ムーンライトのレビュー・感想・評価

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ムーンライト

劇場公開日 2017年3月31日
189件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

誰のもとにも優しく降り注ぐ、普遍性に満ちたラブストーリー

息が止まりそうなほど静かで美しい。オスカーを受賞したことを一旦忘れて、ニュートラルな心持ちでじっくりと味わいたくなる作品だ。

ドラッグ、過酷ないじめ、母親による育児放棄、同性愛といった、どれひとつ取っても重くのしかかってくるような題材を描きながらも、独自の色彩美と、月明かりに照らされ胸の中まで透き通っていくかような神秘的な趣が全ての存在を包み込んでいく。決して社会派ドラマなどではなく、これは自分の人生に影響を与えた様々な人たちに向けた純粋なるラブストーリーなのだ。そこにはもはやLGBTという言葉すら必要とすることはない。月明かりが誰のもとにも優しく降り注ぐように、観る人を分かつことのない普遍性がどこまでも広がっている。

登場人物は少ないが、誰もが印象的だった。彼らもまた、それぞれが月のように独自の輝きを放ち、様々な意味で主人公を照らす。人が歳を重ねて、成長していくことの意味を改めて教えられたような気がした。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2017年3月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:試写会
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抑制がもたらす興奮はかくも強烈なのか!? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

マイアミの貧困地帯。何かにつけて仲間たちに虐められている少年、シャロンを匿ったドラッグディーラーのフアンは、決して、暴力には暴力で対抗しろとは言わない。思春期を迎えたシャロンは友達と連んでいきがったりせず、月夜の浜辺で"永遠の一瞬"に体を震わせる。今や逞しく成長した青年のシャロンは歯を金で固め、筋骨隆々のボディで自らをガードしているが、何が彼をそうさせたかは観客に想像させるのみ。等々、かつて見てきた黒人映画のルーティンをことごとくスルーし、ひたすら優しく、知的で、且つ、エモーショナルでエロティックな愛のストーリーとして全編を全うしている。抑制がもたらす興奮はかつも強烈なのか!?その余韻は未だ熱を帯びている。

MP
MPさん / 2017年3月27日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 知的 幸せ
  • 鑑賞方法:試写会
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いわゆるアート系映画なのかな

予告編では面白そうだったけど、ちょっと残念な映画でした
お父さん的な人がいきなり死んでたり、主人公がムキムキマッチョになってたり
その過程をもうちょい描いて欲しかった
カメラもアップが多すぎて見にくい気がした
思春期に誰にでもある感情を普通に描いた普通の作品でした

たつ
たつさん / 2017年5月24日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ピュアっ子の恋 ネタバレ

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月明かりの下、裸足で波打ち際を歩くような……終始そんな静かな印象の映画だった。
主人公のシャロンが、言葉ではなく目で語る子だったからかな。

引っ込み思案なリトル、草食男子そのものという印象のシャロンを経て筋骨隆々なブラックになっても、中身は変わらない。
寂しさにじっと耐え成長したら、すっかりヒネてしまってもおかしくないのに、謝罪する母親を許してあげる優しさを失わずにいてくれたシャロンが愛おしい。
そんな彼だからこそ、初恋の君とうまくいったらいいのになと素直に思えたのだと思う。

ただ、現実的に考えると、売人になってしまったシャロンとバツイチ子ありのケヴィンがすんなりハッピーエンドは難しいだろうな……
そんなことを思ってしまったせいで、鑑賞後は妙にしんみりしてしまった。

世間の評判ほど素晴らしい映画だとは正直思わなかったけれど、心地好い冷たさというか静かさみたいなものがじんわり染み込んでくるような、なんともいえない余韻の残るいい作品だったと思う。

なまこ
なまこさん / 2017年5月23日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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社会を反映した映画

今の社会を反映した映画なんだなあという感じ。ラストシーンが良かったですね。

もりめろん
もりめろんさん / 2017年5月23日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:-
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暗く美しく

人種関係無く、その土地で息をしている一人の人間の話としてとても良かった。素晴らしかったと思う。マハーシャラ・アリがイケメン過ぎて落ちた。

Rei
Reiさん / 2017年5月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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現実。

終始暗め。まず、映画の過激な性描写が苦手な私には駄目でした。
愛情を受けられない子供、ドラッグ、同性愛への偏見が世界からもっともっと減って欲しい。

アンナ
アンナさん / 2017年5月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ムーンライト

正直に言って、何がそんなに評価されているのかが、全然わからなかった…。人種とか、LGBTとか、そういった差別を優しく包みこむ、普遍的な愛の物語なのだろうけど、全然響かなかったのはそのジャンルへの私の感受性がまだ狭いからなんだろうなぁ。なんか悔しい

みな
みなさん / 2017年5月21日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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は?アカデミー作品賞?

