アバター ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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できることと興味ないこと
自然との関わり方など宮崎作品を彷彿とさせますが、一番違うのは徹底して食事シーンが無いことでしょうか。モーションキャプチャの技術的なことかもしれませんが、「アバター」に生々しさを出し過ぎたくないよう感じました
様々な技術を駆使してリアリティを追求しつつも、どこか浮世離れした部分を作らなければいけないのは皮肉ですね
異世界転生もの(前作は完全にそのジャンルと思います)として その世界の文化や風土、今作のテーマである家族や親子を描くなら 食事をついつい入れてしまいそうですが
もしかしたら監督の文脈であるSFジャンルだと、そもそも食事に重きをおかないのかもしれません
悪役はいつの間にか部隊を私怨のために私物化していて、軍人として二流以下です。一緒に着いてくる部下達にとっては、軍全体は関係なく直属のボスの指示が全てだろうなというのはわかるのですけど
主人公が前作でやった「今イケてなくても環境が変われば無双」をそのまま引き継いだのは、同じ境遇になる悪役でなく 自身の欠落に悩む娘キリでした
もっとも この星で一番"多様性"な少年は悩んでる暇ないかのようなバイブス。本当に強い子だと思います
できないことの理由を数えるより、とりあえず 限られたできることでやっていくことの大切さ。社会的マイノリティから正当性を主張する音楽のような映画だと思いました。
監督が3時間映画好きなのはわかるが、2時間で良い
良い点
まず映画界の最先端を行く映像技術。ハイフレームレートは今後の映画に新しい選択肢をもたらしている。他にはない映像美で、これ目的だとしても充分お金を払う価値はあると思う。
ストーリーに関しては前回には登場しなかった海に住む部族が登場し、全体的に海がメインの作品となっている。家族で他の部族に居候することになるが、そこでの窮屈さが伝わってくる、そしてそのせいで犠牲になってしまう展開は非常にやるせ無い。ただ、新たな敵が出てきて倒すの一辺倒になりがちなシリーズものではこれくらいの感情を揺さぶるシーンはあっても良いと思う。
悪い点
長すぎる。この一言に尽きる。
3時間映画はジェームズキャメロンの作品以外ではほとんど見かけないが、なんで3時間ないか監督自身は知ろうとしているのだろうか。
序中盤の展開が遅すぎる、あんなに尺は入らない。
すでに新たな敵が来て蹂躙されている渦中から描いても良かったと思うほど。
総評
次回も例の如く3時間だろうが、タイタニックくらい飽きさせないもの作って欲しい。
また映画館で見たいと思う気持ちにさせるだけの作品ではあるので星4。
どこにケイト・ウィンスレットが!
前作『アバター』も公開時に映画館で至福のときを過ごしました。リアル3D体験、見たこともない映像美、そしてジェイクが先住民ナヴィに溶け込んでいく姿など、どれもこれも圧倒されるものばかりでした。ただ、字幕までもが3D効果で泳いでいたため、見づらかったことは確か。不満は3Dとは言うものの、背景画にそれほど立体感がなかったことくらい。
その不満点さえも取り払ってくれた今続編。何しろキャメロンが得意の水上・海中撮影が度肝を抜くほど素晴らしかった。『アビス』や『タイタニック』をも思い出してしまう映像のオンパレード。子どもたちが船の甲板に縛られてるところでは思わずタイタニックポーズをしてしまいたくなりました。
クジラの巨大なやつ、トゥルクン。人間の知能をも上回るほど凄いヤツで、海の部族メトカイナの人たちはそれぞれ繋がっているようだ。そもそも、パンドラの生物は全てどこかで繋がっているという神秘的な設定も好き。地球人=スカイ・ピープルがアンチエイジングのために殺戮するなんて許せない。年相応に生きましょうよ・・・ただ、認知症治療薬に使うという話だったら、ちょっとだけ地球人にも肩入れしそう・・・
地球人はどうしてこうも侵略好きなんだろう。侵略以外で今回のしつこい地球人は死んだはずの元海兵隊大佐クオリッチ。彼のDNAからナヴィ族を創り出して、記憶だけは持っているクローンみたいなもの。息子であるスパイダーの記憶もあるが、敢えて捕虜にしてしまう始末。1人だけ地球人がサリー一家と仲がいいという設定も面白い。「赤の他人だ」などと叫んでいてもいざとなったら・・・というシーンが良かった。まぁ、とにかく復讐の連鎖や侵略について訴えてくるストーリー。そこに家族を守るというテーマが重くのしかかってくるのです。泣けた。
192分という長尺に耐えられるか心配でしたが、全く問題なかった。一時の平和な暮らしがほどよくて、息子ロアクのジュブナイル的な行動やキリの目覚めなど、そうした時間配分が観客をパンドラの世界に誘ってくれる。1人のアバター観客にさせてくれるのです。妻となったネイティリが活躍しねーなぁ~などと思っていたのですが、終盤に大活躍!う、うれしい。
前作でもジブリっぽさを感じましたが、今回は長男ネテヤムが海の底で金色の海藻に包まれるシーンがナウシカっぽかった。そういや青色になっちゃうもんなぁ・・・などと考えつつ、養女キリの父親が誰だったのかという謎も残ってたことに気づいた。シガニー・ウィーバーなんだからエイリアンの子かもしれんが・・・
期待を裏切らないクオリティ
前作のアバターは、イマイチだったけれど今作は、予想に反して面白かったです。興行収入は、10億ドルと予想しましたが、それを遥かに上回るのが20億ドルになったのは、キャメロンの凄さを実感しました。
あなたはあなたのままで素晴らしい
自分は自分のままで良いと思わせてくれた映画
世界との調和、家族の絆と素晴らしさ
丁度仕事のことで悩んでいたから、なんだか「そのままでいいんだよ」と思わせてくれた映画でした。
仕事に悩んでいる人、自分てなんで生きてるんだっけ?
