劇場公開日 2013年7月20日

風立ちぬのレビュー・感想・評価

全391件中、181~200件目を表示

2.0宮崎さんのための映画

2013年10月30日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

戦闘機好きや
仕事人間の方(特に男性)は
面白いんじゃないでしょうか??
(あとジブリ信者の方。。)

私は主人公の薄情な面も映画の内容もあまり好きではありません。主人公の庵野さんの声も違和感しかありません。ここを評価する人の気持ちが理解できない。。
(プロの声優さんから選んでほしいです、、)

どうも堀越次郎さんのお話と恋愛のお話を無理やりつなげた感が否めず、、
結局どちらも描ききれていない
非常に中途半端なお話だと感じました。
時間がなかったのかやっつけ感がすごい出ていました。

また、誰に向けての映画かもわかりません。
脚本が中途半端な上に夢物語でファンタジー色も強い。大人向け、として逃げることもできないと思います。もちろん子供向けでもないですが、、

期待が大きかった分、
映画館で鑑賞中、時間がとても長く感じました。早く映画館を出たいとさえ思いました。
感動もしませんでした。

上映終了後、ポカンとした人の多いこと、、

普段から映画を沢山見ている方には
色々目に付く点があったのではないでしょうか。

確かに監督の引退は悲しいですが、
今回の作品は、ナシです。

好みは人それぞれですが
世間の高評価が謎です。

本当に厳しいことを書いているのは
自分でもわかっているのですが、、
トトロやラピュタ、ナウシカなど
監督にしか描けない素晴らしい作品が
もう出てこないのであれば
後輩育成を頑張ってほしいと心から願うばかりです。
映画を鑑賞した駿さんが泣いていたのはどういった気持ちからでしょうか。。
これが引退作品でよかったのでしょうか。
本当に監督が作りたかった作品に仕上がっていたのでしょうか。。

色々と書いてしまいましたが、

絵や動きはさすがのジブリクオリティ、
ユーミンの主題歌が素晴らしいとゆうことと
宮崎監督今まで素晴らしい作品をありがとう
とゆう意味で星★2

改めて昔のジブリ作品の素晴らしさを感じた作品となりました。

勝手に星5点で評価
ストーリー ★☆☆☆☆
キャスト ★★☆☆☆
また観たい? ☆☆☆☆☆もう見ない
DVDは買う? ☆☆☆☆☆買わない

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cocha

1.0単なる夢オチ

2013年10月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

寝られる

予告編だけの方がいい。夢なんだか、現実なんだか、何の話なんだか、風立ちぬなんだか、零戦なんだか、関東大震災なんだか、戦争なんだか、ドイツなんだか、飛行機なんだか、、、ジブリじゃなければ、ボロクソだと思うけど。

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クマリン

4.0切なくもクリアな作品

2013年10月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

青い空、
白い雲、
飛行機に真剣に向き合い、そして愛する人とも…
とても、とてもせつない作品です。でも、空は青く、雲はどこまでも高く…

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ゴヂラ

5.0矛盾との接点

2013年10月21日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

「風立ちぬ、生きめやも」

この物語は堀越二郎が生きた人生の一掴みを描いたものです。
彼の生きていく上で体験すること、感じるものが第三者の視点から描かれます。
それは現実であったり、夢であったり、メタファーであったりと
多くの状況を用い、巧みな描写によって語られます。
そこからみえてくるものに、なにかを感じずにはいられないと思います。
無理やりに一言に押し縮めるのならば「小説のような映画」といったところでしょうか。
イメージ悪くしないでくださいね(笑)

この映画を観て本当に感動いたしました。感じたことのない気持ちになりました。
アニメーション映画でよくもここまで丁寧に描写できたものです。
それにしても宮崎駿監督作品はどこまでいっても彼のものでしかないですね。
「ジブリ」という言葉で十把一絡げにまとめることはできませんし、やはりどこか新しさを感じます。
彼の映画の人間の描写も本当に上手だと思います。
その人らしさというか、はっきりと1人の人間であることを認識させてくれます。
良いところも悪いところも含めて。
本作でもそれは十分なほどに描かれています。

