夜明け告げるルーのうたのレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた

劇場公開日 2017年5月19日
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しっかりまとまった良作

気にはなっていたものの、その独特なアニメーションと、何より湯浅政明監督自身の作家性があまり好みではなく、スルーしていました。
しかし、世評の良さと夜は短し歩けよ乙女との特集上映を機に鑑賞。

細かいところまで気の利いた、まとまりのある作品だと感じました。
多くの描写が後の展開の伏線になっており、それらを探すのがとても楽しく感じました。

また、日無町の描写も分かりやすく、どこに何があるのか分かりやすく描かれていた気がします。また、過疎りつつ田舎町の後ろでは、新幹線らしき鉄道が通り過ぎて行き、高速道路が通っており、時代に取り残されていく町の寂しさが伝わってきました。

人魚に噛まれると人魚になるという発想や、光に弱いといった設定も劇中で上手く活かされていたと感じます。特に壁が日光を遮ることで人魚を生かす役割があったという、言い伝えとその伝承を絵柄を変えて表現する手際の良い話し運びに、日無町の人魚に対する畏怖の念が伝わってくるようです。

そして、今作最大のポイントともなる音楽の心地よさ、気持ちのいいリズムが、気の利いたアニメーションと混ざることで素晴らしいグルーブへと昇華されているのではないでしょうか。

独特な絵で食わず嫌いをするにはもったいない秀逸な作品と出会えた気がします。

こんなにストーリーがあるとは思っていなかったので、期待値を下げて観たぶん、より一層面白く感じたのかもしれません。

私個人的には、同時に観た「夜は短し歩けよ乙女」より楽しく鑑賞できた、胸を張ってお勧めできる作品です。

みうら
みうらさん / 2017年8月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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これぞアニメーションの真髄 ネタバレ

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終映間近にやっと地元にやってきてくれて
ようやく鑑賞
正直言って、全く期待していなかったが…
湯浅政明監督、恐れ入りました。
★5つでは全く足りない。
日本アニメ史上屈指の大傑作です。
あちこちに小ネタや小気味良いギャグがテンポ良く入ってるだけでなく、決定的に面白い。
アニメ映画は、「ただキャラクターが動いていて楽しめる」というのが究極なのであれば
この映画はそのアニメの基本たる動きが最高に楽しめる作品。

冒頭、マイクを叩いて始まるファーストシーンから
音楽一つ一つが何とも心地よく響く
ルーが登場してからは「歌うたいのバラッド」が必然的に多く使われてるのだけど
場面場面でアレンジを上手に変えてあり、これがまた絶妙にマッチする。

主人公のカイも、最初の数分はまったく表情が読み取れない、とても影ある少年として描かれてるのが、タイトルの出る場面で人魚を見つけて、奇妙な機械的な動きを見せた後に次第に打ち解けていくと、色々な表情を見せてくれる。
ルーとセイレーンの初セッションは、もし自分があの場にいられたなら、絶対に一緒にバンドをやってみたくなるほど、見ていて楽しくなる。
あの不思議な歌声で音楽合わせたら面白いだろうなー、こいつらホント楽しそうな顔してるなーって。

主人公の相棒的役割を果たす国夫、とにかく感情動きが激しい遊歩と、脇のキャラクターもなかなか面白い連中。国夫も10代なのにもう髪の毛の心配してたりする割には、「ライブしたい」とだだこねる遊歩に「わかった」なんて根拠もなく頼もしく言っちゃうイイ奴。一緒にいたら絶対友達になりたい。

ルーとカイの深夜デートもそれぞれの夜景が一つ一つ丁寧で、どれも初めて観る人魚の子には珍しさでいっぱいで「すき」ばっかなのも当然。ワン魚を誕生させて夜明けと共にバッシャーンと海に帰って行くというのもなかなか斬新。
一部で古典的名画のパロディも出てくるが、このシーン、とにかくルーが愛おしく愛おしく感じますよ。

セイレーンのデビューライブにおける、ルーが巻き起こす日無町全体を巻き込んだダンスシーンは、どこかカートゥーンを思わせる懐かしさを感じる絵柄で
とんでもなく早い足裁きとハイテンポなリズムを刻む音楽に合わせてアニメ映画史上最高のダンスシーン魅せてくれる。
もっと見せて、音楽止めないでーとなること請け合い無し。

しかし、ルーとの最高の夏休みは、このあたりまで。
以後ストーリーは深化していく。
街中がルー、人魚の存在を知ってしまってからは、大人たちの汚い汚い部分が沢山描かれる。
それを商売にしようとする者、拒絶反応する者、はたまた殺そうとする者すらいます。
最初は人魚に好意的だったオバサマ方もすぐに掌返してきます。
どこか、現代の人間社会の縮図のようにも思えますね。
そして、よくよく考えれば、その“大人たちの身勝手”が引き起こした事件である遊歩の家出でストーリーは大きく動きます。
人魚がよくカイの家に現れることを知っていた大人たちは遊歩誘拐犯としてルーを監禁してしまいます。
さらに、大人の身勝手さは、ルーを犯人と決め付けて彼女を殺そうとしたことでついには海の神様の祟りを引き寄せてしまいます。