またもや残念賞。Mahershala Aliは前半しか出てないのになぜ助演男優賞?私にとってはアカデミー賞作品賞ではない。

YATokyo
YATokyoさん / 2017年5月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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スタンドイン

この映画は差別に対する映画だったと思う、黒人だったり同性愛だったり、そして主人公シャロンの心と同じ、"何も知らないくせに"というのが世への訴え。この世がどれだけ黒人差別があっても、周りにどれだけファゲット(オカマ)と言われても関係ない、強く生きていいんだというメッセージがあった。どちらでもない僕や日本人には真っ直ぐ来なかったと思う、でも僕は受け取った。黒人が投げて黒人が打ったホームランを。優しくて力のこもったその球を。スタンドで待ってるだけじゃダメだった 向かって行く気で観れば良きかな

114645
114645さん / 2017年5月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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アメリカ映画界の底力をみた。

麻薬中毒で売春婦の母に育てられる黒人シャロンの鬱屈した、しかしピュアすぎる半生を、極めて淡々と描いた本作は、第89回アカデミー賞作品賞を受賞している。

演出過剰の現代の世の中で、きわめて重厚な人間ドラマをここまで静かに淡々と描く作品は、正直興業的に作りたくても作れないというのが実情に違いない。しかしそれが確かに存在した! この映画を観終わって、(ポスト・トゥルース的な)今日という世界に、かくも純粋な映画を産み落とすことができたハリウッドの「良心」と「奇跡」への礼賛こそ、この作品賞であったのだと私は理解した。

この映画はかなり消耗する。寝不足や体調不良、特に精神的不安を抱えた状態で挑むと、あとが大変だろう。とにかく「強度」がものすごい作品なのだ。人種による貧困、イジメ、犯罪、さらに精神的に崩壊寸前の母親が重要なモチーフとして描かれている。そこに主人公の性的マイノリティも絡んでくる。現代の閉塞感に満ち満ちていて、終始、分かりやすい出口は提示されない。

でも、ちゃんと希望は描かれていた。主人公の内面の、かくも純度の高い「純粋」という精神に。これを現代で描くのは、簡単に虚構になってしまうから至難の業だ。しかしこの映画はそれに完全に美しく成功している。それに心底驚いた。

さて、ここからは好き嫌いの話。正直、私はかなり苦手な作品だった。抑制した演出、という演出が苦手すぎた。もうこれは、どうしようもない話。あとはやはり自分がアメリカ社会に生きていないため、実感からややほど遠いというのも、正直な印象。本来、もっと身につまされる物語なのだろうと想像しながら観ていた。

渋谷の映画館はいまだに超満員。アカデミー賞受賞作の箔付はかくもすごい。もちろん私もそのおかげで出会うことのできた一人だから、やはりありがたいと感じている。作品に出会えるのは、やはり縁だと思う。

もと
もとさん / 2017年5月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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めちゃくちゃ良かった。

あともう3時間くらい見て居たかったです。こんなに心に訴えられる映画、確かにオスカー受賞作で間違えない。あーー良かった。

Raraismama
Raraismamaさん / 2017年5月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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シビアな人生観

ララ・ランドとどっちが取ってもおかしくなかったな。

ドラゴンミズホ
ドラゴンミズホさん / 2017年5月15日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい
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分からない

1回見ただけでは、分からないな。シャロンを含め登場人物の心の中に迫ることができなかった。おそらく何度か見れば、感じ取れたのかもしれないが。自分には合わなかったかもしれない。

ヒイロ
ヒイロさん / 2017年5月14日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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静謐。

最近は派手な映画に毒されているのか、本作のような静謐な作品は、なかなか咀嚼できなくなっている。

まあ、見事に黒人しか出でこないわけだが、そのことをことさら強調しているふうではない。
言ってみれば、これは男の生き方の問題であり、それを自分の身近な世界を使って描いたということだ。

バリー・ジェンキンスの演出は長編2本目とはとても思えない、流麗なカメラワークが特徴的である。冒頭の長回しは素晴らしい。

ただ、これはこちらの都合だが、もう少し体調を整えて観賞すべきであった。

mg599
mg599さん / 2017年5月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  知的
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ずっしり

人は変わるし、変われる。だけど、本当の部分はかわらない、というお話かな。

あいきくん
あいきくんさん / 2017年5月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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エモい

emotional ことエモいとは正にこの映画の事。
ブラックの社会での同性愛。
映像がとにかく綺麗でした。

ただこの作品がオスカーを取るとなるとやはりスタッフ側を見てしまうのも事実です。

you
youさん / 2017年5月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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シャロンの中に自分を見る。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

