物語として一級品。
伏線になるとは思わなかった小さな要素が、後半に驚くほど効果的に活きていく。
これは見事でした。鳥肌とまらなかった。
最後のシーンは美しい、正しい、愚か……と簡単に結論ずけられる話ではない。
ただどうしようもなくこみ上げるモノがありました。
映像、音楽、役者、カメラワーク、ここまで辿ってきた脚本。”良い映画”の真髄をこのラストシーンに見た。
酒飲みの話だけどハングオーバーみたいにアホっぽくはなく。むしろずっとシリアス。
でもユーモアはしっかりあるのです。結構なお客さんが笑ってるシーンもあった。
いろいろな部分で良作。
ただスマホでのやりとり部分がなんか浮いてる気がして。そこだけ歯がゆい感じはしました。
音楽の使い方も効果的。
ただ単にBGMとして流れるのでなく、物語のアイテムとして音楽が重要な位置にある。
ファンクがめっさかっこええ!
ほろ酔いから始まる人生讃歌
渋いイケオジがずっと酔っ払っているお話。いい歳してめちゃくちゃ楽しそうにお酒を飲んでバカなことをしてるオジサン友達たちの姿を見るだけで、なんだか幸せでお酒を飲みたくなってくる。
ちょっとくらい酔っ払ってた方が人生上手くいくんじゃね?という思い付きから始まる物語は、お酒の力を借りたことで好転していくこともあれば、哀しい結末を迎えてしまうこともあり。
ほろ苦くて切なくて、でも希 人生への喜びや希望を感じるラストシーンが素敵でした。
LIFE GOSE ON!
うだつの上がらないおっさん4人の人間讃歌ムービー
仕事も家庭もうまくいかない教師のおっさん4人組は
アルコールの力を借りて、人生の軌道修正をはかる。
アルコールのおかげで、はじめは授業も家庭も良い感じの軌道に乗ってうまくゆくんだけど、当然ながらアルコール摂取量はどんどん増えてゆく。
それに比例して、順調になったかに見えた4人の生活に、4人それぞれの形で亀裂が生じる。マッツの場合は、離婚?別居?に……(妻が子供を連れて出て行く)
それでもマッツ含む3人が転落する手前でなんとか踏みとどまれた一方で、トミー1人は破滅へと進んでゆく。
アル中になり全てを失ったトミーは自殺してしまう。
(直接的な描写はないけれど、酔っ払って職員会議に参加したから解雇もんだし、老犬と船に乗って海原に出た後、老犬だけが船に残された描写から、トミーは飛び込み自殺をしたと推察できる)
試験合格に喜ぶ学生と、トミーの訃報を聞いたおじさん3人との心理描写の対比がとてつもなく切ない。
トミーの葬儀の後、感傷に浸りながらレストランで食事をとる3人。マッツのもとに、元妻からのメッセージが届く。そこには希望を予感させるものがある。
ふと窓から、卒業祝いのパレードが通るのが見える。
「おい、あれはうちの高校生だぞ!」
港で卒業生達と落ち合うおじさん3人。
卒業生達の若さと青春が眩しい。
少し躊躇しつつも、卒業生達と祝いのシャンパンをあおるマッツ(ここがフライヤーの場面)
そして、軽妙な音楽の中、アルコールに浸って、
ただマッツは踊り狂う。
そこに言葉はいらない。
なにはともあれ、おじさんの人生は続くのだから。
アルコールをテーマにしつつも、
生きることや人生について物語る映画でした。
あえて希望のあるエンディングにした、監督のエピソード(この映画を作るきっかけを与えてくれたお嬢さんが、製作中に亡くなる。娘のために、暗いエンディングにしたくなかった)とか、メガネ坊(自殺したトミーの教え子)の仕草とか、おじさん4人が酔っ払って楽しそうにわちゃわちゃするシーンとか、いちいち心鷲掴みにしてくる。
めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ泣いた。
ワクワクがない退屈作
確かに若い時の夢を実現できず、夫婦仲もしっくり行かない中年男の気分はよくわかり、物語の仕舞い方も支持はできる。でも飲酒によって変わったという授業も、さして感動するほどのものでもない。最後に主人公には光が差してくるが、これも予想通り。私には退屈な映画でした。
透明人間ね…
酔うことの目的? 意味?ってなんだろ
年齢によるのかな? 若い頃は明らかにハイになるのとイキってやる!のが目的だった。(俺はね)
46になった今はリラックスや現実逃避が目的かなと思ってたけど…
劇中のマッツ達を見てどこか羨ましかったな。どうすれば人生楽しめるか?うまくやれるか?をマジメに考察してたね…
途中心配通りに思いっきり踏み外すけど、その行いは正しく、美しかったよ。
トミーは残念だったけど、アニカとは向き合えたことがこの映画の真意だと受け取った。
今日の酒を楽しもう
おいおい飲み過ぎだよ
印象に残ったこと
音楽:
冒頭の誕生日祝いで食事をしている場所のなんとも縁起の悪い歌詞の男性コーラス
音楽の授業での合唱
少年サッカーチームの歌声
飲んだくれおじさん四人のダンスのシーンの曲
卒業パレード
窓:
書斎、キッチン、四人が飲んでる家のリビング
どこも大きい窓、北欧ってこうなのかな。素敵。
学校生活:
日本との違いや共通点が知れたこと。進学に関すること、保護者の姿勢など。
職員室の自由な感じ(ソファーなの?職員会議)
素敵だな、羨ましいなと思ったのは仲間。
何がどうということではなく、生活がなんとなく何もかもうまく行ってない苦しみで、涙を見せられる仲間。
奥さんとはすれ違いだ
子育てが爆発的にタイト
老犬の介護
子供が好きだけど自分は家庭がないこと
仕事、私生活のモヤモヤを吐き出せるっていいな。
だから、こんな高校生のノリに近い実験をみんなでやろうってことにもなったんだろう、
冷静に考えたら普通大人はこんなことしない、リスキーだもの、笑!