ただなー。なんで庵野さん使ったんだろうなー(笑)
声が低いよw
でも自然と気にならなくなるのは
ストーリーと画に不思議な魅力があるからなのでしょう。

本当に観て良かった作品でした。
この作品からそれぞれが受け取るパズルのピースは
ゆっくりと「自分」の中に沈殿し、長いときを経て予言のようにささやいてくるでしょう。
そんな気がします。

以下ネタバレです。

この作品で初めて涙がつーっと首まで流れました(笑)
いやー、あんなに静かに泣いたのは初めてでした。

効果音に人の声使っていましたね。
地震の描写すごかったなー。
地割れと人の吐く息ですーっと。
んで、地面を波のようにゆらす。
観てるこっちも動いちゃいけないってな感覚でした。

では中身へ。

菜穂子さんの不憫な描写は心をえぐるようでした。
最期なんて切なすぎますよ。
自分の死が近いのを分かって綺麗な所だけを見せて自分は去る。
思い出しただけで、、、ああ、やるせない、なんてやるせない。
話の時系列は逆になりますが他にも
山で毛布にくるまりミノムシのような姿で並べられている療養シーンや
家で病気で寝込むしかなく二郎の帰りを待つだけであり
しかも化粧して健康的にみせようとまでするなんて。
もうホントに観てられませんよ。うぅ、、、
でもここで、二郎ひどいぞ!と実際そうではありますが責められない部分もあります。
彼の仕事、そして夢のために。
もし辞めていたら菜穂子さんは怒ることでしょう。
彼女の父も、本庄も、会社の人間もしつこく介入してくるに違いありません。
また時代のこともあるでしょう。
そんなことになってしまってはますます居場所がなくなってしまいます。
そしてなにより、仕事をしているときの顔が好きと言ってくれる菜穂子のためにも。
でもいくら頑張って成功したところで菜穂子さんが幸せになるわけじゃない。
矛盾。
ドイツで本庄が言っていたこと。
「貧乏な日本が飛行機を持ちたがる。矛盾。」
「仕事のために所帯を持つ。矛盾。」
ここがこの映画が言いたかったことなのではないかと個人的に思いました。
矛盾。この世は矛盾と不条理に満ち溢れている。
論理的なものごとより、そうでないものの方が多い。
それにいくら論理的に正しかろうが割り切れるものもそう多くはないということ。
自分と矛盾の妥協点。あるのかなー。

僕はラストの場面でもこのことを感じました。

飛行機に乗りたかったけど、近視ではなれない。
でもカプローニさんが教えてくれた。
設計士は夢を形にするのだと。
しかし、今一度見てみれば
空を飛ぶために作った飛行機は戦闘に使われて
たったの一機さえ飛んで戻ってこない。
夢の残骸によって血塗られた丘の上に二郎は立つ。
夢は彼が走る方向とは逆に失落の一途へ向かった。
菜穂子もいない。これがここまでやってきた結果なんだと彼は知る。
でもここに救いがありました。
彼のここまでに対しての報いなのでしょうか。
カプローニさんが菜穂子さんに会わせてくれました。
彼女のたった一言「あなたは生きて。」

矛盾を生きる中でどこかあたたかいところに手を置けるということ。
春の陽だまりのようなあたたかさ。
昔も、今もそれは菜穂子さんでした。
本当にあたたかい愛です。

二郎さんをみて自分もこの先こんな日が来るのかとも思いました。
いつか自分の生きた道をふと振り返ることがある。
突然、自分のやってきたことがなんなのかということに気がつくときがくる。
(それは宿命的に事後にしかわからないものであると思います)
そのときにふと、この映画が思い出されるような気がします。

本当に観て良かった。
また視聴回数を重ねるごとに新たな発見を予感させてくれます。
とってもいい映画でした。

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ホームズ

4.0妄想力

2013年10月20日
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鑑賞方法:映画館

難しい

なんというかモデグラの時の趣味の妄想漫画がこうまでなるかと驚いた。なんというか枯れてるのに生気に溢れてる。
不思議なものを見たよ。
「崖の上のポニョ」より数倍振り切ってる。
宮崎駿の遺言と鈴木Pが言うのも頷ける。そんな1本だった。

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tonbori堂

4.0美しい

2013年10月20日
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泣ける

菜穂子のけな気さに昔の日本女性の奥ゆかしさを感じました。 ほんとに出来た女性です。
今の時代は豊か過ぎます。

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Look

4.5子ども向けではない作品

2013年10月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

深いところが多くあったので、いろいろ考えて観ました。とても悲しくも日本の良さがわかる作品だと思います。
ただ、確実に子ども向けではないので、気をつけてくださいね!