シャロンの子供時代と高校時代と大人になってからを、それぞれ役者を代えて切り取った3章の物語です。

予告で車を運転していた歯が金色の男性が、まさかシャロンだと思っていなくて、びっくりした。

世界はシャロンに優しくなかった。
母はジャンキーで、学校ではいじめられる。
唯一優しくしてくれたフアンは、母に麻薬を売る売人。
友達はケヴィンだけ。
どうやら自分は男らしく見えていないらしく、オカマと呼ばれる。母にも言われる。自分ではどうなのかわからない。
ケヴィンが好き、ケヴィンに触れられるのは、切なくて、うれしい。ゲイなんだろうか。

言葉をたくさん持っているわけではなくて、ほとんど語らない、
寡黙でおびえた目をした繊細な男の子の佇まいが、様々なものを語る映画でした。
夜や海の色彩がうつくしく、切ない。とても詩的な映像でした。

3章の間の出来事は何も語られない。
フアンはどうして死んだのか。
母はいつ薬物リハビリを始めたのか。
シャロンがレゲエ男子をぶちのめした後、ケヴィンはどうしたのか。
語ってほしかったような、いや、その省略が美しいような。

一見して、世界を十分に味わえたわけではないので、
また見たいと思います。

南部の発音は聞き取りづらいし、貧しさの実感もよくわからなく、あんなに荒んだ地域があるのかも知らない。

でも、自分の輪郭がつかみきれなくて、
生きるために嘘の鎧をまとわなくてはいけなかった
シャロンの孤独、
親に愛されない辛さ、
一時の思い出を抱きしめて孤独に生きる時間の長さ、
思いを伝える機会を得た時の、喜びと恐怖、
すごくよく知ってる気持ちがいっぱい詰まっていた。
ひとってそうだよねという、普遍性。

遠い世界に自分と同じように、苦しみもがきながら、
何かを得ようと生きている人がいるという実感に、
切なくなるいい映画です。

だいず
だいずさん / 2017年5月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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フアン

映画史上最も人格者な黒人ドラックディーラーが出てくる。ちなみに最も人格者なピンプはハッスル&フロウのDジェイだけれど。
ファゲットとかバティマンっていうのは、ゲイの人達を不愉快にするための言葉だ、ゲイになってもファゲットとは呼ばせるな、みたいな素敵な言葉を吐く。
印象深いのは、ジュークボックスのあるダイナーの時代錯誤とすら思われるやたらロマンチックなシーン(このシーンだけいきなりキャロルばりに冴えてて、冒頭フアンがリトルと出会ったあと連れてったファストフード店のシーンもそうだけど、ジェンキンスは切り返しがかなり上手い。)だったり、
はにかんだ口からグリルが見え隠れするブラックのなんとも言えない表情だったりするんだろうが、
個人的には金歯つけて、ムキムキタンクトップに、ゴールドチェーンに、パチモンROLEXにマッチョ化けしたブラックが、ローライダー?乗りながらトラップシティアトランタを流す時の、GOODIE MOB使いが問答無用で印象深い。
ゴリゴリマッチョなグリルニガを登場させながら、ケンラッセルとかグレッグアラキとかブルースラブルースみたいなマッチョなゲイムービーではなく、なんなら、デレクジャーマンみたいな、なかなか繊細な恋愛映画に見せたり、
前述の通り、ディーラーのくせに、やたら素敵な大人っていうキャラ設定だったり、
ちょっとようやくここまで来たか的な新鮮な見せ方がかなりスマートlikeオバマで、NiggaWithAttitude。
ただし、物語の組み立て方、具体的にはフアンがハスリン中に車の中でラリった母親と邂逅させたり、ドレッドのいかにもな悪いじめっ子が指示していきなり親友にボコらせたり、は大分ステレオタイプなマッチョな説話法だし、ゴリゴリのカラコレもかなりマッチョな手法だと思うけど。
このスマートさは曲者で、淡白とか物足りないとも表現できて、JBばりのタールなファンクネスを求めていると、なんかイメージカットに時間使って、
フアンがどう死んだのかとか、なぜお母さんが改心したのかとか、
ラスト、触らせたのはお前1人と言った後の濃密な時間、その告白を親友がどう受け止めるのかカット割って頭撫でてるとかじゃなしに、逃げずに描いて欲しかったと思ってしまう。
結果、すごく良く出来たAppleのCMみたいとも言えてしまう。ショーンベイカーのタンジェリンはそこは超えてた。

ssspkk
ssspkkさん / 2017年5月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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ヒップホップIQ/LGBT/せつなくて泣ける

すごい面白かった。
宇多丸の映画評を聞いてからが良い。
オープニングのevery niggar is a starという曲のサンプリングから、ケンドリックラマーのto pimp a butterflyとの共通項を見いだして、ハードな生活の中の叙情的な話である、という解説や、
テーマ曲のチョップド&スクリュードというリミックス手法を用いた音楽の使い分けをどういう意味があるのか、
などヒップホップIQ高い解説がピッタリ。

中身はLGBTからのせつない恋。
青年期の切り替わりと、レストランシーンで泣いた。

面白い!単館系!

388
388さん / 2017年5月12日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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