アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影

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アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影

解説

世界で最も影響力のある写真家とも言われるアントン・コービンの素顔に迫ったドキュメンタリー。U2、デビッド・ボウイ、ビョークといったミュージシャンから、クリント・イーストウッド、キャメロン・ディアスら映画人まで、幅広い著名人を写真に収めてきたコービンは、フォトグラファーのほか、コールドプレイやニルヴァーナ、ザ・キラーズのミュージックビデオの演出、アルバムジャケットのデザイン、長編映画の監督としても活躍。そんなコービンに4年にわたり密着し、本人や家族、関係者のインタビューを通して、世界中のアーティストから敬愛されるコービンの知られざる素顔や胸の内を明らかにする。

2012年製作/オランダ・ドイツ・イギリス・イタリア・スウェーデン合作
原題:Anton Corbijn Inside Out
配給:シンカ
劇場公開日:2013年4月6日

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映画レビュー

3.5ドキュメンタリーとしては単純な出来

2013年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

だが、それ以上を求めるのも酷でしょう。
平凡だからこそ、押さえるところは押さえています。

彼の写真は、写真集が欲しくなるほど。すばらしく、孤独。
でも被写体はミュージシャンばっかだから、まとめて出すのはむずかしいでしょうね。

彼にとって孤独とは、飯の種。
それが前面に押し出されているので、彼の背中のショットが非常に多いです。
会話を断ち切り歩き出す背中は、彼が撮る写真のような孤独感が滲み出ている。
それでも、寂しさとは自分の世界を作るために必要なもの。

だからこそ、どんなに苦しくても、病気ではないしカウンセラーもいらない、と言います。
だって孤独がなくなったら、これから写真が撮れなくなって困ってしまうもの。

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いずる
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