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みひきと

1.0ジブリ最低作(声優)

2013年10月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

ジブリの声優軽視はこれまで我慢できたが、今回の主人公の素人ぶりは感情移入することを拒否するかのようで、耐えがたい。主人公にはしゃべってほしくないと開始早々思った。監督は何を考えて庵野氏を起用したのだろうか。絵や他の声優などは自然に受け入れられたのでつくづく残念である。

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むっちゃん

2.5なんとも言えなかったです

2013年10月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

終わったあとなんとなく
あぁ頑張らなくちゃ
と思いました

良くも悪くもって感じです

何度か見るとより理解でき、違う感想になるのでは?
と思います

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きむちん

3.0駿ジブリ…

2013年10月17日
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幸せ

宮崎駿が泣いた言うたから期待したけど、宮崎駿の名前が無かったら見ないレベル。駿ジブリはやっぱ空想世界の方がいい

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よう

5.0

2013年10月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

全く前情報なしで観に行った。
何度も見ることは出来ないけど、ずっと心に残る作品。

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mT

5.0最高傑作

2013年10月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

批判や、酷評もあるようだが、宮崎作品で間違いなく最高傑作。
宮崎作品は、単純なファンタジーではない。強烈なメッセージを持った作品が多い。これもその一つ。だから子供にたくさん観てほし。例え今は意味がわからなくとも、必ず何かしらの形で、目にしたものが生きるはず。
自分の中にある感受性のコップを大きくするのに、さいかき

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otsuenta

5.0心にくる映画

2013年10月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

心にくる映画でした。今までの作品とは違う作品。
見る人に夢を与えたり、わくわく感を与えるような今までの作品とは違いました。切なさや胸が締め付けられるようなシーンがいくつかありました。けれどもそれでも見て幸せを感じました。

そして、もう一つの目線でみると
宮崎駿は売れる作品を作ったわけではなくて自分がかきたい作品を最後に作ったのでしょうね。節々にそんな宮崎駿の葛藤が感じられます。
だから、結局何がいいたいのか感じ取れない方もいますがそれは深く伝えたいことは一つではないし確実でもないしそれが美しいんです。
大人にならないと分からないですね。

戦争の背景は至ってふわふわ描かれています。確かなのは、主人公とその婚約者の気持ち。結末もふわふわ描かれています。だから、心にくるのです。
ふわふわと描かれているから見る人は想像し感じれるんだと思います。言葉にできない心にくる感動があります
深い作品です。

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えり

3.0若い人には分かりません

2013年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

明治維新からおよそ36年を経た1904年、日本は清を相手にした戦争を始めます。その後、日露戦争を経て1910年には日韓併合を行い、日帝の時代へ突き進んでいきます。満州事変のきっかけとなった柳条湖事件を経て1941年に日中戦争へ、そして第2次世界大戦へと暗闇の歴史を重ねていきます。
折しもゼロ戦は、そんな時代のクライマックスに開発されていきます。無差別破壊兵器が禁止されている国際法の体制下では、その性能が故に、まさに日本の技術優位性を証明するかのように、大戦の中で活躍をしていきます。
体当たりで特攻する様は、技術優位性を否定する行動としか言いようがないものの、小さな機体で飛び込む様は日本人の美学をむしろ肯定する対象として崇められていたのではないでしょうか。
1945年に長崎と広島に国際法で禁じられている無差別破壊兵器の原爆が投下されるまで、日清戦争の開始から実に40年余がたち、戦争はその終結を迎えます。40年以上もの長きに渡り戦争は繰り広げられました。長い日本人の歴史の中では今となってはたった40年ですが、日本の歴史の汚点として、私たちは無視をしてとおりすがるわけにはいかない、長い長い暗闇の時間がそこには流れていました。
そんな時代の中に次郎と菜穂子は生きていました。愛し合っていました。そのことを感じるだけでも、この作品の意義があります。こうした時代が存在したことを忘れてしまった、反省の気持ちが薄れてしまった、あるいは全く認識しえない、そう感じる日本人が増えてしまったのかもしれません。
菜穂子は山に戻り、240ノットを出す戦闘機を開発した次郎の夢には、戻らないゼロ戦が語られます。山に戻ろうとする菜穂子は寡黙でやりようがない時代と愛の象徴です。次郎の夢は、戦争の存在を正当に認識したくない今の日本人の歴史観かもしれません。
最後はファンタジストらしい終わりでした。戦争は描きようがない歴史であることとメッセージする氏の気持ちが伝わる映画です。
戦後、驚異的な復興を遂げた日本。40余年に及ぶ失った歴史を忘れてはいけません。今の私たちがここにいることは先人たちの努力の積み重ねがあってこそなのです。拭い去ろうとしても拭いきれない負の時代を正面からとらえる努力が今、必要とされているのです。そのことを痛いほど感じました。