悲しかった、トミーは愛犬と心中しようとしたのかな。お酒は人を極端な心境にさせるかも知れない、変な方向に勢いづけてしまったのか。
このシーンは酒呑みに対する警鐘だと感じた。
さてコロナ禍でもう随分と友達や同僚と飲むことからご無沙汰だ。週末にでも始めて自分からリモート飲み会の誘いをかけようか、なんか飲みたい気分。
なぜ映画?アホなアルコール依存、は見たくない!
アルコール依存を、揶揄した映画ですよね、
きっと。
ならば、この映画は、コメディにもなってないなぁー。
分かりきったてんまつ。
を、あえて見せただけ?
・・・・・・・
日本の男性、次期高齢者は
この映画を見たら、違うことに気づき
辛くなるんじゃないかな。
仕事人間の人生の端末が、
この映画だよね。
取り返しは、付かないんだよ!
すでに。
色々と辛いから
長く生きていると人生色々と行き詰まることがあって、お酒で痛みを紛らわすの、良く分かります。私もストレスが無くなったら、お酒の量が減りました。彼らの破滅的な酔い方は、体力や気力が落ちてくる男性の更年期も影響してそうです。若者のはしゃぎ方とは違い、中年の苦しい心の叫びが聞こえてきて、観ていて切なかった。
ラストの高揚感は、ちょっとフェリーニ的というか。人生も愛も刹那ですよ。シラフになるとその真理を考えちゃう。だから、人生について色々と考え込んで辛くなっても、お酒呑んでダンスして仲間と楽しんでそれでOK!それで良くない?そんなフェリーニ的な人生讃歌を感じました。
思ってたのと違ってだけど良かった!
予告編では酒飲みのコメディー映画の認識だったけど、良く出来たストーリー。
血中アルコール濃度がある程度になると仕事の効率が良くなる事を4人の高校の先生が検証して行く展開。
つまらない授業に親がクレームをつける中、先生がアルコールを飲むと授業が一変(笑)
観ている自分も面白い授業に釘付け(笑)
どの位アルコールを体内に入れれば良いのか?徐々にアルコール濃度を高めて行くのが面白い。
生徒の歌も上手になったり、チビッ子サッカーも強くなったり、アルコールの秘めた力はハンパなし(爆)
終始お酒を飲むシーンばかり。
ワイングラスやショットグラスがみんなお洒落。
作品で流れる音楽も自分好みでお洒落。
色々な人間ドラマも盛り沢山。
ラストの卒業式のシーンがとても良い。
その時のマーティンのダンスもかっこ良い!
マーティンを演じたマッツ・ミケルセンが格好良かったり、駄目オヤジだったり見応えがあった。
デンマークは16才からお酒が飲めるのって、どうなんだろ( ´∀`)
単純に呑んで笑ってみたいな、ウス〜い内容の作品ではないよなあ〜
中年男性4人組。それぞれの悩み、人生の行き詰まりアリ。
ただ、途中4人の中の誰か一人でも『Drunk 』実験中、ストッパー的な役目があればリアリティが増したのかなあと思う。これはラストにも繋がる。
デンマークはよく知らないんですが、主人公の妻が云っていたように、飲んだくれ・アル中が多い国民性なのか?
