GODZILLA 怪獣惑星

劇場公開日:

GODZILLA 怪獣惑星

解説

日本が誇る「ゴジラ」シリーズ初の長編アニメーション映画。巨大な怪獣たちが支配する2万年後の地球を舞台に、故郷を取り戻すべく帰還した人類の闘いを描く3部作の第1部。20世紀末、巨大生物「怪獣」とそれを凌駕する究極の存在「ゴジラ」が突如として地球に現われた。人類は半世紀にわたる戦いの末に地球脱出を計画し、人工知能により選ばれた人々だけが移民船で旅立つが、たどり着いた星は人類が生存できる環境ではなかった。移民の可能性を閉ざされた船内では、両親の命を奪ったゴジラへの復讐に燃える青年ハルオを中心とする「地球帰還派」が主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断。しかし帰還した地球では既に2万年もの歳月が流れており、ゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた……。「名探偵コナン」シリーズの静野孔文と、「亜人」の瀬下寛之が監督をつとめ、「PSYCHO-PASS サイコパス」の虚淵玄がストーリー原案と脚本を担当。「シドニアの騎士」「亜人」などセルルックの3DCGアニメーションを多く手がけるポリゴン・ピクチュアズが制作。

2017年製作/89分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2017年11月17日

スタッフ・キャスト

監督
ストーリー原案
虚淵玄
脚本
虚淵玄
シリーズ構成
虚淵玄
村井さだゆき
脚本協力
山田哲弥
製作
大田圭二
エグゼクティブプロデューサー
古澤佳寛
プロデューサー
吉澤隆
絵コンテ
りょーちも
島津裕行
佐藤雅子
寺岡巌
大串映二
森田宏幸
吉平“Tady”直弘
副監督
森田宏幸
演出
吉平“Tady”直弘
キャラクターデザイン原案
コザキユースケ
プロダクションデザイン
田中直哉
フェルディナンド・パトゥリ
CGキャラクターデザイン
森山佑樹
造形監督
片塰満則
CGディレクター
上本雅之
菅井進
CGスーパーバイザー
多家正樹
コンセプトアート
川田英治
福士亮平
上航
福原茉莉子
榊田哲昌
柳澤康介
メカニックデザイン協力
出雲重機
アニメーションディレクター
島田寛志
美術監督
渋谷幸弘
色彩設計
野地弘納
色指定
野地弘納
編集
肥田文
音響監督
本山哲
音響効果
小山恭正
音楽
服部隆之
音楽プロデューサー
小林建樹
主題歌
XAI
主題歌(作曲・編曲・サウンドプロデュース)
中野雅之
アニメーション制作
ポリゴン・ピクチュアズ
全てのスタッフ・キャストを見る

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映画レビュー

4.0ハードSFとしてのなかなかの完成度

2017年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ゴジラシリーズの1作として鑑賞するより、ハードSFモノとして観た方が楽しめる作品だろう。

『シン・ゴジラ』がファーストゴジラの原点に立ち返ったとすれば、こちらはその後のゴジラシリーズが辿った拡張とギミックの歴史を掘り返して、SFにまで推し進めたといえそう。現実に対するメッセージ性は特別に内包しておらず、ひたすら娯楽に徹した。ゴジラの生態の考察もなかなか凝っていて面白い。

脚本家の虚淵氏の個性も良く出ているし、ポリゴン・ピクチャアズのセルルックCGも一段と進化した。多くのキャラクターが1作目にして死んでいったが、2作目以降もきっと容赦なく死んでいくだろう。

89分の短い時間で人間ドラマは極力少なく、アクションの見せ場でつなぐ構成なので、若干物足りなさを感じなくもないが、1本目は導入部なのだろうから、ドラマパートはこれから煮詰まってくるのかもしれない。

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共感した! 6件)
杉本穂高

3.53本の中では一番ゴジラらしい

2021年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

3本みて、これが一番ゴジラらしいと感じた。人類がゴジラに立ち向かい、でもゴジラは人智を超えている。この構図はゴジラだと言える。でも、ゴジラの解釈にやはり違和感を感じてしまう。
自分の中でゴジラとは、現代社会の我々に警鐘を鳴らす存在であるが、意図的に人類というか地球上の生物を滅ぼすような存在ではないのだ。

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共感した! 0件)
佐ぶ

2.5違和感が拭えない

2020年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

前から興味があったものの先延ばしにしてた作品。3部作なので本作だけを観てもわからないことはあるだろうけど、これはゴジラではない気がする。
突如地底から湧き出てきた怪獣たち。ゴジラもその中のひとつでしかないのなら、本来ゴジラが持つ核へのメッセージ性は全て否定されたことになる。そんなんじゃ、ゴジラじゃない。もしかしたら、ここから先で誕生秘話が出てくるのかもしれないけど、少なくとも、2を観ようという気にはなからなかった。

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ちかし

4.0ダメ元鑑賞が引っ繰り返り、手に汗握るクライマックスでした。

2020年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ゴジラを退治出来ずに宇宙に逃げ出した人間が、放浪の末、改めてゴジラに戦いを挑む物語。
3部作の第1作ですね。

ゴジラというコンテンツにそれ程興味がなく、実写からアニメ化というケースが稀であることも含めて、期待値はかなり低い状態で鑑賞。
それを考えると、かなり楽しめた作品でした。

ゴジラの迫力描写は十二分。それに対して人間が、その尊厳を賭けて闘い挑む様は、緊迫感が溢れて手に汗を握りました。
3部作の1部ということもあり、終わらせ方が不安でしたが、それも杞憂。対ゴジラのカタルシスと、次作への興味を引き付けるストーリー展開は見事でした。

個人的な難点を言えば、CGによるキャラ描写に不満が残ること。邦画アニメとしては素晴らしい出来だったと思いますが、それでも要所で人形のような表情になったり、動きがカクカクしていたり・・・
また「異星人との共存」と言う設定は独創的でしたが、キャラの書き分けを明確にして観易さをアップするなどの工夫は欲しかったです。

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よし
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