ただし、ユーミンの飛行機雲は、どうでもよかったです。次郎の声優も下手です。遊びすぎです。映画の質としては低い気がしました。

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赤マント

5.0"好き"をひとつに

2013年10月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

とてつもない虚無感に映画の後かられて…どこも寄らずに帰宅した。

宮崎監督が何を表現したかったかをじっくり向き合って考えたかったから…。

宣伝期間もすぎ、結局のところ客寄せに至ってしまったタバコ騒動とか引退なんやかや。

そういうのが嫌で、
今時期にようやく観に行きました。

私は、多分ジブリの中では一番衝撃を受けた作品かもしれない。

似た飛行機映画の『紅の豚』では、ここまで入り込んだ衝撃は受けずとも…当時は小学生ながら4回も観に行くくらい好きな作品でしたが(笑)

何より紅の豚ではあまりはっきり描かれなかった恋愛描写。

私は宮崎監督にいつも『恋愛描写が足りないな』とつくづく諦めていたんです。

だからこそ、今作の至る所で愛し合う素敵な描写をまっすぐに描いてくれたことが何より嬉しかった!

今までのジブリでは、男女どちらかの想いばかりを描写しがちで、あまり両者の想いが伝わりにくいスタンツだったのが、
今作では出会いから、再会〜結婚から看病…別れ、すべてに2人の視点からの相手を思いひた走る描写がすごくよかった…

だからこそ 駆け落ちみたいに2人で最後暮らすシーンは印象的で…

キスや抱き合うシーンなんて
まず今までの宮崎作品では見られなかっただけに…かなり衝撃と、若干同様しちゃいましたが…

でもだからこそ
戦火であっても潔く、夢と仕事に打ち込む事が出来るのと

私達、観る側も単なる飛行機大好きなヲタク映画ではないんだと安心して見れるわけで(笑)

でもさすが宮崎さん。
やっぱり機械は精密過大に描写してますね(笑)
軽井沢の自然豊かな風景も素敵でした。

…そんないろんな『好きなもの』に濃縮された作品だなぁって。

とにかく私は
この作品を映画化に踏み切らせてくれた鈴木さん、
そして幻想的で奇々怪々な描写だけではない現実的な『美』を表現してくれた宮崎さんに
心から感謝したいと思います。

そして宮崎さん、
お疲れ様です。

あとはゆっくり余生を満喫してほしいものです。。

ジブリに幸あらんことを…

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ЯК

2.0オトナの為のアニメ

2013年10月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

堀越氏の生き様に職人宮崎駿としての人生観を重ねて感ずるものを訴えたかったのかもしれない。但し、駿アニメとしてのスケール感を、どうしても期待してしまい。コンセプトが違うのだからと、それは分かるのですが、やはり、がっかりしてしまった。私の周りでもすごく良かったとすごくがっかりと、かなり極端に評価が分かれます。

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ひろさん

1.0駄作

2013年9月24日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

宮崎駿の限界を感じた作品。
一体何を言いたいのか。全く分からない。
史実について書いているのかもしれないが、大震災の描写はナウシカのようなトーンで書かれ、飛行機はラピュタのようなタッチ。
トトロやナウシカ、ラピュタのイメージがぬぐえない中で全体のトーンに違和感を感じた。

関東大震災の描写が必要だったのか?史実はあんなに悠長な状況では無かったハズだがきちんとした時代背景を描写しきれていない。
戦時の描画も同じ。結核やサナトリウム、工場の実態など全く史実に基づいていない。
ネットで調べたり出てきた画像を元にイメージを膨らませて書いたのではなかろうか。

