戦場のブラックボード

解説

「戦場のアリア」のクリスチャン・カリオンが監督・脚本を手がけ、ナチスドイツのフランス侵攻によって引き裂かれた父子の絆を描いた戦争ドラマ。1939年。共産主義者のドイツ人ハンスと8歳の息子マックスはナチスから逃れ、フランス北部の小さな村で素性を隠して暮らしていた。しかし不法滞在であることが発覚したためにハンスは逮捕され、マックスと離れ離れになってしまう。やがてナチスの侵攻を受け、村人たちは疎開を余儀なくされる。マックスは女性教師スザンヌに支えられながら、移動する度に学校の黒板に父へのメッセージを残し続ける。一方、偶然にも脱獄に成功したハンスは、マックスの行方を必死で追いはじめるが……。出演は「ヒトラーの贋札」のアウグスト・ディール、「息子のまなざし」のオリビエ・グルメ。「ニュー・シネマ・パラダイス」などの巨匠エンニオ・モリコーネが音楽を手がけた。WOWOW放送時のタイトルは「ブラックボード 戦火を生きて」。

2015年製作/114分/フランス・ベルギー合作
原題:En mai, fais ce qu'il te plait

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0戦火を逃れて

2017年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

ナチスドイツの侵攻により、フランス北部の小都市の市長は、故郷を捨て南部へ疎開することを選ぶ。
一方、ドイツの反体制派でフランスに子供連れで逃げてきた男は投獄され、子供だけ残され、市長一家とともに行動する。
戦争が始まれば民間人は虫けらのように殺されてしまう。
ラストの希望を残したのはいい。

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