って悩んでいる人にお勧めできます。
あなたは、あなたのままで素晴らしい
アート作品として超大作、スピード感溢れる展開に圧倒された。
192分という大作。一瞬も目を離せず見てしまった。ほぼ全編CGで作られたというのが驚きである。
今回海のシーンが多いが、海の流れや光が差し込むところ、小魚の大群などの再現は凄い。一つのカットだけでもアート作品。それが素早い動きを伴い192分も続くのだから信じられない程の想像力、それを形(絵)にして、さらに動きをつけるのだから、とても人間業とは思えない。
ストーリー展開は戦いのシーンも多くちょっと辛いが、家族愛もある。
アバターたちを狙い執拗に追いかける側の人間は、アメリカなどの大国ではないかと思ったりする。インド映画RRRもイギリスへの抵抗を表している。
弱者、貧困、自然破壊、侵略、強奪への戦い。こらに対抗することが如何に大変なことか。
画像もストーリーも美しい
青人間、人間、緑人間、それぞれの立場や関係が面白かったです。
緑人間が出てきたころには、もうついていけないかと思いましたが、どんどん話に引き込まれました。
海の中や海の生物の描写がとても神秘的で、ダイバーのわたしは、それだけでも観た甲斐がありました。
一緒に泳いでいる気分で、ピンチのときには一緒に息ができなくなった程です。
途中まで、タイタニックを思い出し、キャメロン監督は海の描写が好きなのか?とか、
青人間も緑人間も太った人がいないなぁ、とか
戦う女性の映画が多くなっていますが、もう母親も戦うんだなぁ、とか
子供は足手まといだなぁ、とか…色々思っていましたが…
気づけばサリー家族の一員気分でした。
1作目は、3Dで観ましたが、青人間が自然の中を楽しそうにしているのし覚えていませんでした。
2作目は期待せず、2Dで観ました。
しかし、4DMXとかwith Screenで観たかった映画だと思いました。
これは、大作で、製作側も楽しかっただろうと推察します。長時間なので、なかなかタイミングが合わず、無理かと思いましたが、観ることができて良かったです。
海の描写の現実感に感動
前作の感動をまた味わいたく、3Dの劇場必須で鑑賞。
海の描写がやはり素晴らしく、自分も一緒に泳いでいるような感覚になりました。鯨に似た生物トゥルクンとの交流も物語として大事な場面で心に残りました。
一番好きなところは、キリがひとり海の中を覗いて、癒されている場面。キリがパンドラの自然を愛していることが伝わってほんわかしました。また最後に近い場面でキリがジェイクを誘導する場面も美しく、感動的でした。
キリやスパイシーはどういう背景でジェイクと繋がっているのかなど、やや子供たちの関係性が混乱してしまったのでそこは、見た後もモヤモヤが残りましたが、前作同様に作り込まれたパンドラの自然豊かな世界観に没入でき、素晴らしい体験が味わえました。
三作目あるかなぁ。今から期待です。
目が喜んだ!心が踊った!
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
私のレビューって大体、枕で関係ない話しを入れるのが普通なんですね。この映画を観たあとはそれも違うなあ・・・
CG(コンピュータグラフィックス)の世界って日進月歩。秒進分歩。前作は13年前。つまり二十歳以下は知らないんですよ。
CGの嚆矢は多分、「トロン」1982年 。商業的に成功を収めたのは「ウィロー」1986年。そこから幾星霜。ここまて来たか!
暫し個人的な話しなんですが、「ウィロー」を観たあとに気づいたんです。
や、やばい
財布を落とした。
はい。自業自得です。出てきません。映画館で無くしたのに・・・
郷里(くに)の母に手紙を書きました。
ばってん、東京は怖かとこですたい。
いや東京在住なんですが。
はい。ここから映画の感想です。結論から言うと、良かった、面白かった、堪能した。まあこれで終わってもいいんですが・・・味気ないんでもう少しだけ語らせて頂きます。
まず映像がすんばらしい‼️金太郎飴みたいに皆さん仰ってますが・・・それでも、すんばらしい‼️もう何にもおこんないていい。永遠に見続けたい。
美しい風景は心の栄養です!