宮崎駿はファンタジーな世界観を描くのには適しているが、こういった史実に基づくような世界を描くのには全く向いていない。

引退ではなく、限界だったのだと思った。

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じょじょ

2.5うーん。

2013年9月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

寝られる

大学生の私としては、
前半部分がつまらなかったかなあ、、

後半は、恋愛関係の話で感動しました。

私は千と千尋の神隠しや、ハウル等の割とファンタジー?な宮崎駿作品が好きなので、ちょっと合わなかったのかも。(´・_・`)

この映画、賛否両論あるかと思いますが、私はすこし残念でした(>_<)

ですが、DVDがでたら、また改めて見てみようと思います。

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karen

5.0ラストシーンの解釈は?!

2013年9月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

映画館で二回鑑賞。
観れば観る程味が出るするめのような作品。

するめといったら語弊が出るかもしれないが、毎度違う発見があるのと、主人公がいったい何を考えてそのような行動をしたのか、宮崎駿は何が言いたかったのか、一緒に見る人によって感想が変わるため、観賞後の談義が非常に盛り上がる映画。

友人から聞いた、ラストの解釈が面白く納得してまったので紹介。

ラストシーンは、生きる希望を無くし、おそらく自殺を試みた瞬間の二郎の心境を表現しているのはないか。飛行機の墓場は自分自身の墓でもあり、創造的な10年間を飛行機に捧げた二郎にはもはや生きる意味が無かった。菜穂子の台詞は「生きて」ではなく当初の脚本では「来て」だったとのこと。たしかに、あのシーンはまるで天国の菜穂子が「お疲れ様」と二郎を安息の場所へ迎えているようにも見える。

友人の解釈を聞いてハッとした。

カプローニのワインは”打ち上げ”を意味しているのではないかと。

イベントも祭も仕事も製作も、最期は打ち上げで乾杯して幕を閉じる。最期のシーンは宮崎駿自身の創造的な人生の終焉を、二郎の死に重ねて表現したかったのでは?試写会で宮崎駿が涙した理由は、作品の内容そのものに対してではなく、アニメーション監督として創造的な人生を振り返ったからなのかもしれない。

解釈の幅が広くなるラストなので、ワインも人間の血を暗喩しているように思えてしまう。人間は血が無くては生きられない、それを決意せよ、という生に対する意思確認も込められていそう。

もう1回ぐらい劇場で観なきゃ!

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ひがしのり

2.0ジブリにしか作れない

2013年9月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

ジブリらしい、ジブリにしか作れない作品。
ジブリしか作ろうとしないだろうけども。

「変人の天才が周囲の評価と支援を得て夢想した偉業に突き進み、それに寄り添う賢く薄幸な女性と短くも濃い深い理解の日々を過ごす」という、宮崎駿が好きなものを詰め込んで形にしましたという代物。

技術者堀越二郎を詰めたわけでもない。
零戦の設計者であると宣伝されているにもかかわらず、零戦の扱いの軽さ。
夢を描いてその実現に向かい突っ走っていく過程が大事で、その成果物に大した興味を示さないあたりが、非常に宮崎駿らしい。
ただし、突っ走る資格があるのは才能のあるものだけ、という思想が見え隠れするのも宮崎駿らしい。

二郎菜穂子のラブロマンスを追ったわけでもない。
技術者を描いてるシーンではきみ不必要だから、とばかりにしばらくいなかったことになるという扱いがまたわかりやすい。
見た目、性格、影のある背景設定と、ヒロインはまたクラリスかよというのもわかりやすい。
感動話を作る演出はうまくて、展開も内容も読めてたのに一瞬涙が出かかったのはさすがの表現力。

ニコイチには無理があったのでは。
どっちかにしろ。

ジブリの制作力で形にはしたものの、これで子供たちに何を見せたいのか。
才能ない奴は天才のサポートに徹して支援と評価だけしてりゃいいんだよ、ロマンスも運命も彼らだけのものだ、っていうことだろうか。
いやまあ、宮崎駿の思想の根底にあるのはそれなんだろうけども。

圧倒的な画像表現力を考慮に入れた上で評価2。実質1~1.5。

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くりぽん