そこでようやく一部分の大人たちは、子供たちの正しさや純粋な想いを認めてくれます。
そんな目に遭っても、ルーは健気に日無町の人々を救おうと親子で奮闘。
遊歩や国夫たちの援護も虚しく、もう頼みの綱の人魚たちがダウン寸前となったときに
「嗚呼歌うことは難しいことじゃない~」というヘタクソな歌声が街中に響き渡る。
しかし、この歌声はルーが誰よりも大切に想う大好きなカイの声。それまでのどんな力よりも強いフルパワーで、彼らは主人公たちの町に立ちはだかる大きな壁を文字通りぶち破るのです。
最後の最後にこの歌は“短いある一言”で終わりますが、その後の人魚たちとのシーンを予見させていますね。
ヘタクソな歌でありながら、このシーンは上手に歌われては却ってリアリティを削いでしまうので、本当にカイの心の叫びが歌となったように聴こえるでしょう。

ラストは日の当たる町になった日無町と主人公たちの明るい未来を示唆して終わる、爽やかな結末。

脚本は確かに、すこし鋭いヒトなら粗方結末は見えてしまうし、ウクレレに釣り糸張ってマトモな音が出るとは思えないのだけど
それを全部ひっくり返してしまう圧倒的な演出美。
Blu-rayは早くも10月には出てしまうが、かかってる劇場があれば、この映画関しては絶対に観て損はない。
だって最高のアニメ映画で、最高の音楽映画でもあるのだから。

uhoxtueboy
uhoxtueboyさん / 2017年8月19日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 楽しい 幸せ
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アニメが粗い... けど悪くなかった‼︎ ルー‼︎ パパ‼︎ ベロ... ネタバレ

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アニメが粗い...
けど悪くなかった‼︎

ルー‼︎
パパ‼︎
ベロだらぁ〜ん犬‼︎

爺様はお母さん
婆様は旦那さんに会えて
良かった‼︎
亡くなったんだけど
ハッピーエンドだよね‼︎

snowball
snowballさん / 2017年8月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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大大大傑作

大大大傑作。凡百あるアニメーション映画の中でも群を抜いたクオリティである本作が興行的に奮ってないの全く納得出来ないので、BD発売の折りには間違いなく購入させていただきます。

もりめろん
もりめろんさん / 2017年7月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
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河童のクゥから10年後

合わない事には関わりたがらない海辺の町に暮らす現代人たちと人魚・ルーとの交流をポップにシリアスに描いた作品。ストーリー展開は非ジブリのオリジナルアニメ映画の先陣を切った「河童のクゥと夏休み」(先代クレしん監督の原恵一が制作)や「ももへの手紙」と似通っているけれど、中学3年生と色々迷う年頃のカッコ悪い主人公たちのグシャグシャな人物描写は「鬼神伝」や「心が叫びたがっているんだ。」のようでもあり、経験がある人には物語に感情移入しやすいと思う。
ただし、エピローグへの畳み方が少々雑で、その後もしっかり見せて欲しかった。
萌えやヒーロー要素がないオリジナルアニメは広く受け入れられず、ヒットには至らない状態が続いているが、カイの祖父の悲しいエピソードなど、アニメから遠ざかった親世代にも観てもらいたいと思う。

alanozo
alanozoさん / 2017年7月14日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
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どうしてこんなに評価が高いのか

湯浅作品はマインドゲームとクレしん劇場版が好きだったので観るようにしていましたが、夜は短し〜とルー立て続けに思っていたような作品でなくがっかりしました。ルーに関しては脚本が全く良くないです、以前から御都合主義な湯浅脚本ですが、最近はラストに進むにつれありがち&感動シーンの寄せ集め的な面もあってブッとんでるシーンばかりが悪目立ちしています。キャラクターに関してもルーとお父さんは良いキャラ(別監督作品のオマージュ)でしたが、人間側のキャラ設定がどれもモブかと思うくらいに魅力の無いキャラでした。音楽もタイアップ?側の事情かと思いますが何度も同じ曲が流れすぎです。もっと繊細に映画を作って欲しい。これからは湯浅監督の作品でも原作または脚本家によって観るものを選ぼうとおもいました。

海中
海中さん / 2017年7月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  -
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湯浅ワールド

内容というより歌うたいのバラッドが良かったなーという印象

しーた
しーたさん / 2017年7月3日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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ボチボチ

可も無し、不可も無し

Daikokumai
Daikokumaiさん / 2017年7月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい 単純
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日本アニメーション映画の良いとこどりをした様な既視感は拭えませんが...