何せ、歴史の授業中に教師が生徒に『君は一週間どのくらい飲酒する?』と聞いていて、その質問された真面目な生徒の飲むアルコールの量がどエライな!とビックリ驚愕し、何故にこんな大っぴらに先生に話すのか??と思いきや、
最後にデンマークは16歳から飲酒OKと字幕に書いてあり、やっと納得。
しかし、若い人も呑む量がハンパないですね。
デンマークのどの辺りで撮影したか解らないですが、田舎ののどかなサッカーグラウンドの青い芝生に夕陽がさしたり、朝焼けや海の夕焼け、晩秋にバカンスに来た地の湖や自然の景色がとても美しかったです。
じき冬が近づいているシンとした空気や、冷気が伝わってくる。
主人公が奥さんとまだやり直しがきくのであれば、やり直して欲しいと思いました。奥さん、主人公ともに後悔のないように‥。
ラストはあんな事があったのに、またお酒かあ?
と思いましたが、ある日突然4人組の中の一人の親友を亡くしてしまった主人公の気持ちを察しました。
そして、やはり人の孤独の深みなど解らない。
また、このお国柄アルコールで亡くなる人が多いと云う風刺や、声高には云わないメッセージも入っているのかなと。
『○○に捧ぐ』とは‥。監督さんの身近にそんな方がいたのかな?
お酒を飲み、喪服でジャズバレエを踊り、その死を偲ぶ。
愉しいお酒ではなく、偲ぶお酒。
日本にはお通夜がある。皆でビールを飲みながらお寿司を食べながら、時にしみじみと故人との想い出話を語り合ったり、懐かしく笑ったり。
後日、火葬と告別式。
ワンクッションありますね。
欧米とは弔い方が少し違う。
ラストが(どちからというと)悲しいお酒になるのは、ちょっと関係あるんでしょうか?
余談ですが‥
最近の外国映画の予告編と邦題は余りにも作品とのギャップあり過ぎるような‥。
この作品もたまたま面白そうな映画やってないかな?と探して、簡単なあらすじと、一応予告編も観ました。
個人的には好きな作品でした。
けど、どうだろう?予告編のようなお気楽な作品では少なくともないです。
男たちの友情に乾杯!
実力派俳優のマッツ・ミケルセンが冴えない高校教師を演じてるのも面白かったし、教師仲間と真面目にアルコール摂取量と社会生活の関係を研究するために
制限付きで酒を飲み始めるのも興味深いテーマでした。現在コロナ禍で仲間と飲みながら会話するというのが難しい時期ですから、楽しく飲んでいる様子はとても羨ましく感じました。
毎晩自宅で一人飲みの自分にはとても魅力的な仲間たちとの友情物語で感動しました。笑えるシーンも多々ありますが後半は酒のせいでかなり深刻な状態にもなります。
しかしラストは感動的で人間愛に満ちた締めくくりで後味も良かったです。酒を飲める方や飲んでみたい方はぜひご覧ください。男たちの友情に乾杯!お勧めします。
酒飲みには共感の嵐
私はお酒が大好きな人間で、お酒の楽しさを知っている。
お酒のおかげで得た楽しい出来事もあれば、お酒のせいで失ったものがあるという経験は、かなり共感した。
お酒との付き合い方はここ数年考えなければならないというのも感じていた。
私はお酒に関わる仕事をしているのもあって、ほんの数ヶ月前まで毎日お酒を飲んでいた。浴びる程飲んだりもしていた。それで失っているものが多い事も感じつつ、やめずにいたが、友人に禁酒を促され禁酒した。お酒のない生活も慣れたら思いの外強く欲する事もないし、生活がしやすくなった。
でもやっぱりお酒を飲む楽しさを知っているし、お酒の場も好きだし、向き合い方を知っていかないといけないと感じて、飲み始めたところのこの作品だった。
好きに生きればいいと最後の歌では言ってくれた。
主人公達はお酒のおかげで生徒たちを導けたりもしていた。
アルコールのパーセンテージが上がっていって、歯止めが効かなくなって、怪我をしたり、おねしょしたり、私生活がぼろぼろになる。
その流れはとても共感できて、飲んでる時は自分がなんでもできる感覚になって好き勝手やるけど、結果次の日など、後悔しかないという状況はお酒を飲む人にとっては身に覚えがあるのではないでしょうか?