前作はなんと13年前です。もちろん劇場に行ってますよ。体感では5年前くらい。光陰矢の如しですね。
特に後半の水中シーンね。いやね水の表現って難しいんですよ。そりゃあデジタルで処理できるんですが、ちこっと違和感。
キャメロン、俳優を水に突き落としやがった!押すなよ!押すなよ!絶対押すなよ‼️
はい!押したーー。
ドラマについて語るとネタバレなんで言えないんですが家族の物語だった。良かった。ディズニー(20世紀フォックス)なんでポリコレに配慮しながら普遍的なドラマを語っています。
さてと・・・興行収入は世界的にはとんでもない事になっています。1カ国を除いて初登場1位。その1カ国とは日本。上にアニメ作品2作が居座っていて、安定の銅メダル。
日本はやはりアニメの国なんですね。キャメロンも影響を受けているのかな。ラストは「風の谷のナウシカ」
みたいだし、海洋生物はワンピースの魚人島篇だしね。
だからこの映画は実写とアニメの中間作品。
あとねスカイピープルが安定の悪党。あのオバハンね。コーヒーを飲んでるよね。
キャメロンの中ではコーヒーを飲む奴は悪党なんだね。私もコーヒーは大好きなんだけど明日から紅茶にするわ。
どうでもいいわ‼️
キリが可愛いんですが、シガニー・ウィバーでした。エイリアン2 以来のタッグ。いやはや義理堅いね。キャメロンは。
しかしながら、取り止めのない話しで申し訳ない。
この作品って言語じゃ伝えきれないのよ。
まあたまにはいいかな。
笑うところがなくってごめんなさい。
お付き合い頂きありがとうございました。
圧倒的映像美
前作に続き今作も本当にスバラシイ。
これだけ見事な映像作品を創るジェイムズ・キャメロンは本当にスゴいクリエイターだと思いました。
3時間を超える長編ですが、映画を最後まで堪能出来ました。こんな良い作品が見られた事に感謝します。
美しい
とにかく美しい!
なんとも陳腐な言葉だけど、そうとしか言えない
何が現実かわからなくなるほと、何もかもの映像がリアルで情景も感情もザクザクと入ってくる
最後はタイタニックか!とちょっとクスッとしてしまったけど、それ以上にドキドキハラハラしました
時間を感じさせなかった
「家族」のツラした虐待じゃん
映像はこれでもかというほどの綺麗さ。緻密さ。
圧倒的。
ただ、こんなに大人の都合に巻き込んで子供を危険に晒すことをよしとする映画だと思ってなくて、3時間ただただ辛かった。
観なければよかった。
子供の扱い方に対する価値観が違いすぎる。
というか、ジェイク弱すぎ。口だけすぎ。
昭和の頑固オヤジより酷いんじゃない?
そもそも話がめちゃくちゃ。
10年も練ってたせいで本人たちも引っ込みつかなくなってるよ。
怖いもの見たさで観るようなものでもない。
子供が大切な人なら尚更。
あー疲れたー 泣
想像を超える海の映像の綺麗さ。 実写かと思うくらいだった。 海の映...
想像を超える海の映像の綺麗さ。
実写かと思うくらいだった。
海の映像を観ているだけでも心地よく、癒される。
3時間を越える上映時間に不安だったけど、観てしまうと時間を感じさせなかった。
今回は家族がテーマ。観方の視点が変わるとまた違ったアバターが見えてくる。
楽しめました。
続編も楽しみ。
映像はすごい!
海が綺麗という評判は聞いていたものの、どうせCGだし今更驚くほどでもないだろうと思っていました。が、しかし全然違います!
惑星パンドラの幻想的で美しい海の中に、作り物を見せられているのではなく、丸ごと自分がそこに入り込んでいるかのようでした。
ハリウッドの最先端の技術は、日本のやっとまともになってきたCGとは全然別格でした。
これは、映画館の大画面、高品質な音響、3Dで是非とも観てほしいです。
ただ、3時間は長く、わりと単純な内容でだんだん飽きてきました。
主人公達一家が、違う部族に溶け込むまでが丁寧に描かれてるのは評価できます。ナヴィ達の生活様式も、かなり設定が練られてます。
けれども、単純な勧善懲悪で済ますあたりが前作と何も変わっておらず、典型的なハリウッド映画でした。終盤の戦いも、結局憎しみ合い、殺し合いで、どちらかが勝つか負けるかで解決させてしまいますからね。
反捕鯨的な雰囲気も、そこまで露骨ではないものの、なんか癪に障りました。
娯楽映画としては大変良くできており、莫大な制作費による映像は素晴らしいです。ただ、観た後何も残らない、良かったねで終わる映画です。
「シガニー・ウィーバー好き」
今年14本目。
シガニー・ウィーバーがアメリカの女優で初恋の人。「エイリアン」です。日本公開に先駆けて来日しましたが、背筋がピンと伸びて姿勢も美しい。今でも好きです。プロデューサーが「見る」じゃなく「体験」して下さいと言っていて、やはり映画を「体験」して見れる景色もあると思います。IMAX3Dで3D久し振りでしたが思わず手を伸ばして触ってしまう位臨場感は良かったです。魚、花びらが飛び出してくる所がお気に入りです。
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