日本アニメーション映画の良いとこどりをした様な既視感は拭えませんが、テンポの良さと嵐のように押し寄せる真っ直ぐさに感涙。

ころ
ころさん / 2017年6月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ブルーレイ買うわ

ブルーレイ買うわ

BOB
BOBさん / 2017年6月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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テクニック

作画、キャラ造形、アニメート共に良いけれど肝心なストーリーが弱い。脚本も散漫な印象、とってつけたような青春ドラマでは多くの観客に響かないのでは。
朝の情報番組の監督出演をみて見送りを思い直し、鑑賞も、、

労働4号
労働4号さん / 2017年6月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
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まあまあだった ネタバレ

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 登場人物があまり好きになれなかった。特にヒロインの女の子がやっかいなメンヘラにしか思えず、距離を置いた方がとしか思えない。ルーも幼児だし、そんなのを人前に出したらダメだろと思った。お父さんはいなくて、主人公とお兄さんとおじいさんで暮らしているのかと思ったらお兄さんだと思っていたのがお父さんでびっくりした。結局お母さんの手紙はなんだったのだろう。

 また、日光がNGだと分かっているのに日中にばかりライブをやるのはどうしたことだ。

 人魚の音楽なら人魚なりの何か雰囲気があってもよさそうなのに、Jポップだった。

 新潟での上映が見れず新宿で見て、新潟で見ればよかった。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2017年6月27日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい
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大まじめにふざける

あまりアニメ映画に詳しいわけではないけれど、とりあえずジブリとか新海誠作品のようなものとは一線を画していた。

大まじめに大まじめなそれらとは違い、大まじめにふざける本作は、かた苦しくならない安心感をくれた。それでも泣けた。素敵だった。

Eggoko
Eggokoさん / 2017年6月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
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舐めちゃイケない

一見して、ポニョか河童のクゥかと思えるジュブナイルなファンタジー。ところがコレがなかなかどうして、ダイナミックでアヴァンギャルドなイカしたバンド・ムービーなのだった。その分荒削り感はあるものの、爽快感、満足感もハンパない。

Mr.G
Mr.Gさん / 2017年6月25日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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受賞のおかげ

見逃してたのだけど、受賞のおかげで再上映となり見に行きました。レビューを見て好みの分かれる映画なのはわかってましたが、とても楽しめました。
ルーが可愛く無いとの感想もあるようですが、私にはとても愛おしく思えました。
独特なアニメなので、興行的には成功とはいえないのかもしれませんが、ルーもルーのお父さんもみんなに愛されて欲しいですね。

キット
キットさん / 2017年6月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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夜明けが長い。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

独特の絵面と色合いでポップな動きが面白い作品だったが、
監督の完全オリジナルというには既視感の多い作品だった。
ファンタジーは悪くないしルーという人魚も可愛いけれど、
これジブリだよねぇ?と思わせる箇所が多くて後半が長い。
キャラクターの動きに反して話が失速していくような感じ
で少々飽きてしまった。斉藤和義の楽曲はどれも大好きで
歌うたいのバラッドもいいのだが、かなりしつこく流れる
ので他の楽曲も聴きたくなる(^^;構成は今一歩という感じ。

ハチコ
ハチコさん / 2017年6月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい 怖い 興奮
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いい映画なんだが ネタバレ

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読解力がないせいか災厄から大団円に向かうあたり、人魚が災いの原因ではないとする筋がわからず。
残念な点として、あざといお涙ちょうだいがあるのが興ざめる。タコ婆さんのセリフ通りなんで今さら。

ys
ysさん / 2017年6月18日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 楽しい
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崖の上のポニョみたい。

仏アニメ映画祭長編部門の最高賞だそうだが、某放送局の紹介映像を見た限り「崖の上のポニョ」とどこが違うのか分からなかった。パッとしない作品なんで話題が冷めないうちに早くDVD(BD)を出せば良いと思う。

ニックネームちゃん
ニックネームちゃんさん / 2017年6月18日 / PCから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  笑える 怖い 難しい
  • 鑑賞方法:TV地上波
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映像的には面白い

全編Flashで作ったという映像は独創的で面白く、映像美を高く評価されたのも理解できる。
しかし物語としては何が面白いのかさっぱりわからんかった。とはいえ、見て損はないでしょう。

uttiee56
uttiee56さん / 2017年6月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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飽きてしまった

歌うたいのバラッドが好きなので、予告を見て気になり鑑賞。内容的には単調に感じ、後半飽きてしまいました。もう少しひねりが欲しかったなあ。お子様は楽しめると思います!こちらでも言われている通りポニョを思い出しました!

c.
c.さん / 2017年6月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
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