みんな反省して実験をやめるが、トミーはそのまま飲み続けて、アルコール依存症になる。
そして死んでしまった。
死ぬ直前にピーターが生徒に少しお酒を飲ませて試験をしているシーンで、「失敗をしたらまず失敗を認める」みたいな事を言っていたんですよね。
それが、トミーは失敗を認めずお酒をやめる事をせずにいたからという伏線回収もあった。
作品としてとてもストレスなく観れたけど、少し説明が多いなとも思った。
(私が無言の演技や展開が好きというのもあるので、、)
良い風に言えばわかりやすいのでしょうが。
とにかく、お酒を飲む自分にとっては身近な問題として教訓の多い作品でした。
最後に、マッツミケルセンこんなにかっこよかったっけ!?
寝顔にちょっとドキッとしてしまった。
ステキな役者さんだと改めておもいました!
飲みたくなった
登場人物たちが、あまりに美味しそうにお酒を飲むので、映画を観ながら飲みたくなった。
オレンジを使ったお酒のレシピとか、初めて知るものもあって興味深かった。
実験目的、、という名目上?で、お酒を愛し、溺れ、楽しみ、後悔、そして悲劇と
よく表現されていた。
現実逃避したくなるアイツらに共感
昔、直属の上司がアルコール依存だった。テンションがやたらと高いときがあったり、ぐったりしてるときがあったり、挙句の果てにはデスクに突っ伏して寝たりして…。治療のために長期入院したりして今も一応働いているけど、あのままだったら死んでただろうな。気が弱いくせに大きく見せようと虚勢を張る人だから余計にお酒に逃げたんだろう。
自分もお酒は好きなので、酔っているときの楽しさや高めのテンション、大きくなる気持ちはわかる。でも、本作のように、お酒の効果を仕事に活用するって発想はなかった。テンション上げる必要もない仕事だからだけど。
血中アルコール濃度を常に上げて、仕事への効率と意欲を引き出せるか?って実験はたしかに面白い。でも、個人的な経験もあって、たどり着く悲惨な結末も少し見えてしまう。
依存症って、肉体的な依存と精神的な依存があって、精神的なものが厄介なんだよな。依存したくなる環境、状況、精神状態が改善されないと何回でも繰り返してしまう。彼らは仕事に活かそうと実験を始めたのだが、お酒に逃げたくなる状況を抱え込んでいたからあんなことになったってことだ。そう考えるとかなりシビアなラストになると思っていた。実際はむしろ前向きな雰囲気さえ感じるラストだった。これって、酒に酔ってるような感じを演出してるだけなのかな。それとも、嫌なことや逃げ出したくなる現実があったとしても、人生はそれ自体が素晴らしいってことを伝えようとしていたのか。後者であってほしい。現実逃避する手段があったっていいじゃないか。気をつけなければいけないのは、飲みすぎないこと習慣化しないことだ。そうやって酒飲みは今日も理由付けや言い訳をしながら酒を飲むのだ。
ワールズ・エンド 酔っぱらいは世界を救うみたいのを期待しました キルケゴールに失礼
デンマークの渋い男優さんたちの映画でした。0.05%の血中アルコール濃度を保つと仕事の効率が上がるという仮説を検証して論文にしようと言い出す高校教師の同僚に同意して4人の仲のいい先生たちが昼間から飲んで授業をする。主役の歴史の先生。保護者から苦情を突きつけられる。つまらない授業で、その内容も生徒からダメ出しされるほど。やる気ない表情のナイスミドルの俳優さん。それが、酒飲んで授業すると、生徒の興味を引き出し、授業が盛り上がる。だけども、生徒たちがそもそも未成年なのにかなりの酒豪揃い。イギリス首相のチャーチルが大酒のみで、ヒットラーが下戸だったというエピソードから授業を始めると、生徒たちがわっとまえのめりに。酒にしか興味がないような生徒たちだからツカミはOKに決まってる。わざとらしいよ。音楽の先生も酔っぱらって誉めると、生徒の歌が素人からプロ級に変わる。わざとらしい。それで結局0.05%では我慢出来なくなって、酒量が上がりみんな酩酊状態に。アホな展開。しかし、足腰立たなくなった演技はアカデミー賞。でも、40前ならいざ知らず、50過ぎてこの状態はシラケるよ。おまいら、分別盛りだろ❗ 看護師なのか夜勤の多いカミサンとのすれ違い生活はあるものの、カヌーキャンプで子供がいるのに、透け透けテントであヘアへ合体。なんだ仲いいじゃん。少年サッカーチームのコーチをやっている友達が愛犬をつれてマリーナからボートで泥酔状態で出船して死んでしまう。それで、葬式場面を挟んで、残された仲間の夫婦仲が良くなる。なんだかな~ 0.05%とか細かいことどうでもいいじゃん。オイラは納得できなかったよ。このストーリー。日本人向けではないね。ちょっと、騙されたな。キルケゴールに失礼。
全190件中、101~120件目を表示